二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- D.gray-man -消えた扉- 【完結】
- 日時: 2012/08/30 15:04
- 名前: 快李 (ID: qs8LIt7f)
快李です
◆注意事項◆
・荒らしはご退出お願いします
・主人公はアレンじゃないです
・キャラ崩壊有り
・亀更新(ぇ
・誤字脱字あり
・駄文
・ノアの12使徒を変更します
・・・よろしくお願いします
〜目次〜
オリキャラ・・・>>1 >>13
プロローグ・・・>>2
現実編 第一章...>>190
推理編 第二章...>>206
家庭編 第三章...>>237
空間編 第四章...>>255
あとがき...>>256
END......2012/08/30
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- Re: D.gray-man -消えた扉- ( No.186 )
- 日時: 2012/06/29 19:39
- 名前: ラン (ID: qs8LIt7f)
第五十一話 -君のためなんだ-
ト『おはよう』
沙「・・・おはよう・・・」
悠の声が二重に聞こえる
なんだこの感じ
ル「何で私まで呼んだのさ」
ト『・・・聞くため』
ル「は?」
ト『俺の身体が・・・黒井悠が。お前等にとってどんな奴だったのか』
ル「・・・?」
何かを企んでるようには見えない
かといって・・・
・・・
ル「いいよ。教えてやる。私の知ってる悠を」
沙「待ってよ沙羅!それなら私が—」
ル「お前は知らないんだ。悠の努力を」
沙「・・・え?」
ル「・・・」
ミニ卒業式が終わった後
お前は元居た場所に帰っていった
引っ越す前のお前は、沙羅がからかわれたり
イジメられたりしてたら、ただ注意してただけだった
私は、お前は引っ越して正解だったと思う
お前は引っ越してから・・・近くにいる私より
沙羅の事を行動に移して助けたんだからさ
それも・・・沙羅に内緒でって言って
影で頑張って、沙羅に心配掛けないように
お前は・・・すごい奴だよ
中1になって。お前は友達も出来て、毎日楽しかった
私も楽しかった。でも電話で毎回話題に出るのが
沙羅の学校生活だった
4月はわからないが、5月は1回しか学校に行けなかった
中学校初の体育祭まで
行きたくても、行けれない
それが、沙羅を苦しめた
そんな沙羅の支えになっているのがお前だった
お前はペアルックを送ったり、お揃いの物を送ったり
沙羅の好きな花を贈ったり・・・色々努力したんだ
でも
沙羅は学校に行けないままだった
起きようとしても吐き気が遅い
貧血で・・・学校に行けるどころじゃなかった
悠も焦ってた
このままじゃ沙羅は
中学校生活を無事におくれないかもしれない
そんな不安と共に
なんで教師は何もしないんだという
怒りや憎しみも湧いてきた
だからお前は・・・壊レタんだろ?
真夜中に家を飛び出して
お金を持って沙羅の元へ向かった
沙羅は体調がよく、学校に行った
でもそこに学校という形はなかった
学校自体が崩壊していたんだ
誰がやった?
悠。お前なんだよ
学校についたお前は
教師に激しく怒鳴った
「仕方ないでしょう」
そう教師が口にした途端
お前はもう・・・
''殺す''って言葉しか頭になかったんだ
お前は沙羅の事を考えすぎた
おかげで教師を殺している姿を沙羅に見られ
やっと状況を理解したと同時に
絶望感を感じた
お前は沙羅の事を誰よりも思ってる
だからこんな事をしたんだ
お前はそれで
「悠・・・?」
「・・・っ。ゴメン」
沙羅の記憶を消したんだ
沙羅は気絶し、瓦礫の山にはお前しかいなかった
泣きわめいてるお前
なぁ悠
お前は今・・・幸せか?
- Re: D.gray-man -消えた扉- ( No.187 )
- 日時: 2012/06/29 19:40
- 名前: ラン (ID: qs8LIt7f)
第五十二話 -悪にだってなるよ-
何もかも無くしたお前は
私に電話を掛けた
「もしもし?」
「・・・俺」
「悠じゃん。どうしたの?」
「学校を・・・?」
「・・・俺・・・・・・・・・」
「謝るな。お前は悪くないんだから」
「・・・俺が帰りたかったのはみんなが居るところじゃない」
「?」
「沙羅の所だったんだ。沙羅の所に帰りたかった。でももう帰れない」
「・・・」
「だから俺・・・闇に住むよ。沙羅は・・・闇が好きだから」
「・・・悠」
「?」
「私が沙羅の面倒を見るよ。約束する。お前が帰ってくるまでな。いつでも帰ってきな。ずっと待ってるからさ」
「・・・こんな俺を?」
「悠って不思議だよね。みんなに愛されて。・・・前に進みな。いつまでも後ろを見てんじゃないよ」
「・・・わかってるよ」
それからアンタと私は
連絡をしなかった
私はね悠
あんたのこと・・・羨ましい
そんなに人の事を大切に思えるんだから
そんなに人の事を好きになれるんだから
そんなに人の事を心配できるんだから
そんなに人の事を愛せるんだから・・・
ル「悠は・・・''光''なんだ。沙羅のね」
沙「ルカ・・・」
ト『・・・沙羅。お前はどう思ってるんだ』
沙「・・・え」
沙羅が悠の事言うのは
私は初めて聞く
悠は・・・一度聞いたことあるって言ってたな
沙「・・・悠は私の支えであって・・・お姉ちゃんだよ。私の自慢の家族」
ト『・・・』
トリーブは何を考えてるんだ?
意味がわからねーよ
さっきからこんな事聞いて
まだ読めない・・・
ト『最後の質問だ。悠に・・・会いたいか?』
沙・ル「!!」
な・・・
まさか・・・
ル「お前・・・」
ト『質問に応えろ』
沙「会いたいよ。ずっと一緒にいたい。これからも・・・ずっと」
ル「沙羅・・・。・・・・・・・・・私もだよ。沙羅のためにも」
ト『・・・そうか。あいつ・・・アレンだっけ?アイツに手伝ってもらうか』
沙「え?」
・・・やっぱり
アレンのイノセンスは悪だけ祓う
だから・・・人は。悠は救われる
トリーブ・・・お前は消えるってことか
ル「千年伯爵はどう思う?」
ト『いいさ。俺は興味ねぇから』
沙「???」
沙羅には理解出来てなさそうだな
ト『いいか?沙羅』
沙「!」
風が吹いた
間違いない
悠の臭いだ
おかえり悠
ト『行くぞ』
沙「・・・うん」
ロ「!!トリー・・・!?」
ル「やぁ。ノアさん」
ア「二人共!」
ロ「トリーブ・・・?」
ト「さぁ奏でよう。俺等の唄を」
- Re: D.gray-man -消えた扉- ( No.188 )
- 日時: 2012/06/29 19:40
- 名前: ラン (ID: qs8LIt7f)
第五十三話 -ありがとうの終わり-
ロ「トリーブ・・・なにしてるのさ」
ト「見たとおりだよ。ロード。・・・ゴメンな。俺はもう勝てないんだ。コイツ等に」
ロ「何言ってんの!?だからって・・・トリーブ!」
ロード
そんな顔しないでくれよ
俺だって嫌なんだ。でも・・・
この身体は俺のじゃない。悠のなんだ
ロ「トリーブは優しすぎるんだよ!!ねぇ・・・お願いだから—」
ト「・・・俺は負けたんだ。もう勝敗はついてる」
ロ「フザけないでよ・・・トリーブ・・・」
レ「ダメレロ!そんなの伯爵タマは—」
ト「悪いな・・・千年公によろしく言っとけ。沙羅」
千本桜
ト「大胆不敵にハイカラ革命」
沙「磊々落々反戦国家」
ロ「・・・?」
ト「日の丸印の二輪車転がし」
沙「悪霊退散 ICBM」
ト「環状線を走り抜けて 東奔西走なんのその」
沙「少年少女戦国無双 浮世の随に」
俺は水・光を
沙羅は桜・雪を
奏でよう
俺等の世界を
沙・ト「イノセンス発動」
桜は桃色の音を奏で
雪は白色の音を奏で
水は青色の音を奏で
光は黄色の音を奏で
そして俺等は
春色
夏色
秋色
冬色を奏でる
さぁ歌おう
この唄の続きを
沙・ト「千本桜 夜ニ紛レ 君ノ声モ届カナイヨ 此処は宴 鋼の檻 その断頭台で見下ろして」
「・・・お前は?」
「黒井悠」
「・・・やっと会えたね」
「ありがとう」
「いいさ。俺はただ」
ル「トリーブ!!」
剣が俺に向かってくる
いや
迎えにきてくれたのかもしれないな
「沙羅が世話になったな」
「いいさ。なぁ悠」
「ん?」
「君は幸せか?」
身体に剣が刺さった
時間なんて戻さない
逆に早くする
速く・・・ロードの泣き顔を消し去りたいから
速く・・・悠をコイツ等に会わせたいから
「すごい幸せだよ」
「・・・そうか。よかった」
これで俺も
安らかに眠れる
「ありがとう。トリーブ」
「ありがとう。黒井悠」
ありがとう・・・——
ロ「トリーブ・・・トリーブ!!!!」
沙「・・・ありがとう」
俺に
人間の絆の深さを教えてくれて
俺に
友達の大切さを教えてくれて
俺に
この世で最も大切なものを教えてくれて
俺に
足りなかったものを教えてくれて
俺に
大切という感情を教えてくれて
ありがとう・・・———
- Re: D.gray-man -消えた扉- ( No.189 )
- 日時: 2012/06/29 19:41
- 名前: ラン (ID: qs8LIt7f)
快李の意見で、目次をリニューアルします。快李が戻ってきたら、私の間違えた所を多少修正するかもしれませんが。
- Re: D.gray-man -消えた扉- ( No.190 )
- 日時: 2012/06/29 23:59
- 名前: ラン (ID: qs8LIt7f)
〜現実編〜
第一章
第1話・・・>>3
第2話・・・>>6
第3話・・・>>7 >>8
第4話・・・>>9
第5話・・・>>10
第6話・・・>>11
第7話・・・>>12
第8話・・・>>14
第9話・・・>>19
第10話・・・>>20
第11話・・・>>21
第12話・・・>>22
第13話・・・>>25
第14話・・・>>26
第15話・・・>>29
第16話・・・>>31
第17話・・・>>34
第18話・・・>>43
第19話・・・>>44
第20話・・・>>49
第21話・・・>>55
第22話・・・>>63
第23話・・・>>64
第24話・・・>>69
第25話・・・>>70
第26話・・・>>73
第27話・・・>>74
第28話・・・>>76
第29話・・・>>77
第30話・・・>>79
第31話・・・>>86
第32話・・・>>95
第33話・・・>>96
第34話・・・>>101
第35話・・・>>110
第36話・・・>>123
第37話・・・>>124
第38話・・・>>125
第39話・・・>>128
第40話・・・>>135
第41話・・・>>136
第42話・・・>>142
第43話・・・>>146
第44話・・・>>149
第45話・・・>>152
第46話・・・>>155
第47話・・・>>156
第48話・・・>>161
第49話・・・>>164
第50話・・・>>182
第51話・・・>>186
第52話・・・>>187
第53話・・・>>188
第54話・・・>>192
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