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＊107＊
雄吾
「ねぇおじさん」
詩伍郎
「何？雄吾」
雄吾
「おじさんのパンクってどんな能力があるの？」
詩伍郎
「え、パンクの！？」
雄吾
「え、おじさんも知らないの？」
詩伍郎
「いや……パンクってそんな能力とかあるのかなぁ、って疑問形だよ」
詩伍郎
「強いて言えばあのライフルか？でもフォルテビートみたいなそういう能力ってもんは備わってないと思うよ」
雄吾
「………仮面ライダーなのに？」
詩伍郎
「仮面ライダーなのに、やはりヒーローは拳！ 多彩な変身と戦術ってのもカッコイイけど拳でやるのもいいんだよね！」
雄吾
「本当？隠してたりしない？」
詩伍郎
「そんなに言うなら稽古して確かめてみるか？」
雄吾
「そう来るか……分かったよおじさん、やればいいんでしょ？」
詩伍郎
「なんか雄吾、変じゃないか？」
雄吾
「そりゃ最近は負けっぱなしだからさ………ストレスもたまるんだよ………」
詩伍郎
「あー、そういうことね」
カルマ
「…………雄吾坊っちゃま、詩伍郎様………来たそうです、アンノイズの怪物が」
カルマ
「日本政府によると、前のコンサートに現れたものと同じ強さの反応が2つだそうで」
詩伍郎
「あれが2つ！？それは厄介そうだな…………」
雄吾
「でも、行くんでしょ？」
詩伍郎
「あったりまえだろ！アンノイズも本格的に動き出したみたいだな………」
カルマ
「念の為救急箱を用意しておきます」
詩伍郎
「ありがとう、カルマさん………よし、行くぞ雄吾！！」
雄吾
「分かった！」
………
外を歩いていた梨子は目撃する
梨子
「………………あれは！！」
メガノイザー2体の姿を………
ストームメガノイザー
「ここだね、後は仮面ライダーフォルテが現れるのを待つだけ！」
フレイムメガノイザー
「………ああ、ようやく会えるな………フォルテ」
梨子
「アンノイズ！」
梨子
「私が………相手をします！！」
【ファイドルドライバー！】
梨子
「変身！！」
【仮面ライダーヒット！！】
ヒット
「街は絶対守ります！！」
フレイムメガノイザー
「………良いだろう、全力で殺しに来い！！熱い炎のようなファンタジーを見せてやる！」