二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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SNS的(非)日常観察日誌
日時: 2016/07/18 22:56
名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode=view&no=29148

はじめましてこんにちは。抜間さん(ぬまさん)です。
こちらのスレでは、クロスオーバーで扱うあらゆるキャラの(非)日常を中心とした文を思い付くままに書いていきます。未熟&小説カキコ初心者ゆえに何かと至らない所もあるかと思いますがどうぞよろしくお願いいたします。


〈注意事項〉
・抜間さんには文才がないので所々文章がおかしかったり訳がわからなかったりするかもしれません。予めご了承ください。
・完全俺得なオリジナル設定が盛り沢山です。キャラ設定や世界観設定は随時アップしていきます。
・キャラ崩壊やメタネタ、パロディやクロスオーバーなどが普通に出てきます。要するにカオスです。
・時折カプ要素出てきます。基本的にNL多めですが、時々BLネタが出てくるかもしれません。
・キャラは初代から最新作までほぼ全てのキャラがいる前提で話を進めています。また、キャラによっては出番が多かったり少なかったりします。
・小説の感想やコラボ、キャラの貸し出し申請や、キャラや世界観の質問はいつでも大歓迎です。ただし、誹謗中傷や他の閲覧者の迷惑になるような書き込みはやめてください。

※目次や注意事項やキャラ設定は随時更新、修正していきます



更新日:7月18日

〈もくじ〉
【世界観とかキャラ設定とか(加筆修正たまにあり)】
・おおまかな世界観 >>1
・SNS団依頼の受付についてとメンバー一覧 >>90
・キャラ設定 (随時追加、修正中)
マリオ、リンク、カービィ、ピカチュウ >>4
フォックス、オリマー、ルイージ、ロゼッタ >>10
ピーチ、ゼルダ、ファルコン、ピット >>82
サムス、ムジュリン、ルフレ、ルキナ >>132
ブラピ、ピチュー >>215
デューク、イシス、初芽局 >>133
ウリエル、エンジェル、ヴァルキリー、イズイズ>>309
ソエル、イース、ヘラ、バステト >>310
天馬、神童、剣城 >>134
信助、瞬木、市川 >>458
渚、茅野、カルマ >>216
磯貝、寺坂、奥田、杉野 >>308
神崎、律、イトナ >>459
ギア、ゼリグ、ファーエ>>299

【スマブラ長文】
・『ニックネームも度が過ぎると悪意にしかならない』
本編 >>2-3 >>5-6 >>8-9 >>23-24
おまけ>>25
・『女体と男体、時々擬人』
本編 >>38-40 >>50-53 >>55-56 >>68-71 >>92-96
おまけとあとがき+α >>97
・『第一回料理対決』
準備号 >>108-109
1番〜4番 >>110-113 5番〜8番 >>123-127
9番〜12番 >>160-163 13番〜16番 >>173-179
裏7番(色々あってボツにした) >>136-137
結果発表 >>198-203 >>227-230
O★SHI★O★KI >>251-256
おまけとあとがき >>257-259

【スマブラ短文】
そのいち>>7 そのに>>16 そのさん>>22 そのよん>>31 そのご>>45-47 そのろく>>75-78 そのなな>>154-155 そのはち >>220-221 そのきゅう>>386-387 そのじゅう>>454-455 そのじゅういち>>494-498 そのじゅうに>>550-552 >>574-578そのじゅうさん >>650-654 そのじゅうよん>>768-772 そのじゅうご>>851-854 そのじゅうろく>>895-899 >>950-958←NEW!

【SNS団長文】
・『SNS団で料理対決〜どうあがいても絶望〜』
準備号 >>311-320
1番〜4番>>327-334 5番&6番>>350-354
7番 >>364-371 8番〜11番>>413-420
12番 >>434-440 13番〜16番>>463-471
それなりに平和な結果発表>>633-641
修羅場の先は阿鼻叫喚(前編)>>827-834
修羅場の先は阿鼻叫喚(後編)>>840-846

・『サバイバルとカオスとバカは紙一重』
序章 >>507-510 準備号>>520-526
オープニングは勝利への野心と共に>>614-622
戦闘前線異常あり >>706-712

【SNS団短文】
そのいち>>84 そのに>>121-122 そのさん(裸族注意)>>289-293 そのよん>>301-303 そのご>>404 そのろく>>430-431 そのなな>>504-505 そのはち>>540-541 そのきゅう>>689-692 そのじゅう>>719-728 そのじゅういち>>744-755(裸族注意) そのじゅうに>>808-811 >>816-820 そのじゅうさん>>912-914

【SNSラジオ】(不定期更新)
第1回 >>237-238 第2回 >>274-277
第3回 >>341-344 第4回 >>393-399
第5回 >>476-480 第6回 >>592-597
第7回 >>678-683 第8回 >>797-801
第9回 >>873-878 第10回>>935-941


〈タグ〉
クロスオーバー スマブラ 暗殺教室 パズドラ イナズマイレブンGO 蒼い世界の中心で ギャグ カオス コラボ 裸族 NL スマブラ四天王 オリジナル設定満載 キャラ崩壊要注意


※諸事情によりスレタイ変えました。元「スマブラ的(非)日常日和」です。

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戦闘前線異常あり ( No.708 )
日時: 2015/11/06 00:46
名前: 抜間さん (ID: EL31vbVI)


リンク「…普段は大人しくて内気な奴なのに、怒るとあんなに人…つーかモンスターが変わったみたいに恐ろしくなるのか…;」
ムジュリン(いや、ソエル並みにマジギレしたら怖い兄貴がそれを言うなよ…;)
マスター「…お前、これをさせるためにわざわざ会場からあの二人を呼んだのか?」
抜間さん「いやだって、埒が明かないじゃん;もうヘラの罰ゲームはこれでいいってことでさ…リンク、ムジュリン、あんたらは先に戻ってていいよー;」
ヘラ「うぎゅぅぅぅ…足がきついよぅ…早く終わって…;;;;」←めっちゃ足がしびれてる


ちなみにこの姉者様によるながーい説教の後、おこちゃま二人が保護者によって強制連行されたのは言うまでもない(ヘラはリタイアしたので墓地ルーム行き)。





ヴァルキリー「いきなり目の前から消失イリュージョンよろしく消えたと思ったらそれだったか……ソエルも苦労しているのだな;」
ソエル『はい……運営やリンクさん達にも多大な迷惑をかけてしまって恥ずかしい限りですOTL』


一方、アウトレットの生活エリアでは、ヴァルキリーがスマホでソエルと連絡を取り現状を把握していた。どうやら彼女は、ソエルと一緒に行動している時にいきなり彼女がいなくなったことにかなり驚いたようで、5姉妹の苦労人長女の弱々しい声に内心かなり同情している。

ソエル『そういうわけでもう少し説教が続きますから、そちらに戻るのは難しそうです。ヴァルキリーさん、申し訳ありませんが……その……』
ヴァルキリー「わかっている。私は大丈夫だからお前はお前で上手くやってくれ;』
ソエル『恐縮でs…ヘラ、誰が逃げていいと 言 い ま し た ?』
ヴァルキリー『……じ、じゃあ、また後でな!?(ピッ)……いやはや、恐ろしいものを見た気がした…あいつも妹に振り回されてるからなぁ;今度光属性だけでショッピングにでも誘ってみるか?ついでに心安らぐ花の種でもおすすめして……』

ある意味で恐ろしい瞬間に電話越しで立ち合う前にヴァルキリーは急いで通話を切る。電話の奥から「お姉ちゃんゆるしてぇぇぇ」という叫びが聞こえたのは気のせい…だと思いたい;
それからしばらく歩いたところで、ふと彼女の目に大きくて綺麗なフラワーショップが入ってきた。植物に詳しいヴァルキリーは、気苦労が絶えない友人のために花の種を見てみようかと何気ない気持ちで店内に。しかしそこには、既に先客がいた。


ミョムト「……」
ヴァルキリー「…ミョムトか?」


そう、ミョムトだ。どうやら彼は単独行動を取っていたらしく、ヴァルキリーに気づくと手にしていた鉢植えを置いた。それから背中の剣を抜き、目を薄く開き彼女の様子を伺う。

ミョムト「……」
ヴァルキリー「……まあ、こうなったらやることは一つしかないな…言っておくが、私は強いぞ?」

ヴァルキリーも、なんとなく彼の言いたい事を察すると剣と盾を構えた。そしてじりじりと互いに間合いを取り…



ダッ!!ガキーーーン!!


ミョムト「…!!」
ヴァルキリー「はぁ!!!」



一気にヴァルキリーがミョムトの横をすり抜ける旋風の如く猛スピードで駆け抜け斬りかかった!しかしミョムトもそれを慌てることなく受け流し風の刃を生み出し、素早くカウンターアタックを仕掛ける。まさに一瞬の刹那とも言うべきここまでの流れの速さと鋭い剣術に、カマイタチを回避したヴァルキリーの口の端が自然に上がる。
ミョムトは続いて手にした剣にエネルギーを圧縮させ、刃にメラメラと炎を纏わせた。

ヴァルキリー「貴様…剣術だけでなく魔法も使えるのか?いや、違うな…これは属性付加か」
ミョムト「はい」

炎を纏った剣をミョムトが勢いよく降ると、炎はたちまち業火の翼を持った鳥になり、ヴァルキリーに襲いかかった。

ヴァルキリー「くっ!!」

炎属性に木属性は明らかに不利であることからヴァルキリーはとっさの判断で、近くにあった水撒き用の水道管を斬りつけた。辺りに水を撒き散らして火の鳥の威力を弱めてから凪ぎ払い、直撃を回避すると、反撃のためにヴァルキリーが地面に剣を突き刺す。

ヴァルキリー「本物の植物悪魔であるべオークのようにとはいかないが、私も植物を操る術をそれなりには掌握しているのだぞ!……ローズ・ガン!!」
ミョムト「!!?」

すると、地面から人の頭くらいの大きさがあるであろう真っ赤な蕾を咲かせた薔薇が大地を裂いて登場。それから蕾が優雅にほころび花を開かせたと思ったら、花がマシンガンのように種を無数に吐き出した。素早い剣技で斬り捨てることで種の猛攻をしのぐミョムト。しかし、いざ反撃しようてしたら何故だか思うように動けない。

ミョムト「……!?」

足元を見ると、いつの間にか店内に設置されている花壇から伸びた蔦が彼の右足にがんじがらめに絡み付いていた。さらにそれだけではなく、なんと先ほどのローズ・ガンによってミョムトの身体に付着した種子から薔薇の茨がたちまち発芽し成長したではないか。茨はそのままシュルシュルと意思を持ったかのように右往左往に巻き付き、ミョムトの自由を奪おうとする。


ミョムトvsヴァルキリー!感想まだ。

戦闘前線異常あり ( No.709 )
日時: 2015/11/06 00:21
名前: 抜間さん (ID: EL31vbVI)



ピキ、ピキキキ……!パリーン!!


ミョムト「……」
ヴァルキリー「ちっ!凍てつく波動か!?」


しかし、このままあっけなくやられるほどエリールの英雄も弱くはない。身体中に強烈な冷気の波動を纏い、自分に巻き付いてきた棘を凍らせ砕くことで呪縛を解いたのだ。そのままミョムトは水晶の如く輝き散った薔薇の欠片をものともせずに、剣を構えてヴァルキリーと距離をつめて斬りつける。ヴァルキリーも応戦し、両者とも一歩も譲らぬ斬り合いになり、激しく甲高い太刀音を辺りに鳴らした。


ミョムト「…!!」
ヴァルキリー「くっ!互いの技が悪い方向に働いたか…」
ミョムト「……はい」
ヴァルキリー「やはり、お前もそう思うか。だが、だからと言って今さら止まるわけには!はぁ!やっ!」


だが、ヴァルキリーが先ほど撒き散らした水と、ミョムトが茨を降りきるのに使用した冷気の波動の影響で店内は氷があちこちに張り、しかも床の水溜まりが凍りついたことで足場が悪くなっていた。
足元が不安定な状況下での激しい斬りあいは容赦なく二人の体力を奪う。今後の戦いもあるのだから、ここであまり時間を喰っていては、仮に勝ったとしても冷気と足場によって参ってしまう。


ミョムト「……」
ヴァルキリー(……このままやりあうのは不味いな…きりがないし、こうしている間にも体力が限界になるのは目に見えている…こうなったら!)
ミョムト「……!?」
ヴァルキリー「光よ!我が力となれ!!やあぁぁぁぁぁ!!」

そう悟ったヴァルキリーは決着をつけるべく、ミョムトを押し返すと剣に光を宿らせた。同時に、光の持つ力と光速の速さをその身と刃に宿らせてまばゆく輝く!

ミョムト「!」

一方でそれに対するミョムトの行動も素早かった。まるで楽しそうに顔に笑みを浮かべると、相手が宿した光に対抗するべく、彼は闇属性を剣に付加。同時に、闇の持つ禍々しさ纏った!

ミョムト「ガンガンいこうぜ!!」
ヴァルキリー「望むところ!はぁぁぁぁぁぁ!!!」



カアァァァァッッッ!!!ガガガガガガ!!



そして強烈な閃光を秘めた斬撃と、暗黒を纏った斬撃が激しくぶつかり合った!!

ヴァルキリー「はぁぁぁぁぁぁ!!!」
ミョムト「!!!」

光を纏ったヴァルキリーは攻撃を緩めることなく、絶えず蛇のごとく凪ぎ払いや突きをくりだしてはミョムトを襲う。一方でミョムトは、ヴァルキリーの攻撃を真正面から剣で受け止め、防御に徹した。先ほどとは比べ物にならないくらいに甲高く鋭い太刀音が辺りを支配する。

ヴァルキリー「甘い!!やっ……!てやぁ!円月斬り!シャインセイバー!」
ミョムト「…」
ヴァルキリー「なんの!!はっ!……そこだぁぁぁぁぁ!!」
ミョムト「……!!」

やがてヴァルキリーは、いよいよ決着をつけるべく剣に力を貯め、一気に斬りかかろうとした。





ドカッ!!


ミョムト「!」
ヴァルキリー「うぐぁ!!!」


……しかし、技を受け止め続けて大きなダメージを受けながらも、ミョムトは彼女の技に潜んだ一瞬の隙を決して見逃さなかった。
すばやくその瞬間を捉えると、電光石火の如く右足を伸ばしてヴァルキリーを蹴り飛ばし、彼女を吹き飛ばす。不意をつかれたことでヴァルキリーは大きく吹き飛ばされ、花壇に強く背中を叩きつけられた。体制を立て直して応戦しようにも、もはや間に合わない。

ヴァルキリー「くっ………!」
ミョムト「!!」

そして……



ピシッ……




パリーーーン!!



ミョムトは、花壇に叩きつけられたヴァルキリーに素早く飛びかかり、彼女に反撃する隙を与えることなく胸元スレスレに刃を突き付けた。突き付けられた剣の切っ先には南軍の証であるペンダントがあり、伸びていく植物の根のようにゆっくりとヒビを広げたそれはやがて力尽きたかのように割れ、硝子の欠片と青いインクを撒き散らす。
セガチューチームリーダーにしてコンシューム大陸唯一の勇者は、その二つ名に相応しい実力と存在感を光と木の戦乙女に見事見せつけてみせた。


ヴァルキリー「負けたか………無念…。すまない、皆の者…」



ピピピピピ……



天馬「あれ?メールだ…あ、ヴァルキリーがミョムトさんに負けたんだね。ヴァルキリー、おれなんかよりずっと剣も魔法も強いのに…」
杉野「まあ、相手が相手だしな。でも、あの戦乙女もミョムトが相手なら正々堂々といったんじゃねーか?」
ゼリグ「へぇ、あの女も千両役者と互角に戦ったのか。なかなかやるじゃねーか」
ルキナ「同じ剣士組として、これは負けていられませんね…」


ヴァルキリーとミョムトの戦いの行方は、すぐさまSSW参加者にメールによって知らされた。SSWのメンバーは、普段から無口でニコニコと笑っていることが多いセガチューチームリーダーが意外な危険人物であったことを知り、特にヴァルキリーの主である天馬はかなり驚いているようだ。
しかし、負けたとはいえヴァルキリーもかなり健闘しており、この戦いがどちらが勝ってもおかしくない戦いであったことは誰が見ても明らかであろう。

Re: スマブラ的(非)日常日和 ( No.710 )
日時: 2015/11/05 23:51
名前: 抜間さん (ID: EL31vbVI)



ヴァルキリー「…私もまだまだ修行が足りないというわけか…」
ミョムト「……(スッと右手をヴァルキリーに差し出す)」
ヴァルキリー「…相変わらずニコニコ笑ってるばかりで何を考えてるか分からない奴だな…だが、楽しかったぞミョムトよ。貴様も同じであろう?」
ミョムト「はい」
ヴァルキリー「ふふ…だが、私はこれでは終わらぬぞ。次に戦う時は必ずや私が勝ってみせよう!!」

今回は惜しくも撃ち破れたヴァルキリーだったが、全力での1vs1を挑み心から闘いを楽しんだことで満足げな笑みをうかべている。差し出された手を握りしめ立ち上がり、互いの健闘を讃え合う握手を交わしたあと、ヴァルキリーは潔く墓地ルームへと転送されていった。


ヴァルキリー…戦死
南軍残り26人






正々堂々とした闘いを見せつけ、ギャラリーを圧巻してみせたミョムトとヴァルキリー。前回の闘いで激突したヘラやムジュリンや中学生組も十分に健闘し、その実力を思い思いにふるってみせたことだろう。

……しかし、このサバイバルゲームはその性質上、リタイアする人が必ずしもガチバトルによって満身創痍で敗れるわけではない。たとえば、ある家電量販店では…



シュルルルル…ビッターン!!


信助「いったぁ!!何かにつまずいて…なにこれ、確かお掃除ロボットだよね…!?ケットシーと両足にコードが絡み付いて動けない!!」
イトナ「……店にあったルンバを改造した特性マシンだ。スイッチを入れれば搭載されたコードが相手を捉え、両足を束縛する。これだけ部品が揃っていれば、このくらいは容易い(ドライバーかちゃかちゃ)」
磯貝「お前、周りに機械があると急にいきいきするよなぁ。もはやこの店もイトナラボと化してるじゃないか;……悪いな信助、そういうわけだからここで脱落してもらうぞ?」
信助「磯貝に、イトナ…そっか、これは君たちが……」
イトナ「正々堂々も悪くはないが、今後の闘いのために力を残しておくとする。ペンダントは割らせてもらう」
信助「あはは、まいった、降参だよ……ごめんね、天馬ぁ〜;」


パリーーーン!!!


小さな守護神は、E組きっての発明家の開発したトラップによって動きを封じられリタイアとなった。

信助…戦死
北軍残り27人



さらに同時刻、フードコートエリアでは…



パリーーーン!!!


イース「…なっ!!?まさか、狙撃でペンダントを割ったというのか!?ペンダントは光っていないのに、一体どこから…」
茅野「まだ近くにいるかもしれないよ!?急いでパラソルでバリアを展開して(バシュッ!!)…あっぶな!」
イース「茅野、このままではお前まで撃破される…一旦待避しろ…」
茅野「わかった!ごめんなさい、イース…!」
イース「…してやられたな…くそっ…!」


演技派暗殺者と共に辺りを探索していた氷の四女が、ハンバーガーショップの屋上テラスにて狙い撃ちをしたバウンティハンターにペンダントを割られ、戦う間もなくリタイアとなってしまう。突然の出来事に、イースはただ悔しそうに歯を食い縛るしかなかった。

サムス「ふぅ、ヒヤヒヤしたぁ…この距離だから当たるか不安だったけど、当たって良かったわ;カエデには逃げられたけど深追いは禁物よね…」
ファルコン「ほぅ…あの距離で当てるなんてすごいじゃないかサムス!」

イース…戦死
南軍残り25人



…とまぁ、このようにトラップやお助けアイテム、さらには思いもよらぬ戦法で敗れることもザラにあるのだ。少しずつだが、確実に脱落者は出てきており、メンバーにも緊張が走る。


そして、このサバゲーで忘れてはならないもの。それが……


ピピピピピ!ピピピピピ!ピピピピピ!


マリオ「うわっ!連チャンで鳴りやがったぞ!?」
フォックス「…ん?動画が3つ?まあ、見てみるか。どれどれ、まずはこれをダウンロードして……」


感想まだ。着実に数は減っています

戦闘前線異常あり ( No.711 )
日時: 2015/11/06 00:28
名前: 抜間さん (ID: EL31vbVI)





信助『ピッピカチュウ☆』
ドンガラガッシャンガターン!!!←動画を見た全員が盛大にずっこけた




A:罰ゲームです。


BGM:めざせポケモンマスター


瞬木「おまwwwある意味で危険すぎるネタに挑戦しやがったwww本物もSNS団、しかもスマブラ四天王にいるってのになにやってんだwwwファーwww」
神童「いや確かにちょっと思ったけど!!確かに信助はピカチュウに似てるってファンにもよく言われていたけど!!;;;」
神崎「とゆうか、磯貝君は確実に巻き込まれたよね……;」

何と、添付されていた映像にはサトシのコスプレをした磯貝の肩に乗っかるようにしてピカチュウの着ぐるみを着た信助がカメラ目線を送っていた(爆)。すいません、イナイレファンの間でも一時期話題になったネタを盛大にパロディにしてやらかすって何ですか?まあ確かに作者も信助を一目見た時には「これ絶対ピカチュウだろ」って思ったりもしたし、アニメややぶてん版コミックでもしばしばピカチュウみたいな扱いを受けてたけど。あと、サトシが磯貝って地味に違和感がないんですが!?

信助『はぁ、これ思ったより恥ずかしいよ…;』
磯貝『だろうな;俺も同じだ…』

まあ当然ながら、信助は軽く落ち込んでいるし、巻き込まれた磯貝も色んな意味で恥ずかしい。サバゲーが終わった後にこの映像をネタにチームメイトやクラスメイトが自分たちをいじるのは避けられないだろう。

信助『きっとSSWが終わったらまた僕ネタにされるよね…(ウィィィィン)え?うわぁぁぁぁー!?』
磯貝『信す…じゃなかった、ピカチュウ!!?ロボットアームか!?何なんだよ一体!!?』

と、そこにロボットアームが現れて信助をむんずと掴んで檻に入れてしまったではないか。アニメではお約束の展開に、磯貝は思わずどこぞのスーパーマサラ人よろしく勢いよく叫んでロボットアームを操った相手の方を見る。するとそこには…





中村『「何なんだよ一体!!?」と聞かれたら!!』
前原『答えてあげるが世の情け!!』
渚&杉野&寺坂&烏間「オイコラちょっと待てぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!何をやってるんじゃあいつらはぁぁぁぁ!!!?」
磯貝『』



…ってちょっと待てwww何で女たらしクソ野郎とギャル英語がムサシとコジロウの格好をしてここにいるんだよwwwしかも背後にはニャースの格好をしたバカなるエロのチキンのタコまでいるしwwwまさかの人選に貧乏委員も思わず固まっちまったじゃねーかwww

カルマ「待ってwww何で中村と前原がここにいるのさwwwしかもご丁寧にロケット団のコスプレまでしてるしwww」
抜間さん「しかもニャース役が殺せんせーってwwwでかいし無理がありすぎるんだけどwww」
殺せんせー『ヌルフフフwww先生はこういうのは大好きですよwww』
信助『あのー…どうしてE組の人たちがここにいるの?;』
イトナ『俺が呼んだ。二人ならいい案が思い付くだろうと思い、罰ゲームを考えろと頼んだらこの様だ』
磯貝『いやいやいや何勝手に呼んでるんだ!?あとお前らもノリノリで来るな!!;』
中村『細かいことは気にしない方がいいよジャリボーイ!!』
磯貝『気にするわ!!あと、誰がジャリボーイだ!!』
前原『ちなみにこのあと、ピカチュウは俺と中村によっていじられまくるからそのつもりでな!あ、勿論命までは奪わないから大丈夫だ』
中村『というわけで、ピカチュウはもらっていくよー♪』
信助『うわぁぁぁぁ!!揺れる揺れる揺れる!!てゆうか、いつ解放されるのさぁぁぁぁ!!(ウィィィィン)』
磯貝『もう何がなんだか…;』

まさかのE組屈指のゲスい空気クリエイターの二人に、さすがの磯貝も着いていけない様子である。ちなみになんとなく想像つくかと思いますが、抜間さんサイドの中村と前原はギャグカオス組です(笑)
暴れる信助と唖然とする磯貝を他所に、信助の入った檻は中村が操作するロボットアームによって墓地ルームまで運ばれていった。

磯貝『まあ、ルイージさん達への罰ゲームよりかはマシなのかn(ガンゴンガンゴンドカッバキッガッシャーンガラガラドーン)おい中村もうちょっと丁寧に運んでやれよ!?;』
中村『だってこれ操作イミフなんだもん(´・3・)』

……信助よ、強く生きろ…;





イース『…これはどういうつもりだ?』


一方こちらは、サムスによる射撃によって脱落したイース。現在彼女も、罰ゲームを受けるためにアウトレットから場所を移されて大きなモニターがある部屋にいるのだが、何故だか辺りは真っ暗。しかも椅子に座らされ、手足を厳重に拘束されているので身動きがとれない。一体何が始まるというのか…?

イース『言っておくが…オレはちょっとやそっとの痛みじゃ動じないからな…?』
サムス『ええ、わかってるわ。だからこそ、別の意味であなたにダメージを与えられる罰ゲームを用意したのよ。じゃあ、じっくり楽しんでね?(イースにヘッドフォンを付ける)』
イース『は…?何を言って…』



ポチッ!(モニターのスイッチオン&大音量設定)



イース『ぐあぁぁぁぁ!!なんだこの耳障りな音はぁぁぁぁぁ!!!;;;』
サムス『のりはさん発案の罰ゲームよ。「パプリカ」の「パレード」を映像付きでたっぷり1時間リピートして楽しんでもらうわよ』
ファルコン『うわ、中々にエグいなこれ…;』
イース『くそっ!!この映像を今すぐに止めやがれぇぇぇぇぇ!!!!』
ウルズ「うわ、あの子ガチで暴れてるじゃん…;」
トーファイ「あそこまでイースが嫌がるって逆に興味あるな…」

サムスがスイッチを入れると同時に、言葉ではなんとも形容しがたい曲が流れ、イースは思わずガチャガチャと金具を鳴らして暴れだす。つか、これを一時間ってえげつないなオイ。
知らない人のために説明するが、「パレード」とは映画「パプリカ」の挿入歌である。不思議かつ奇妙な世界観を持っている映画「パプリカ」の中でも、特にこの曲が流れるシーンは家電製品やカエルの大群、西洋人形や地蔵、はたまたわけのわからないメカなどのおびただしい数のあらゆるものが曲をバックにパレードをしてねり歩くというシーンであり、曲の歌詞やメロディの中毒性も相まって一度見たら目に焼き付いて離れないインパクトを放っている。まあ逆に言えば、人によっては拒絶反応を起こす人もいるようだが(ちなみにパプリカそのものも、色々と衝撃的かつエグいシーンが多々ある)。

戦闘前線異常あり ( No.712 )
日時: 2015/11/06 19:11
名前: 抜間さん (ID: ztDxVDAP)

アドレーヌ「うわぁ、これは中毒性が…私はこの曲ちょっと無理かも…;でも、映像はすごいね?」
殺せんせー「ええ、菅谷君や三村君が見たら食いつくのは間違いないでしょうね。…この無駄に中毒性にあふれた曲以外は;明日絶対口ずさんでしまいますね…;」
抜間さん「確かに映像のクオリティも高く評価されてるしねー。でも、同じ平沢進の曲だったら「白虎野の娘」の方が好きだな」
イース『これが一時間とかふっざけるなああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』

どうやらイースとこの曲の相性は最悪らしく、拘束された手足をガチャガチャ鳴らしながらあがく姿が痛々しい…;ひたすらリピートされるおどろおどろしい映像と不協和音に隣にいたファルコンや、罰ゲームを見ていた運営も思わずひきつり笑いを浮かべ、SNS団も思わずgkbrするばかりであった…。





サムス「イースには悪いけど、ちょっと我慢してもらうしかないわね」
ファルコン「まあな…;さて、待ち伏せも飽きたし、場所を変えようぜ…(ピピピピ…)ん?メールか…なっ!?サムス!!!これを見てみろ!!今すぐにだ!!」
サムス「ちょ、何よいきなr……え……」



磯貝「はぁ、なんかどっと疲れたんだけど…;」
イトナ「あの程度でか。まだゲームは続いている…(ピピピピ…)…おい磯貝、今すぐスマホを見ろ」
磯貝「は?何かあったのk…………え……」



「「ええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!?!」」



それぞれに相手を撃破した面子が罰ゲームを執行させ終わり、次に行こうと席をたった時、その知らせは届いた。しかし、それはSSWのメンバー全てを驚愕させるには充分なものだった……






サムス「「???、???、???、お助けキャラ…戦死」ってマジで言ってるの!?いっぺんに4人も殺られたってどういうこと!?」
磯貝「ちょっと待て!!「???、お助けキャラ…戦死」って何だ!?何で一度に敵味方両方こんなに脱落したんだよ!?あと、とうとうお助けキャラからも犠牲者が出やがったか…;」




【現在の戦況と戦死者の遺言】
・北軍
2人目…信助
・南軍
3人目…ヴァルキリー 4人目…イース


ヴァルキリー「まあ、正面からぶつかれたのだし悔いはないさ。ただ、ミョムトとなると罰ゲームの予想がつかないのが不安だな…しかし信助、その頭のこぶはどうした?」
信助「手荒に扱われた結果檻にぶつかりまくった;カプセルに閉じ込められてガチャマシーンの中に入っているフィギュアの気持ちがよく分かったよ;」
イース「当分パプリカは見たくない……」


北軍残り27人  南軍残り24人



【あとがき】

今回は、前回リタイアしたヘラの罰ゲームから始まってミョムトvsヴァルキリーのマジバトルと罰ゲーム2連発をお送りしました。バトルが一つしかなかったのでやや短めですがそこはお許しをー。しかしマジバトル描写は色々と難しい…特に今回は片方がほとんど喋らないミョムトだからなぁ;ちなみに、セガチューチームは原作でもバリバリ戦っているので、バトル面で言えば皆スマブラチームやパズドラチームに匹敵する強さを持っています。暗殺チームとイナズマチームはまだまだ彼らには一歩劣りますが、その分機転や思わぬ戦法で攻めてくるので油断は禁物(前回も天馬達がマノスとルイージを撃破したしね)。
余談ですが罰ゲームに関しては、イースの罰ゲームは「冷静な氷の格闘家だし、ちょっとやそっとじゃ音をあげないだろうな」ということでのりはさんの案を採用して精神的にじわじわ攻め、信助は見た目がピカチュウだから磯貝も巻き込んでポケモンパロと完全にネタに走りました。ヘラとムジュリンに関しては…前回が前回だったので保護者が出動しましたハイ。それからヴァルキリーの罰ゲームですが、諸事情で今回はカットしました。次回彼女に罰ゲームを受けてもらいます。

……え?最後のメールは何だって?うん……まあ、脱落者にはひたすら同情するしかない展開が待っているとだけ言っておきます。


感想おk


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