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仮面ライダーフォルテ(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 227ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 
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*18*

雄吾
「おじさん、着々とファン増やしてるね」

詩伍郎
「おう、おじさんもお前の言う素敵なものが掴めた気がする」

雄吾
「………そうだね、おじさんがそう思うなら、きっとそうなんだよ」

詩伍郎
「なんだよー、引っかかる言い方するなぁもう」

雄吾
「いえ、それにしてもいいの?せっかく稼いだお金を返すなんて」

詩伍郎
「いいのいいの!」

詩伍郎
「俺は別にお金が欲しいからロックやってるわけじゃないし!」

雄吾
「ふーん………」

「うわぁーーっ!!」

「ぎゃーーっ!?」


雄吾
「っ!?」

詩伍郎
「今の声は!?」


クラッシュノイザー
「ベリベリベリベリっ!」

詩伍郎
「うげぇ!嫌な音だ!!まるで靴のマジックテープを剥がしているかのような………!!」


雄吾
「おじさん離れてて!変身!!」


【レッツレコード!】

【仮面ライダーフォルテ!】

フォルテ
「とりゃーーっ!!」

クラッシュノイザー
「ベリベリベリベリ!!!」


詩伍郎
「雄吾!」

フォルテ
「僕は大丈夫だから、おじさんは逃げて!」

詩伍郎
「あ、ああ!!」


詩伍郎
(…………早くこの事を知らせないと、まずは)


詩伍郎
(あの児童館だ!!)


詩伍郎は走る、さっきまで居た児童館へ向かって………


フォルテ
「くらえ!」ガシッ!

クラッシュノイザー
「ベリベリベリベリ!!!!!」

フォルテが放つ音符をクラッシュノイザーは握り潰し、紙を引き裂くように壊してしまう

フォルテ
「くっ、なんて厄介な!!」

フォルテ
「………それでもやってやる!」

【ド・ド・ド】

【フォルテッシシシシシシシシシシモインパクト】

フォルテ
「うりゃっ!!」

フォルテはとてつもなく大きな音を腕に装着し、クラッシュノイザーにパンチを叩き込む

クラッシュノイザー
「!!!」ドゴーン

クラッシュノイザーは吹き飛ばされ、壁に叩きつけられる

フォルテ
「…………さて、これをどこかに運び出さないと」



(リリリリリリリン)

フォルテ
「ん?」


フォルテ
「なんだこれは………なんで旧式電話の音が!?」

クラッシュノイザー
「!!」バッ!



フォルテ
「…………しまった、逃げられた!」

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