二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- ちびっこ城主 *戦国BASARA*【完結!感謝!】
- 日時: 2012/08/10 10:29
- 名前: ☆Milk☆ (ID: DqYpyOBj)
どうもです、☆Milk☆ですっ!
毎度毎度、言うこともないのですが、一応のため注意書きをしておきます。
壱・荒らし?もちろんダメです。
弐・チェンメ?それもダメです。
参・バサラ嫌い?何で来たんですか?
四・☆Milk☆が嫌い?いや、だから何で来たんですか?
伍・キャラ崩壊は苦手?・・・頑張りますけど・・・多分、壊れます。
六・できれば・・・できればでいいです。コメントお願いします。
七・腐コメはお控えください。自爆します。
以上のことを守れる方、レッツパ−リィ!
*今回のお話*
三方ヶ原の後から始まります。
小十郎が松永から部下を取り戻して、そのあと、なんと政宗が・・・!?
続きは小説でどうぞ☆彡
オリキャラなしです。
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- Re: ちびっこ城主 *戦国BASARA* ( No.1 )
- 日時: 2012/02/04 14:46
- 名前: ☆Milk☆ (ID: ZIpXt3fk)
ある朝のことだ。
朝日が昇り、空は少しづつ明るくなっていった。
快晴である。雲の一つもなかった。
甲斐躑躅が崎館の庭では、武田軍の若武者、真田幸村が早朝から訓練をしていた。全身から汗を垂らし、その汗が太陽に反射する。その様子を真田忍隊隊長、猿飛佐助は興味なさげに見つめていた。
長月。少し肌寒さを感じる。しかし、真田幸村にとってはそれも修行の一部。気になどしていないようだ。
ふう、と溜息を佐助はついた。それと同時に伊達軍軍師、片倉小十郎が彼に話しかける。
「早いな。」
「まぁ、ね。旦那に無理されちゃ、こっちも困るからさ。」
小十郎は苦笑した。そして、自分の主の姿と幸村の姿を重ねる。
「そういえばさ、独眼竜の旦那はまだ起きてないのかい?お館様なんてもう起きてるよ。」
「あぁ…いつも遅いからな。まだ寝てるだろうが…。何か都合が悪ければ起こしてもいいぞ。」
寝起きは極限に機嫌が悪いがな、と彼は言い残し信玄の元へ行ってしまった。きっと挨拶でもしに行くのだろう。
しかし、佐助は困った。政宗のことだ。誇り高い竜が忍に起こされるなど、許しはしないはず。
(ま、いいか、起こしちゃおう。郷に入っては郷に従えってね。)
彼は思いながら政宗の部屋の襖を開けた。
そして暫く放心して、閉めた。
「・・・。」
「ん?どうした?佐助。」
「え?や、何でも・・・。」
冷や汗がダラダラ垂れている。
彼には珍しいことだ。
それを主である幸村も気づいた。
「何だ、何があったのだ。」
幸村はしつこく聞いてくる。
旦那、襖開けてみ?と、佐助は言った。幸村は不振がりつつも開けてみる。
「・・・え?」
「何だ?どうかしたのか?」
挨拶を済ませた小十郎が戻ってきた。
幸村は彼を見て、政宗殿が・・・と呟いた。
「政宗様?」
小十郎も中を覗く。
そして固まる。
彼らが見た、政宗の姿は。
闘って、闘って、勝ったのに、それでも何故か、失った物の方が多かった、
そんな哀れな子供の姿。
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