二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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{Fate}異端者は槍を構え運命を笑う{短篇集}
日時: 2016/01/13 09:18
名前: 明星陽炎 (ID: RGCZI60V)

初めましてないしはお久しぶりです!
この作品はFateシリーズの二次創作SS集です。Fate好き増えて下さい。

以下、この作品に登場するオリキャラ達。


無銘ムメイ/異端者シリーズ/本作メインシリーズキャラ。
ななし(七紙新)/しにたがりのななしさん/無銘の派生キャラ。
リュムール(噂屋)/腐れ外道と厭世作家/腐れ外道な情報屋。
七紙時雨/人間未満と亡霊/鉄パイプ系微少女。


どのキャラもルーを入れ過ぎて溶け残った塊が浮いているカレー並に濃ゆいです。


>>83 「FGO風ステータステンプレート」 ご自由にお使いください

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Re: 異端者は槍を構え運命を笑う ( No.35 )
日時: 2014/01/23 10:06
名前: 明星陽炎 (ID: w/AVokpv)

思い付いただけのクロスオーバーネタ。本当に誰得?

TOV×異端者
・レイヴン寄り(?)
・親子愛的な
・サーヴァントが精霊
・基本はTOV原作沿い

キャラ設定
ナナガミ(無銘)
年齢:自称18歳(実年齢は3000以上)
好きなもの:ブリ大根、クッキー、マーボー豆腐
 銀色の長髪とダークゴールドの瞳を持つ小柄な少女。白を基調としたダボダボの服を纏っており、愛用の双剣を腰に差している。
 レイヴンと行動を共にする天を射る矢でのバディであり、また戦争孤児のナナガミを引き取り育成した義理の親子でもある。飄々とした性格は彼譲りで所々にレイヴンを意識していると思われる言動を滲ませる。
 基本口調は「〜です(の)」「〜ます」などの敬語で丁寧な言い回しだが、「何だってんですかコノヤロー!」「上下関係を体に叩き込んで差し上げますよ」など、所々敬語が崩れたり、相手を小馬鹿にしたような言い回しをする慇懃無礼な態度が目立つ。
 白と黒を基調とする夫婦剣を愛用する魔剣士だが基本的にはどんな武器でも扱える。前〜中衛型の戦闘スタイルであり中〜後衛であるレイヴンをサポートするような戦い方が得意。とはいえ恐ろしいほど戦い慣れしており、単体でも戦える。
 趣味は料理。人並み以上の腕前なのだが何故かマーボー豆腐だけは人間が食べられないレベルで辛いものを作る(しかし本人は平気で食べている上好物である)

※以下本編ネタバレ含む
 実はシュヴァーン隊、副隊長のアラタ・クロウリー。レイヴン=シュヴァーンを知る人物のうちの一人でもある。普段はシュヴァーンに付き従う厳格な女性だが本来の性格はナナガミに近いものでルブラン、アデコール、ボッコスの三人組がお気に入りらしい。
 ナナガミ=アラタの正体は実は人魔戦争に巻き込まれた「生命」の精霊、『アラヤ』。人魔戦争時、魔導機にエアルを奪われ死にかけていた所をシュヴァーンに救われ契約。
 精霊の仲間達(他サーヴァント達)は彼女が人間と契約をしていることをあまり快くは思っていないようではあるが、旅の途中に手助けをしてくれることも。

サンプルボイス
・戦闘開始
「あらん、見つかっちゃいましたねぇ」
「あひぃ!これはマズそうですのー!!」
「雑魚が…群れるんじゃねえってんですよ」
・戦闘終了
「おほほ、私に勝とうなんざ三千年早いってんですの!」
「まあ、ざぁっとこんなもんですのよ!」
「ふひー…私としたことがつい慢心しちゃってましたか…危なかったですぅ」
・術技
「煌めけ閃光!ライトニング!」→「痺れる魅力ですのよ?」
「焔よ、降り注げ!バーンストライク!!」→「爆ぜろリアじゅ…じゃなくて邪魔する奴っ!」
「流るる奔流!スプレッド」→「打ち上げですの!」
「その重みは空のモノ…エアプレッシャー!」→「立ち上がれないでしょう?」
「雷の刃に貫かれよ!サンダーブレード!!」→「痺れちゃいました?」
「全ての生命は我が導き我が裁く。畏れよ、臨めよ、悔い改めよ。我が下すは裁きの鉄槌!ジャッジメント!!」→「過ちには、罰を」
(本編の詠唱とは全然違う詠唱をする)

・掛け合い
(ナ…ナナガミ、レ…レイヴン、ユ…ユーリ、ジ…ジュディス、ラ…ラピード、リ…リタ)
ナ「レイヴン!」
レ「ほいきた!」
ナ「ふふふー、やっぱり私達さいきょーですの!」
レ「コンビネーションの賜物よねぇ!」

ユ「よっ、と。ざっとこんなもんかね」
ナ「さっすがせいねーん!」
ユ「見てるだけじゃなくて手伝えよ」
ナ「はいはいほー」

ナ「きゃー!お姉さま格好いい!」
ジ「あら、貴女もなかなかよ?」
ナ「誉められちゃいましたー…でも負けませんのよ?」
ジ「ふふ、そうこなくちゃね」

ラ「バウッ!」
ナ「ラピード格好良すぎますの!抱いて!!」
ラ「グルル…」
ナ「っそんな!私痴女じゃないですの!単にラピードが男前過ぎて惚れてるだけですのにー!!」
ユ「おいおい…種族の差はデケェよ」
リ「それよりごく普通に犬と会話してることに突っ込みなさいよ」

称号
・怪しい少女
→協力してくれるが、なんとなく胡散臭い…
・天を射る矢の名物
→仲良し父子。胡散臭いのはある意味味なのかも?
・殺人マーボー
→そのマーボー、凶器につき。
・裏切れない裏切者
→裏切った父と裏切れない娘。
・レシピゲッター!
→趣味:料理は伊達ではない。道は極めるためにあるのだ。
・命の精霊
→少女が象徴するのは生命の輝き。

他鯖
エミヤ(五次弓)
 「剣」の精霊。赤い外套を纏った白髪の偉丈夫の姿をしている。
 皮肉やだが世話焼きな性格で度々一行のサポートをしてくれる。
 アラヤの保護者的存在で、アラヤから最大級の信頼を置かれている精霊。
 アラヤの使用している白と黒の双剣を作った本人。自身も同型の双剣を愛用しているが、本人曰く、「弓術の方が得意」らしい。

クー・フーリン(五次槍)
 「戦」の精霊。青い長髪に赤い瞳を持つ偉丈夫の姿をしている。
 好戦的且つ楽天家、豪胆な性格でユーリ達のことも気に入っている。
 アラヤからは兄貴と呼び慕われ、仲良くどつきあう程度の仲。
 真紅の槍を愛用し、多少魔術を扱える高等精霊。

アルトリア(剣)
 「星」の精霊。輝く金色の髪と湖底のようなエメラルドグリーンの瞳を持つ男装の麗人。
 生真面目で誇り高い性格。精霊であることに誇りを持っており、アラヤが人間と契約していることを心配もしていたが、アラヤが望む以上は口出しはしない。
 結構な大食らいで、ユーリの作るスイーツがお気に入りというお茶目な一面も。
 星の光を集め、斬撃に乗せる事の出来る特別な剣を持つ。

ギルガメッシュ(四次弓)
 「繁栄」の精霊。太陽のような金色の髪と燃えるような真紅の瞳を持つ美丈夫の姿をしている。
 剛健不遜で傲慢、お世辞にも好意的とは言えない性格だが、実力は本物。
 何だかんだと言いつつアラヤを気にかけており、契約を結んでいるレイヴンをあまり快く思ってはいない。
 財である武器を蔵から召喚し戦闘をする。


他のメンバーはどうするか未定☆

Re: 異端者は槍を構え運命を笑う ( No.36 )
日時: 2014/02/04 17:42
名前: 明星陽炎 (ID: EM5V5iBd)

異端者×TOVスキット集

↓異端者(fate)キャラ↓
ナナガミ(無銘)…ナ
エミヤ…弓
クー…槍
アルトリア…剣
ギルガメッシュ…金

↓以下、TOVキャラ↓
ユーリ…ユ
エステル…エ
カロル…カ
リタ…リ
レイヴン…レ
ジュディス…ジ
パティ…パ

【うっかりやさん】
※ナナガミ、レイヴンがパーティ加入後初戦闘終了時
ナ「んふふふふー!無駄無駄無駄ぁ!ですのぉぉぉぉお!!」
レ「あらまー、ナナガミったら張り切っちゃって」
カ「張り切るとかそういう問題なの、あれ…」
ユ「突っ込んでやるなよ、カロル先生」
ナ「おほほほ…ありっ?……んぎゃあっ!」
カ「あっ、こけた」
ユ「足元に根っこあんの気付かなかったらしいな、あのお嬢さん」
レ「……うっかりやさんなのよ」

【うっかりやさん2】
※ナナガミの正体バレイベント後
剣「……それにしてもアラヤ。何故貴方のような高等精霊が人間と契約など…理解できません」
弓「確かにな。まさか君ほどの精霊が契約に頼らねばならないほど弱っていたとも思えんし…」
ナ「………」
槍「…おいおい、その顔まさか…」
ナ「うぅ、始祖の皆が危なくてつい飛び出したら魔動機にエアルありったけ持ってかれて死にそうになってたんですううぅ…」
剣「…………アラヤ……」
弓「君という奴は…!」
槍「相変わらずうっかりやだなおめーは!!」
ナ「ひいいい!ごごごごめんなさーい!!」
カ「…相変わらずなんだ」
ユ「まあ、あの調子じゃあな」

【クッキングターイム】
※称号・レシピゲッター取得後
ナ「ふ、ふふふふふ…!ついにレシピコンプですの!!キッチンが私を待っているッッ!!」
リ「ちょっ、ナナガミ!アンタ貴重な前線要員なのよ!?そんなの後に…聞こえてないわね…何とかしなさいよ!!」
ユ「…スイーツは作るのか?」
ナ「勿論ですとも!」
ユ「よし、手伝う」
リ「アンタまで参加しないでよ!!前線がいなくなるじゃない!!」
ユナ「おっさん/レイヴンでも壁にしといて」
レ「えっ!?これおっさんとばっちり!?」

【恐怖!食物兵器!!】
※ナナガミで始めて麻婆豆腐を作る
ユ「……」
リ「……」
カ「……」
エ「……」
ナ「ふふん、麻婆豆腐ですの!」
リ「っ、何処がよ!?どっからどう見ても冒涜的な赤い物体にしか見えないわ!!」
カ「……これ、食べれるの…?」
ユ「ふ、フレンの料理よりすげぇ…」
エ「わ、わたし、料理にこんなに危機感を覚えたのははじめてです…」
レ「ねえ、だからやめようって俺様言ったじゃない…」

【恐怖!食物兵器!!2】
※アイテム『ナナガミ特製麻婆』をジュディスが加入後使用
カ「うえぇどうしよう、これ食べるのぉ…?」
ジ「そうするしか、ないでしょうね」
ユ「……おい、おっさん」
レ「絶っっ対嫌よ!」
ユ「ちっ、なあジュディ。ものは相談なんだが」
ジ「申し訳ないけどお断りするわ」
ユ「カロル先生」
カ「ぼっ、僕いやだよ!」
リ「あぁもううっさいわね!アンタが食えば良いじゃない!!」
ユ「ちょっ、待てリ……んがっ!?

ユ「………………っっっつ!!」
カ「ゆ、ユーリーーーー!!」
レ「せっ、青年が死んだー!!」
ジ「なんだか、『このひとでなし!』と言わなきゃいけない気がするわね」

【ナナガミとエミヤ】
※ナナガミ正体バレイベント後
弓「アラヤ……いや、今はナナガミか」
ナ「べつにどっちで呼ばれても構いませんよ?」
弓「…いやなに、今君が名乗る名がナナガミだというなら私は君をナナガミと呼ぶよ」
ナ「?変なエミヤ」
弓「(君はあまり、アラヤと呼ばれるのを好んでいないように見えたから、とは言えないな)」

【スイーツ同盟】
※レシピ・デザートの料理を持った状態でアルトリアを訪ねる
剣「…………」
ユ「…?おい、どうしたよ」
剣「…はっ!い、いえ!ただ…」
ユ「ただ?」
剣「その…ユーリから、甘い香りがするので、つい…」
ユ「甘い香り…?んー…お、これか?」
剣「っ!!」
ユ「…………」
剣「…………」
ユ「…食うか?」
剣「っ、はい!!」
ユ「(…よく食うなぁ)」

【おかん属性】
※パティ加入後エミヤを訪ねる
ナ「エミヤー!!」
弓「よく来たな…む?」
パ「?どうしたのじゃ?はっ、まさかうちにみとれたのか?!」
ナ「えっ…エミヤロリコンだったんですの…?」
弓「断 じ て 違 う !!」
ナ「冗談ですよぅ、ねえパティちゃん」
パ「のじゃ。ナナガミに聞いた通り冗談の通じぬ男じゃのう」
弓「…はぁ、まあいい。パティと言ったな?服に染みがついているぞ」
パ「むっ…まさか昨日隠れて食べたおでんの汁かの…」
弓「好きなものを食べるのを止めはしないが、気を付けた方がいい。とは言え成長過程にある子供はやはり食欲が盛んだからな…これを持っていくといい」
パ「おぉ、ビスケットじゃ」
弓「私が作ったものだが味は保証する」
ナ「あ、しかも野菜の風味がしますの!おいしいー!!」
弓「ナナガミ!人のものを取るなとあれほど言っているだろう!!」
ナ「にゃひぃ!」
エ「エミヤはお母様みたいですね!」
ユ「確かになァ」
弓「!?」

【金色の王様の本音】
※ギルガメッシュ初訪問時
金「……ふん、来たか雑種共。全く、忌々しいことよ。取るに足らん蒙昧の癖にこの我を訪ねてくるとは…アラヤだけなら、まだ赦せるものを」
ユ「まあそう言うなよ。それにそのアラヤことナナガミは俺達と行動してるんだぜ?」
金「それこそ最も忌々しいことよ。精霊であるあれを貴様等如きが従え歩くなど…あれがその気になれば瞬時に消える命だというのに」
ユ「でも、アイツはそうしねぇ。その意味くらいわかんだろ…王サマ」
金「…ふん、小生意気な雑種が」
金「(…アラヤは甘い。我等と違いたかが数十年と生きぬ人間風情にうつつを抜かせば、己が傷付くとわかっておろうに)」

【恐怖!食物兵器!!3】
※アイテム『ナナガミ特製麻婆』を所持した状態でギルガメッシュを訪ねる
金「…来た…って、な、なんだこの強烈な刺激臭は……!」
ユ「あー…やっぱ気付くよなぁ、これ…」
金「そっ…その物体は……!!」
カ「ナナガミが作った麻婆豆腐だよ…うぅ」
金「おのれ!雑種ども!何故あやつに麻婆豆腐など作らせたのだ!!あれは…あれは恐ろしいものよ…!」
カ「ぎ、ギルガメッシュがそう言うだなんて…」
エ「ナナガミ特製麻婆…恐ろしいです…!!」
金「そんな言葉では生温いわ!精霊である我が!たった一口で!気絶しかけたのだぞ!?」
ユ「流石食物兵器…」
ジ「いっそ魔物に食べさせてみた方がいいかもしれないわね」
ナ「み、みんなして酷いですのー!!」
レ「わるいけどこればっかりは擁護できないわ、俺様も」

とりあえずここまで。
フレンとラピードが出せなかった…

Re: 異端者は槍を構え運命を笑う ( No.37 )
日時: 2014/02/06 18:26
名前: 明星陽炎 (ID: w/AVokpv)

※!閲覧注意!※
・この話は直接表現はありませんが反社会的な表現が含まれています!
・雰囲気を出すために改行がないので読みづらいかと…
苦手な方はブラウザバックをお願いします!!











目に鮮やかな緋色が辺り一面に散らばっている。あぁ、なんてきれいなんだろうと微笑みながら掌を伸ばす。足元にはこの緋色を生み出したモノが転がっているけれど、それはもうこの美しい風景を作り出すために必要な緋色を提供してはくれないから爪先で蹴飛ばした。ごとんと鈍い音がしたけれど興味はない。私にとってそれはもうなんの価値もないから邪魔なだけ。けれど早いところ片付けてしまわないと。この美しい緋を汚してしまう。正直どうでもいいけれど丁寧に丁寧に運び出して静かに埋めた。微かにした臭いにやはり早く片付けて正解だったなと思いつつ、また次の材料を探しにいく。早いところ目星をつけておかないと。あの部屋を美しく保つには時間は一分一秒でも惜しいから。少しでも失敗したらそれは全く美しさを損なってしまうもの。美しきは儚いとは、昔の人はよく言ったものだと思う。あぁ、あの緋色が永遠に保てたらいいのに。けれどもそれは手間も暇も必要だから余計に美しく感じるんだと私は知っているから、別にめげたりはしない。あの一瞬の美しさに心を奪われたんだから、そんな些末はもうどうでもいいの。そうだ、今度はあの緋色を硝子に閉じ込めてみようか。金魚鉢いっぱいに満たして、光に翳してみたらきっときらきらして綺麗だろう。あの部屋をもっと綺麗にできるなんて、そう思ったら胸が高鳴った。ちょっとだけ手間は増えちゃうけれどそれは仕方ない。だって綺麗なものは綺麗なんだもの。綺麗なものを欲しいと思うのは当然でしょう?

例えばそれが、人を殺さないと手に入らなくても。

→血が好きで好きで仕方ない四次魔陣営異端者。殺すことや戦うことも好きだけどそれ以上に血の色が好きで人を殺していく。

Re: 異端者は槍を構え運命を笑う ( No.38 )
日時: 2014/02/12 12:32
名前: 明星陽炎 (ID: w/AVokpv)

zeroにおける各陣営の敗因と考察
※弱冠キャラヘイト的な要素を含む可能性があるのでご注意を。
※あくまでfateシリーズファンとしての個人の意見です。原作を否定する意図で書いている訳ではないのでご了承ください。

・剣陣営
まずは切嗣とセイバーの不仲。
切嗣がセイバーを無視する要因ってのは幾つかあって、第一前提にセイバーが女の子だっていうのがある。これは落胆というよりは年端もいかぬ、しかも女の子に戦いを強いてきた円卓の騎士達と、同じようにこれから戦いを強いる自身への嫌悪感かららしい。
次に騎士道。これも結構大きい。切嗣の戦い方である「使えるものはどんなものでも使い、どんなことをしてでも敵を倒す」というものと、騎士道としての「(誇り高き戦いをするために)正々堂々と正面から敵を倒す」という考え方が真逆にある。
セイバー自身の考えがまずこの騎士道を第一に置いてしまっていることが、切嗣に「彼女と僕の戦い方は相容れない」という考えを植え付けてしまい、結果、理解されないなら必要なことだけ伝えて使う駒として認識されてしまった。
これを改善するにはまず、セイバー自身の考え方を騎士としてではなく王としての「(国或いは民を守るという)目的のために、ある程度の非情や外方に眼を瞑る」という考え方のそれにしなくてはならない。

戦闘スタイル的には多分悪くはない組合せ。最優のサーヴァントというアドバンテージがある以上、攻められ辛く攻めやすい。対サーヴァントではバランスの取れたステータスから指示の如何や、遠距離からの切嗣のサポートよっては敵を倒すのも難しくはないし、セイバー自身が派手な囮になってサーヴァントとマスターを分断するのも可能。

結論としてはまず、意志疎通を計ること。セイバーの考え方を変えられればこの組合せでも悪くはない。
けれどより切嗣が勝利を求めるなら最良のサーヴァントは↓
・四次アサシン(ハサン・サッバーハ)
・エクストラアーチャー(ロビン・フッド)
どちらも闇討ちを得意とするサーヴァントなので切嗣と供に全力で敵マスターを狙いにかかれる。特にハサンは80人に分裂できるので陽動、実動、護衛を効率良く分担し敵を混乱させられると思う。


・弓陣営
まずは「強いから」って理由だけでギルガメッシュ呼ばない方が時臣は強かったと思う。
公式曰く『ギルガメッシュはノリがいいやつの方が言うこと聞く』らしく、無個性()でノリノリなエクストラ主人公ズ(通称ザビーズ)はなんやかんやでギルガメッシュを使役できてる事を考えると、もう少し力を抜いてちょっぴりうっかりしたりとか、人間らしさを披露したりすればもう少しくらいはギルガメッシュが時臣に興味を持った可能性があるかなー、と(ギルガメッシュは人間らしい人間を好ましく思うから)。少なくとも後ろから刺される可能性は減った。
それと、最終的に切り捨てるというのは(願いを叶えるためには)正しいんだけれど、相手が悪い。最終的に面白がってはいたけれど、下手に勝ち残ってしまうとギルガメッシュの逆鱗に触れると思う。

戦略的には正直ギルガメッシュの火力があれば時臣は何も出来なそう。それから穴熊戦法は宜しくなかったと思う。魔術師らしい戦い方ではあるけれど、折角火力高いサーヴァント呼んだんだしもう少し前に出ても良かったかと。

結論。やっぱり時臣とギルガメッシュっていう組合せは微妙かもしれない。指示を確り守ってくれ、且つ適度な火力があるサーヴァントの方が時臣には合うかなあという点から最良の組合せは↓
・四次ランサー(ディルムッド・オディナ)
・エクストラ青キャスター(玉藻の前)
四次槍は火力がそこそこあるし、キャス狐ちゃんは魔力が高いから強力な技が放てる。どちらも基礎ステータスを考えれば攻められ易いが、そこを逆について誘い込めば穴熊戦法に持ち込みやすいので時臣としても有利に事が運べるんじゃないかと。


・槍陣営
まずは先生の考えの甘さ。まだ若い(20代前半)し、挫折を知らないから仕方ないのかも知れないけれど事前の調査が甘い。もう少し聖杯戦争がどんなものであり、どんな陣営がどんな風に戦うのかを調べるべきだったかと。
次に、人質になり得る人員(ソラウ様)を連れてきたのは不味かった。まあ大好きなソラウ様に身近で格好いいとこ見せたかった(公式曰く)のは分からなくもないけど、危険に巻き込まれ、且つサーヴァントの魔力を供給する役割を担わされたソラウ様の家庭環境や婚約の経緯を見る限り、元々ソラウ様自身の自分の認識が道具なのに拍車をかけた形になっているのも昼ドラが拗れた要因の一つなんじゃないだろうか。
魅了の祝福(呪い)は強力な耐魔力を持っているアイリさんや、五次キャスター、五次ライダー(アンリミテッドコード参照)も油断すればかかりかねないものらしいので、いくら跳ね返せても瞬間的に心は揺れるものだと思われ、今まで道具だからと封印してきた筈の感情が揺れたのでソラウ様は自ら魅了に嵌まったということらしい。そう考えるとまあ、第一としては先生はソラウ様を連れてこない方が良かったと思われる。
次にディルムッド。魅了の件を除いたらまずは望みが『主に忠誠を捧げる』だったのは先生との相性を最悪にした要因。
先生の家であるアーチボルト家は魔術師の家系でも大きなものの一つであり、神童と呼ばれていた先生はその家の跡継ぎであったことを考えると恐らく、先生の周囲の人間は打算とか欲望とかそういうものにまみれた相手が多かったのではないかと。で、多分先生自身もそれを理解した上で付き合いを持つ。つまり完全に打算無しで主に仕えるなんて言葉は信用できず其所で不信感が生まれる。それから、ディルムッドは「自分を喚び出したマスターだからケイネス殿が主」という考えだが、先生からすれば「つまり喚び出した相手が私だったから私に仕えるだけで、別に誰が主でも良かったのだな?」ということになり、其所で不信感が増大する。しかしネクストエンカウンター(モバイル版ゲーム)ではディルと龍之介を組ませると、龍之介にディルが憤慨する描写があるので誰でもいいとは言い切れないようだ。
しかし、これを改善するにはまず相互間の親交を深めなければならないわけだけれど、そこで問題になるのが『サーヴァント=使い魔』という考え。他の陣営にも言えることだが、この考えが前提に有る限りマスターはサーヴァントの進言を受け入れなくなるので、これを改善すべきかと。

戦闘スタイルは攻める片方をもう片方が守るスタイルがベストかと。互いに互いの弱点を補完できるので、相手によって攻守の組み替えをすればそこそこには戦えるはず。ただしその場合は少しばかり火力不足かもしれない。

結論としては、まずは先生の慢心とディルの忠義観をどうにか折り合いをつけることが前提。それからソラウ様は置いてきた方がいい。性格の相性が切嗣とセイバーに次いで悪いので、先生にとって最良の組合せは↓
・セイバー(アルトリア・ペンドラゴン)
・五次キャスター(メディア)
セイバーは火力不足を補えるし、メディアさんは死霊兵やルールブレイカーを効率良く活用出来るだけの知略が先生にあるから。

Re: 異端者は槍を構え運命を笑う ( No.39 )
日時: 2014/02/12 19:32
名前: 明星陽炎 (ID: w/AVokpv)

ねったねたねー

SNサーヴァント達で学パロ

エミヤ
私立運命学園高等部二年。この話の語り部にして無二の常識人。
弓道部に所属しており、腕前は確か。ただし喧嘩の際は双剣を使うという謎の仕様。
皮肉やだが世話好き。少々自虐的な面があるが最近は改善されている。
というか周りが騒がしくてそれどころではない。
趣味は料理、電化製品弄り。
ひとつ年下に双子の妹がいる。

クー
エミヤのクラスメイト。諸事情により教会に居候している。
陸上部所属。投槍の選手で基本的に百発百中。
苦労人、というよりは不憫枠。居候先の神父と彼が作る麻婆豆腐を心の底から恐れている。
趣味はナンパと釣り、バイト。
渾名は兄貴。とてつもなくイケメンな親戚がいるらしい。

ギルガメッシュ
エミヤのクラスメイト②。クーとともに教会に居候している。
部活動には入っておらず、基本的に暇している。ひとつ年下のアルトリアが好きなアニメのヒロインにそっくりな為一目惚れ。しかし相手にされていない。
趣味は株トレードとアニメ観賞、子供たちと戯れること。
子供達からは王様と喚び慕われている。

メデューサ
エミヤの先輩。その美貌から学園のアイドルと呼ばれているが本人は男嫌いで女性好き。最近は近所にすむ大人しい少女が好みらしい。
趣味は骨董品収集と自転車弄り。
趣味が高じて商店街の骨董品店でアルバイトをしている。スピード狂。

アルトリア
エミヤの後輩。
可愛らしい顔立ちだが幼い頃から剣道を習っており達人の領域。凛々しい性格から地元の道場ではファンクラブも設立されている。
結構な健啖家で、エミヤ達兄妹の作る料理が大好物。
趣味は鍛練とライオングッズ収集。
タコとギルガメッシュが死ぬほど嫌い。

メディア
運命学園高等部の教師。只今同棲中の恋人がいるそうだ。
料理が苦手でエミヤ達兄妹に料理を習っている最中。
可愛らしいものが好きでアルトリアがお気に入り。
趣味は美少女フィギュアの製作と縫い物。

小次郎
運命学園高等部教師。剣道部の特別顧問も努める。メディアには昔に世話になったらしく頭が上がらないらしい。
少々器用貧乏なきらいがあるが本人は基本的に楽しそう。

ヘラクレス
運命学園高等部の教師。大柄で強面な外見に似合わず紳士的な性格で、心優しい。
最近近所にすむ少女になつかれているらしい。

ハサン
運命学園の用務員。ニックネームはジャスティスさん。
顔は怖いが世話焼き。理事長の介護人と化している。

オリキャラ
アラヤ/アラタ
エミヤの妹で双子。顔の作りや声はほぼ同じなので見分け方は髪型くらい。ただし性格は真逆。
アラヤはハイテンションで周囲を巻き込んでトラブルを起こすトラブルメーカー。ギルガメッシュと仲がよい。アラタはローテーションで若干人見知り。メデューサと仲がよい。
アラタの趣味は料理とゲーム、アラヤの趣味は料理と読書。
二人とも結構なブラコン。エミヤを害する相手に容赦しない。


こんなメンバーで混沌な学園生活とか、いかがでしょうか?


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