二次創作小説(紙ほか)

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Ⅰ want to be happy.
日時: 2015/09/15 20:56
名前: 爛 (ID: BB67RT0Y)

はじめまして。
少年・青年マンガをこよなく愛する爛と申します。

今回は、初投稿ということで私の好きな作品から、「終わりのセラフ」に挑戦させて頂こうと思います。


拙い文章ですが、どうぞ最後までお付き合いしていただけると光栄です。

Re: Ⅰ want to be happy. ( No.55 )
日時: 2015/11/22 20:50
名前: 爛 (ID: BB67RT0Y)


 コンコンコン。

 ノックをするが中からの応答はない。
 仕方ない。
 壊すか。

 そう思って刀に手をかけた瞬間

 「ら〜んちゃん♪」

 深夜君登場☆
 SHIBOU☆FURAGUかもしれない。

 「何僕の執務室のドア切ろうとしてくれてんの?
  仕事増やすよ?」

 笑顔で言うあたりさすが柊家。
 血も涙もない鬼が!!

 「まぁ、深夜。
  こんなところで立ち話もなんだし、中入ろ?」

 そう言うと、

 「ええ〜。
  僕これからグレンのとこ行ってプレゼントもらおうと思ってたんだけど・・・。」

 たかりかよ。

 「私もプレゼントあるから!ね?」

 そう言って、無理やり部屋に入り、ソファに座らせる。

 「ちょ〜と目瞑っててね。」

 目を瞑らせて待機する深夜。
 くそぉ、女子みたいな顔しやがって。

 「よし、いいよ。」

 そう言われて目を開いた深夜はきょとん、とした顔で私に問う。

 「あれ?プレゼントは?」

 「何言ってんの?目の前にあるじゃん。
  プレゼントは、わ・た・し☆」

 薄いブルーのリボンが付いた私の首元を指して。言う
 ・・・・。
 一瞬無言になった深夜。
 と次の瞬間、

 「あはははははははっは。
  ちょ、ちょっとまってははhっは。」

 笑い過ぎだよ。

 「何でもするよ?」

 「え・・何でも?」

 勿論。
 八瀬川さんに二言は無いよ。

 深夜の瞳が怪しく光り、次の瞬間


 「じゃあ、これ頼んだよ〜。」

 目の前には大量の書類。
 なると思った。

 「終わったらグレンの部屋おいでよ〜。
  僕もそこにいるからさ。」

 これでこそ深夜だよ。
 生まれてきてくれてありがとう。




 HAPPY BIRTHDAY 深夜。
 一緒にいて楽しくなっちゃうあなたが大好きです。

Re: Ⅰ want to be happy. ( No.56 )
日時: 2015/11/27 19:16
名前: 爛 (ID: BB67RT0Y)


 ・・・。

 世界が止まった気がする。
 うふふふふふふふ。

 失礼、取り乱しました。
 いや、自分こけてるし、葵さんなんかかわいそうなものを見る目で見てくるし、暮人さん無表情だし。
 そりゃおかしくもなりますって。


 「おい、いつまでこけているつもりだ。」

 なかなか辛辣なお言葉をいただき、体を起こし、ついてしまったゴミを取る。

 「なんのようだ。」

 一刻も早く終わらせたい。
 という私の顔を見てか、本題に迫ってくる中将。

 「いえ、柊 深夜少将に代わり、先日の奪還戦の報告にあがったのですが、出直してきます。」

 私がそう伝えると、

 「いやいい。葵、遅れると連絡しておけ。」

 そう言って執務室のドアを再び開けた。
 帰れると思ってたのに・・・・。

 今回はまじめに働いたからか、この間入った時より、幾分楽になったと思う。
 思う。

 「では、報告します。」

 そう言って始めた報告は、大変な内容だったが、私は、自分の格好のとが気がかりで、内容に集中できなかった。

 しかも噛んだし。
 になります、がなりましゅ、とかでした、がでひた。とかになった。
 このこと深夜に知られたら大笑いされる。

 「以上です。
  お時間を取っていただき、ありがとうございました。」

 そう言って部屋を出て行こうとする私に、中将は、

 「藍、お前のつくべき人間は誰だ?
  わかっているよな。
  あとは・・・・


     もっと服装に気を付けた方がいい。」

 となんかよくわからない確認とアドバイスをくれた。
 自分が一番わかってます。

Re: Ⅰ want to be happy. ( No.57 )
日時: 2015/12/01 17:45
名前: 爛 (ID: EPm2ln81)

お詫び


先日から、パソコンの不具合により更新不可能となっています。


申し訳ありません。




Re: Ⅰ want to be happy. ( No.58 )
日時: 2015/12/07 16:53
名前: 爛 (ID: EPm2ln81)

 深夜に仕事を押し付けられ、中将にバカみたいな注意を受け、ガラスのように繊細で傷つきやすい私の心は砕けてしまった。


 まあいいさ、ケーキがあるもの。
 そうだもの!


 一人ウキウキしながら廊下を歩く私。
 さすがにスキップしたら痛々しいのでできないが、それくらい嬉しいことを報告しておこう。



 ガチャ


 自室の扉を開き、机の上を見るとそこには待ちに待ったケーキと書類の山が。

 は?書類?
 一番上の紙を見ると、高校時代から見慣れた深夜様(笑)の文字。


 「追加の分だよ。僕に見せるのとグレンに見せてから僕に見せるのがあるし、いろんな人に回すのがあるから、気を付けてね。」


 ・・・。
 不法侵入じゃね。


 白い山を見て見ふ振りをしてしまおう。
 そうしよう。
 上司2人に殺されそうだけど。

 そうだ、ケーキを食べよう。
 Let 's 現実逃避だ!


 ・・・。


 ケーキは美味であった。
 昔行ったスイーツバイキングを思い出すなあ。

 思い出に入り浸りながらのんびり(別名・現実逃避)していると、ノックの音がした。


 コンコンコン


 この部屋にこんな礼儀のある入り方してくる子は少ない。
 八瀬川さん超嬉しい。


 「失礼します、少佐。柊シノアです。」


 ・・・。
 あんま礼儀正しくないヤツだった。
 八瀬川さんちょっとショック。

Re: Ⅰ want to be happy. ( No.59 )
日時: 2016/08/10 16:42
名前: 爛 (ID: KpEq4Y5k)

 何の用かな〜なんて思いながらシノアの方を見つめていると、にや〜と笑って嫌味ったらしくいってくる。

 「あれ〜藍さん仕事サボってのんびりおやつですか〜?」

 人を馬鹿にしてくる態度が深夜そっくりだ。
 柊家ではそういう教育でもしてんのかな。
 もっと、人をいたわること教えろよ。

 最も、わたしは大人なので、そういうことは隠して、

 「違う違う。息抜きだよ。い・き・ぬ・き。」

 と優しく笑う。

 「藍さん、目が笑ってないです。」

 そんな言葉は聞こえません。

 「まあそれはおいといて、中佐がどこにいるか知りませんか?」

 グレン?
 グレンねぇ、どっかで寝てんじゃないの?
 そのまま永眠してくれればありがたいんだけど☆

 「確証はないけど、研究室だよ。
  一瀬家所有の。」

 シノアはなにか考えるそぶりを見せたが、顔を上げ、

 「ありがとうございました。」

 そう言って部屋を出た。

 ねぇシノア、
 知らないほうが幸せなこともあるんだよ。


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