完結小説図書館
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 167ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~ 160~
*22*
金の語り部
「たくっちスノー達は誰にも悟られる事無く王室へと向った」
たくっちスノー
「ここか!」
リクヤ
「いくら存在が消えてるとはいえ、扉が開いたら怪しまれるのでは?」
たくっちスノー
「お...自分は扉を開けなくても良いが、君はそうはいかないもんな...」
リクヤ
「どうします?」
たくっちスノー
「大丈夫、監理局に不可能はない」
金の語り部
「そう言ってたくっちスノーはポケットから新たな道具を取り出す」
フリーダ
「今度はどんな裏モノよ」
たくっちスノー
「一時的に液体みたいになれる薬入り注射器!」
フリーダ
「なんでそんなのもってんのあいつ!?」
リクヤ
「え、俺もやるんです?」
たくっちスノー
「当たり前だよな、いいから手首だして手首」
リクヤ
「あの、この薬副作用とかありませんよね」
たくっちスノー
「大丈夫、数分で元に戻るから」プスッ
金の語り部
「と、たくっちスノーは許可もなく注射器を刺す」
リクヤ
「あっ」
金の語り部
「すると体がドロドロになる」
たくっちスノー
「よし!」
リクヤ
「この状態でどうやって動けば...」
たくっちスノー
「ほふく前進みたいなノリで大丈夫」
リクヤ
「えー...」
金の語り部
「そして、二人は王室の中へと侵入する...」
...
たくっちスノー
「よし、難なく成功!」
リクヤ
「上手くいきすぎてるような」
たくっちスノー
「さて、王様いるかな...やっぱ玉座かな」
リクヤ
「アレじゃない?」
たくっちスノー
「おお、アレか!」
金の語り部
「と、玉座に座る王の姿を確認する」
金の語り部
「いわゆるソラミの父だ」
たくっちスノー
「一人で何をしているんだ?」
金の語り部
「と、その時...時空の渦が形成され、王の目の前に謎の人物が降り立つ」
たくっちスノー
「あれは...この力...この波長...この世界のメイドウィンか!?」
たくっちスノー
「なんでメイドウィンが普通に住民と話しているんだ...何か世界の危機があったわけでもないのに...」
たくっちスノー
「...どうしよう、聞いてみようかな」
リクヤ
「俺らが侵入者って忘れてない?」
たくっちスノー
「そ、そうか...なら聞いてるしかないか」
リクヤ
「10万」
たくっちスノー
「わかってるっての」