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仮面ライダーフォルテ(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 227ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 
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*3*

そんな、ある日の事

詩伍郎
「雄吾ー、お前に手紙届いてるぞ」

雄吾
「え?僕にですか?」

詩伍郎
「ああ、これ」

雄吾
「ああ………どうも」

平穏で優雅な生活は今、この手紙を握った瞬間


【終わりを告げる】


雄吾
「【この度貴方に素敵なベルトをプレゼント】?」

雄吾
「なんだろう、この手紙?」

詩伍郎
「新手の宣伝か何かじゃないのか?」

雄吾
「あ、それどころじゃない、学校行ってきます!」

詩伍郎
「おー、気を付けてな」


雄吾は扉を開けて、学校へ抜けていく


詩伍郎
「…………んー、まぁしっかし、変なベルトだなぁ」


【では、次のニュースです】

詩伍郎
「ん?」

…………

雄吾
(あのベルト、変な形していたなぁ…………)

雄吾はチラシに載っていたベルトが頭に離れないまま、バイオリンを弾いていた


「雄吾のバイオリンは落ち着くなぁ」

男B
「俺、雄吾にだったらお金出せるね」

教師
「コラ!神聖なる音楽の授業に金の話をするとは何事ですか、貴方達も雄吾を見習いなさい!」

男2人
「はーい」

雄吾
「いえ、お気になさらずに」


「ナイス、雄吾」


…………そして、いつものように学校が終わり、帰宅時間になる


教師
「はい、これで今日の授業は終わりだ、みんな気をつけて帰れよー」

教師
「最近は雑音を撒き散らすよくわからん怪物が現れるからな………」


「あー、あの【アンノイズ】っていうやつね?」


「嫌だよなアイツ、さっさと消えてくれればいいのに」

教師
「呑気なことを言うな!そいつは人を襲うんだぞ、お前達に何かあれば………」


「大丈夫ですよ、だって音楽を守る素敵なヒーローがいるんだから!」


「そうそう、アレが来てくれるから俺達も大丈夫だろ」

雄吾
「……………正義のヒーロー、か」


そう、この街にはヒーローと悪の組織がいる


何ヶ月も前、耳障りな騒音を撒き散らし音楽家の放つ美しい音色を破壊する【アンノイズ】という組織が突如現れた


そして同時期に…………アンノイズに対する者、ヒーローも現れた


美しき音楽を守るそのヒーローの名前は…………


【ギャッギャギャ!!プァップァーーーー!!!】

雄吾
「!?」

教師
「何だこの音は!?」

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