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作者： ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E （総ページ数： 167ページ）
関連タグ： メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨
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＊54＊
金の語り部
「そしてたくっちスノーはというと」
たくっちスノー
「式場ってどこだ...？」
金の語り部
「こちらも迷子になっていた」
たくっちスノー
「参ったな...もう時間がない、早く式場に行かないと...」
「たくっちスノー様」
たくっちスノー
「ん...あっ！！」
金の語り部
「そんなたくっちスノーの元に現れたのは、昨日のマガイモノ」
金の語り部
「そういえば置き去りにしていたな」
たくっちスノー
「ご、ごめんなさい！！」
「ああ、構いませんよ？しっかりとカジノの権利と貴族の立場、もぎ取ってきましたので」
たくっちスノー
「勝ったのか...」
「ははは、私はギャンブルならほぼ負け知らずなんですよ」
たくっちスノー
「それよりさ、式場の場所って聞き出されてないか？」
「それでしたら大事なお客様として手紙が出されてましたよ、貴族様様ですね」
たくっちスノー
「助かった、よし行こう！！」
「はい」
金の語り部
「と、こちらも式場へと向かっていく...」
...
金の語り部
「そして、式の中...フネイ・ソラミは準備をしていた」
金の語り部
「準備と言っても、式のではなく...殺害計画のだが」
ソラミ
「...」
イスナ
「似合っています」
ソラミ
「今は...嬉しくない...」
イスナ
「も、申し訳有りません...」
ソラミ
「..やるよ」
イスナ
「はい、準備は済ませました」
ソラミ
「バレてない？」
イスナ
「はい、今のところは」
ソラミ
「...ふふ」
イスナ
「本当にやるつもりなんですね」
ソラミ
「うん、徹底的にやる...」
ソラミ
「あと一時間、しっかりと対策を練らないと...」
イスナ
「姫...」
ソラミ
「よし......！！」
金の語り部
「...まぁ、止められるだろうな、奴の事だし」
金の語り部
「問題は一度阻止されても引き下がるフネイ・ソラミではないということ、ここはひとまず...」ﾊﾞｻｯ
イスナ
「では、少し飲み物を取ってきますね 」
ソラミ
「分かった...」
...
イスナ
「...」
ビッグゴールド
「ハッ！！」
ビッグゴールドはイスナに何かを植え付ける
イスナ
「...？」
イスナ
「今、何か気配が...」
ビッグゴールド
「...と、これでよし」
金の語り部
「改めて語り部に戻ろう」ﾊﾞｻｯ