二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- {Fate}異端者は槍を構え運命を笑う{短篇集}
- 日時: 2016/01/13 09:18
- 名前: 明星陽炎 (ID: RGCZI60V)
初めましてないしはお久しぶりです!
この作品はFateシリーズの二次創作SS集です。Fate好き増えて下さい。
以下、この作品に登場するオリキャラ達。
無銘/異端者シリーズ/本作メインシリーズキャラ。
ななし(七紙新)/しにたがりのななしさん/無銘の派生キャラ。
リュムール(噂屋)/腐れ外道と厭世作家/腐れ外道な情報屋。
七紙時雨/人間未満と亡霊/鉄パイプ系微少女。
どのキャラもルーを入れ過ぎて溶け残った塊が浮いているカレー並に濃ゆいです。
>>83 「FGO風ステータステンプレート」 ご自由にお使いください
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- Re: 異端者は槍を構え運命を笑う ( No.40 )
- 日時: 2014/02/13 11:04
- 名前: 明星陽炎 (ID: a0p/ia.h)
「助けてくれエミヤ…!」
絶望しきったような表情を浮かべて私の机に突っ伏せる青くて長い髪。触れたらさぞ柔らかいであろうが、それ以前に邪魔くさいとか殴りたいとか鬱陶しいとか、そういう感情が沸き立つのは恐らくその髪の持ち主が同い年の、しかも筋肉質な男だからに違いない。ついでに言うなら、毎日のように同じことをされていると言うのも要因の一つだろう、誠に腹立たしいことに。
「またかね、クー」
「なんでお前そんな絶対零度なんだよ!?おまっ、あの物体Xもといこの世全ての悪意がこもった殺人麻婆の恐怖を知らねー訳じゃねぇだろ!?」
ふむ、出来るだけ煩いとか帰れとか他を当たれとかそう言う感情を出さないように努めたが難なく看破されたらしい。涙で潤んだ深紅の瞳にぎろりと睨まれてしまえばこちらとしてもなにも言えない。
黙って多目に作ってある弁当を差し出せば礼もそこそこにがっつきだす腐れ縁…もとい幼馴染みに溜め息を吐き出して。
「どうせあちこちでナンパなぞしているのだから、そろそろ落ち着いて恋人でも作って、そして料理でもしてもらったらどうかね?」
「じゃあまずテメーと同等かテメーよりうめぇメシ作れる女紹介してくれ」
勿論、ツインズはなしでな。と宣った駄狗の頭に、私は今度こそ拳骨を降り下ろした。
【弓兵と槍兵と昼休み】
- Re: 異端者は槍を構え運命を笑う ( No.41 )
- 日時: 2014/02/13 20:06
- 名前: 明星陽炎 (ID: w/AVokpv)
双子というとどんなものを想像するだろうか。声も顔も良く似た二人、性格が似ているというのも珍しくはないだろう。
ところで少々メタな話にはなるが、君達はタイプムーン公式のエイプリルフール企画に参加し、実に興味深いアメリカでの聖杯戦争(それも金色のジャイアニズム溢れるかのAUOが主役の話)で盛大に型月ユーザーを釣った某氏の作品を読んだことがあるだろうか?
主人公がデュラハンで舞台が池袋なあれである。ああ、何故知っているかと問われると答えは単純で、クラスメイトの金ぴかに押し付けられ暇潰しに読んだからである。
…と、それはまあさておき、その物語に出てくる真っ黒で何処かで聞いたような…具体的には型月において大体どの世界でも噛ませな役で出てくるワカメに似た…声の情報屋の双子の妹を知っているだろうか。
知っている人はそれを、知らない人はとりあえず凄まじく強烈な双子を想像しておいてほしい。
そして、そんな強烈な双子が…私の妹に、いるのだ。
「兄さーま♪」
「やっほ」
私と同じように癖の強い銀髪がふわふわと揺れる。猫のようにくるくるとした金色の瞳はやや薄暗く、その色だけは鋼色だという私とは違う。
鏡合わせのような二対のそれが、額に手を当てて俯いた私を見上げ、片方がにんまりと悪戯そうな、片方が呆然としたような表情を浮かべていた。
「何をしに来たのかね?アラヤ、アラタ」
「何って…王様からメールで麻婆が食べれると聞きまして!」
私の問いに満面の笑みを浮かべたのは銀の髪を無造作にひとつに結った少女。名はアラヤ、敬語キャラの癖に愉快犯、事態を掻き回すのが大好きという誰得な性格だ。
「兄さんは止めるからこういうときしかたべられないしね」
補足をするようにぽつりと呟いたのは銀の髪を一つにまとめ、器用に三つ編みした少女。名はアラタ、ぶっきらぼうで物静かだが妙な行動力のある性格で、下手をすると一番危ない。
ねー、と顔を見合わせて首をかしげる姿は身内の贔屓目なしに可愛らしいと思うが、中身が中身なだけに素直にそう評せない。
「……というかあの殺人麻婆をよく食べられるな」
「知ってます?あれ外道なら食べられるんですよ??神父さんとか、某メイガスキラーとか、私達とカラーリングが同じな事に最近やっと作者が気付いたシスターとか」
「でも、個性的な無個性の某ザビエルさんとかも食べてたんじゃなかったっけ?」
「でもザビエル様達も選択肢によっては中々愉快犯ですよ?」
「確かにそうかも…なんせ『爆ぜてアーチャー』とか『もしかして———分裂!?アーチャーはプラナリアだったの!?』とかいっちゃうもんね」
「なんの話か分からないというか分かってはいけないと月の向こうから私に良く似た誰かに囁かれているが…ともかく、もういい分かった」
盛大に広がるメタワールドを縮小すべく二人を止める。ゴクリンっぽい何かでも乗り移ったんだろうか、というかそもそもこの話通じるんだろうか。
さておき。
「クーも麻婆豆腐だとか言っていたから貰ってくるといい。そして風通しが良く人が来ないところでのんびり食べてきたまえ」
授業に遅れぬようにな、と付け加えると二人は強く頷いて教室に飛び込んだ。
【弓兵と双子と昼休み】
(教室のなかから聞き慣れた悲鳴が聞こえた気がした)
(気のせいだということにしておこう)
- Re: 異端者は槍を構え運命を笑う ( No.42 )
- 日時: 2014/03/07 12:30
- 名前: 明星陽炎 (ID: mJV9X4jr)
アラヤ。最上級悪魔 。背中にコウモリ羽根をもち、服装は海賊風で凍った湖の上に現れる。契約すれば守護霊が見えるようになる術が授けられ、契約には清めた砂糖菓子が必要 (診断メーカー【貴方を妖精・悪魔・精霊にしてみた】より)
※あくまでネタなので、多少の矛盾は目を瞑ってください。
※最上級→信仰を失った元・神や飛び抜けた魔力をもった元・人間。上級→ほぼ人間と同じ姿。中級→姿は人間と同じだが大きさが小さい。下級→人間からはかけ離れた姿。
「こんなところに人間だなんて。一体、いつ以来でしょうねぇ?」
へらりと笑んだ少女に思わず息を飲んだ。身に纏ったボロボロの白い航海服に白銀の髪、その隙間から見える月のような黄金の瞳も人間離れして見えたが、それ以上に目を惹く…黒い羽根。形状としては蝙蝠に近いそれが、彼女が人為らざる存在であると告げている。
「まあ、歓迎しましょう。どうぞ、よくお越しになられましたね…私はアラヤ。此処に棲む…まあ、貴殿方の言葉にすれば、悪魔ですの」
ーーーむかしむかしの噺です。
山の奥にある美しい森のなかにある湖には、星のような銀色の髪と、月のような金色の眼をした魔女が棲んでいました。
魔女はとても強い力と、特別な能力を持って生まれたため、幼い頃から不幸にばかり恵まれていましたが、それでも必死になって生きていました。
しかしある日、魔女の能力を利用しようとやって来た別の魔女に襲われてしまいました。
魔女はいつものように追い出そうと抵抗し、相手を追い詰めましたが、相手の正体に気付き動きを止めてしまいます。
襲いかかってきた魔女は、彼女の母親だったのです。
困惑した魔女の心臓に、母親は躊躇いなくナイフを突き立てて笑いました。
「ありがとう」と、そういって。
魔女はとてもとても絶望しました。
哀しくて哀しくて、遠のく意識の中で叫び続け、自分の運命を呪いました。
そうして、魔女は死にました。
自分の棲む湖を凍りつかせ、美しかった森を深く深く闇に沈め、誰も彼もから心を閉ざし、魔女は悪魔へと生まれ変わったのです。
悪魔は凍った湖の上で何百年も、何千年も、刻を眺めていました。
そうして、悪魔のことを多くの人が忘れてしまうほど永い永い刻が過ぎ去ったある日のこと。
悪魔の元を、一人の人間が訪れました。
という無銘とエミヤの話。
で、流れで無銘とエミヤが契約して一緒に旅をしていくなかで、魔女だったり悪魔だったり妖精だったり人間だったり守護霊だったりするふぁてメンバーと出逢うところまで考えて力尽きました。
- Re: 異端者は槍を構え運命を笑う ( No.43 )
- 日時: 2014/03/11 07:57
- 名前: 明星陽炎 (ID: EM5V5iBd)
実録してみたった
俺→ランスロット(狂)
弟→ギルガメッシュ(金)
親父殿→イスカンダル(騎)
【わからない基準】
狂「…ギルガメッシュ、」
金「…くくくくっ」
狂「聞いてるんですか、ギルガメッシュ」
金「煩いぞ狂犬めが、今いいところなのだ」
狂「知りませんよ動画止めてください煩いんです。何見てやがるんですか」
金「なんだ貴様、知らんのか。会長はメイド様よ」
狂「(ラノベ…だと!?)面白いですか」
金「無論、何をいっているのだ貴様」
狂「そう言えば貴方、この間とらドラとかバカテスとか見てましたよね…」
金「うむ。インデックスも好きよ」
狂「貴方、私のことをキモオタとか言いますが貴方も十分オタクではないですか」
金「何を言う、我は断じてオタクなどではないわ!」
狂「は?」
金「だから我はオタクではない」
狂「…インデックスで好きなキャラは?」
金「打ち止めと一方通行よ」
狂「バサラのマイキャラは?」
金「ホンダムと魔王様とコタだが」
狂「せかーいでーいちーばんー?」
金「おーひーめーさーまー」
狂「…で、貴方は?」
金「オタクではない」
確かに湘南乃風とか好きですし、目付き悪いし、格好もガテン系が似合う感じの弟ですが、これでオタクじゃないというのは本当に嘘だと思いました。
【めんどくさい】
親父殿が怪我をしました。
狂「大丈夫ですか、征服王」
騎「なあに、傷は痛いが他はこの通りピンピンしとるわ!」
狂「ならいいのですが…」
騎「ところで、のう。余は大変なことに気が付いてな」
狂「!どうかしましたか!?」
騎「左手を負傷してしまったろう?運転をしながら鼻を掻けぬのだ」
狂「は?」
騎「それだけではないぞ。こう、腕を下げると痛いでな、上げっぱなしにしとるのだが血液が廻らんせいで冷たくなってしまう」
狂「あの」
騎「それにしても怪我以外は至って元気ゆえ、暇じゃのー」もぞもぞ動く
狂「知りませんよ…(ほっといてエントリーシート書くことにしますか…)」
騎「むー…」もぞもぞ
狂「……」いらっ
騎「むむー…」もぞもぞもぞ
狂「……」いらいらっ
騎「むむむー…」もぞもぞもぞもぞ
狂「」ぶちっ
狂「落ち着けよ!!」
騎「はははww怒りおったかww」
狂「いいから黙って落ち着いて安静にしてください!」
騎「だって構ってくれんしのう、お前」
狂「作業中なの見えませんでした!?」
騎「見えておったぞ?だからこそやったのだがな!」
狂「(この際ギルガメッシュでもいいから早く帰ってきてください…)」
つい一週間くらい前のことです。
このときの親父殿は本当に面倒くさかった…
- Re: 異端者は槍を構え運命を笑う ( No.44 )
- 日時: 2014/03/11 20:44
- 名前: 明星陽炎 (ID: 06in9.NX)
実録してみたった②
※キャラ崩壊注意
俺→ランスロット(狂)
友人A→間桐雁夜(雁)※女
友人B→間桐慎二(慎)
友情出演→間桐桜(桜)
→メデューサ(蛇)
【こんな出会いでした】
専門学校への入学が決まって、奨学を受けるための試験の日の帰りでした
狂「………」何となく同類の雰囲気を感じている
雁「………」
狂「あ、あの…お疲れ様、でした」
雁「え、ええ、ほんとに」
狂「いやぁ、緊張しましたね」
雁「本当ですねー、作文とかよくわからなくて」
狂「ですよねー、実は小説書くのが趣味で文章はよく書くんですがね…あっ(やべえ余計なことを)」
雁「あっ、そうなんですか!?」
狂「あっ、はい!に、二次創作ですけど…」
雁「何の作品のですか?」
狂「ば、バサラとか…」
雁「!」
狂「!」
道端で抱き合いました。
これが運命か、と思いました。
後日友人に聞いたところ、友人も何となく同類の予感がしてたそうです。
【エイプリルフールではないのです】
学校が始まったばかりの頃
雁「ランスwwこれやばくねえ?ww」
狂「ちょっwwカリヤ、やめてくださいww」
桜「それにしても、雁夜おじさんとランスロットさんはとても仲良しなんですね」
蛇「ええ、お二人はいつも一緒ですが…どこの高校出身なんですか?」
雁「俺?俺は○○高校だったよ」
狂「そうだったんですか」
雁「そうそう、私立でさー」
狂「私は××高校です。公立なんですが周りに何もないんですよ」
雁「へー」
桜「ちょっ、ちょっと待ってください!」
狂雁「ん?」
桜「お二人は違う高校だったんですか?!」
狂「ええ、そうですねぇ」
雁「専門入ってからの友人だしな」
狂「ではそろそろ二ヶ月ですかね?」
雁「そんなもんかー」
蛇「……嘘ですよね?」
狂「本当ですよ?」
桜「仲…良すぎません?」
似たようなやり取りを数回した記憶があります。不思議。
いつもコンビ認定されてました。
【落ち着いている】
LINEにて。俺とAは一緒に昼食ってました。たまたまBはその場にいなかったのでLINEのグループにて問いかけました。
雁夜:慎二くん、どこにいる?
雁夜:というかクラス会のお金はらった?
(しばらく返事がなく暇になったので)
ランス:シンジ殿なう
雁夜:慎二くんなう
ランス:シンジ殿
雁夜:慎二くん
ランス:シンジ殿なう
雁夜:慎二くんなう
ランス:シンジ殿なう
雁夜:慎二くん
ランス:シンジ殿
雁夜:慎二くんなう
ランス:おっおっおっおっ((^ω^=^ω^))
慎二:払ったけどwwww
雁夜:まじで?どこで払えばいいの?
ランス:というか何処にいらっしゃいます?
慎二:頼むから落ち着いてくれる?
ランス:落ち着いてますよ
おちついてはいますが、ただふざけてるだけです。
この三人で会話してるとテンションが天元突破してだいたいネタが連発されるかBが弄られるか音ゲーの話をしてます。
最近は専らこの残念トリオです。
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