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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 167ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨
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【第3章】
『邪神~god of gold~』
フリーダ
「えーとんじゃ...あ、やっば、メイドウィンが呼んでるよ」
金の語り部
「何?外せない用事なのか?」
フリーダ
「そうそう、なんかそうみたい」
金の語り部
「弱ったな...これでは第3章の物語が...」
フリーダ
「なんであんたもついていくこと前提なの?」
金の語り部
「存在を悟られてはいないとはいえ、今の私はお前と同じ金の語り部だからな」
フリーダ
「で、どうするの?」
金の語り部
「お前の脳に私の端末を忍び込ませる」
フリーダ
「!?」
フリーダ
「ちょ、ちょっと!!脳内改造とか勘弁してよ!」
金の語り部
「そんな面倒なことはしない、お前の邪心から私の分身を作るだけだ」
フリーダ
「私に何か副作用は?」
金の語り部
「今回は乗っ取るわけではないからそんなものはつけない」
フリーダ
「今回!?前に乗っ取った経験が!?」
金の語り部
「ああ、この体を手に入れたのも...」
フリーダ
「.....あいつの事だから、すぐにバレるわよ」
金の語り部
「そうか」
...
金の語り部
「ニツ・フリーダはメイドウィンの居るところへと現れる」
メイドウィン?
「なんだこいつは」
金の語り部
「おっと、流石メイドウィン、第四の壁すら突破してきたか」
フリーダ
「あー、まぁ、悪い人ではないから、安心してよ」
金の語り部
「原作的には悪い人、なのだがな...」
メイドウィン?
「...まあいいか、で、お前を呼んだのは他でもない」
フリーダ
「どーせ雑用とか簡単な操作とかでしょ?」
金の語り部
「私もちょくちょく頼むからな」
メイドウィン?
「.....」
フリーダ
「で、頼みたい事って何?」
メイドウィン?
「頼みたいことが10個もある」
金の語り部
「贅沢だなお前、私だって最初は地球征服しか考えてなかったのに」
フリーダ
「あんた正体隠す気あんの?」
メイドウィン?
「で、まずは税率を上げてくれないかぁ?」
フリーダ
「ほー、まぁはい、今の税率って何パーだったけー?」
メイドウィン?
「10倍にしとけば良いだろ」
金の語り部
「体もってくれよ...消費税10倍だ!!」
フリーダ
「ボケてかよ」
フリーダ
「ていうかそれで裕福民が四割脱落しそうですが?」
フリーダ
「計画を進めるのも大事だけど、世界が滅亡したら元も子もないからね」
メイドウィン?
「...じゃあ、二倍で」
フリーダ
「はい」