二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ぬらりひょんの孫〜離さない〜
日時: 2011/09/02 22:05
名前: このみ (ID: ViM8jUbu)



初めまして〜。
このみです。
ぬらりひょんの孫で小説書かせてもらいます。
たいして面白くないですが、よろしくです!

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Re: ぬらりひょんの孫〜離さない〜 ( No.151 )
日時: 2011/10/06 15:39
名前: このみ (ID: 1kkgi9CM)



星奈はリクオを困らせたくないんですよ…。
ま、考えすぎだけどね〜。
リクオが追っかけますので、ご心配なく★(笑)

Re: ぬらりひょんの孫〜離さない〜 ( No.152 )
日時: 2011/10/06 19:21
名前: 雛林檎 (ID: xy6oYM/9)

追っかけないと私がおっかける!

Re: ぬらりひょんの孫〜離さない〜 ( No.153 )
日時: 2011/10/06 19:32
名前: 雛林檎 (ID: xy6oYM/9)

題名かえた〜

Re: ぬらりひょんの孫〜離さない〜 ( No.154 )
日時: 2011/10/06 19:45
名前: このみ (ID: 1kkgi9CM)


恋をすると、心が痛くなるのを知った。
自分だけを見てほしいと思うようになった。
私を真っ直ぐ見てくれたのは君だけだった。
だから、
一緒にいたい。
だけど、
困らせたくない。

わがままだけど
こんな私を


受け入れてーーーー




第二十二話







「はぁっ…痛っ!」
走りつかれて立ち止まると、走っているときには気付かなかった痛みが星奈を襲った。
ローファーと靴下を脱ぎ、足を見ると、指のあたりが真っ赤に腫れていた。
「うっわぁ…。なんで気づかなかったのかしら…。とりあえずどっか座ろうかな…」
足を引きずるように歩き、近くにあった公園のベンチに腰を下ろした。
「転校初日なのに…いきなり授業サボっちゃった…。リクオが言い訳してくれてるからいいけど…」
そこまで言って、慌てて口を手で覆う。
リクオから離れるためにここまで来たのに、考えるのがリクオの事とはどういう事だ。
『結局、好きなのよね…』
困らせたくないのも、苦しくなるのも、嫉妬するのも、全部、好きだからだ。
「いつ、好きになったんだろ…」
思い返してみれば、最初から好きだった。
昼の幼い笑顔も、夜の大人びた笑顔も、優しく星奈を見てくるあの瞳も、最初から好きだった。
分かっていたのに、自分からリクオは離れると思い込み拒絶した。
そんなことは、無かったのに。
いつだってリクオは、星奈の事を考えていてくれた。
いつだって、優しかった。
それなのに自分が拒んだのだ。
「ごめんね、リクオ…」
涙がぼろぼろと星奈の頬を伝っていく。
星奈はその涙を止めなかった。
ただただ、曇っている空を見つめた。






(リクオ視点)
先生に、築羽さんは緊張でお腹が痛くなって帰りました、と伝え、家を知っているので送っていくと伝え、今日は四時間授業だからいいだろうと許可をもらい、やっと学校の外に出してもらえた。
どこに行ったかもわからないが、今は前に進むしかなかった。
『何でも話してよ、星奈』
一人で抱え込むのはやめてくれ。
僕がちゃんと受け止めるから。
離したりしないよ。
星奈はまだ僕の事を好きじゃないかもしれないけど、それでも頼ってよ。
星奈はもう一人じゃないんだよ。
リクオはただそれだけを伝えたかった。
…いや、だけではない。
あと、一つ。
ちゃんと伝えなければいけないもの。
それはーーー






「星奈ちゃん?」
「あ…カナ」
「どうしたの?家に帰ったんじゃなかったの?」
「それね…ちょっと、いろいろあって。カナも早いね。もう学校終わったの?」
学校が終わるには、少し早い。
「うん。先生たちの会議があるから四時間授業なんだ」
じゃあ、三時間近くここにいたのか。
「星奈ちゃん、帰らないの?」
「うん。家出中」
しばらく家を空ける、は家出と同じ意味だろうと考え、家出中と言った。
カナが隣に座り、星奈の顔を覗き込んだ。
「何か…あったの?朝も元気なかったけど…」
「…うん」
元気がなかったのが、カナに嫉妬してたからなど、口が裂けても言えない。
「ねぇ…行くところないなら、うちにこない?」
「え…?」
「星奈ちゃん、行くところないんでしょ?だったらうちに来なよ!ねっ!」
嗚呼、やっぱり悪い子じゃないのに…。
朝、悪かったな…勝手に嫉妬して、冷たくしちゃって…。
「…いいの?」
「うん!!」
カナはすっかり冷たくなった星奈の手をぎゅっと握った。
カナの手は、天気が悪く寒いのにもかかわらずホカホカと温かかった。

Re: ぬらりひょんの孫〜離さない〜 ( No.155 )
日時: 2011/10/06 21:38
名前: 雛林檎 (ID: xy6oYM/9)

うん。
悪い子でわ無いはず…


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