完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

仮面ライダーフォルテ(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 227ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~ 160~ 170~ 180~ 190~ 200~ 210~ 220~

*38*

カルマ
「ハアっ!」

雄吾
「ぐわあああ!!」

何度もカルマに挑むが、投げ飛ばされるばかりでダメージを与えられない

雄吾
「くっ………」

カルマ
「……………坊っちゃま、動きが乱暴すぎます、貴方らしくもありません」

カルマ
「それでは子供がワガママを言いながら暴れてるのと同じです」

雄吾
「うっ……なんでだ!?アンノイズの化け物には勝てるのに!」

カルマ
「………それは知能がないからです」

雄吾
「知能?」

カルマ
「アンノイズとやらの怪物は力こそありますが、手段を選ぶほどの知能もない動物のような存在です」

カルマ
「しかし、貴方が追っている仮面ノイザーは人間、あなたと同じ知能を持っていますし、戦法だって作れます」


カルマ
「今の戦い方では、人間に勝てませんよ」

雄吾
「………人間に勝てない?」

カルマ
「そう、貴方は常に人間を相手していると思うべきです」

カルマ
「そう、演奏対決です!」

雄吾
「演奏対決………」

カルマ
「イメージです、自分がこう弾いたら向こうはこう返すだろう、奴はこんなことをするだろうと」

雄吾
「イメージ………よし、いきます!!」


カルマ
「来なさい!」

雄吾
「………行くぞぉぉぉぉ!!」


詩伍郎
「おい雄吾!アンノイズの怪物が現れ………」


雄吾
「…………」

カルマ
「………」

詩伍郎
「あ、なんかゴメン」

カルマ
「坊っちゃま、私が言ったことを忘れぬように」

雄吾
「分かりました」

雄吾は階段を上がって出ていく

カルマ
「………詩伍郎様、雄吾坊っちゃまは喧嘩はなさるのですか?」

詩伍郎
「いや?そんな事は一切ないバリバリ優等生だぞ?なんでそう思った?」

カルマ
「………いえ、なんでもないです、忘れてください」

……

ソードノイザー
「ギコギコギコギコキゴ!!!!」

警察官
「ぎゃああ!!」ズバァ

警察官
「あ、アンノイズにも……遂に人を殺せる怪物が………助けてくれえ!!」

警察官の偉そうな人
「怯むな!悲鳴は雑音だ!音楽法で裁かれたいか!?」

ソードノイザー
「ギコギコギコギコキゴ!!!!」


雄吾
「ノイザー………見つけた!」


【Kamen Rider】
雄吾
「変身!」

【レッツ・レコード!】
【仮面ライダーフォルテ!】

フォルテ
「今より奏でるは悪しき音への鎮魂歌!」

37 < 38 > 39