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仮面ライダーフォルテ(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 227ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 
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*13*

詩伍郎と雄吾は椅子に座り………エリナは我が手の中にをじっくりと眺める

優雅なオペラ、綺麗な映像、そして古風だが王道を行く男と女のラブロマンス。

詩伍郎はすっかり映画の世界に引き込まれていたが、雄吾は少し退屈だった


雄吾
(あっ、トイレ行きたい………)

雄吾はゆっくり音を立てないように立ち上がり、そろりそろりとスクリーンから抜けていく


………

一方、アンノイズ組織にて

???
「この世界の音楽の歴史は歪んでいる」

???
「奴らはみな発展した、生きやすくなったと口々にいうが………住みづらくなっている事実から背けている」

???
「世界には騒音が必要なんだよ、ねぇ?あゆたん?」

???
「アユたんはやめろ、それより出来たか…………新しいノイザーは」

???
「今から出来る所!この騒音の音声データをマシーンに詰め込めば………ほうら!この通り!」


男が機械にデータを差し込むと、電波が塊となっていき、やがてノイザーとなった

バキュームノイザー
「ウィーーーーーーーンッ!!!」

???
「ほう、これは掃除機の騒音か、この間の旧式自動車の駆動音といい、中々いい音を持ってるじゃないか」

???
「へへへ、プレミアものだよー」

???
「さあ行けノイザーよ!この狂った歴史に終止符を打て!」

バキュームノイザー
「キュイイイイインンンッ!!!」



???
「…………どうしよう?またフォルテが現れたら?」

???
「ふむ、そうだな…………我々としても考えを出さなくてはならない」

???
「何か、いい案はあるか?」

…………

雄吾はいつになく慌てて

雄吾
「どうしよう、トイレ長引いちゃった………蒼薔薇のところ終わってたらどうしよう」



「あーーーーいやだいやだーーー!!! 」


雄吾
「エリナは我が手の中にのスクリーンからだ!?」

突然、目の前で叫び声が聞こえた雄吾は一目散に駆け出していく


ザワザワ………ざわ………


「………なんでこんなことに」

詩伍郎
「………俺にもわかんない」

雄吾
「おじさん!?これは一体!?」

詩伍郎
「おじさんにも分からん、うっとり映画を見ていたら突然男が叩き出されてな」

詩伍郎
「そしたら映画止まった」

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