完結小説図書館
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 167ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~ 160~
*23*
たくっちスノー
「えーとなになに?」
金の語り部
「リクヤとたくっちスノーは二人の内容に耳を済ませる」
たくっちスノー
「...?」
リクヤ
「.....」
...
王
「...と、いうことで」
メイドウィン?
「ああ」
メイドウィン?
「契約は結ばれた」
王
「本当によろしいのですな?」
メイドウィン?
「ああ、この城の女と神が結ばれる...異論はないだろう」
王
「ああ、だがしかし...」
メイドウィン?
「何か問題でも?」
王
「その姫...ソラミは、既に他の男を好んでいる」
メイドウィン?
「何?一体どこの王族や貴族だ?」
王
「いや、上級階級ではなく...なんでも、平民の男に恋してるとか」
メイドウィン?
「平民!?冗談だろう!?ただ生きるために金を稼ぐだけのあいつらに惚れたのか!?」
メイドウィン?
「裕福にもなれない、落ちぶれることもない!!」
メイドウィン?
「本当に平凡で、本当に意味もなく死んでいくあいつらの、どこがいい!?」
メイドウィン?
「...となると、ソラミ姫に関しては残念だが、果たされぬ恋になるな」
メイドウィン?
「1、人民の運命は俺が決められる」
メイドウィン
「2、平民は金を稼ぐばかりで恋愛の事など頭にない」
メイドウィン
「3、俺は彼女と結婚する」
メイドウィン
「恋愛とは、上級階級にのみ許される特権であるということを知らしめるのだ!」
王
「しかし、平民も恋をして子を生んでいますが...」
メイドウィン?
「お前、奴隷をいたぶって関係ない奴との子を生ませるだろう?それは愛ではなく作業である...奴らの関係も同じさ」
王
「と、申されますと?」
メイドウィン?
「目先の関係だけでつるんで、作業のように子供作ってそれっきりさ!」
たくっちスノー
(なんだよ、メイドウィンなんだからそういうことを直せばいいだろうがよ...)
メイドウィン?
「そういうわけだ王よ、ソラミ姫には初恋は諦めろとしっかり言っておけ」
メイドウィン?
「奴は金の事しか考えていないというフレーズはありがちだな...」
王
「はっ、至急兵にその男を探させます」
メイドウィン?
「...ああ、最後に1つ」
メイドウィン?
「イスナ・アトロゥスだったか?ソラミ姫の付き人の奴隷の」
王
「彼女が、どうかしましたか?」
メイドウィン?
「...いや、なんでもない」
金の語り部
「そう言ってメイドウィンは渦に乗って消えていく」
たくっちスノー
「この世界の住民と結婚!?確かそれって...時空法違反に反するはずじゃ...」
フリーダ
「え、そうなの?」
金の語り部
「なんでも【名無しの怪物】が引き起こした騒動が原因でメイドウィンは自身が作った生物と恋愛的な関係になってはならないという法律が出来たそうだ」
たくっちスノー
「これは監理局として黙ってはいられない!リクヤ!」
リクヤ
「Zzz...」
たくっちスノー
「うっ...ソラミ姫はともかく、こいつが姫に関して無関心すぎる!!」
たくっちスノー
「なんとかしなくては...」
金の語り部
「たくっちスノーは決意する、必ず子の二人を結ばせると」
金の語り部
「メイドウィン?の悪事を止めるために...」
第二章 END