社会問題小説・評論板
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- 自己中人間の観察記
- 日時: 2010/01/24 15:56
- 名前: れの (ID: xxFx3C/2)
身の回りの自己中人間の観察記です。
・自己中になってしまうのはなぜか
・自己中人間の性質は?
などを、解き明かしていきたいと思います。
登場人物
■レノ ・・・ 実は私。 様々な体験をしている。
レノの体験を生かし、観察記をここに記す。
■サラ ・・・ 私の最も身近にいる自己中人間。
パクリで、いじめの標的になったところを、レノに助けられる。
■ミロ ・・・ 小学生時代のいじめの総長的存在。
今も昔も自己中人間。
■アヤカ ・・・ いじめ大好きっ子。
もちろん自己中人間。
- Re: 自己中人間の観察記 ( No.196 )
- 日時: 2010/10/09 08:56
- 名前: れの (ID: HmBv7EUE)
<68ページ目>
急がなければ。
だけど、早くなにか見つけないと。
どうする・・・!?
レノの脳裏に様々な記憶が走る。
『集団食中毒は・・・』『シラクス君の彼女って誰!?』『(ミロの事だからきっと・・・)』
『一応何か持って・・・』『ガラッ・・・・クシャッ・・・・カツーン』
『カツーン』
!!!
あの時・・・望遠鏡を探して色んなモノをごちゃごちゃにした時。
何か・・・変な音がした・・・・・
何だろう?あの音がすごく気になる・・・・。
ダッシュで倉庫へ向かい、先程望遠鏡を探していた場所へ行った。
コンクリートの床。
間違いない。ここで『何かが落ちた』。
レノは近くにあった懐中電灯を、床に向けてスイッチを押した。
キラッと何かが懐中電灯の光を反射した。
そこに猛然と手を伸ばす。
触れると、冷たくてやたらゴツゴツしていた。
レノは「それ」を視界に捉え、呆然と呟いた。
「釘包丁・・・・・・」
- Re: 自己中人間の観察記 ( No.197 )
- 日時: 2010/10/09 21:30
- 名前: 沙由 ◆ATbEDu1zEA (ID: SOGiHJ/a)
鉄包丁……
きゃあああぁ
手軽じゃないから
むしろ完全なる凶器だから!!
れのが使えばなんでもそうだけど
- Re: 自己中人間の観察記 ( No.198 )
- 日時: 2010/10/10 09:29
- 名前: れの (ID: HmBv7EUE)
来ると思ったww
釘包丁って尖ってないので。たんなる鉄の棒かな??
やろーと思えば皮膚は切れても肉は切れないハズ
まぁ説明は次回〜〜
- Re: 自己中人間の観察記 ( No.199 )
- 日時: 2010/10/20 17:51
- 名前: れの (ID: HmBv7EUE)
<69ページ目>
釘包丁とは、一般の釘の先端を金槌で打ち込み、変形させたものだ。
うまく造れば、魚や肉を切断することができる。
レノみつけた釘包丁は、先はとがってはいない。
よって、切れるのは草レベルのものだけ。
人を傷つけはするものの、殺傷させることはまずないだろう。
「使わないにこしたことはないけど・・・・」
一応、と感じ、釘包丁をズボンの後ろポケットに入れた。
それからレノは少し考え、カッターナイフをパーカーの左ポケットに入れた。
右ポケットにはもちろん望遠鏡。
よし、準備完了!
レノは待ち合わせの禁止区域へ向かって走った。
「レノ!遅いじゃん!」
待ち合わせ場所には、もうすでにシラクスとミロがいた。
「先に早退したんだから当たり前だろ・・・?」
「にしてもレノ〜・・・あそこまでやるとはね!食中毒かぁ。なるほどねぇ」
「へー情報早いなぁ。・・・・で、話の詳細を・・・」
うん、と軽く頷き、ミロは言った。
「あの事件の真相を感じて、あたしなりにアヤカにちょい探りを入れてみたんだ。シラクスにも手伝ってもらったの。そしたら、アヤカは今日か明日、ここであの変な男に合う約束をしてるらしいってことが分かった。だから・・・」
「今日と明日・・・っていう微妙な確率にかけて、張り込みするの!!」
- Re: 自己中人間の観察記 ( No.200 )
- 日時: 2010/10/20 18:20
- 名前: 朱菜 (ID: pVoFPF2t)
わ、更新されてる!
続きが楽しみです。
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