社会問題小説・評論板
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- 自己中人間の観察記
- 日時: 2010/01/24 15:56
- 名前: れの (ID: xxFx3C/2)
身の回りの自己中人間の観察記です。
・自己中になってしまうのはなぜか
・自己中人間の性質は?
などを、解き明かしていきたいと思います。
登場人物
■レノ ・・・ 実は私。 様々な体験をしている。
レノの体験を生かし、観察記をここに記す。
■サラ ・・・ 私の最も身近にいる自己中人間。
パクリで、いじめの標的になったところを、レノに助けられる。
■ミロ ・・・ 小学生時代のいじめの総長的存在。
今も昔も自己中人間。
■アヤカ ・・・ いじめ大好きっ子。
もちろん自己中人間。
- Re: 自己中人間の観察記 ( No.141 )
- 日時: 2010/07/28 12:13
- 名前: れの (ID: HmBv7EUE)
<52ページ目>
「ねー、シラクス。」
昼休み、屋上にシラクスを呼び出して言った。
確かめる為に。
「あんたの提供した情報、嘘だろ?」
「はぁ!?」
普通の反応。これじゃ確定できない・・・
「何のために?」
「てめっ・・・何の話を」
言うしかない、か・・・。
「明らかにおかしい点があるんだよ。確認したいんだ。正直に答えて」
低い声で、レノは言った。
「しょ、正直?俺は全部本当の事を言ってるけど?」
「・・・そんなので信用できる訳ないでしょ・・・シラクス、相談を持ちかけた日、お前がみせた、人の撒き方、避け方。あれは、誰に教えてもらった?」
レノは真剣な表情でシラクスを睨んだ。
- Re: 自己中人間の観察記 ( No.142 )
- 日時: 2010/07/29 12:03
- 名前: れの (ID: HmBv7EUE)
<53ページ目>
「・・・・・・ッ・・誰にも教えてもらってねーよ。大体、俺が人目を避けて密会するのは困難だってこと言ったの、お前だろ?どうやったら教えてもらったりなんて出来るんだよ」
・・・・くやしいけど、その通り。
怪しい動きをすれば、私が気付くし、普通にしてたら女子に見つかって、深い話はできない。
シラクスを信じるしかない。
だってそんなの、99%無理だから。
けど・・・・・
もしかしたら。
99%無理な動き。
99%私に見つかる確率。
もし、もしも。
残りの1%を確実にやってのける人がいるとしたら。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ミロしかいない・・・・・・・・・・・・・
- Re: 自己中人間の観察記 ( No.143 )
- 日時: 2010/07/30 08:41
- 名前: れの (ID: HmBv7EUE)
<54ページ目>
「・・・・・くそっ・・・」
レノはため息混じりに言った。
それを見て、シラクスは、どうかしたか?と疑問を投げかけた。
「分かったんだよ・・・。お前がつるんでる相手、ミロだろ?」
「!!」
「弱味を握られてるとか、そういうレベルじゃない。・・・絶対的信頼?そんな脆いモノでもない・・・・・どっかの宗教みたいに、『依存』してるんだろ?ミロがなくちゃならない存在になってるんだ。それも恋愛的な関係が深く関わってくるような。」
一旦ここで言葉を切り、フェンスを強く叩いた。
「なんで気付かなかったんだろ!?ミロがお前を好きなのは分かってたけど!そーだ・・・ミロが相手なら、心理的なモノも楽勝かもしれない・・・・シラクスを使って、何をしようとしてんだ・・・ミロ!?」
レノは屋上にある給水タンクの後ろに向かって叫んだ。
すると、そこから人影が現れ、こちらを覗くようなを仕草した。
その人影が、陽気な口調で言った。
「なーんだ。気付いてたんだ」
「ついさっきだけどね」
「ミロ・・・・・」
レノとシラクスは、同時に彼女を見つめた。
- Re: 自己中人間の観察記 ( No.144 )
- 日時: 2010/08/12 15:02
- 名前: 未來亞 ◆Ijfwfz4/xA (ID: qoiSEBdw)
- プロフ: 元、さわです!
久ですね。
だんだん面白い展開に・・・!
- Re: 自己中人間の観察記 ( No.145 )
- 日時: 2010/08/12 23:38
- 名前: ライアー (ID: bn3dqvGS)
すっごいおもしろいです!!
つーかレノずげぇぇぇ!!
あ、わたしも一応小説やってるんですよ♪
「私のブリッ子な妹」と、「学校ってつまらない」です。
れのさんの小説ほど面白くないけどよかったらみにきてください!
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