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作者： ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E （総ページ数： 167ページ）
関連タグ： メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨
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＊97＊
四階
零代目
「...！」
ビッグゴールド
「どうした？」
零代目
「どうやら下三つは勝負を終えたようだな」
ビッグゴールド
「そうか」
リクヤ
「えっ...どうなったの！？ミラーは、ハマーは！？」
零代目
「それは...まだ考えなくていいだろう」
ビッグゴールド
「お前はこちらに集中しろ」
イクサー1
「.....」
ビッグゴールド
「なんだ、私と戦うのは不服か？」
イクサー1
「状況が飲めないだけです」
零代目
「語り部、後で説明してやれ」
ビッグゴールド
「第一話から今まで丸々全てか？」
タイザイ
「ｼﾞｮｲﾔｰ!!」
リクヤ
「...うわっ！話してないでこっちをなんとかしてください！」
零代目
「おっとそうだったな」ｸﾙｯ
リクヤ
「おえええっ！！」
零代目
「おっと、相手が人間だと忘れていた」
タイザイ
「.....」
零代目
「お前もたいしたものだな、俺のこの姿を直視して発狂しない人間は中々いないぞ」
零代目
「こちらも本当の姿で戦いたいが、ゴチャゴチャしたところは蕁麻疹が出るのでな」
零代目
「クリーピーマストダイ...」
零代目は体から黒い糸を放出する
タイザイ
「ふん！！」
零代目
「こけおどしは通用しないか」
リクヤ
「あ、あの...なんなんですか？」
零代目
「カイドウ・リクヤか...俺は平たく言えば、外部のものだ」
リクヤ
「外部？」
零代目
「あんたの人生を娯楽として楽しませてもらった」
リクヤ
「えっ？」
ビッグゴールド
「私は昨日お前を乗っ取りフネイ・ソラミとの関係を深めた」
リクヤ
「あの結婚式の時の！？」
ビッグゴールド
「当時のお前では上手くいかないだろうと思ったからな」
イクサー1
「？？？」
零代目
「まあ、つまり、お前にはいなくなってしまうと困る」
零代目
「アニメとか一度観たら最終回まで見ないとモヤモヤするタイプなんだ俺は」
ビッグゴールド
「お前には素晴らしいエンディングを迎えてもらわないと語り部的にも困るのでな」
タイザイ
「ヌウウウウウウ！！」
リクヤ
「で、でもこのままじゃ俺、負けちゃいますよ...」
ビッグゴールド
「ネオスゴールドでも作ってやろうか？」
イクサー1
「あの」
ビッグゴールド
「冗談だ」
零代目
「滅ぼすなら地球じゃなくて四階だけにしてくれよ」