二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 日常日和。3
- 日時: 2017/04/22 03:00
- 名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3a/index.cgi?mode=view&no=16753
いよいよ日常日和。も3スレッド目に突入ですよ!
日常日和。2のスレッド数が最大数に達しましたので新たなスレッドを作りました。
きっと、新たなスレッドでもカービィ達は四勇者としてちゃんとやっていけるでしょう。
では新たな日常日和。をご覧あれ!つか、タイトルは何となく考えて付けただけなのに他の作者さんがこのタイトルを使ってスレッドを作ったのはびっくりしました・・・;いや、すごく嬉しいんだけどね;
※この掲示板のデータがいっぱいになったため、新たなスレッドの日常日和。4のURLを入れました。日常日和。4を見たい方はこのURLをクリックして飛んで下さい。検索でも出ますよー。
「短編」
人は見た目じゃない>>530-532
似た者同士>>545-546
ドタバタ林間学習!?>>552-554
クロードの欺き>>571
花火と魔界の怪盗>>575-576
怪盗撃退のホームアローン>>598-599
闇の怪盗団の宝の隠し場所>>603-604
寂しさは愛しさと共に>>608-609
クロとクロード>>613-614
雅楽師バンドのプロデュース>>657-658
ようこそリトルモンスター>>662-663
ただいまフェスティバル>>668-669
まっすぐマネージャー>>674-675
びっくり仰天屋敷の1日!?>>691-694
一大騒然の芝居!?>>698-699
ロゼのヒミツ>>761-762
東谷小雪と忍者双子>>769-770
光の学園生徒会騒動!?>>777-778
「ツースト×あいり」
ビャッコと初めての海>>538-539
俺の可愛い人>>594
「ペールノエルと四勇者編〜アリス団との戦い編〜」
パーティと二人の軍人>>1-2
ライトパワーの目覚め>>10-14
花の魔導師の悩み事>>20-22
ブルー・パッショーネ>>30-31
ヴァイオリンの名器コレクション>>36
絵画の魔女の過去>>56-57
女王からのミッション>>63
ナイトヴァイオリン奪還!>>69-71
「ペールノエルと四勇者編〜戦いは動き出す編〜」
それぞれの隠れた動き>>89
血の繋がりとシンドバッド出現>>95
病弱のヴァイオリニスト>>99-100
女王が人間のためにできること>>105-106
最期まで笑顔で>>111-112
シンドバッドの正体>>116-117
本当に愛している人は・・・>>121-122
「ペールノエルと四勇者編〜それぞれの真実編〜」
崩壊までのプレファッチオ>>127-128
真実のプラエルディウム>>132-135
「さようなら」のエンボリウム>>142-143
過去のヴィーゲンリート>>149-150
菜の花のクロアテュール>>156-158
「ペールノエルと四勇者編〜四つの伝説の光の武器編〜」
ハープの仙人探し旅>>289
甘い天使の戦士とリンゴのワナ>>292
“眠らせ姫”との決戦>>295
怠惰の流星の正体と2番目の夢導師>>301
それは、愛情だった>>306
ハンネの秘密、ラビの秘密>>312-314
オシオキのコントラバス>>318
不思議、誕生>>323-324
「光」輝けば「影」集う>>328
クラウン>>335
「ペールノエルと四勇者編〜ルーンロードとの決戦編〜」
いざ、出航!>>344
来訪者と雑魚散らし>>353
合流と騒動と敵幹部の襲撃>>362-363
金の狼の力>>373-374
悪食の力の終わり>>384
俺が愛した「女」>>393
戦いの後で>>400
約束したから>>409-410
ルーンロードの過去と別の襲撃>>420
先代の四勇者の覚悟>>431
大義と決戦前>>441
乗っ取りと決戦の時>>451
眠りの波動>>461-462
最後の希望と後からの出発!>>472
消滅>>482
もしもキミが一人でいるなら>>491
四勇者の光>>498
金の花びら達へ>>505
I’m home Welcomeback>>514-515
「アシアワールドの“神様”」
開幕合図のブレイクショット>>619-620
そして約束の言葉を交わしましょう>>629-630
“神様”の正体>>640-642
キミがいる>>649-650
「グリムライブ騒動」
汚れなき魂・色褪せる純粋>>704
オーディションと猫目の女の子>>710-711
「ありがとう」、そして・・・>>718-719
「スキル使用あり!?コラボ体育祭!」
コラボ体育祭!>>743
コラボ体育祭!2>>748
コラボ体育祭!3>>754
「ぷよクエキャラで料理対決!」
準備編>>786-788
その1>>800-807
「いろんな学校で文化祭編!」
準備編>>874-876
前夜祭編>>892-894
本祭編>>901-903(最終更新&続きは新たなスレッドへ)
「ぷよクエ実録」
初代妖精の返り討ち魔王生徒会の日常>>41-42
経験値と特殊素材探しと>>48-49
オリジナルのシェゾ事件>>181-182
はーぷべるなーるのはじめてのおしごと>>288
海運華伝>>525
貴殿は可愛らしく、美しい宝石>>739
魔王の翼攻略>>841
「cantabile×のだめ〜桃ヶ丘で一大大戦争!〜」
ラルゴとエチュードと桃ヶ丘>>77-78>>83-85
「チェリーワールド×SB69〜その星が、消える前に〜」
プロローグ:深紅のギタリストの夢、そして・・・>>163
第1話:ライブでの事件>>172-175
第2話:チェリーワールドでのデビュー>>186-188
第3話:トラクロとの対バン!>>193-194
第4話:ありがちな欠点と気付き>>199-202
第5話:個性とピアノと心の強さ>>208-210
第6話:どうしたら大切にできるか>>215
第7話:気持ちの気付き>>220-221
第8話:忘れない、忘れたくない>>225
第9話:私の生きる意味は>>229-230
第10話:秘密の発覚>>235-236
第11話:二つの事務所合同合宿!(前編)>>240-241
第12話:二つの事務所合同合宿!(後編)>>246-247
第13話:ダークモンスターの妖艶者>>252
第14話:少年の応援、少年の涙>>256-257
第15話:トラクロとの再戦!>>261
第16話:キュートなハート>>265
第17話:悪魔化した魂>>269
第18話:哀しみの罪>>273-274
第19話:決着>>278
最終話:「さようなら」の空>>282
エピローグ:多分、また・・・会えるよね>>283
「Flute Message」
第1話:何も描かれていない絵本の中>>815-816
第2話:突入と降り落とされた流れ星>>822-823
第3話:Dentist Game>>829-830
第4話:ルートライブ騒動>>835-836
第5話:よろしくアルペジオ>>846
第6話:悲しみの連鎖>>852-853
第7話:モノトーンのエチュード>>857-858
第8話:色付くノクターン>>863-865
第9話:共鳴のカデンツァ>>869
第10話:「キミじゃなきゃダメなのに」>>877-878
第11話:姉よ、この世から解放を>>884-885
最終話:奏でてソナタ>>886
「前後編」
海賊王フレッドの財宝>>558-559>>565-567
光と闇のバンドの対バン>>582-584>>588-589
わたしのホルン>>680-681>>685-687
王ドラの誕生日とロボボ事件>>724-726>>731-733
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- Re: 日常日和。3 ( No.665 )
- 日時: 2016/08/25 18:28
- 名前: きらり星カービィ (ID: LmekyLqy)
桜の世界 どこかにて 時空の神殿 6階 ドラゴンルーム
トリクシールラムーン
「・・・ドラゴンがいっぱいようね
もしかして・・・侵入者を防ぐために作られたものかしら?」
カービィ
「その可能性はあるよ ぼくたちは侵入者じゃないからね・・・
秘宝を盗もうとする悪い人は侵入者と警報がなるんだ
こういうぼくの時空には作られているんだけどね・・・」
プリンセスルナ
「確かに警備は厳しいことを下している
ロイヤルガードも同じなことだ この部屋が存在することは・・・
ファントムドリームスターではないか?」
カービィ
「あー・・・そうだよね・・・今でもぼくも一員だけど・・・
最初に出会ったときは悪い人じゃなかったんだ
もしかして・・・勇者になるためのいろんなことしているんじゃないかな・・・」
プリンセスルナ
「わらわも難しいのだ・・・何せよその組織は
秘密だから 詳しく伝えれないのだ・・・」
トリクシールラムーン
「このトリクシーも同じよ!ただ 大切な仲間がいるのは特定できるけど・・・
今回のことを伝えるために報告書に書いてしまわないといけないわ
今回はプロデュース初日のようね」
カービィ
「結構大変だったね アイオーン
でもこれぐらいできないと やっていけそうにないんだね」
プリンセスルナ
「その依頼は楽譜で書きとめたのだ
あとは演奏するだけなのだが・・・大丈夫か?アイオーン
しっかりがんばるのだ 永遠にな!」
というわけで今回の話を語ったプリンセスルナたちでした♪
今回はプロデュース初日ですね。
結構大変でしたね アイオーン。スキャンダルを解決とか・・・
そして依頼を受けたアイオーンは楽譜を書き
演奏でチェックするという結果になったようですね。
次回も楽しみにしています。
以上、きらり星カービィでした♪
- Re: 日常日和。3 ( No.666 )
- 日時: 2016/08/25 22:32
- 名前: Eh ◆40farybdAk (ID: hxRY1n6u)
- 参照: http://www.pixiv.net/member.php?id=7414914
Ehです
このゼオくん達のノリ、完全に吉本新喜劇である。
抱えてる問題をまとめると
ナルカミとシグレ→ファンの電話、メールを半端にスルー
ヤマト→ちょっとスケコマシ?
エニシ→お師匠推しの徒然ファン
ミヤビ→最後の良心
メンバー間の不仲が問題じゃないだけマシですよ、うん。紅葉さん、胃薬どうぞ( ´・ω・`)つ[ス○ラート]
暖「紅葉さん、アイオーン、大丈夫。346プロにはキス魔や暑がりの露出狂、怪しい薬作ってる科学者に腐女子、プロデューサーの事を「豚」と呼ぶ女王様...他にも個性的過ぎてこっちの胃が持たないアイドルが沢山いるぞ(ノイローゼ)」
卯月「ぷ、プロデューサーさんが仕事のしすぎで錯乱してる!?プロデューサーさーん!」
赤城みりあ「プロデューサーだいじょうぶー?」
濱野Pを初めとする346プロ、765プロ、315プロに876プロのPさん達...強く生きろ...
暖「ありがとう作者...ああ、卯月やみりあたちみたいな普通の子たちが俺の癒しだ...」
卯月「プロデューサーさん...」
フレン『プロデューサーという仕事は大変なんだな...』
それでは
- コメント返し! ( No.667 )
- 日時: 2016/08/26 17:17
- 名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
〉トーチさん
吟遊月華は個性が強すぎて厄介極まりないです;でも、癖が強いのを除けば大丈夫です!情報の出所も人それぞれですからその点に関しては何も言いません。
〉きらりさん
色々と謎の秘宝の件を解決するのは難しいです。
今回はアイオーン様のプロデュース初めの話でした。スキャンダルじゃない分問題を起こすので厄介極まりないです;そしてアイオーン様の譜面はOKがもらえてあとは演奏でチェックするだけです。次回もお楽しみに!
〉Ehさん
ゼオ君達のノリは完全に吉本新喜劇です。はい、メンバーの仲は大丈夫ですが、Ehさんのとこのプロデューサーさんの苦労と比べてみればまだこっちはマシですが、Ehさんのまとめたことは大方その通りです;
紅葉「Ehさん、ありがとう・・・感謝する(Ehさんが用意してくれたス○ラートを飲む)そちらの暖プロデューサーも大変だな・・・;馴れ馴れしい部分を感じたら悪いが、今度、私と一緒に飲みに行くか?酒を飲みながら愚痴ぐらいはお互いに聞こう」
- ただいまフェスティバル(その1) ( No.668 )
- 日時: 2016/08/26 20:37
- 名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
今回のタイトルは響けユーフォニアムから。フューチャー・メジャー・ユニット・バンドフェスティバル(略してfmuf)のお話。吟遊月華の中でシグレ君の気持ちに一番私も共感できます。だって、私、幼い時に周りから姉が私と比較されたんだもん・・・(´;ω;`)自分は割とシグレ君に罪悪感を抱くナルカミ君の立場です。
「ナルカミ君は龍笛が上手で素晴らしいな!」「礼儀正しいいい子だしな。それに比べてシグレ君は・・・」「ナルカミ君の時は手がかからなかったのに、シグレ君は手がかかる」「私の息子の片方がナルカミが素晴らしいのならーーー」
「もう片方のシグレはいらない子だ」
ここでシグレは寮の部屋で目を覚ました。それは自分が幼い時の出来事・・・。家柄や才能は生まれた時に決められてしまう・・・。
シグレ「・・・」
その日の昼。桜都(おと)ことアイオーンは自分が書いた演奏のチェックをしていた。みんなレベルは高いが、何か一つインパクトに欠けるものがあった。
紅葉「何かインパクトに欠けるな・・・たとえば、最初。シグレ」
シグレ「ギクッ;」
紅葉「お前、このフレーズ、初めてか?」
シグレ「は・・・い;」
紅葉「何が「はい」なんだ?どう見ても初めてにしか見えないんだが?言ってみろ」
シグレ「そのフレーズを吹くのは初めてだから・・・です」
紅葉「マジか!あと三日後に新曲をお披露目する大事なライブがあるのに・・・!」
桜都(アイオーン)「あの・・・初めてのフレーズをさせた俺にも責任はあるから、シグレに最初の龍笛のフレーズなら、俺が見てやりましょうか?」
紅葉「えっ!?」
エニシ「そういえば、桜都さん、徒然の演奏を聴いて雅楽にも詳しいと聞いていたな・・・」
紅葉「何だと!!?桜都!それは頼もしいな!ナルカミに見てもらおうかと思ったが」
ナルカミ「私はそうしたいですが、少しの時間しかみれませんよ;」
シグレ「おい・・・俺はそんなこと・・・!」
紅葉「最初のフレーズができてないお前に断る権利はない(ドスの利いた声」
シグレ「」
紅葉「じゃあ、頼むよ桜都!では各自解散!」
解散する中、アイオーンはシグレの制止も聞かずにシグレの部屋に入る。
シグレ「おい、ちょ・・・!」
桜都(アイオーン)「へー。娘のメールも電話も半端にスルーする割に随分と可愛いもん持っているのだな(手には可愛いパンダ人形」
シグレ「わっ・・・!人の部屋を勝手に漁るな!」
すると、アイオーンはある写真を見る。微笑んでいる幼いナルカミと微笑んでいない幼いシグレ。アイオーンはこの写真を見てある確信をする。
桜都(アイオーン)「・・・」
シグレ「教える気がないならとっとと帰ればいいで・・・」
すると、アイオーンは書いた最初の龍笛のフレーズの楽譜をシグレに渡す。そこにはそのフレーズについて細かく書かれていた。
シグレ「は・・・?」
桜都(アイオーン)「最初のフレーズの楽譜を書いてきた。シグレ向きの奴」
シグレ「一応教える気はあったのか;」
桜都(アイオーン)「当たり前だろうが、同じところの間違い改善したくないのか?」
シグレ「!?」
桜都(アイオーン)「ややこしいところ、いつも意識してもつらっと吹けないだろう?」
シグレ「!?どうしてそれを・・・」
桜都(アイオーン)「アレンジでごまかしてるが、指の動きが遅れてるからな。ちゃんと気をつければ、ミスタッチなしで吹けるかもしれないのに。シグレは卑屈だがクソ真面目で頑固者と見た」
シグレ「ーーーわかってる・・・っ。兄貴みたいに要領よくねーし、天才な兄貴と違って、俺は・・・」
桜都(アイオーン)「は?何でそこでナルカミが出てくる?」
シグレ「えっ・・・?」
桜都(アイオーン)「今はシグレの話をしているのだ。俺がピアノ(正しくはキーボード)で音程確認するから、お前はできていないフレーズで吹け」
シグレ「あ、ああ・・・(何する気だ・・・?」
アイオーンはキーボードでシグレの音程確認をしながらシグレはできていないフレーズで吹く。アイオーンはキーボードを弾きながら言う。
桜都(アイオーン)「違う違う、ただ吹くのではなくて音を取れ。ちゃんと聴け。指が小さく動かないのはわざとか?それとも指の練習ちゃんとしてるか?指が小さく動くからミスるって考えたことあるか?」
シグレ(ね・・・ねちっこい・・・;でも・・・俺に何がダメなのかよく分かる・・・)
桜都(アイオーン)「はい、じゃあ、もう一回」
シグレはアイオーンに音程確認してもらいながらそのフレーズを吹く。シグレはアイオーンに言われた通りに身体の感覚が覚えて吹いていた。
シグレ(あともうちょっと・・・!)
そしてそのフレーズを終えた時、その場に沈黙がなる。アイオーンは言う。
桜都(アイオーン)「ーーーまあ、及第点と言ったところか」
シグレ(よかった・・・手をマメにしながら身体の感覚、ちゃんと覚えていく・・・)
桜都(アイオーン)「この神、もう帰るからあとは自分で練習しろ。あ、練習する前に一つだけ約束しろ」
シグレ「えっ・・・?」
アイオーンはシグレにある約束をさせる。それは・・・。その翌日、バンド練習ではシグレが緊張しながら譜面台を並べていた。
ヤマト「シグレ、ちゃんと練習してきたんすか?」
シグレ「ああ、一応・・・」
エニシ「じゃあ、バンド練習行くぞー」
シグレは龍笛を構えながらアイオーンとの約束を思い出していた。
桜都(アイオーン)『兄弟間の比較は大小はあるが』
桜都(アイオーン)『自分でも比べて嫌いになるようなことをしてはダメだ』
その言葉を思い出してシグレは自分は自分と思い出し、そのフレーズをミスタッチなしで吹けた!これに紅葉と他のメンバーが気付く。
シグレ(ふ・・・)
しかし、そのフレーズの後にシグレはミスしてしまう。それで演奏を止めた。
シグレ「(しまった・・・)ごめ・・・なさ・・・」
ヤマト「シグレ!やるじゃないすか!」
シグレ「えっ?」
ナルカミ「そのフレーズの後にミスしてしまいましたが、問題はないです」
ミヤビ「でも、ノーミスならさらにいいフレーズができたんじゃないんですか・・・?」
シグレ「本当か!?」
エニシ「やったな、シグレ!桜都さん、マジでシグレを見てやったのか!?」
桜都(アイオーン)「あ、ああ・・・気付いたことを指摘や音程確認しただけで大したことでは・・・」
紅葉「でも、短時間で気付いたことを指摘しただけでも相当頭の切れる奴だな。やるじゃん」
アイオーン「!」
紅葉「私でも気付かないことを気付くなんてお前はモノホンの音楽の才能を持つ奴だな!」
桜都(アイオーン)(クールな紅葉さんが・・・笑った・・・!)
紅葉「じゃあ、練習の続きだ」
吟遊月華「はい!」
桜都(アイオーン)(一瞬だった)
シグレの欠点も克服して吟遊月華のライブの日。この日は新人バンドのこれからに期待されるライブ「フューチャー・メジャー・ユニット・バンドフェスティバル(略してfmuf」に吟遊月華が出演するのだ。紅葉は言う。
今回はfmufのお話。
- ただいまフェスティバル(その2) ( No.669 )
- 日時: 2016/08/26 18:07
- 名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
紅葉「今日から桜都の曲だ。しかし前のプロデューサーよりもレベルアップはしているが、変わってなどいない。吟遊月華の実力を他のバンドにも見せつけてやれ!」
吟遊月華「はい!」
桜都(アイオーン)「俺の曲・・・!「ちょっと待ちやがれ!!!」ヴッ!?」
紅葉「・・・お前らか」
すると、悪魔のような姿の男四人&女一人が現れた。彼らは悪魔バンド「devil」。吟遊月華の先輩バンドでリーダーのボーカルのヘド、ギターのストルナム、ベースのコスタ、ドラムのバーテブラ、キーボードの紅一点のペルヴィスで結成されている人気ロックバンドである!
ヘド「ボーカル、ヘド!」
ストルナム「ギタリストのストルナムだよ」
コスタ「・・・ベースのコスタだ」
バーテブラ「ドラムのバーテブラだ!」
ペルヴィス「キーボードのペルヴィスだよ!」
devil「俺(アタシ)たちは悪魔のロックバンドdevil!」
桜都(アイオーン)「ヴ・・・」
紅葉「彼らもうちの事務所に所属してるんだ。ペルヴィスは良心だが、彼らも男四人に問題がある。リーダーのヘドはアホ天然で無自覚両性たらし。ストルナムはナンパで女好き。コスタは神経質でドS。そしてバーテブラは叱るときはちゃんと叱るが、重度の親バカならぬメンバーバカ。これだけはちゃんと理解するように」
ストルナム「そういえば、紅葉ちゃん。前のプロデューサーが女の人と駆け落ちして新しいプロデューサーを探してるって聞いたけど、そっちは解決したの?」
ヘド「ストルナム・・・!」
ストルナム「えっ?」
桜都(アイオーン)「・・・(どう見ても新しいプロデューサー」
ストルナム「やだ・・・!キミが・・・!ごめん、失礼すぎたね!(ペコペコと謝る」
コスタ「お前さん、うちのギタリストがすまなかったな」
紅葉「うちの桜都に謝るのはこれを見てからにしろ。桜都!」
すると、桜都は自分の意思でアイオーンの姿に変わった。彼の姿にdevilは驚く。
ペルヴィス「あっ!痛いヴィジュアル人気バンドシンガンクリムゾンズのアイオーン!」
バーテブラ「どうりで似てると思ったわけだ。・・・そういえば、三日前にお前のところのリーダーが俺が追ったひったくり犯を殴り飛ばしたのを見たな・・・ロムや取り押さえた俺は翌日に感謝状が贈られたが」
アイオーン「ヴ、うちのリーダーが世話になった」
バーテブラ「いや、俺ももう一度会いたいと思ったしな。ロムにもう一度会ったら伝えとくよ。アイオーンが吟遊月華のプロデューサーしてるって・・・」
アイオーン「行かんそれは!!ロムに裏切りと思われるから殺される・・・;」
バーテブラ「ごめん;言えない理由があるよな;」
エニシ「ところで何しに来たんだ?」
エニシに言われてペルヴィスはステージの順番の紙を渡す。
ペルヴィス「順番の書かれた紙。あんた達がうっかり忘れそうだから渡しに来たんだよ」
ナルカミ「ありがとうございます」
ペルヴィス「順番、事務所の中ではアタシ達のバンドが先だから!じゃあな!」
devilが立ち去る中、ヘドは唯一残り、アイオーンに言う。
ヘド「アイオーン。ストルナムが謝ったから気にしないでくれ。ごめんな。ストルナム、あれでも気にかけてるみたいだから」
アイオーン(どうして、ヘドが謝るのだ?)
ヘド「アイオーン兼桜都だよな?また喋ろうな!」
ヘドはそう言って立ち去る中、ヤマトは言う。
ヤマト「相変わらずっすね、ヘドさん」
ミヤビ「変人ですけど、人気者です」
アイオーン(ヘドの性格を見て、気に入らない奴なんているのか。ヘドって、小さくないが、ゼオやクロウに似てる)
そして順番に回されたdevilはステージに立つ!マイクを持ったヘドは黄色い歓声を上げる自分達のファンに向かって言う。
ヘド「お前らーーーーー!今日も盛り上がってシャウトしやがれーーーーー!」
他のメンバーが演奏する中、ヘドは歌う!
BGM:BOYS GIRLS
そのdevilの実力はアイオーン自身も驚くほどだった。全体的にかなり上手く、演奏も指だけでなく身体全体に響くほどだった。紅葉は言う。
紅葉「あいつらも実力はあるくせにペルヴィス以外は問題を起こすからなー;・・・アイオーン、もしかしてあいつらの演奏を聴いて緊張してるのか?」
アイオーン「ヴッ・・・!!」
紅葉「大丈夫だ。桜都としての曲は吟遊月華にしかならせない。今は吟遊月華の演奏をするだけだ」
アイオーン「ヴ・・・」
そして吟遊月華の番。吟遊月華の番になった時、シグレの大分できるようになったフレーズの前奏が鳴る!
BGM:平安旅人
吟遊月華の演奏はすごい上手くてアイオーンのイメージをばっちりに表現できるほどだった。アイオーンは思う。
初めて吟遊月華の曲をプロデュースした自分の曲は、熱が伝わるくらい眩しくて、音だけがステージに響く。ステージも浮かんでいるくらい感じる。
アイオーン(シグレも。みなすごい)
そんな演奏の中で、少しだけ、みなを遠くに感じた。
アイオーン(俺達シンガンのステージではそんな風に感じなかったが、ステージに出れなかった他のバンドもこんな感じか)
あっという間の5分弱ーーー。大拍手と喜びの歓声の中で終わった吟遊月華に紅葉は言う。
紅葉「とりあえずやりきったな!お疲れ!」
ヤマト「シグレは流石の落ち着きぷりっすね」
シグレ「あ、ありがとう・・・」
紅葉「そういえば、桜都に主催者から電話って」
桜都(アイオーン)「ヴッ!!?」
アイオーンは何を言われるのか緊張する中、主催者は電話で言う。
桜都(アイオーン)「もしもし?」
主催者「あっ、吟遊月華の桜都プロデューサーさん?吟遊月華の演奏聞きましたー」
主催者「いやー、曲いいね。思ってた以上だよ」
桜都(アイオーン)「!」
主催者「キミがプロデューサーでよかったなー。また吟遊月華を出させる時はよろしく頼むよ」
主催者がそう言った後にアイオーンは電話を切る。シグレは言う。
桜都(アイオーン)「・・・」
シグレ「よかった・・・じゃねーか」
桜都(アイオーン)「・・・っ。・・・っ、ああ」
プロデューサーとしての自分は演奏できないが、あの時自分の曲は吟遊月華と一緒にいた。シンガンも成功した時は嬉しかったが、シンガンも吟遊月華のプロデューサーもみながいなかったら、この言葉はもらえなかった。
桜都(アイオーン)「あのっ!まだまだ未熟なプロデューサーだが、これからも照明壊した分よろしく頼む!」
シグレ「えっ?・・・クス。いいが」
アイオーン「ヴッ!」
まだまだ未熟なプロデューサーだが・・・シンガンのバンド練習もしないと行けないから今までの倍以上頑張らないと行けないが・・・プロデューサーとしての最初の第一歩、記した!
アイオーンは心の中でそう思った・・・。
FIN
「後書き」
今回はアイオーン様が吟遊月華のプロデューサーとして立って初めての吟遊月華のライブ。吟遊月華の先輩バンドとしてぷよクエの悪魔のロックバンドことdevilも登場させました!今devilの中で一番好きなのはヘド。ピクシブでの漫画を見て好きになったので・・・。あと、ストルナムもキャラとしては好きですね!吟遊月華もdevilも可愛いですvちなみに吟遊月華の由来はプリティーリズムの漫画の主人公チームの敵チームの一つのチーム名から+そのままではつまらないので前二つの二文字を外して吟遊を付けました!devilはメンバー全員が悪魔なのでそのまま英語にして付けたものです。
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