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作者： ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E （総ページ数： 167ページ）
関連タグ： メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨
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＊154＊
リクヤ
「.....」
たくっちスノー
「だからといって外も無理だよ」
金の語り部
「たくっちスノーは既に窓や扉に黒い触手を伸ばしており、部屋を塞いでいた」
たくっちスノー
「さて、色々と聞きたいことがあるんだ...覚悟しろよカイドウ・リクヤ！」
たくっちスノー
「まぁ、こうは言うが見つかってよかったよ...」
レンティル
「諦めかけてましたからね...さて、話すつもりは無くてもある程度の行為なら...」
ソラミ
「...！？」ｶﾞﾀｯ
たくっちスノー
「待て乗り出すな、今のは危ない行為をするという意味ではなくてだな」
金の語り部
「と、話していると...リクヤの様子が変わっていく」
レンティル
「...ん？」
たくっちスノー
「どうした？」
レンティル
「リクヤ氏の体内反応が無くなっていきます」
たくっちスノー
「何それ！？どういうこと！？」
レンティル
「わ、わかりません！心臓の動きはそのままなので死にそうというわけではなさそうですが...」
ソラミ
「!!!!!!!!!!!!??????」
たくっちスノー
「早く説明してやれ！ソラミが音割れポッターみたいになってる！！」
金の語り部
「その時であった...ソラミでも気付くリクヤの異変、リクヤの後ろに写る彼の影...全くの別物となっているではないか」
金の語り部
「それも人ではない...異形、形になっていないものであった」
ソラミ
「か、影が...」
レンティル
「影...？なんだこれは！？」
たくっちスノー
「...この形は！！」
金の語り部
「やがて『影』は浮かび上がり...形を変え色が変わっていき...人となった」
たくっちスノー
「...やはり、お前が絡んでいたんだな」
名無しの怪物
「......」
たくっちスノー
「父さん」
ソラミ
「えっ...えっ？」
名無しの怪物
「やぁ、数か月ぶりだから久しぶりになるよね？」
たくっちスノー
「.....道理で数ヵ月探しても見つからなかったはずだ」
たくっちスノー
「行方不明者の影になっていれば、一緒に見つからないもんな」
名無しの怪物
「.....何しに来たの？」
たくっちスノー
「決まってるだろう...あんたを止めに来た！」
名無しの怪物
「代理局長として？メイドウィンとして？それとも...息子気取りとして？」
たくっちスノー
「全部だ！」