コメディ・ライト小説(新)

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こひこひて
日時: 2018/01/29 22:18
名前: いろはうた (ID: hYCoik1d)

恋ひ恋ひて

後も逢はむと

慰もる

心しなくは

生きてあらめやも


万葉集 巻十二 2904 作者未詳






あなたに恋い焦がれ、
またきっと会えると、
強く己を慰める気持ちなしでは、
私はどうして生きていられるだろうか。
そんなことはできない。







綺宮 紫青

綺宮家の若き当主。
金髪青紫の目の超美青年。
鬼の呪いで、どんな女性でも虜にする。
そのため、愛を知らない。
自分の思い通りにならない梢にいらだち
彼女を無理やり婚約者から引き離し、自分と婚約させる。
目的のためには手段を択ばない合理的な思考の持ち主。



水無瀬 梢

綺宮家分家筋にあたる水無瀬家、次期当主の少女。
特殊能力を買われて水無瀬家の養子となる。
婚約者である崇人と相思相愛だったが、
紫青によって無理やり引き離され、無理やり紫青と婚約させられる。
しっかりとした自我をもった少女。

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Re: こひこひて ( No.11 )
日時: 2018/04/02 08:03
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

こんばんはm(*_ _)m
すっかり直すと決めたはずの夜行性に再びなっています、てるてる522です←

スレ立てされた当初にコメントしようか迷い、「ここは本編が始まってから」としばらく覗いていない間にこんなにも話が進んでいたことにびっくりしました!

そして何よりも、透き通るような美しい登場人物のお名前に感激です∵゚。・(。´ノω・`)。゚
崇人さんいいなって思ってましたが(今ももちろん思ってます笑)、最新更新まで読んでいたらちょっとずつ気持ちが紫青さんに寄ってきました笑(*´`*)

いろはうたさんは、どんな作品もすごく素敵に執筆されますが和風いいなってやっぱり思います!!( ᐛ )و


前にも書いたかもしれないのですが、いろはうたさんの作品を読まなかったら本当に、「小説書いてみようかな」って思わなかったです( °_° )

ここ最近は時間があったはずなのに、ちょっとカキコから離れていたのですが、じっくりこの「こひこひて」を読むことができてよかったです゚・*:.。❁


また覗きに来ます(*゚▽゚)ノ
お邪魔しました。

(2018.4.2 8:03 一部修正)
byてるてる522

Re: こひこひて ( No.12 )
日時: 2018/04/02 01:42
名前: いろはうた (ID: EBP//tx7)

てるてる522様!!


お久しぶりですー!!
こちらこそなかなか伺えなくてすみません汗
時間見つけて、またお邪魔させていただきます!!

登場人物の名前は(和風だと特に)こだわりぬいているのが、いろはうたですドヤッ←
ちなみに、紫青は、
「浅葱の夢見し」のシキしゃまの血縁関係という設定にしております。
名前にも紫が使われていたり、金髪だったり、陰陽師だったり、帝と血縁関係だったり
いろいろ共通点をちりばめております。


崇人さんは尽くしてくれて、めちゃくちゃ優しく愛してくれるタイプで
紫青はツンツンしている態度の中に、実は優しさが隠れていて
つんけんした態度は愛情の裏返しとかいうややこしい天邪鬼なタイプです。
旦那様にするなら断然、崇人さんですねいろはうたは(真顔)


そ、そそそそんな!!
もったいないお言葉!!
身に余る光栄ですわこれは……
なにこの優しい言葉……私は明日昇天してもおかしくないぞこれは……←


コメントありがとうございます!!

Re: こひこひて ( No.13 )
日時: 2018/04/02 22:23
名前: せいなが (ID: wPqA5UAJ)

拝啓 いろはうた様

はじめまして、せいながです。とても綺麗な小説ですね。私は平安時代の文化である百人一首が好きなので、読み始め一ページ目からもう最高でした。書き方が百人一首に負けず劣らず美しく、紫青がいかに妖艶な魔男かがよくわかります。

心理描写も梢の気持ちが目に見えそうなくらい、分かりやすいです。読者にとって、とても嬉しいことです。

明けぬれば 暮るるものとは 知りながら なほ恨めしき 朝ぼらかな

(いろはうたさんが投稿されればまた新しい話が読めるとはわかっていても、やはりいろはうたさんの面白い素敵な話が終わった後は悲しいものですね。)

いろはうたさんの投稿をいつも楽しみにしています。

せいながより。

Re: こひこひて ( No.14 )
日時: 2018/04/05 15:03
名前: いろはうた (ID: hYCoik1d)

せいなが様!!


はじめまして!!
ようこそおいでくださいました。
もういろはうたの妄想と趣味がさく裂している
魔の巣窟のようなところによくぞ……感謝感謝です。


そうなのです。
慣れない和歌や百人一首に手を出して
自爆している作者がここにおります←
そんないろはうたにはもったいないほどの素敵な歌……
再考です最高すぎる……
あの、し、師匠と呼んでも……?←


コメントありがとうございます!!

Re: こひこひて ( No.15 )
日時: 2018/04/13 00:48
名前: いろはうた (ID: hYCoik1d)

解呪の儀を行った後、紫青は高熱を出した。
死の呪術は、想像以上に紫青の体力を気力を削っていたらしい。

「本当に、誰も呼ばなくてよいのですか。」
「……だから、誰も……呼ぶなと……言っているだろう。」

荒い呼吸を繰り返す紫青は本当に辛そうだ。
彼の額に流れる汗を布でふき取る。
布越しに熱を感じた。
やはり異常に高い。
たしかに、呪術による病は、医者でも治せないだろう。
だが、弱っているところを見られたくないからと言って
自力で回復するだなんて無謀な気がする。

「……失礼します。」

梢は、濡らした手ぬぐいを氷力を使って軽く凍らせ
紫青の額の上に置いた。
凍らせすぎないようにする加減がなかなか難しい。

「……おまえの力も……便利なものだな。」
「このような時にしか使えない、つまらぬ能力かと。」

苦しそうに息を吐きながら、紫青はこちらを見た。
潤んでいる青紫の瞳はどこか焦点があっていないようにも思えた。

「おまえ、自分の能力を嫌っているのか。」

不思議そうな声だった。
純粋な疑問のみ宿った響きだった。

「……好きになれる要素が、どこにあるというのですか。」

思ったよりも乾いた声が口から洩れて、自分で驚いてしまう。
無言で、梢は紫青の額に置いた布を取ると、また凍らせた。
こんな力は嫌いだ。
この力のおかげで今の家に拾われることができたが、それだけだ。
傷つけることがあっても、守ることはない力。
凍らせた布を再び紫青の額に置く。
紫青が目を閉じる。
長いまつげが濃い影を落とし、妖しげな美しさを醸し出している。
梢は紫青から目をそらすと立ち上がった。
その途端、前のめりに倒れてしまう。
強く紫青に手首をつかまれたのだ。

「……どこへ行く。
 まだ……ここにいろ。」
「水桶の水をかえてまいります。」
「そんなものはいい。」
「いえ、そういうわけには。」
「いいと、言っている。」

掴まれた手から火のような熱が伝わってくる。
梢は大人しくその場に座りなおした。


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