二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 日常日和。3
- 日時: 2017/04/22 03:00
- 名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3a/index.cgi?mode=view&no=16753
いよいよ日常日和。も3スレッド目に突入ですよ!
日常日和。2のスレッド数が最大数に達しましたので新たなスレッドを作りました。
きっと、新たなスレッドでもカービィ達は四勇者としてちゃんとやっていけるでしょう。
では新たな日常日和。をご覧あれ!つか、タイトルは何となく考えて付けただけなのに他の作者さんがこのタイトルを使ってスレッドを作ったのはびっくりしました・・・;いや、すごく嬉しいんだけどね;
※この掲示板のデータがいっぱいになったため、新たなスレッドの日常日和。4のURLを入れました。日常日和。4を見たい方はこのURLをクリックして飛んで下さい。検索でも出ますよー。
「短編」
人は見た目じゃない>>530-532
似た者同士>>545-546
ドタバタ林間学習!?>>552-554
クロードの欺き>>571
花火と魔界の怪盗>>575-576
怪盗撃退のホームアローン>>598-599
闇の怪盗団の宝の隠し場所>>603-604
寂しさは愛しさと共に>>608-609
クロとクロード>>613-614
雅楽師バンドのプロデュース>>657-658
ようこそリトルモンスター>>662-663
ただいまフェスティバル>>668-669
まっすぐマネージャー>>674-675
びっくり仰天屋敷の1日!?>>691-694
一大騒然の芝居!?>>698-699
ロゼのヒミツ>>761-762
東谷小雪と忍者双子>>769-770
光の学園生徒会騒動!?>>777-778
「ツースト×あいり」
ビャッコと初めての海>>538-539
俺の可愛い人>>594
「ペールノエルと四勇者編〜アリス団との戦い編〜」
パーティと二人の軍人>>1-2
ライトパワーの目覚め>>10-14
花の魔導師の悩み事>>20-22
ブルー・パッショーネ>>30-31
ヴァイオリンの名器コレクション>>36
絵画の魔女の過去>>56-57
女王からのミッション>>63
ナイトヴァイオリン奪還!>>69-71
「ペールノエルと四勇者編〜戦いは動き出す編〜」
それぞれの隠れた動き>>89
血の繋がりとシンドバッド出現>>95
病弱のヴァイオリニスト>>99-100
女王が人間のためにできること>>105-106
最期まで笑顔で>>111-112
シンドバッドの正体>>116-117
本当に愛している人は・・・>>121-122
「ペールノエルと四勇者編〜それぞれの真実編〜」
崩壊までのプレファッチオ>>127-128
真実のプラエルディウム>>132-135
「さようなら」のエンボリウム>>142-143
過去のヴィーゲンリート>>149-150
菜の花のクロアテュール>>156-158
「ペールノエルと四勇者編〜四つの伝説の光の武器編〜」
ハープの仙人探し旅>>289
甘い天使の戦士とリンゴのワナ>>292
“眠らせ姫”との決戦>>295
怠惰の流星の正体と2番目の夢導師>>301
それは、愛情だった>>306
ハンネの秘密、ラビの秘密>>312-314
オシオキのコントラバス>>318
不思議、誕生>>323-324
「光」輝けば「影」集う>>328
クラウン>>335
「ペールノエルと四勇者編〜ルーンロードとの決戦編〜」
いざ、出航!>>344
来訪者と雑魚散らし>>353
合流と騒動と敵幹部の襲撃>>362-363
金の狼の力>>373-374
悪食の力の終わり>>384
俺が愛した「女」>>393
戦いの後で>>400
約束したから>>409-410
ルーンロードの過去と別の襲撃>>420
先代の四勇者の覚悟>>431
大義と決戦前>>441
乗っ取りと決戦の時>>451
眠りの波動>>461-462
最後の希望と後からの出発!>>472
消滅>>482
もしもキミが一人でいるなら>>491
四勇者の光>>498
金の花びら達へ>>505
I’m home Welcomeback>>514-515
「アシアワールドの“神様”」
開幕合図のブレイクショット>>619-620
そして約束の言葉を交わしましょう>>629-630
“神様”の正体>>640-642
キミがいる>>649-650
「グリムライブ騒動」
汚れなき魂・色褪せる純粋>>704
オーディションと猫目の女の子>>710-711
「ありがとう」、そして・・・>>718-719
「スキル使用あり!?コラボ体育祭!」
コラボ体育祭!>>743
コラボ体育祭!2>>748
コラボ体育祭!3>>754
「ぷよクエキャラで料理対決!」
準備編>>786-788
その1>>800-807
「いろんな学校で文化祭編!」
準備編>>874-876
前夜祭編>>892-894
本祭編>>901-903(最終更新&続きは新たなスレッドへ)
「ぷよクエ実録」
初代妖精の返り討ち魔王生徒会の日常>>41-42
経験値と特殊素材探しと>>48-49
オリジナルのシェゾ事件>>181-182
はーぷべるなーるのはじめてのおしごと>>288
海運華伝>>525
貴殿は可愛らしく、美しい宝石>>739
魔王の翼攻略>>841
「cantabile×のだめ〜桃ヶ丘で一大大戦争!〜」
ラルゴとエチュードと桃ヶ丘>>77-78>>83-85
「チェリーワールド×SB69〜その星が、消える前に〜」
プロローグ:深紅のギタリストの夢、そして・・・>>163
第1話:ライブでの事件>>172-175
第2話:チェリーワールドでのデビュー>>186-188
第3話:トラクロとの対バン!>>193-194
第4話:ありがちな欠点と気付き>>199-202
第5話:個性とピアノと心の強さ>>208-210
第6話:どうしたら大切にできるか>>215
第7話:気持ちの気付き>>220-221
第8話:忘れない、忘れたくない>>225
第9話:私の生きる意味は>>229-230
第10話:秘密の発覚>>235-236
第11話:二つの事務所合同合宿!(前編)>>240-241
第12話:二つの事務所合同合宿!(後編)>>246-247
第13話:ダークモンスターの妖艶者>>252
第14話:少年の応援、少年の涙>>256-257
第15話:トラクロとの再戦!>>261
第16話:キュートなハート>>265
第17話:悪魔化した魂>>269
第18話:哀しみの罪>>273-274
第19話:決着>>278
最終話:「さようなら」の空>>282
エピローグ:多分、また・・・会えるよね>>283
「Flute Message」
第1話:何も描かれていない絵本の中>>815-816
第2話:突入と降り落とされた流れ星>>822-823
第3話:Dentist Game>>829-830
第4話:ルートライブ騒動>>835-836
第5話:よろしくアルペジオ>>846
第6話:悲しみの連鎖>>852-853
第7話:モノトーンのエチュード>>857-858
第8話:色付くノクターン>>863-865
第9話:共鳴のカデンツァ>>869
第10話:「キミじゃなきゃダメなのに」>>877-878
第11話:姉よ、この世から解放を>>884-885
最終話:奏でてソナタ>>886
「前後編」
海賊王フレッドの財宝>>558-559>>565-567
光と闇のバンドの対バン>>582-584>>588-589
わたしのホルン>>680-681>>685-687
王ドラの誕生日とロボボ事件>>724-726>>731-733
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- Re: 日常日和。3 ( No.860 )
- 日時: 2016/10/26 18:39
- 名前: きらり星カービィ (ID: LmekyLqy)
桜の世界 どこかにて 時空の神殿 入り口
シャイニングドリームカービィ
「私は・・・みんなに誰も信じてくれなくなっちゃったのかな・・・
本当はプリンセスファントムシーフ団として活動するべきなのに
協力するメンバーがいない・・・」
「寂しい・・・そして悲しい・・・友達じゃないのかな・・・
ねぇ 教えてよ・・・『聖邪の天使』様・・・」
聖邪の天使(魂)
「こんなところで何を寂しがっている?
我はそなたに希望へと導くためにほかの勇者と組むべきでは
ないのか?」
シャイニングドリームカービィ
「わかっているよ だって・・・1人ぼっちじゃ
寂しいから・・・」
暗黒秘密階 操縦室
きらり星カービィ
「よいしょっと!封印されている装置を持ってきました・・・」
プリンセスファントムドリームスター
「よろしい!いよいよ 復活のときが来たわ・・・
私の弟子「ワールドナイトメアドリームドラゴン」
その封印されし時空のアミュレットを抜くわよ!」
シャキーン!ゴゴゴゴゴゴ・・・
プリンセスセレスティア
「これが・・・」
プリンセスルナ
「ワールドナイトメアドリームドラゴン・・・なんという
巨大ドラゴンなのだ・・・!」
ワールドナイトメアドリームドラゴン
「我の封印を解いたのはお主か?礼を言うぞ
暗黒夢星エネルギーを注ぎ込み 目を覚ますことができた」
プリンセスファントムドリームスター
「私はあなたのために全ての時空を支配するために
あなたの力も必要だったの そしてこの神殿の兵器
ダークネスドリームスタードラゴンを変形していただける?」
ワールドナイトメアドリームドラゴン
「了解だ 私の妹よ このマザーコンピュータのプログラムを
書き換えよう」
ピッ!カタカタカタカタ・・・ピーッ!
カービィ
「すごい・・・一瞬でこの神殿のコンピュータのプログラムを
書き換えちゃった・・・!」
トリクシールラムーン
「あたしは無理だから・・・このプログラムは・・・」
ワールドナイトメアドリームドラゴン
「我が完成したプログラムはインベードメカドラゴンだ
この神殿を我の本体と同じ形に変形する
それを使い 地上にあるものを全て破壊し 制圧するのだ!」
全員
「「「「「「「はっ!」」」」」」」
プリンセスセレスティア
「暗黒夢星エネルギーを注ぎ込んだ私・・・覚悟はいいですね?
では始める前に計画の進行ルートを書きましょう
絵本編7話目ですね」
カービィ
「いろいろあったんだね
あいりはツーストと久しぶりに会うことから
クルークが響のことを好きになるとか・・・」
プリンセスファントムドリームスター
「一方でクロスは怒っている様子が見られているのも
大体わかってきたようね そしてエルマが・・・
エルカと呼んでいたわ・・・動き出す敵であるブタのヒズメ・・・」
「その理由は・・・どこからなのかしら・・・」
というわけで今回の話を語ったファントムドリームスターたちでした♪
絵本編7話目ですね。
あいりはツーストと久しぶりに会うとか
クルークが響のことを好きになるとか・・・いろいろありましたね。
一方でクロスは怒っている様子が見れましたね。
そしてエルマが・・・エルカと呼んでいた理由は・・・?
次回も楽しみにしています。
以上、きらり星カービィでした♪
- Re: 日常日和。3 ( No.861 )
- 日時: 2016/10/27 08:16
- 名前: Eh ◆40farybdAk (ID: c1MPgv6i)
- 参照: http://www.pixiv.net/member.php?id=7414914
Ehです
2話連続でシリアス入りましたね...
トーガさんはねぇ...どうして置き去りにして逃げたのか、ちょっと気になるところ。退っ引きならない何かがあったんじゃなかろうか。
そして、クルミは響に恋して、ツーストは罪の意識に呑まれてあいりと距離を置くときましたか。
...なんだかごちゃっとドロッとしてきましたね。どうなってしまうのか、動向を見守りましょうか。
あと、Dサーバントは許さん。それでは
- コメント返し! ( No.862 )
- 日時: 2016/10/27 17:16
- 名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
〉トーチさん
今回はすげえごちゃごちゃのドロドロのわけわかめです。少しずつ敵が本気を出してます。恋に障害は付き物なのであのシーンを入れました。
〉きらりさん
なんか悪化してるみたいですね・・・。
今回はツーストとあいりが距離を置いたり、クルミちゃんが響のことを好きになったりなど色々とありました。そしてブタのヒヅメが少しずつ動き出してます・・・。
〉Ehさん
今回は2話連続でシリアスに入りました・・・。トーガさんが何でクロスを置き去りにして逃げたのか次回で明かされます。そしてクルミちゃんは響に恋したりツーストが罪の意識に飲まれてあいりと距離を置くなどなんだかゴチャッとしてドロッとしてきました。それぞれがどうなるのか動向を見守ります。その言葉、言うと思いました。次回もお楽しみに!
- 第8話:色付くノクターン(その1) ( No.863 )
- 日時: 2016/10/27 17:35
- 名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
- 参照: http://www.nicovideo.jp/mylist/53300028
今回からはいろんな方面で一つずつ終わりを迎えます。私もアイオーン様のUR、欲しいよー!!!
それから一ヶ月後。延長されたルートライブもあと半月に迫る中、クルミが見たのは奏からの「海のノクターン曲集」だった。クルミが驚く中で言う。
クルミ(クルーク)「題名・・・海のノクターン?」
奏「お前、海に近い町出身だったな。だから、書いたんだ」
クルミ(クルーク)「ありがとうございますっ、奏さん!」
響「まるで自分のことのような言い草だね」
奏「だって、お前、海の中でも冒険しただろ?」
響「」←あの悪役の悪魔女の件を思い出した
すると、KAITOとがくぽが入ってきた。ボカロ組にもウラカービィ組のことは言ったので色眼鏡で見ることはなかった。
KAITO「奏君、曲が書けるんだねぇ」
がくぽ「なかなかの運動神経でござる」
クルミ(クルーク)「あっ、もう練習が終わったんですか?」
KAITO「うん。クルミちゃんは?」
クルミ(クルーク)「こっちは奏さんの曲を一回弾いてから帰ります」
がくぽ「そうか。じゃあまた、でござる」
KAITOとがくぽは車に乗り、運転手が車を運転する中、KAITOは言う。
KAITO「最初は上手く付き合えるか不安だったけど、みんないい子だしよかったね」
がくぽ「そうでござるな。そういえば、昔誰かが言っていたでござる。“できないと口を出す人は、一生何かに怖がってやらないから、それを言ったらおわり”」
KAITO「でも、そんな難しいこと言うのはきっとダル太夫さんだよ」
がくぽ「ああ。MEIKO殿だ」
一方、東京の歓楽街で一人の少女の式神が座っていた。式神界の知り合いのところに避難したはずのシャンソンだ。そのシャンソンに近寄る女性がいた。最初のボーカロイドMEIKOだ。シャンソンが静かに微笑みながら心配するMEIKOの姿に安心して泣く中、MEIKOと一緒にボカロ寮に行く。
一方、ゼオは電話を通じてカナカにシャンソンの事情を聞いた。
ゼオ「家出?」
カナカ「うん・・・式神界の知り合いの家を飛び出して、もう三日目になるんや。母さん達が今東京(こっち)に引っ越しの準備をしとってくれて・・・来月にはまた家族に戻れるはずやったのに・・・もうどうしたらええかわからへん・・・」
ゼオ「あっ、泣くな。そんなに泣かれたら俺どうしたらいいか分からん」
カナカ(かぁっ(顔真っ赤)
ゼオ「お前の同級生のツーストファン、減ってない?あいりへの悪口言ってる?」
カナカ「あっ、いや、そのことは・・・最初は驚いたけど、今はみんな納得しとるよ」
ゼオ「よかった・・・ツーストファン、減ったのかと思った・・・」
カナカ「そんなことない!ツーストさんが復活できる日をみんな楽しみにしとったから、絶対みんな待っとるよ!」
ゼオ「そうか。ありがとう。ルートライブ、お互い頑張ろうな」
カナカ「!」
ゼオが電話を切る中、ゼオの電話帳に今はベルリン・フィルの世界ツアーにソリストとして参加中のフランツの名前があった。ゼオは恩師のフランツに今までのことを話すべきか悩む。
ゼオ(うーん・・・フランツ先生にはどうしようか(シガレットチョコ(見た目はタバコみたいな懐かしいお菓子。中身はタバコじゃないチョコの味)をくわえながら悩む)
みさえ「ゼオ君!あんた、何やってんの!!」
ゼオ「?ちゃんと傷ついてないか見回りっすよ」
みさえ「未成年のうちはシガレットチョコは禁止にしたはずでしょ!(ゼオのくわえていたシガレットチョコを取り上げる」
ゼオ「!」
みさえ「本気で反省してるのかしら・・・;」
ゼオ「でも、これあげる側もだよなー。あのダルマ」
みさえ「!!!どこ行ったのよダル太夫さんは!!今日こそ説教してやるわ!」
ゼオ「用事ができたって阿と吽を付けて先帰ったみたいだ」
一方、ダル太夫は阿と吽に付き人として付かせてボカロ寮を訪ねていた。それにMEIKOが開ける。
MEIKO「入りなさい」
ダル太夫「そっちの様子はどうでありんす?」
MEIKOが横にやると、貸した自分のベッドで寝ているシャンソンだった。MEIKOは言う。
MEIKO「カナちゃんの話だとね、最近式神界まで厳重な警備を悪質にすり抜けて記者が来るようになったってシャンソンが怯えてたらしいのよ。それが家出の原因かは分からないけど一因ではあるかもね。どこにも行くところがないって言ってたからきっとお金も体力も底がついたのよ」
ダル太夫「その式神の様子はどうやら安心してるでありんす」
MEIKO「まあね。私が来た時には泣き始めたわ」
ダル太夫「・・・やっぱり、クロスの父親のことでありんすか?」
MEIKO「ええ。無責任な理由なら叩っ斬るけど・・・クロスに会わないまで罪を償いたかったのはきっと何か理由があるはずよ」
ダル太夫「そうでありんすなぁ。そうだと思ってあの四人を向かわせたでありんす」
MEIKO「あの四人って?」
ダル太夫「阿が調べで走り回ってようやくクロスの父親の居所を見つけたでありんす。それであの四人をその場所に向かわせたでありんす」
MEIKO「はい?」
その翌日の明朝。クロスとシャンソンの父親であるトーガは逃亡のため北海道に身を寄せていた。歩く中ですると、誰かが見つける。
ウラセクトニア「おい」
トーガ「!」
ウラドロシア「トーガさんですよね?ウラカービィ組のドロシアとセクトニアです」
そう、あの四人とは二人のドロシアと二人のセクトニアだった!セクトニアとドロシアが待つ中、トーガは逃げようとする。しかし・・・
ウラセクトニア「あっ。そなたのお嬢さん!こないだから行方不明だぞ!」
トーガ「!」
ウラドロシア「シャンソンちゃんって言ってたわよね。シャンソンちゃんは追い詰められると逃げる、クロスさんは一人で抱え込むというのは父親譲りかしら」
トーガ「シャンソンとクロスに何したんだ!!」
ウラセクトニア「いや、何もしてないぞ。あの額角男がシャンソンに父親が生きている写真を見て泣いているのをダル太夫さんがひっそり見たのに。なんであのバカ男は見せるのだろうな。あのバカ男もだが、ずっと待ってるのに迎えに来てくれないことが悲しいのだろうな」
ウラドロシア「クロスを捨てた理由を聞かせてくれるならシャンソンちゃんの居場所もクロスさんの居場所も教えるわ」
トーガ「!!お前達がシャンソンを拉致したのか・・・」
ウラセクトニア「だから、何もしてないぞ」
ウラドロシア「今は形振り構ってる暇はないの。理由だけ教えてくれれば・・・」
トーガ「ズケズケ言うな!お前達のやることは裏がありすぎるぞ!」
すると、ウラセクトニアは目をつぶって開けた後に言う。
ウラセクトニア「どうしてクロスを捨てたのか、それが知りたいだけなのだ。もちろん記者に口外はしない。なのになぜこんな大袈裟なことになっているのだ」
ウラドロシア「このままほっといたらシャンソンちゃんもクロスさんも大変なことになるわよ?クロスは分からないけど、シャンソンちゃんは腹違いの兄に憧れてるだけで可愛いものだけど、東京の歓楽街であんな酒豪女に拾われたんじゃ、あっという間に転落するわよ」
トーガ「・・・!!お前達が知りたい理由なんか何一つもない!!・・・全て・・・」
すると、トーガは悲しそうに言う。これに二人は気づく。
トーガ「あの赤猫を連れた女魔導師がいなければ・・・クロスは「第二次シンクロ実験」の被害者になりかけずに済んだのだ。ずっと一緒だったのだ。クロスがそんな実験台にさせやしないように人間界に捨てなければ・・・ただ・・・それだけだ!!!」
トーガのやっと言った本音にウラセクトニアは安堵する。
ウラセクトニア「やっと本音が言えたな。そんなに罪の意識を感じるのならば、直接会って償えばよい」
ウラドロシア「(トーガのスマホを取り上げ、電話帳を調べる)まずはチェン君に謝りましょう。チェン君なら最初に許してくれるはずでしょ?」
トーガはチェンに電話をかける。一方、チェンはユズの従姉の家に避難していた。チェンが寝てる間にユズの従姉である黄衣が来る。
今回は8話目!
- 第8話:色付くノクターン(その2) ( No.864 )
- 日時: 2016/10/27 17:40
- 名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
- 参照: http://www.nicovideo.jp/mylist/53300028
黄衣「ちょっと!起きんさい!電話が鳴ってるで!」
チェン「るっせーな、ババア!今はねむ・・・(電話履歴の最初にトーガの名前を見る)お姉様・・・」
チェンはトーガの方に電話をかける。すると、電話が繋がった。トーガは泣きながら言う。
トーガ「チェン・・・本当にごめんな・・・」
チェン「父さん、気にしなくていい。別に怒ってないから。母さんも主人のカナカの父さん達もショック受けたけど、別に怒ってない。でも、あのババア(ユーフ)、ああ見えて結構モテるから。他に男作る前に早く帰ってこい」
トーガ「実はクロスの居場所もシャンソンの居場所もわかったんだ・・・」
チェン「は!?ホントか!?つか、なんでシャンソンが家出してること知ってんだよ!」
トーガ「お前、シャンソンを迎えに来い・・・私はクロスに会いに行く・・・」
チェン「無理だよ。父さんが二人とも迎えに来い」
トーガ「私はシャンソンのところには行かん・・・」
チェン「・・・無理だ。俺も行かない。クロスさんとシャンソンを無事に連れ帰ったら許してやるよ」
トーガ「!」
チェン「俺が行けば、恐らくはクロスさんは分からないけど、シャンソンは逃げちまう。父さんが迎えに来い。早く連れ帰ってこい!」
チェンの後押しにトーガは泣いた。その横にはセクトニアが彼の背中をさすっていた・・・。
ゼオ「は!?ツーストがあいりと距離を置いてる!!?」
アイオーン「そんなにありえないのか;」
アイオーンは自分が見たツーストとあいりのことで言う。
アイオーン「多分、ツーストはクロス関連のことで考える時間が欲しいのだからだが、その後にクロードがあいりのいる部屋に入って・・・それで誰にも相談ができなくて・・・」
ププル「じゃあ、クロードがその隙に傷心のあいりをデートでNTRしたら・・・!!」
クルミ(クルーク)「大変ですー!!!」
響「!?!?(キョロキョロ」
ゼオ「急いでツーストを行かせるんだ!!」
五人はツーストのところに行く中、急いでミラクル☆4の家にドアを割って入った。
ウーノ「これで2回目・・・(泣」
ゼオ「ツーストー!!!」
ツースト「!!?」
すると、五人はツーストの部屋に入り、戸惑う響以外は浮気の証拠の捜索をする。しかし、浮気ではないため証拠はなかった。
ゼオ「よし!うわきじゃないな」
ツースト「俺が浮気したと思ってんのか!!?真面目に考えない気なら俺は部屋を出・・・」
クルミ(クルーク)「待って下さいー!!(ゼオとププルと一緒にツーストを止めるために抱きつく)ツーストさん、クロスさんのことで考える時間が欲しかったんですよね!?」
ツースト「ああ、まあ・・・」
ゼオ「ところがよ、クロードがその隙にあいりを今日のデートに誘っちまって。あいりがクロードに寝取られる前にお前が行けばあいりは助かるんだ!」
ツースト「・・・。それはあいりが望むことだ。俺が口を出す権利はない(三人を離させる」
cantabile「ぶへっ!!!」
ツーストが歩き出す中、長身のアイオーンが阻む。
アイオーン「ここから先は行かせん!お前はそんなこと考えていない・・・!あいりを守りたいという気持ちはあるはずだ・・・!」
ツースト「・・・(アイオーンの身体の隙を通っていこうとする」
アイオーン「ヴッ!そ、そんな・・・」
クルミ(クルーク)「せっかくあの二人を仲直りさせようとしたのに・・・!」
四人が泣く中、響は無言を貫くが・・・
ぷちっ
そして響はツーストを殴った・・・!
cantabile「えええええー!!!?」
アイオーン「ヴッ!!?」
ツースト「なっ、何しやがるテメェー!!!」
響「・・・」
すると、響は静かに聞く。
BGM:Reminiscence
響「ツーストさんはあいりさんを見捨てるつもり・・・?」
ツースト「見捨てる?なんのことだ?」
響「みんなのせっかくの説得をはねのけるつもり?」
ツースト「・・・。俺はクロスのことを考える時間が欲しいだけだ」
響「それはツーストさんの勝手な言い訳だよ、見捨てる理由になんかなんない!」
ツースト「っ!!黙れ!!テメェに何が分かる!?トラウマを抱えて生き続ける俺の気持ちが!!」
響「キミこそ何が分かるんだよ!?」
ツースト「・・・っ!?」
響「トラウマなら誰だってあるよ。ボクは大事な人を亡くして後悔したんだ。なんでほっといたんだろうって。失ったものは二度と帰ってこない。それなのにキミは・・・!一人で考えてせっかくみんながくれたチャンスを無駄にしようとして・・・!大切な人に拒まれる辛さが・・・キミには分からないの!!?」
ツースト「・・・!」
響「だけど、それを選ぶのはキミなんだよ。だって、あいりさんはあなたが自分で見つけたプレゼント(宝物)なんだから・・・あいりさんを突き放さないで。あいりさんのところに行ってあげて・・・」
響の言葉に意を決したツーストはあいりのところに行こうとする。彼はすれ違いに響に言う。
ツースト「・・・年下のくせに生意気だぜ」
響「・・・」
ツースト「ありがとう」
ツーストはようやくあいりのところに向かう!アイオーンは響に言おうとする。
アイオーン「ひ・・・」
響「僕はいいの。もっと一緒にいたかったのに何もできなかった。あの時の気持ちを、ツーストさんにはさせたくないんだ・・・」
響の目から涙が溢れる。ツーストが自分と同じようなことはしたくないと感じたから・・・。ちなみにこれは響を捕らえようとしたDサーバントが見ていたが、情が芽生えたのかひとまず立ち去った・・・。
一方、クロことクロードはドキドキしながら待ち合わせ場所の駅前であいりを待っていた。すると、あいりに気付く。
クロ(クロード)(来た!)
あいり「!」
クロ(クロード)(?)
ジワ・・・
クロ(クロード)(あいり殿が泣いている・・・?そうか、私とデートができることが嬉しいのか!)
ダッ
クロ(クロード)(来い、あいり殿!抱いてやる!)
スカッ、ターッ
クロ(クロード)「あれ?」
その数分後、チームクロードはヴァイオリンの演奏を聴いていたが、そこにはあいりの姿はなかった。休憩室でクロはロゼに言う。
クロ(クロード)「最初はアリスのリボンを奪うためで特別な感情は一切なかった。あいり殿の一途で不器用で照れ屋な姿を見てたら私はいつの間にか惚れた。以来あいり殿に会いにスマブラ屋敷や学校にも通った。あーあ、やっとデートに誘えたのに、ツースト殿の奴・・・」
あいり『ツースト!』
ツースト『あいり!(あいりを抱きしめる)俺、やっぱりあいりがいないとダメだ!もう一度あいりとやり直したい!』
あいり『そのセリフ、一ヶ月待ってましたわ!』
ロゼ(ミカエラ)「ツースト殿、あと1日遅ければよかったのに」
クロ(クロード)「いや・・・あいり殿が1日早く幸せになれたのだ、それで良い!だが、あいり殿を諦める気持ちはない。だが、そんなに辛くなかったのはロゼがいてくれたからだ」
ロゼ(ミカエラ)「!・・・お前は私がいなければ動かないくらいだからな!ははは・・・」
クロ(クロード)「そうだな」
ロゼ(ミカエラ)(いつか・・・こっぴどく振られてしまえなんて、なんて自分は愚かだろう)
ロゼはクロが見てない前で涙を流した・・・。
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