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*112*
フレイムメガノイザー
「灼熱地獄巡り ~竜と破壊を添えて~」
フォルテビート
「うわっ!!」
フレイムメガノイザーの放つ炎をフォルテはかわし、様子を見ながらテンポを変える
フォルテビート
(周囲を炎で守っているせいで近付けない………)
フレイムメガノイザー
「灼熱!極限!月影返し!!」
フォルテ
「さっきからなんなんだお前は!適当に言葉を並べて必殺技のつもりか!?」
フレイムメガノイザー
「適当ではない、全て別の技だ」
フレイムメガノイザー
「息子よ、必殺技はいいぞ、気持ちが高鳴るし……子供を奮い立たせる力になるし、何よりロマンがある」
フレイムメガノイザー
「必殺技を極める者こそが仮面ライダーを制するもの、私が最強のメガノイザーだ」
フォルテビート
「………本当にふざけてるような奴だよ!」
フォルテビート
「必殺技とか、ロマンとか、そういうのは必要ない!要は美しい音楽を守ればいいんだ」
フレイムメガノイザー
「つまらない男だな、お前は」………残念だ
フレイムメガノイザー
「………まぁ、あの男が絡んでいれば、ああもなる、期待するだけ無駄だったか………」
フォルテビート
「余計な口を叩く暇があったら、素敵なものの為に倒されるんだ!アンノイズ!」
フレイムメガノイザー
「いかんな、その素敵なものは私が手に入れるのだから」
フォルテビート
「…………お前が、素敵なものを………!?」
フォルテビート
「そんなことはさせない………この世界の【素敵なもの】は………だれにも渡さない!!」
フォルテビート
「一銭足りとも僕のものだ!!」
【パートフィナーレ!!】
フォルテビート
「うおおおおおおおおお!!」
フレイムメガノイザー
「どうした?呼吸が乱れているぞ」
フレイムメガノイザー
「怒りはこの音楽時代で最も醜い雑音なのだろう?」
フォルテビート
「ぐぬぬぬぬ…………!!」
ストームメガノイザー
「ギャーーーッ!!」
フレイムメガノイザー
「ん、嵐原やられたのか」
ストームメガノイザー
「まーだまだ!!僕だってウザいフォルテを倒したいからね!」
「そこまでだ、アンノイズ」
全員
「!?」
フレイムメガノイザー達の後ろから声が………
ウォズ
「………君のことがある程度分かってきたよ、衣真雄吾」
フォルテビート
「お前はウォズ!!」
【終曲】