二次創作小説(映像)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- ちびっこ城主 *戦国BASARA*【完結!感謝!】
- 日時: 2012/08/10 10:29
- 名前: ☆Milk☆ (ID: DqYpyOBj)
どうもです、☆Milk☆ですっ!
毎度毎度、言うこともないのですが、一応のため注意書きをしておきます。
壱・荒らし?もちろんダメです。
弐・チェンメ?それもダメです。
参・バサラ嫌い?何で来たんですか?
四・☆Milk☆が嫌い?いや、だから何で来たんですか?
伍・キャラ崩壊は苦手?・・・頑張りますけど・・・多分、壊れます。
六・できれば・・・できればでいいです。コメントお願いします。
七・腐コメはお控えください。自爆します。
以上のことを守れる方、レッツパ−リィ!
*今回のお話*
三方ヶ原の後から始まります。
小十郎が松永から部下を取り戻して、そのあと、なんと政宗が・・・!?
続きは小説でどうぞ☆彡
オリキャラなしです。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18
- Re: ちびっこ城主 *戦国BASARA* ( No.57 )
- 日時: 2012/05/25 18:21
- 名前: ナル姫 (ID: fzc9VSBf)
安土の周辺にて、第五天魔王—お市は、村を襲って人を殺していた。勿論、彼女が考えて行動しているわけではない。裏で、糸を引く存在—…。
「…!こ、これで良いのぉ!?」
「ククク…えぇ、貴方は私に従えば良いのです」
「…ッ」
小早川秀秋と、謎の僧、天海。
天海は、秀秋の前にいきなり現れた。優柔不断の秀秋は、僧である天海を頼った。
天海が彼に言ったことが、コレだ。しかし、彼はこの事におかしさを感じていた。
(でも…逆らえない…)
「ウフ…ウフフ…綺麗ねぇ、長政様…」
「信長公の妹、第五天魔王…お市様…えぇ、とても美しゅう御座いますよ…」
一方…。
馬を走らせ安土へ急ぐ政宗、小十郎、幸村は、今九州の中間辺りにいた。真夏な上に、九州は南にある。当然の如く政宗や小十郎がいた奥州より暑いし、二人は暑さになれていない。
「うぅ…」
「…政宗様…?だ、大丈夫ですか?」
「大丈夫…」
「政宗殿?無理…なされるな?」
「無理…してない…?」
「政宗様ー!?何故疑問系なんですか!?」
小十郎が馬を止めた。明らかに馬の上でフラフラしている政宗を見て、幸村が苦笑いした。馬を止め、言う。
「少々、休みましょうぞ?あ、ほらそこに、茶屋もあるでござるし…」
「でもッ…ファ…」
抗議しようと叫ぼうとした瞬間、政宗の体が馬から落ちた。
「「政宗(様・殿)ーーッ!!」」
政宗を茶屋に運び、介抱をした。
「大丈夫でございますかお武家様…?」
茶屋の旦那が団扇を持ってきた。幸村と小十郎が頭を下げる。
「有難い…」
「感謝致す…」
パタパタと風を送った。その成果、政宗が目を覚ますまであと少し。
- Re: ちびっこ城主 *戦国BASARA* ( No.58 )
- 日時: 2012/05/26 14:10
- 名前: ナル姫 (ID: fOW/FHMu)
「貴方はこの少しの間に何も変わっておられない…」
「変わらねぇよ!?つか変われねぇよ!?拐われたってほんの二箇月やそこらだろ!?」
「ま、まぁ片倉殿…説教はそこまでにしてそろそろ出発せねば…」
政宗にくどくどと説教をしている小十郎を見て幸村が「あ、これ止めなきゃ終わらない」と危機感を抱いた。小十郎もそれを言われ、ふう、と息を吐いて行きましょうかと言った。政宗が幸村に小さくthanksと呟いたことに、小十郎は気づいていない。
「急ぎましょう」
「あぁ」
「行きましょうぞ!」
三人は馬を走らせた。
暫く経つと、海が見えた。そろそろ本州が近い。後は船を借りて本州に上陸すれば安土までそこまで遠くない。
…と、その時。
「何だあれ…船?」
「?」
政宗が、遠くに船を見つけた。大きい。その船はこちらに向かっているようだった。
「…何でしょうね…?」
船はどんどんこちらに近づく。大分近くなった時、人が先端にいるのが分かった。
「彼奴は…」
「おーい!独眼竜!」
「ちょ…長宗我部!?」
- Re: ちびっこ城主 *戦国BASARA* ( No.59 )
- 日時: 2012/05/27 18:02
- 名前: ナル姫 (ID: t18iQb5n)
混乱する三人の頭。
え?なんでここに?生きてたの?つかほんとになんでここに?
そんなことを思っていると、船が着いた。
「…?何だその顔?」
「え…?だってアンタ…生きてたの?」
「死ぬとでも思ったのか…」
うんと素直に答えると、かなり残念そうな顔。
とりあえず、色々元親に事情を話し理解してもらった。
「成程な…じゃぁ今から安土に行くのか」
「あぁ」
「…おし!俺の船に乗れ!」
「長宗我部…」
「元親殿、よいのか?」
「良いってことよ。ただし…」
元親はしゃがんで、政宗の頭をグリグリ撫でた。
「借りは、何時かキッチリ返せよな?」
「…!あぁ!」
「よっしゃ!乗れ!行くぜ野郎ども!安土まで出航だぁぁあ!!」
「アニキィィィィイイ!!」
- Re: ちびっこ城主 *戦国BASARA* ( No.60 )
- 日時: 2012/06/02 16:36
- 名前: ナル姫 (ID: Xnk5AhLs)
暫く船に揺られる。政宗は、幸村が顔を真っ青にしながら遠くの方を見ているのを見てみぬ振りをした。あんなの見ていたらこっちまで船酔いしそうだ。
「しかし政宗様…まさか長宗我部と交流が…」
「や…助けてもらった」
政宗が答えるのと同時に、元親が二人のもとへ来た。
「驚いだぜ、体が縮んだって噂されてた独眼竜がこんなとこにいるんだからよ」
元親は政宗の髪をぐしゃぐしゃ混ぜた。
「絡まるから止めろ!」
「アハハハハ!」
夕刻─
「…真田まだ酔ってんのか?」
「そのようで…」
政宗が何時まで経っても夕食を食べにこない幸村を少し心配したものの、見に行ったら思ったより元気そうで損した気分になったのは事実。
- Re: ちびっこ城主 *戦国BASARA* ( No.61 )
- 日時: 2012/06/09 14:30
- 名前: ナル姫 (ID: QQmxnDsv)
本州と九州の海峡を通り、朝鮮半島がある方の海へ出た。
元親は政宗を肩車して、本州がある方を指さして言った。
「あそこ、遠くに陸地があるだろ?あの辺は安芸の国だ」
「毛利の…」
「おう」
「じゃぁ、安土も近いよな?」
「あぁ」
元親が答えるのと同時に、政宗の心臓が煩く鳴り始めた。
(あぁもぅ!不安がってどうすんだよ!?助けるって決めただろうが!)
迷いを振り切るように頭を回せば、元親が政宗の思いを感じたように大丈夫だと呟く。
「長宗我部…」
「男っつーのは、何事にも立ち向かってくもんよ!」
男気あるその言葉に、政宗は少し感動した。
「…そう、か…?…そうだよな!」
安土まであと少し。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18
この掲示板は過去ログ化されています。