ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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——電脳探偵部—— 
日時: 2010/01/19 18:57
名前: 空 ◆EcQhESR1RM (ID: 7MCr7M6.)

——電脳探偵部へようこそ……——
……はいっ! なんかねぇー暗い系で始まりましたけど、作者の性格は明るい方ですっどうも、こんにちは、空雲 海です! 宜しくお願いしますっ!

まず最初にご注意。
これを読むに当たって荒らしはやめて下さいね。
それでは、どうぞ電脳探偵部をお楽しみください。


たぶん目次(パート3)

反抗期(あるいはついに人間関係まで足を踏み入れた)
第一部 「電脳」なくてもいいんじゃね?って感じの依頼 >>1-5
第二部 デリート、実行(あるいは子供VS親)>>6-12
第三部 デリート、実行(あるいは前代未聞の連続デリート) >>13>>19>>27>>32-33
第四部 デリート、完了(あるいは負担のかかるデリートでした) >>36
あとがき >>37

秋といえば○○(あるいは文化祭でも部活動)
第一部 

瓜杉グループとの最終決戦(あるいはもうこれで終わりっ!?)
第一部 事件は唐突に

番外編 空雷先輩と雨雲先輩が電脳探偵部に入ったワケ
第一部 現在から過去へ

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Re: ——電脳探偵部——  ( No.47 )
日時: 2009/11/27 14:08
名前: 空雲 海 ◆EcQhESR1RM (ID: u7zbXwTu)

っていうか、ようやく期末終わったぁー!
やったぁー! と、いう事で書きまくりたいと思いますっ! よろしくっ!

Re: ——電脳探偵部——  ( No.48 )
日時: 2009/11/27 14:49
名前: 空雲 海 ◆EcQhESR1RM (ID: u7zbXwTu)

春が一旦ダンボール箱を置いて私に駆け寄る。
「何があったの?」
「いや、それが——」
「大きいダンボール箱で見えなかったんだよね、前が」

私達の会話にいきなり入ってくる。
「あのぉー……あなた誰ですか?」
私が聞くとニッコリと答えるその男の子。
その子は眼鏡をかけていて、茶髪。
制服を着こなしていて、綺麗な歯並びがよく見える。
せっこう美形。目が細くてキリッとしてる。

私は彼の目を見たとたん、スゥーと瞳に魅入られてしまった。
何でも見通すような透明で、何者にも汚されていない……。
「大丈夫ですか?」
そう言って優しく手を差し出す。
「はい……」

私がその手に乗せるとフワッと立ち上がる。
「ケガはないみたいですね。よかった」
「あの、あなたの名前は何ですか?」
私は彼が言った後間髪入れず言った。
「僕の名前ですか?」
「はい」

「僕の名前は、学部 暦(まなべ こよみ)です」
「学部……暦……先輩」
「そうです。二年B組。西館にある教室です」
「学部……暦……先輩」
「僕の名前がどうかしましたか?」
「学部……暦……先輩」
「あの、だから——」
「学部……暦……先輩」

その時っ!
「ちょっと海晴っ! 困ってるでしょ、学部君がっ!」
春が私の目の前で思いっきり手を叩く。
「うわっ! びっくりしたぁ! 何するのよいきなりっ!」
「びっくりしたのはこっちよっ! 学部君の名前連呼して!」
「まぁまぁ、ケンカはよしてくださいよ」
間に割ってはいる学部君。

「僕は怒ってませんから。ちょっと混乱しちゃっただけなんですよね、僕が突然出てきた所為で。いや、だけど危うくどこかケガをするところで、そう思うと体が勝手に——」
「別に私だって怒ってるんじゃないんですっ! 助けてくださって、ありがとうございました」

私がお礼を言うと、またニコッと笑う。
「いいえ、お礼なんて。こちらこそ、あなたとお会いできてよかった。また話しましょう」
「はいっ!」
私が笑顔で思いっきり叫ぶように言った。
「ちょっと、春に海晴っ!」

廊下の奥から声がする。
この声は——、
「何か問題でもあったのかと思えば、こんなところで立ち話なんかしてたのっ! 早くして、そうじゃないと進まないじゃないっ!」
調理班担当の物部(もののべ)さんだ。
「ごめぇーんっ! 今行くっ!」

春が答え、私の手を掴む。
「何すんのよっ!」
「『何すんのよっ!』じゃないわよっ! 早く持っていかないと、調理できないでしょっ! それじゃぁうちのクラスだけ何もできないじゃないっ!」
そう言って思いっきり私の手を引っ張る。

「あぁー! また後で!」
「はいっ!」
私は学部先輩に手を振り、春に引きずられながらこの場を去った。

Re: ——電脳探偵部——  ( No.49 )
日時: 2009/11/27 15:02
名前: 空雲 海 ◆EcQhESR1RM (ID: u7zbXwTu)

「フッフッフゥ〜ン」
「…………」
「…………」
「…………」
なんか、やけにみんな沈黙を守ってるけど、どうかしたのかな?

「あのさ、柳川の身に何か起こったのか?」
「今日は、いやに機嫌がいいわねぇー、海晴ちゃん」
「どうせしょうもないことか何かで騒いでるんじゃないんですか?」

「だけどよぉー、いつもはダルそーな顔であの重たい扉開けるんだぜ? それなのに今日はどうした? まるであの扉が発砲スチロールみたいに軽くなって開いたぞ?」

「いつもは沈黙を守って入ってくるのに、今日は鼻歌なんか歌ってるし」

Re: ——電脳探偵部——  ( No.50 )
日時: 2009/11/27 16:35
名前: レオ ◆Aod66qGscs (ID: kAWEuRKf)

こんにちは。電脳探偵部という名前が気になってみてみたのですが、面白かったです^^
僕もオタク探偵という小説を書いているので僕のもぜひ呼んでください^^

Re: ——電脳探偵部——  ( No.51 )
日時: 2009/11/27 17:21
名前: 朝倉疾風 (ID: VZEtILIi)

暦くんですかぁ。
また個性的(?)な人です。


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