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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 167ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨
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【第二章】
『誓い愛 ~君と~』
レンティル
「あの、局長...?それはどういうことで?」
たくっちスノー
「金の語り部と決めていたんだ、フネイ・ソラミをマガイモノキラーに出来ないかと 」
たくっちスノー
「ああごめんごめん、今はカイドウ・ソラミか」
レンティル
「マガイモノキラーにですか!?」
ソラミ
「...?」
たくっちスノー
「ああ、マガイモノキラーというのはですね...」
金の語り部
「たくっちスノーがソラミに説明をしようとした時だった、三人の後ろから物音と人影が」
レンティル
「おや、誰か来たみたいですが」
たくっちスノー
「あっ、やばい!!ひとまず隠れるから!」
金の語り部
「そう言ってたくっちスノー達は天井裏へと入り、扉が開く...」
ソラミ
「...!」
金の語り部
「たくっちスノーが確認すると、扉から入ってきたのは...」
リクヤ
「......」
ソラミ
「リクヤ...様...!?」
たくっちスノー
「リクヤ!!?」
レンティル
「...あれが、カイドウ・リクヤ氏?」
たくっちスノー
「ああ、間違いなくあいつだ...でも...」
金の語り部
「たくっちスノーはリクヤの方を眺めるが...どこか違和感を感じた」
たくっちスノー
「...?」
ソラミ
「はぁはぁはぁ...リクヤ様、リクヤ様、もう辛抱なりません...お風呂で私と食事しましょう!!」
たくっちスノー
「効率いいなおい!」
リクヤ
「...また後にしてくれないか」
ソラミ
「そんな!そのことばをもう32回は聞きましたわ!」
レンティル
「結構聞いてた!」
リクヤ
「...今は一人になりたいんだ、ほっといてくれ」
金の語り部
「と、リクヤが時空の渦を開けようとしたその時だった...渦に手を触れたリクヤは静電気のような感触の後、渦から弾かれる」
リクヤ
「...?」
「逃げようったってそうはいかんぞ!!」
金の語り部
「と、天井裏から鞄を広げたレンティルとたくっちスノーが降りてくる」
たくっちスノー
「この鞄凄いだろう?こいつには28種類ものの変形機構があるんだ」
レンティル
「組み合わせによって映写機にもなり、救急セットにもなり、時にはパソコンにもなります
たくっちスノー
「その変形の中には...こうやって時空間を閉鎖する装置もあるわけだ」