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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 167ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨
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金の語り部
「そしてソラミの部屋では」
ソラミ
「はああ...リクヤ様、リクヤ様ぁ...」モゾモゾ
ソラミ
「好きです...好きですぅ、もっと、おそばにぃ...」モゾモゾ
イスナ
「姫...」
金の語り部
「ソラミはベッドに顔を埋め、今まで以上にリクヤの妄想で脳をフル回転していた」
ソラミ
「はぁはぁ...リクヤ様ぁ...!!」
たくっちスノー
「あのちょっとお取り込み中すいません」
ソラミ
「へあああああああ!?」
イスナ
「ハアッ!!」
たくっちスノー
「ぶべらっ!!」
金の語り部
「窓から現れたたくっちスノーはイスナの飛ばす槍で串刺しにされる」
...
たくっちスノー
「いやほんとすいません...誰にも言いませんので...」
ソラミ
「あ、あう...」シュー
イスナ
「全く...で、姫様に何の用だ」
たくっちスノー
「あ、はい...リクヤの事なんですけど」
ソラミ
「リクヤ様の...?貴方も私との...愛を...!!」
たくっちスノー
「あーいえいえ!リクヤ本人から伝言を預かってるんです」
ソラミ
「リクヤ様から...?」
たくっちスノー
「はい、えっとですね...」
金の語り部
「たくっちスノーはリクヤが話していた己の事情等を話す」
ソラミ
「リクヤ様がそんなことを...」
たくっちスノー
「まぁ要するにまとめますと、『仕事人間の俺の一体何に惚れたんですか』って事ですね」
たくっちスノー
「不思議がってましたよ、一体俺の何に惚れたのかって」
たくっちスノー
「家を作る以外は何も出来ないって言ってたし...ま、それは環境の問題っすね」
ソラミ
「...分かりました...ちょっと待っててください」
たくっちスノー
「え?」
ソラミ
「私は...リクヤ様の所に行けないから...お手紙で...」
たくっちスノー
「あ、なるほど...了解しました」
ソラミ
「イスナ、ペンと紙を」
イスナ
「はい」
金の語り部
「10分後」
ソラミ
「ちょっと省略しましたけど...こんな感じで...」
たくっちスノー
「え、省略?軽く10枚はあるんですけど?」
ソラミ
「これ...リクヤ様に...渡してください...♥」
イスナ
「一枚でも落としてみろ...承知しないぞ」
たくっちスノー
「は、はいっ!!」
金の語り部
「と、たくっちスノーは手紙を担ぎ窓から出ていく」