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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 167ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨
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*26*
金の語り部
「二人の恋は一目惚れによるものだった」
ロストメイドウィン
「一目惚れってことはつまり顔だよな」
野獣先輩
「顔で惚れることの何が悪いんですかね」
ブルーマ
「そうだよ(便乗)」
金の語り部
「ただ...さっきも言ったが階級の都合で話すことは許されないという」
ロストメイドウィン
「そのわりにはベラベラ喋ってたような」
ブルーマ
「あそこには姫と建築士しかいなかったしセーフ」
金の語り部
「その上出会いはアイコンタクトのみだ...ソラミはともかく、リクヤが忘れてたのも無理はない」
ロストメイドウィン
「ていうか、よく覚えていられたよなソラミ、俺だったら忘れるわ」
野獣先輩
「なんでもかんでも忘れる奴が何を...」
フリーダ
「...あっ、そういえば今気付いたんだけど」
フリーダ
「あの二人って、まだ互いに名前も知らないわよね?」
金の語り部
「ああ、そうだな」
ブルーマ
「流石に王族の娘なら平民は知ってるんじゃないのか?」
野獣先輩
「なわけねぇでしょ、例えばさ、リアルワールドの総理大臣、知ってるよな?」
ロストメイドウィン
「それはリアルワールドの日本人なら誰でも知ってるだろうな」
野獣先輩
「じゃあ、その総理大臣の家族関係は?」
ロストメイドウィン
「...そういえば知らないな」
野獣先輩
「アレみたいなものっすよ、特に平民は王族に会えないなら王ですら名前を知ってるレベルじゃないっすか?」
石動
「人間は好きなこと以外にはとことん無関心だからなぁ、リクヤだってそうだし」
フリーダ
「なら、たくっちスノーにはなんとしてでもソラミ姫に関心をもってもらわないとね」
ロストメイドウィン
「あ、面白いこと思い付いた」
野獣先輩
「良いことを思い付け定期」
ロストメイドウィン
「リクヤがソラミに飼われればソラミはリクヤと過ごせるし金は入るしWin-Winじゃないのか?」
フリーダ
「あんた、一回原作者にぶん殴られにいきなさいよ...」
野獣先輩
「なんでメイドウィンってこんなのしかいねーんだよ」
石動
「そりゃお前、なんでも自分の思い通りにしたい、なんでも上手くいく世界を作りたいって奴がメイドウィンに就職するんだからな?」
野獣先輩
「...俺もメイドウィンになればよかった」
金の語り部
「休憩は終わりだ、第三章を始める準備を」
フリーダ
「はいはい」
END