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*37*
詩伍郎
「で、そのチラシってどこから来てたんだ?」
雄吾
「それを今調べてるんだ………ああどうしよう」
カルマ
「なぜ今になって調べるのです?」
カルマ
「もし仮に坊っちゃまと同じ力を持っていたとしても街を守る仲間は多い方がいいじゃないですか」
カルマ
「取り分は減ってしまうのは私としては困りますが」
詩伍郎
「しっかりしてんねぇ」
雄吾
(どこだ………どうすれば、どうすれば仮面ノイザーに勝てる!?)
雄吾
(あんなやつを野放ししたら、素敵なものが………)
雄吾
「もっと強くならなきゃ!」
詩伍郎
「………雄吾、お前」
カルマ
「坊っちゃま」
カルマ
「私に1万円払ってくれませんか?」
雄吾
「え?」
………
一方、アンノイズ
???
「ねぇねぇ!ノイザーシステムの調子はどう?」
バリウス
「超バリバリだYO!おかげでDJ増えているゼイ!まじサンキュー俺今日有給」
???
「…………このふざけた音楽の歴史が消えてなくなるのも時間の問題か」
???
「さて、活きのいいノイザーは見つかった?」
バリウス
「Hey、バリバリギコギコ、なんでもキレちゃう俺みたいなノコギリ、いっちょあがりよ」
???
「ほう、旧式の鋸に木材!これは素晴らしい雑音………」
???
「すぐにノイザーを作るよ!」
………
雄吾は万札をカルマに渡すと、カルマは手を引っ張って地下に降りる
カルマ
「掃除をしていた時に見つけました」
雄吾
「ええ?広いだけで特になにもない所だけど………カルマさん?」
カルマ
「構え」ビッ
雄吾
「え?」
カルマ
「今から坊っちゃまに格闘術を教えます」
雄吾
「え!?」
カルマ
「テレビで何度も坊っちゃま、及び仮面ライダーフォルテの動きを確認した結果」
カルマ
「戦闘スタイルもない素人の動きであることがわかりました」
カルマ
「本来、音楽時代に暴力は不要ですが貴方は別です」
カルマ
「私が坊っちゃまの為に稽古を行います」
雄吾
「か、カルマさん武術とか使えるの!?」
カルマ
「昔は柔道を習っていました」
雄吾
「…………よし、わかった!!おねがいします!!」
カルマ
「フンっ!!」
カルマは突っ込んでくる雄吾を軽く掴んで投げ飛ばす
雄吾
「ぐわあああ!!」
カルマ
「1本!!」