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作者： ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E （総ページ数： 167ページ）
関連タグ： メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨
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＊95＊
たくっちスノー
「これ...素人が作れるものじゃない！」
たくっちスノー
「機械にここまでのマガイモノ成分を混ぜられるのは自分ぐらい作り慣れたマガイモノメイカーのはず...誰だ！？誰が作った！？」
ミコトノリ
「キング・Xですか...キング・Xはですね、貴方のご兄弟が作ったんですよ！！」
たくっちスノー
「何！？」
ミコトノリ
「隙あり」
たくっちスノー
「おっと！」
キング・Xはドリルミサイルで壁を穴だらけにする
リーン
「え、兄弟？たくっちスノーまだそんなの居たの？」
イクサー2
「フリーダという女を姉と呼んでいたが...」
たくっちスノー
「な、なんで知ってるの！？...えーと、後で説明するから！」
リーン
「参ったな～、再生する奴はなぁ」
亜区里
「パイロットを狙おうにも装甲を貫けない...」
たくっちスノー
「ていうか、なるべくその人を殺すのだけは避けてくれよ！」
リーン
「えー？四天王なのに？」
たくっちスノー
「だって、四天王とはいえこの人自体は悪事を働いていないし...」
ミコトノリ
「...なるほど、噂通りだ」
たくっちスノー
「え？」
ミコトノリ
「偉大なるマガイモノの王たくっちスノー、現在は父シャドー・メイドウィン・黒影を受け継ぎ新生時空監理局を設立」
ミコトノリ
「ニツ・フリーダもそうですが、作り主に似なかったのが不思議なくらいですよ」
ミコトノリ
「マガイモノにこんなお人好しがいらっしゃるなんてねぇ」
たくっちスノー
「...ミコトノリさんよ、貴方が僕をどこまで調べたのかは知らないが、僕はお人好しのつもりもないし、いい奴と思ったこともない」
たくっちスノー
「心の奥は未だに時空犯罪者だったあの頃のままでしかない」
ミコトノリ
「ほう？」
たくっちスノー
「僕はただ...僕が出会ってきた人たちが同じ道を歩んでほしくないだけだ！！」
リーン
「...」
亜区里
「...」
ミコトノリ
「面白い！面白いですよマガイモノメイカー！倒しがいがあります！」
たくっちスノー
「貴方に恨みはないけど...倒れてもらうよ！！」
イクサー2
「...」
その頃、イクサー2はマガフォンで連絡を取っていた
【イクサー2様、作業が終わりました】
イクサー2
「よし、すぐにこちらに急行せよ」
【了解。】
リーン
「あれ、それたくっちスノーの...なんで？」
たくっちスノー
「マガイモノメイカー全員に支給するようにしたんだよ...で、相手は？」
イクサー2
「マガイモノに決まっているだろう」
ミコトノリ
「戦闘中に呑気にお話ですか？」
イクサー2
「今度のマガイモノは一味違うぞ！」