完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

【コラボ】アラビアンナイト外伝「ピースフル」(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 167ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~ 160~

*37*

【SS】

ビッグゴールド
「なるほど...アレがメイドウィンとやらか、たくっちスノーほど話が通じる相手でもないと」

石動
「で、あの約束果たすのか?」

ビッグゴールド
「既に1つ果たされている、名無しの怪物の件だ」

石動
「ま、メイドウィン小説の悪役の中で唯一生存してんのは俺だからね」

ロストメイドウィン
「俺も死んだり生きたりしてるぞ」

野獣先輩
「おい、お前危機感なくていいのか?」

ロストメイドウィン
「何が?」

野獣先輩
「何がって、あいつ実質全てのメイドウィンを消すつもりっすよ?」

ロストメイドウィン
「ああそれか、俺は『ロストメイドウィン』であってメイドウィンではないからな」

ロストメイドウィン
「厳密には、俺はもうメイドウィンじゃないし」

野獣先輩
「ズルいなお前」

石動
「そういえば前に調べたけど、メイドウィンが死ぬと管理している世界は死後10年以内に滅ぶんだったな」

ロストメイドウィン
「そうだな、何か理由を付けて滅ぼすらしい」

ビッグゴールド
「理由...か、管理する者がいなくなったら誰がそんなものを決めるというのか...」

フリーダ
「さあねぇ...ね、あんたって何なの?」

ビッグゴールド
「私か、私は機械生命体だ」

ビッグゴールド
「遠いようで近いような年月に私は人間に作られ、宇宙へと飛び立った」

ビッグゴールド
「そしてクトゥルフと呼ばれる生命体の長『サー・バイオレット』を乗っ取りこの姿を得て、地球征服を狙っていた」

フリーダ
「地球征服!?」

ビッグゴールド
「しかし、サー・バイオレットは私と対になる存在も産み出していた、その名は【イクサー1】」

ビッグゴールド
「戦いの果てに私はイクサー1に敗北し取り込まれたが、奴の精神内で存在を確立していた」

ビッグゴールド
「そしてイクサー1の視点からたくっちスノーやメイドウィン等という情報を得ていたのだ」

フリーダ
「そういうことだったの...イクサー1って名前にも覚えがあるから...」

石動
「時空ヒーローやってるもんな」

ビッグゴールド
「だが何故再び蘇ったのかは私自身よく分かっていない」

野獣先輩
(多分俺だな...なんでもいいから厄介になるやつって言ったから)

フリーダ
「じゃあ、あんたまさかあの世界を侵略するために!?」

ビッグゴールド
「いや、今は侵略するという気にはなれない」

ロストメイドウィン
「おい、また客だぞ」

ビッグゴールド
「席は空いているか、適当に座らせておけ」

リーン
「はろー!なんか面白そうだな」

ビッグゴールド
「お前は...渚が追っているという量産型メイドウィン」

リーン
「2018号だよ!」

「失礼する...あっ!!」

ビッグゴールド
「今度は誰が...何!?」




ビッグゴールド
「イクサー2...!?」

イクサー2
「お母様...!?」

フリーダ
「えっ?」


36 < 37 > 38