完結小説図書館
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 167ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~ 160~
*86*
エボル
「テッテテー ネビュラガス~」
エボルは突然周囲にガスをばらまく
風魔・闇
「それはまずい」
エボル
「そしてこれをこうじゃ」
エボルはミラーの体にネビュラガスを詰め込む
ミラー
「ぐわああああああああ」
エボル
「前世は仮面ライダーだったんだ!ハザードレベルを上げればきっとその時ぐらいの実力を発揮できるようになる!」
ダイカイザー
「敵の目の前で人体実験とは流石黒幕キャラ」
風魔・闇
「これが前座とラスボスの違いだというのか...?」
ダイカイザー
「宿敵キャラなだけお前はまだマシだ、俺なんてその辺のやられ役と何も変わらないからな」
ミラー
「あああああああああああああ!!!」
エボル
「いいぞぉ...ハザードレベル4を突破!」
ダイカイザー
「それくらいでいいだろ、これ以上やるとスマッシュになるかもしれん」
エボル
「はいはい、ネビュラガス封印!」
ダイカイザー
「大丈夫なのかこれは」
ミラー
「オエッ、ゲホゲホ」
風魔・闇
「大丈夫か?」
ミラー
「なんとか...」
エボル
「よし、ちょっと走ってみろ」
ミラー
「おう...」ビュンッ!!
ミラーが軽く駆け出すとあっという間に部屋の端まで到達した
風魔・闇
「いくらなんでも速すぎるだろ」
ダイカイザー
「前世がエースは伊達じゃないか」
エボル
「俺たちも見逃さないようにしないとな」
ミラー
「よくわからんけどこれで追い付けるぞ!」
ミラー
「ていうか本気であいつどこいった」
エボル
「そういえば見えなくなったな」
風魔・闇
「見逃したのか!?」
ダイカイザー
「たぶんあいつもネビュラガスを微量浴びてるな」
エボル
「微量なら特に問題でもないだろ」
ダイカイザー
「それもそうだが、ミラーまで見えなくなったぞ」
エボル
「いいじゃんドラゴンボールみたいで」
風魔・闇
「俺の事も考えろ...忍法、分身!」
ダイカイザー
「ロストするほうにもなってくれ、責任はエボルがとるから」
エボル
「俺かよ!」
ダイカイザーと風魔は分身し高速で走る二人を追う
ダイカイザー
「あ、あいつはまだ見えるレベルだな...えーと四天王は...」
すぽっ
風魔・闇
「えっ」
エボル
「どうした?」
風魔・闇
「今、凄い速さの何かが壁を突き抜けたのだが...」
エボル
「ひょっとして四天王の奴、速すぎてトンネル効果が起きちまったのか?」