二次創作小説(紙ほか)
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- Ⅰ want to be happy.
- 日時: 2015/09/15 20:56
- 名前: 爛 (ID: BB67RT0Y)
はじめまして。
少年・青年マンガをこよなく愛する爛と申します。
今回は、初投稿ということで私の好きな作品から、「終わりのセラフ」に挑戦させて頂こうと思います。
拙い文章ですが、どうぞ最後までお付き合いしていただけると光栄です。
- Ⅰ want to be happy. ( No.5 )
- 日時: 2015/09/15 21:02
- 名前: 爛 (ID: BB67RT0Y)
「はぁ〜いグレン、僕だよ〜。
あっ、藍ちゃんもいたんだ。お取り込み中だった?」
中佐が何かを言おうとする。
「何が僕だよ〜、だ。
こんなチャンス逃してなるものか!
「こんにちは。柊深夜少将、私の用はちょうど今終わりました。少将のお話をされてください。では中佐、また。」
「ちょっと待て。おい、藍!!」
どこかでそんな声が聞こえるが気にしない。中佐の執務室を後にした私は、日本帝鬼軍の長く静かな廊下を歩くのだった。
さて、これから何をしようか・・・
彼女が出て行った後の執務室は、と言うと・・・
「おい、深夜。タイミングが悪い。」
そんな、ちょっと虫の居所の悪い中佐と、
「いやぁ、ごめん ごめんグレン。」
悪気0の少将がいたのでした。
- Ⅰ want to be happy. ( No.6 )
- 日時: 2015/09/15 21:03
- 名前: 爛 (ID: BB67RT0Y)
「八瀬川 藍少佐、八瀬川 藍少佐、至急第一執務室に来てください。繰り返します。八瀬川 藍少佐・・・
中佐の面倒くさい説教から逃げ出した私は、この軍で、最も会いたくない、そして、話をしたくない人物に呼び出された。
その人物は、柊暮人中将。
日本帝鬼軍時期頭首候補。一言で言うなら、化け物だ。
そんな人物が私に何の用だろう。
用心して行かなければ、殺られてしまいそうな気がする。
第一号執務室。そう書かれたプレートの下がる扉の前まで来た。いや、来てしまった。それも違う。
そう、これは、いうなれば、来させられてしまった。
それほどの人物が私を呼び出したのだ。
さぁ、鬼がでるか、蛇が出るか、それは私の運しだい。
まぁ、どちらが出ても地獄なのには、変わりないが。
- Ⅰ want to be happy. ( No.7 )
- 日時: 2016/08/10 16:09
- 名前: 爛 (ID: KpEq4Y5k)
コン、コン、コン。
私のしたノックの音が、中将のいるであろう部屋に響く。
「失礼します。八瀬川 藍です。」
そう言って部屋に入ると、私の中の警戒度を最大限にまで引き上げる。その対象はもちろん、我らが中将、柊暮人様である。
そういえば珍しいことに、この部屋に入った時の、(悪い意味の)サプライズが無かった。
何故だろう。
「中将。お久しぶりです。私ごときに何用でしょうか?」
捻くれた言い方をしてみる。
「藍、今日お前を呼び出したのは、お前に鬼呪装備を手に入れてもらうためだ。」
私からすると、この言葉は少し意外だった。
柊家である中将からすると、八瀬川の者なんて、ただの捨て駒に過ぎない、そう考えていたからだ。
まぁ、いくら自分が捨て駒だからといって、この誘いに乗らない理由にならない。
精々、良い武器を手に入れてやろう。
そしてもう一つ。私の腹の中で考えていたのは、
絶対こいつは断らせる気なんてなかったんだろう。
そんな、口に出せば殺されてしまうであろう一言だった。
「有難う御座います。身に余る光栄です。」
私は彼の話を二つ返事で受けた。
皮肉れば、受けさせていただいた。
「詳細は再度こちらから連絡する。話は以上だ。帰っていいぞ。」
その言葉を聞き、部屋を出た私。
扉を閉めると、立ち眩みが。
昨日、寝たの遅かったしなぁ。
後はそうだなぁ、自分でも気が付かないうちに気を張りすぎていたらしい。
まぁ、このまま倒れても床にぶつかるだけ。
そんなことを思っていた私は何故か床とご対面することは無かった。
- Re: 終わりのセラフ 夢の様な噺 ( No.8 )
- 日時: 2015/09/13 14:28
- 名前: ヒメカ (ID: m9NLROFC)
え〜とこの小説書いた人!男?女?
- Ⅰ want to be happy. ( No.9 )
- 日時: 2015/09/15 21:05
- 名前: 爛 (ID: BB67RT0Y)
どうも、ご閲覧有難う御座いますヒメカさん。
爛は、一応女子です。
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