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*148*
ノイズ
「小手先の手では私に勝つことは出来んぞ」
フォルテ
「それがどうしたんだ!これならどうだい!!」
【ローテンポ!!】
フォルテは周囲をゆっくりにして、再度‥‥‥‥
フォルテ
「どんな存在でも‥‥‥‥‥こうやって攻撃すれば‥‥‥‥!!」
ノイズ
「それも無駄」
フォルテ
「!?」
ノイズはローテンポであるにも関わらず背後に周りフォルテを見つめる
フォルテ
「どうして!?」
ノイズ
「パターンだ」
ノイズ
「ローテンポを使う瞬間に背後をむくように動けば、たとえ動きが遅くなっても殴る直前にお前の攻撃を防ぐことが出来る」
ノイズ
「あの攻撃はハイテンポを利用したものだからな」
フォルテ
「そんなはずは‥‥‥‥なんで、なんでそんなに‥‥‥‥」
フォルテ
「僕以外の人間がフォルテシステムを使いこなせるはずが」
ノイズ
「‥‥‥‥こう言えば分かるか?」
ノイズ
「私もまた、日本政府に仮面ライダーフォルテになる素質があると言われた男だ」
フォルテ
「フォルテになるための試験に‥‥‥‥参加していたのか!?」
ノイズ
「と言っても成績はNo.2、後一歩という所でフォルテになることは出来なかったのだが‥‥‥‥」
ノイズ
「私より上の存在、それが君のはずだろう‥‥‥‥なのに何故?何故差がつく?」
ノイズ
「試験には戦闘テストもあったと思うが?」
フォルテ
「音楽の戦士なんだから音楽センスさえあればいいんじゃないか」
ノイズ
「おまえは何を言っているんだ?」
ノイズ
「フォルテ試験は演奏、作詞作曲、そして戦闘と防衛の3部門のテストから為されるものだ」
ノイズ
「特にフォルテは皆を守る者として悪に負けぬ強さと気高き精神は音楽にも必要だと、政府の人間は何度も言っていたはずだが」
ノイズ
「今のお前程度の力では音楽センス抜きに門前払いだ」
フォルテ
「それは‥‥‥‥」
魔トリョーシカ
(おや?これはもしかすれば‥‥‥)
魔トリョーシカ
(歴史の歪みは結構前から始まっていたってことになるのか?)
ノイズ
「‥‥‥‥おい、まさか、お前?」
ノイズ
「ふざけているのか?そんなことあるわけ‥‥‥‥」
ノイズ
「お前、もしかすれば‥‥‥‥」
詩伍郎
「ちょーーーっと待った!!」
ノイズ
「!?」