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作者： ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E （総ページ数： 167ページ）
関連タグ： メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨
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＊63＊
金の語り部
「式場は既に結婚の誓いの段階まで来ていた」
ソラミ
「.....」
イスナ
(そろそろか...それにしても、こんな目立つところで殺人なんて...)
イスナ
(いや、今更震えてもしょうがない...もう、やるって決めたんだ...)
イスナ
(姫の為なら私の命くらい...！！)
金の語り部
「計画の筋書きはこうだ」
金の語り部
「誓いの瞬間、イスナがメイドウィンの首を剣で絶つ」
金の語り部
「命令したのはソラミだとして、評判を落とす」
ソラミ
「......私は」
金の語り部
「ソラミの耳に誓いの言葉は響かない」
金の語り部
「今の奴にあるのは...殺意」
イスナ
「...」
ソラミ
(殺るなら...今)
ソラミ
(こんな奴がいるから...私は...)
イスナ
「し..」
たくっちスノー
「待てぃっ！！」ﾊﾞｰﾝ
金の語り部
「と、ここでたくっちスノーとリクヤが扉を文字通り蹴破って現れる」
イスナ
「誰だお前！？」(計画の邪魔になるだろ！)
ソラミ
「あっ！！」
メイドウィン？
「いいタイミングじゃないか！俺の婚約を」
たくっちスノー
「ほら、言うことあるだろリクヤ！」
リクヤ
「あ、はい...えーと、ソラミ姫でしたっけ？」
ソラミ
「あ、はい...」
リクヤ
「えーと...貴方の事が好きでした」
ソラミ
「...えっ」
イスナ
「えっ！？」
メイドウィン？
「...貴様あああああああ！！やはりそれが狙いかあああああ！！」
イスナ
「どういう事だ！？」
ソラミ
「あ...あ...」
リクヤ
「じゃあそういう事で」
たくっちスノー
「待て待て待て待て帰ろうとするな！！」
リクヤ
「え、でも...」
たくっちスノー
「ほらちゃんと姫の顔を見て！」
リクヤ
「えっああ...」
ソラミ
「...私もです！！」
イスナ
「えっ」
メイドウィン？
「えっ」
王
「えっ」
リクヤ
「えっ」
「えええええええええええ！？」
ソラミ
「数年前出会ったあの頃から、ずっと声をかけて話したいと思っていました！！」
ソラミ
「貴方の職業は分かっておりましたので、小屋を作らせ貴方を眺めるのが至福の時でございまして...！！」
ソラミ
「ずっと、ずっと...貴方が好きで好きで、頭に無かったのです！！」
イスナ
「な、何ですとおおおおおお！？」
メイドウィン？
「そ、そこまでなのかよぉ！？」
リクヤ
「...ええー！？」
たくっちスノー
「なんでお前が一番驚くんだよ！明らかに脈アリだったろ！！」