社会問題小説・評論板
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- 自己中人間の観察記
- 日時: 2010/01/24 15:56
- 名前: れの (ID: xxFx3C/2)
身の回りの自己中人間の観察記です。
・自己中になってしまうのはなぜか
・自己中人間の性質は?
などを、解き明かしていきたいと思います。
登場人物
■レノ ・・・ 実は私。 様々な体験をしている。
レノの体験を生かし、観察記をここに記す。
■サラ ・・・ 私の最も身近にいる自己中人間。
パクリで、いじめの標的になったところを、レノに助けられる。
■ミロ ・・・ 小学生時代のいじめの総長的存在。
今も昔も自己中人間。
■アヤカ ・・・ いじめ大好きっ子。
もちろん自己中人間。
- Re: 自己中人間の観察記 ( No.111 )
- 日時: 2010/05/13 18:44
- 名前: 沙由 (ID: udZFMs3r)
- プロフ: 私も小説書いてます(もしよかったら、見に来てね★)
なんだ……
まぁ、いいさ!
- Re: 自己中人間の観察記 ( No.112 )
- 日時: 2010/05/14 22:25
- 名前: れの (ID: xxFx3C/2)
<40ページ目>
ざわざわと、クラスのみんながざわめき始めた。
「あはははは!!!ラム〜それって自慢するコトかなぁ??82点って、あたしからみればホントザコい点数なんだけど?それより何?他はどーなのよ?みんな知ってんだよ」
ラムが黙り込む。
「あたし、97点でーす♪・・・・くく・・・あはは!ラム、点数自慢は90点台にしときなよ」
「ぅ・・・ぁ・・・」
ユウリ・・・・
す・・・・すごい・・・・!
あのラムを、一発で黙らせた・・・
多分、私じゃあできない・・・・
あれは、ラムを本気で嫌っていて、なおかつ、『ラムに好かれていない』人にしかできない作戦。
若干ではあるけど、何故かラムに好かれている私には、きっと黙らせることが出来ない・・・・
・・・・なんて。
ふっ、やってやるよ。
いつまで黙ってんだ、自分!!本領発揮でいくぜ、ユウリ、ラム!!
- Re: 自己中人間の観察記 ( No.113 )
- 日時: 2010/05/15 07:46
- 名前: きさら (ID: q0DfvFhs)
おもしろいですね
題がきにいりました
がんばって
- Re: 自己中人間の観察記 ( No.114 )
- 日時: 2010/05/15 17:30
- 名前: れの (ID: xxFx3C/2)
きさらさんコメントありがとうございます!
頑張ります☆
- Re: 自己中人間の観察記 ( No.115 )
- 日時: 2010/05/17 17:53
- 名前: れの (ID: nujUYaTi)
<41ページ目>
レノは、ポン、とユウリの肩を叩き、黙り込み、うつむくラムを見た。
「ラム、ユウリの言うとおりだよ?82点で自慢、確かにしていいと思うけど・・・」
「それは、頭が悪い人用にしときな。相手が違うんじゃない?」
「れっ・・・レノこそ何点なのよ!82点なんて、結構取れない得点・・・で・・・」
ばぁーか。ひっかかったな。
「へェ〜。82点って・・・高得点なんだ?もしかして、最高得点??」
「・・・・ぁ」
『高得点に決まってるだろ!!』
「?」
クラスの男子が、大声で言った。
『今の話!!82点以下の奴はクソ馬鹿って言ってるよーなモンじゃねェーか!!』
「・・・そうだよ」
あっさりと、レノは言った。
『レノてめェ・・・!!』
「点数は馬鹿にしてない。でも、それだけ努力してないってコトなんだよ。運よく普通の点取ったくらいで騒がないでほしーなぁ・・・」
近くの机から、レノは自分のテストを引っ張り出して、ラムに見せた。
クラス全員が、覗き込んだ。
『ひゃ・・・100点・・・・』
『うそだろ?あれって学年一人って先生が・・・』
『てっきりミロが取ったのかと・・・』
「レノすごーい!」
ユウリが言った。
ラムは、ふてくされたように自分の答案を裏返した。
「れ、レノは元々頭良いもん。比べないでよぉ・・・」
「へぇー。さっきとは全く違う態度だねぇ。そうやって、都合の悪い事から逃げて、それでなんとかなると思ってんの?」
「逃げてなんてないッ!!」
ラムの怒声を聞くなり、レノは思いっきり机を叩いた。
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