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作者： ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E （総ページ数： 167ページ）
関連タグ： メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨
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＊98＊
ビッグゴールド
「だが、しかし...あのようなバケモノ相手ではこちらも手段を選んでいられないな」
ビッグゴールド
「隙を作ってやる、お前は叩け」
リクヤ
「す、隙って...大丈夫なんですか？」
ビッグゴールド
「私はこれでもお前より遥かに強い、気にされるほどではない」
リクヤ
「はぁ...」
リクヤはそっとイクサー1に耳打ちする
リクヤ
「あの人、ガラスの中で体育座りしてますけど人間なんですか？」
イクサー1
「人間かと言われるとそうではありませんが、じゃあ何かと聞かれましても」
ビッグゴールド
「おい、聞こえているぞ」
タイザイ
「死ねぇい！！」
ビッグゴールド
「来い、イスナ」
ｶﾞｼｬｰﾝ
イスナ
「...！！」
ｶﾞｷｰﾝ!
突然、イスナが窓から現れタイザイの矛を受け止める
イクサー1
「何故アトロスがここに！？」
零代目
「あ、一応人違いだ」
リクヤ
「えっ...イスナさん！？なんで！？」
ビッグゴールド
「結婚式の前日、私の端末を忍ばせておいた」
ビッグゴールド
「何かあったときのために操り人形とするためにな」
リクヤ
「えっ...」
ビッグゴールド
「完全に支配したわけではない、全てが終われば抜いておく」
イスナ
「...！！」
イスナは剣で上手くタイザイの矛を弾く
ビッグゴールド
「なるほど、腐っても兵士か」
ビッグゴールド
「だが、いつまで持つか...」
リクヤ
「...やってやる！」
ビッグゴールド
「それでいい」
零代目
「が、あんたは肉体的には人間だ...あまり無茶はするなよ」
リクヤ
「はい！」
ビッグゴールド
「零代目」
零代目
「任せろ...クリーピーラスフィールド」
零代目は黒い液体を足元に出し滑るように移動する
タイザイ
「！！」
零代目
「クリーピーマストダイ」
タイザイ
「また同じものを！」
零代目
「今度は少し違うぞ」
タイザイ
「なっ...！？」
零代目はタイザイの回りを囲むように糸を放出する
零代目
「これがオレのメイドウィンブラスト」
零代目が右腕を握ると、糸が強く絞まりタイザイを何重にも締め上げる
タイザイ
「グオオオ...」
零代目
「クリーピー・スネークダイ」ｷﾞｭﾝﾂ
リクヤ
「す、凄い！」
タイザイ
「グググ...！！」