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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 167ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨
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*28*
フリーダ
「はいはい、で次は?」
金の語り部
「ソラミ姫と結婚し絶対王政を」
フリーダ
「あー、無理だよそれ、法律破ってるもん」
フリーダ
「犯罪者にはなりたくないんでそれは一人でやって」
メイドウィン?
「やはりそう言うか...」
金の語り部
「断られると分かっていて、何故聞く?」
メイドウィン?
「スパロボの3%とかを信じたくなる派でな」
金の語り部
「あいつみたいなことを...まあいい、ちょっと聞きたいのだがいいか?」
金の語り部
「何故あの女だ?」
メイドウィン?
「何?」
金の語り部
「王族の女など探せば世界にどこにでもいる」
金の語り部
「メイドウィンのお前ならすべてを囲う事だって出来る」
金の語り部
「何故わざわざあの女を?」
メイドウィン?
「まだ、知らなくて良いこともある」
金の語り部
「.....そう、か」
フリーダ
「望みの返答が得られなくて不安?」
金の語り部
「何の情報も得られずナレーターをやっているからな」
メイドウィン?
「ナレーター?」
フリーダ
「あ、いやいや、こっちの話...はぁ、まさかあんなコミュ障とね...」
メイドウィン?
「いや、ああいう風に作った」
金の語り部
「そうなのか」
メイドウィン?
「立場とか人間関係とか趣味とか念入りに一つ一つ考えた」
フリーダ
「こいつ育成ゲームでメチャクチャ凝るタイプだからさ」
金の語り部
「ずっと思ってたがいいのかタメ口で」
フリーダ
「いいの、あくまで雇われてるだけだし」
金の語り部
「そうか」
メイドウィン?
「こいつはどうやって来た?」
金の語り部
「いや、私は一度死んでいたが、どういうわけか生き返った」
フリーダ
「は?生き返った?」
金の語り部
「どこかの誰かが、怨念で生き返らせたのだろうな」
メイドウィン?
「ふーん...誰かがねぇ」
フリーダ
「で、次よ次...三番目」
メイドウィン?
「名無しの怪物って知っているか?」
フリーダ
「...知らないはずがないでしょう」
金の語り部
「何?なんだそれは、私はその時死んでいたのでな」
フリーダ
「名無しの怪物っていうのはね...たった一人の女のために全世界を荒らして、全世界を支配して、色んな生物に迷惑をかけた、とんでもない時空犯罪者よ」
メイドウィン?
「で、あいつもう死んでるんだってなぁ...で、生き返らせること、出来るだろ?」
フリーダ
「嫌です...あいつだけは」
金の語り部
「何か、わけありか?」
フリーダ
「私は...あいつの子なのよ」
メイドウィン?
「えっ」