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作者： ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E （総ページ数： 167ページ）
関連タグ： メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨
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＊94＊
リーン
「ねぇねぇ、確かマガイモノ液って殺意を込めてキャラクターに浴びせると硫酸みたいに溶かせるんでしょ？」
亜区里
「何！？そんなことができるのか！？」
たくっちスノー
「マガイモノの『拒絶する力』の事でしょ...嫌だよ、自分はもうあの力を使わないって決めたんだ！！」
リーン
「えー？なんでだよ、状況を選んでられないでしょ？」
亜区里
「そうだそうだ！！」
たくっちスノー
「ぶっかけてやろうか！？」
亜区里
「ひ、ひいっ！こっちにはやめろ！！」
ミコトノリ
「くらいなさい！」
たくっちスノー
「くらってやるよ！！」
ﾄﾞﾊﾞｰｯ!!
たくっちスノーは攻撃をわざとくらい、黒い液体を撒き散らす！
たくっちスノー
「イクサー2さん！これを使ってマガイモノを！」
イクサー2
「言われるまでもない！」
イクサー2は黒い液体をまとめあげ、犬を形成する
リーン
「おー、これがマガイモノメイカー」
イクサー2
「時間がないから有り合わせの物だがな...」
マガイモノ犬
「ウオオオオオン！」
ミコトノリ
「そんなものが何になります！」
キング・Xは容易くマガイモノ犬を凪ぎ払う
たくっちスノー
「やっぱり有り合わせの設定じゃダメか...」
リーン
「あのロボット、装甲も出力も中々のものだね」
亜区里
「どうせあのメイドウィンが作ったんだろうけどな...」
たくっちスノー
「まずはあのロボットをどうにかしないと...」
リーン
「何か弱点はないのかな？」
たくっちスノー
「前にアニメで見たけれど、コードを千切って動けなくするっていうのは...？」
イクサー2
「やってみる価値はあるな」
たくっちスノー
「自分と緑風が囮になります、いくぞポンコツ！」
リーン
「いいよ、楽しそうだし！」
ミコトノリ
「くらえ、キングバルカン！」
キング・Xは腕からバルカン砲を発射する
たくっちスノー
「緑風、頑張って避けろよ！」
リーン
「あっははは！ズルいなお前！！」
ミコトノリ
「あれ？なんだか一人足りませんね...」
イクサー2
「ここだっ！！」
ミコトノリ
「何っ！？」
ﾌﾞﾁｯ
亜空移動で背後に回ったイクサー2はキングXに突っ込みコードを引きちぎる！
たくっちスノー
「よし！」
ミコトノリ
「...ふふふ、中々やりますね！」
ミコトノリ
「ですが私のキング・Xはこの程度では落ちませんよ！」
キング・Xのコードと装甲が再生されていく...
たくっちスノー
「なっ...こいつ、ただのマガイモノ機体じゃないぞ！？」