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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 167ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨
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*57*
たくっちスノー
「姉さん...しっかりしろよ」
フリーダ
「...」
たくっちスノー
「くっ、このままでは式が始まる...!!」
金の語り部
「と、その時である」
ミラー
「あ、見つけた...あの女だ!」
リクヤ
「あれ、たくっちスノーさん!」
たくっちスノー
「リクヤ!?それにその二人は...」
リクヤ
「前に話した俺の知り合いです」
たくっちスノー
「じゃあ、その二人がミラーとハマー...」
たくっちスノー
(ハマーは会ったことないから知らないけど、ミラーは本当に加賀美さんの面影があるな)
たくっちスノー
「で、何しに来たの!?」
リクヤ
「いや、式に入ろうとしたらあの女の人に上空から叩きつけられて」
たくっちスノー
「ちきゅうなげか何か?」
ミラー
「で、こっちも商売邪魔されたから慰謝料とってやろうと思って!」
たくっちスノー
「慰謝料って...」
ハマー
「あの見た目なら金ありそうだし、ぶんどってやるんだよ!10万くらい!」
リクヤ
「じゃあ俺2万でいいよ」
たくっちスノー
「待てや、払うこと前提にすんな」
フリーダ
「...!!」
金の語り部
「フリーダはリクヤを見ると再び掴みかかろうとするが...」
たくっちスノー
「やめてくれ姉さん!」
金の語り部
「たくっちスノーがどうにか防ぐ」
ハマー
「え、姉弟?なら弟さんが慰謝料払ってよ」
ミラー
「そうだそうだ、連帯責任」
たくっちスノー
「10万でも100万でもいくらでも払うからなんとかしてよっ!!」
金の語り部
「しかし今作は金の消費が激しいな」
フリーダ
「...」
ミラー
「このやろー!」
ハマー
「そいやー!」
金の語り部
「ミラーとハマーは空き瓶や錆び付いた食器類を投げつける」
たくっちスノー
「ゴミばっかじゃねーか!こんなの売ろうとしてたんかい!」
リクヤ
「もっとマシな奴もあるけどな...」
たくっちスノー
「...いかん、このままでは式が始まる!後何分!?」
リクヤ
「後10分」
たくっちスノー
「やべええええええ!!!」
フリーダ
「...」
たくっちスノー
「...くそっ、こうなったらリクヤだけでも!!」
フリーダ
「...!!」
たくっちスノー
「とは、いかないよなぁ...姉さんの狙いはリクヤだもんなぁ...」
リクヤ
「えっ、なんで!?」
たくっちスノー
「まだ知らなくて良い!」