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*82*
詩伍郎
「鳥よ〜花よ〜、青い大空よ〜、今日も元気をありがとう、毎日ありがとう〜♪」
カルマ
「ピュ〜ピュロロ〜♪(リコーダーの音)」
詩伍郎は雄吾の音楽に歌を乗せ、カルマはそこからリコーダーでハモリをかけた
子供
「うわーーーすごーい!!」
詩伍郎
「はっはっは!こんないい歌になったのもカルマさんと雄吾のおかげだ!」
カルマ
「私はリコーダーを吹いていただけでふが」
詩伍郎
「いや、結構上手かったよ」
愛咲さん
「詩伍郎さん、今日はありがとうございました」
詩伍郎
「いえいえ!」
少年
「おじさんまた歌上手くなってるー!」
カルマ
「詩伍郎様………申し訳ありません」
詩伍郎
「え、何が?」
カルマ
「………私は今まで疑っていました、詩伍郎様の熱心なファンが存在しているのかと」
カルマ
「ここにいる少年達は………心から詩伍郎様と、歌を愛しています」
カルマ
「貴方がそうさせてきたんですね」
詩伍郎
「………いやいや、気にすることは無いさカルマさん!俺なんてまだまだですよ!」
詩伍郎
「雄吾に比べたら俺なんてアマチュアもいいところですから!」
カルマ
「雄吾坊っちゃまと比べるのはちょっと………」
少女
「ねぇねぇ、この人誰?」
詩伍郎
「カルマート・アレグレット………カルマさん!俺や雄吾を助けてくれる大事な人だ!」
カルマ
「ただの雇われメイドに過ぎませんが」
少女
「なんだぁ彼女じゃないんだぁ」
カルマ
「違います」
詩伍郎
「どう見ても彼女って歳じゃないでしょ俺とカルマさんじゃ」
愛咲さん
「こら!」
カルマ
「………………詩伍郎様、来ました」
詩伍郎
「来たって、何が?」
カルマ
「最近聞かない………妙な音です」
詩伍郎
「………ってことは、例の怪物か!」
愛咲さん
「また、ですか…………」
詩伍郎
「………でも、今度は……今度は大丈夫だ」
詩伍郎
「仮面ライダーが………ヒーローが守ってくれるからな!」
詩伍郎はパンクドライバーを取り出す
愛咲さん
「えっ、それは……!?」
カルマ
「待ってください!こんな所で変身すれば顔を隠す意味が………」
詩伍郎
「そんな物知るか!変身!!」
【セッションスタート!】
【仮面ライダーパンク!!】