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作者： ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E （総ページ数： 167ページ）
関連タグ： メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨
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＊36＊
フリーダ
「はぁ！？無理に決まってるでしょ！？」
メイドウィン？
「出来ないわけがない！やるのだ！やってみせろ、やれ！！」
金の語り部
「....」
フリーダ
「無理に決まってるでしょ！？別世界の人間を召喚するなんて！！」
フリーダ
「大体、戦場海斗ら一行はとっくに死亡したってこの書類にも書いてあるし！！」
金の語り部
「死んだ人間を呼び寄せるわけか、だが...」
フリーダ
「その手はとっくに使われてるわよ！！一度耐性を持ったあいつに勝ち目は...」
メイドウィン？
「何！？どこの誰が...」
フリーダ
「多分どこかの外道な奴でしょうね」
メイドウィン？
「...以上！10個だ！！順番は問わない、必ず全部やるんだぞ！！」
金の語り部
「本当にやる気か？」
フリーダ
「やれって言われた以上、やるしかないからなぁ...はぁ、なんで私がこんなこと...」
金の語り部
「金の語り部をやる暇も無さそうだな」
フリーダ
「全くよ...はぁ、税率上げることさえ大変だってのに...」
金の語り部
「ナレーションに関しては私が合わせておくから精々頑張るんだな」
フリーダ
「はー...10個、10個かぁ...」
...
メイドウィン？
「で、そろそろいいだろう？」
メイドウィン？
「お前に関してだ、そこのローブ」
金の語り部
「何の事だ？」
メイドウィン？
「お前は何なんだ？」
メイドウィン？
「何故俺の世界に侵入している？」
金の語り部
「.....」
メイドウィン？
「どうやって入り込んできた、どうやって俺の世界に介入してきた」
メイドウィン？
「目的はなんだ、邪魔か、協力か、それとも別の理由が」
金の語り部
「本当に質問の多い男だ...」
メイドウィン？
「答えろ、俺の方が立場は上だ」
金の語り部
「そう思っているのはお前のみだ」
メイドウィン？
「俺をあまり怒らせない方がいいぞ」
金の語り部
「ならばお前の質問に１つだけ答えてやろう」
金の語り部はローブを脱ぎ捨てると、そこには...
メイドウィン？
「...お前、人間じゃないな」
「そうだ、私は作られたモノ」
「邪心そのものであり、この世に確かに生きていた生命体」
ビッグゴールド
「私の名は...ビッグゴールド」
メイドウィン？
「ビッグゴールド...？」
ビッグゴールド
「私も忙しいのでな、お前にこれ以上付き合ってはいられない」
メイドウィン？
「待て、貴様は一体...」
ビッグゴールド
「さらばだ」
メイドウィン？
「ビッグゴールド？なんなんだ、あいつは...」
第３章 END