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*157*
第33曲】
「禁断狂奏曲フォルテ」
たくっちスノー
「悪魔って‥‥‥まさか」
ウォズ
「時空犯罪者が‥‥‥もう1人、こんな所にいたとはね‥‥‥」
魔トリョーシカ
「いや、まだ時空犯罪者じゃない‥‥‥【なる恐れ】はあるけどね‥‥‥‥」
カルマ
「どういうことですか!?」
遼
「フォルテニウムを利用したスーツは何年も前から計画されていた」
遼
「それを雄吾が利用した、それだけだ」
詩伍郎
「‥‥‥雄吾は一体なんなんだ?愛弓の子じゃないって‥‥‥」
遼
「私の子ではあるよ、ただし‥‥‥誰から産まれたのかは私も忘れたがね」
遼
「愛弓という女は私に早く勘づいた」
魔トリョーシカ
「そしてボクに接触し、仮死となった」
遼
「仮死状態になっていたとは思わなかった」
遼
「だが、雄吾は‥‥‥育っていたよ、黄金を見ながら、キラキラと輝く美しいものを見て‥‥‥」
詩伍郎
「それって‥‥‥雄吾の【素敵なもの】?」
遼
「そうだ、素敵なものなんて呼んでいるがくだらない代物だろう」
詩伍郎
「どういうことだ!?」
遼
「この時の話をしよう、日本政府がフォルテの試験をやってきた時‥‥‥‥」
ミコト
「あの時‥‥‥雄吾は居たんですか?」
遼
「居たよ、フォルテニウムを人間に付けた時のテストもしたかったからな」
遼
「だが‥‥‥‥‥‥才能がなかった、音楽以外の」
遼
「いや、音楽さえもフォルテニウムによって得られた偽りの才能だったが」
遼
「だがフォルテは素敵なものを集める上で必須だった、雄吾は現実を認めなかった‥‥‥‥そして」
‥‥‥‥
雄吾
「………こ、これは!?日本政府が優秀な音楽家に与えられるっていう………ベルト!?」
雄吾はフォルテドライバーを眺めていた
雄吾
「それがここにあるということは……あれを付けた人が、日本に選ばれた存在ってこと…………!?」
雄吾
「えっ………もしかして………あっ」
「というわけで、今日から君が仮面ライダーフォルテとして音楽を守っていく」
「はい!よろしくお願いします!」
雄吾は‥‥‥‥‥67位、とてもベルトを握る資格はない存在だった
雄吾
「嘘みたいだ………」
「あ、こら!部外者はベルトの変身者に近づかないように!ほら!」
「何を‥‥‥やめ‥‥‥」
「え?」
雄吾