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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 167ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨
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*73*
金の語り部
「たくっちスノーとマガイモノは作戦を練りながら帰宅する」
たくっちスノー
「あの館には門番が四人居た」
たくっちスノー
「表の扉に二人、裏口に二人」
「徹底的に守られていますね」
たくっちスノー
「ああ...あのメイドウィンの家の門番だ、戦闘力もそれなりにあるだろう」
「そうですね」
たくっちスノー
「うーん...僕は悪人以外とは戦いたくないからな...門番に罪は無いからなぁ...」
「どうにか門番を無視して侵入する方法を考えませんとね」
たくっちスノー
「そうだな...」
たくっちスノー
「作戦その1!ドリルを持つ設定で地下から潜入する!」
「...ドリルの音でバレるのでは?」
たくっちスノー
「作戦その2!あのメイドウィンに成り済まして侵入する!」
「他人になりきる能力は五分しか持たないじゃないですか...」
たくっちスノー
「...作戦その3!透明化!」
「メイドウィンならそれくらい気付くと思いますが?」
たくっちスノー
「ううう...メイドウィンと真っ向勝負は初めてだから、これといって策が浮かばないなぁ...」
「困りましたねぇ...あ、それなら他の方に頼ってみるのはどうでしょう?」
たくっちスノー
「他の人?」
「はい」
たくっちスノー
「うーん...他ねぇ...誰を連れていくか」
金の語り部
「たくっちスノーは候補が多くて決めきれなかったので考え、考え、考え抜いて...」
たくっちスノー
「あ、もう着いちゃった」
「考えすぎっ!」
金の語り部
「と、考えている間にカイドウ家へと到着していた」
たくっちスノー
「じゃ、後は家の中で考えるよ...じゃあね」
「はい、また明日」
金の語り部
「と、マガイモノと一旦別れ...家へと入っていく」
たくっちスノー
「ただいまー」
...
リクヤ
「えーと...お帰りなさい」
たくっちスノー
「あれ、居たんだ」
リクヤ
「ああ...なんか、当分仕事はできなさそうなんだ」
たくっちスノー
「それは災難だな...」
リクヤ
「そうでもないよ!ハマーやアリーの売り上げはもらえたし、慰謝料も小屋の代金もそれなりにもらったし、もう裕福民一歩手前だよ!」
リクヤ
「あの人に会っておいてよかったよ! 」
たくっちスノー
「小屋...小屋ねぇ」
たくっちスノー
「あ、こいつ建築士なんだからこいつ連れてけば良くね?」ピコーン