二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 遊戯王-番外ラジオ-(詰めデュエル募集中(´・ω・`))
- 日時: 2016/10/17 14:43
- 名前: マッド ◆gZ3JFQh5g6 (ID: UxbhFITm)
始めまして、遊戯王にわかのマッドと申します。
この作品は「遊戯王-HERO-(仮)」の番外編です。
主にカードの紹介、小ネタ、クロスオーバー(出来たらいいなぁ・・・)をやっていくところです。
注意事項
1:誹謗・荒らし行為などはやめてください。
2:遊戯王にわかのため色々間違えたりすることはありますが、もし間違えたところがあれば、指摘してくだるとありがたいです。
3:番外編なのでなんでもありです。
4:ルールはマスタールール3を適用します。
5:オリジナルカードはクロスオーバーする(かもしれないので)あります。
6:文章が残念レベルです。
7:気に入らない個所があったら修正します。
8:遊戯王についてある程度の知識があったほうがいいです。
それでもよろしければ、ルールを守って楽しくデュエル開始!
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- Re: 遊戯王-番外ラジオ-(詰めデュエル募集中(´・ω・`)) ( No.271 )
- 日時: 2016/12/24 22:49
- 名前: ロード (ID: MMm5P7cR)
こんばんは。クリスマスパーティによってすぐにコメントできなかったロードです。
今回のDSさんの敵は爆裂サンタさんですか。リア充を爆発させまくっているようですが、私からすれば、リア充を憎むのではなく、リア充でない自分を憎むのが大事だと思います。
ただ妬むだけでは進歩がないし、いつまでたっても先へ進めない。あ、それが出来なかったから怪人になっちゃったのかな?
で、相手は爆裂野郎だけあって『ヴォルカニック』を使用ですか。にしても、アイツらと違ってごく普通にリアルソリッドビジョン使ってることに、なんの違和感もない自分って一体……。
で、すったもんだあって見事聖夜をぶち壊す恨みの炎を立派に倒してくれたDSさんに感謝感謝。最近は親と過ごすだけでも妬む人、いますからね。
でも、あの黒いバスター・ブレイダーは一体何者なんでしょう。気になります。
それでは。
- Re: 遊戯王-番外ラジオ-(詰めデュエル募集中(´・ω・`)) ( No.272 )
- 日時: 2017/01/01 16:20
- 名前: ロード (ID: MMm5P7cR)
新年あけましておめでとうございます。マッドさん。
新年一発目を記念して、あなたの所に小説を一本置いておきます。
本家遊戯王のキャラクターが出ていますが、若干キャラ崩壊気味なので、嫌だという人は見ないでくださいね。
遊戯王デュエルモンスターズEXS番外編
「新年初夢デュエル! 相手は伝説のファラオ!?」
六道遊太。彼はデュエルを始めて間もなかったが、天才的なデュエルタクティクスを持っていた。
それに、彼のデッキには精霊界から来たという、イクスロードナイト達の魂が宿ってもいた。
そして、今年の大晦日。遊太は自分の部屋で新年を迎えていた。
「もう2017年かぁ〜2016年も長いようであっという間だったな〜」
一年の終わりに、思いを馳せる遊太は、そのままベッドに入る。
「来年は……もっと凄いデュエリストとデュエルができますように……! 今年の初夢は何かな……じゃあ、おやすみ……」
そう言って、遊太はぐぅと眠ってしまった。
しかし、遊太が今年見る初夢は、非常に凄い物であることを知るのであった。
「あれ、ここは何処だ……?」
遊太が目を覚ました時、目の前に広がっていたのは、大勢の観客が見守る中の、スタジアムのど真ん中。
観客たちは大人しく何かを待っている様子であった。
あまりの急展開に、ついていけない遊太。おろおろと、落ち着きがなくなっている。
「な、何!? 何が起ころうとしてるの!?」
「やっと来たみたいだな」
そう言って、目の前の大きな扉から一人の人間が現れる。
それは、額にウジャド眼の冠をつけた、まるで紅葉のような髪型をしている謎の人物。
その人物が現れると、観客達が一斉に歓声を上げる。
「アテム様だー!」
「アテム様のデュエルが見られるぞー!」
「アテム様ー!」
観客たちがいきなり大声を上げるものだから、遊太は驚いてしまう。
それを感じ取ったのか、アテムと呼ばれる男は、手を上げて観客たちを鎮めさせる。
そして、アテムは遊太に語り掛ける。
「君が、六道遊太君だな?」
「あっ、はい。僕は六道遊太です」
「我が名は、アテム。突然君をこんな所に呼び出してしまってすまない。実は、俺は君とデュエルをするために、君をここへ呼んだんだ!」
「ぼ、僕とデュエルを? な、なんで?」
「君はあの時言った、もっと凄いデュエリストとデュエルができるようにと。その願いを、間接的にだが叶えてあげたんだ」
「そ、それならありがとうございます。なら、早速……」
すると、ドアの向こうから声が聞こえてきた。
「オイ貴様! 俺を差し置いてアテムとデュエルする輩がいるなど、言語道断だ! いいか! アテムの宿敵は俺なのだ! アテムの宿敵は——」
バキッ!
といった音が聞こえて以降、声が聞こえなくなった。
「……さあやろうか遊太君!」
「あっ、はい!」
この流れと、いつの間にか左腕についていたデュエルディスクを見ると、デュエルしなきゃいけない気になった遊太は、懐に入っていたデッキをデュエルディスクにつける。
そして、アテムと遊太は十分な距離を取るように離れる。
デッキをセットすると、デッキから『イクスロードナイト』達の声が聞こえてきた。
(遊太……)
(あっ、アルファかい? 君達もこっちに来ていたんだね)
(あのアテムとかいうデュエリスト……相当の手練れだ。油断するんじゃないぞ!)
(うん、わかったよ!)
アルファに激励され、デュエルへの熱が余計に入る遊太。
しかし、『イクスロードナイト』の何人かはというと。
(ねえ……遊太に言わなくて良いの?)
(いやディアナ、遊太は今の状況を夢だと思っているんだ。ここが冥界、すなわちあの世だって気づいたら、パニック起こすぞ)
(アポロ、それはそうだけど……)
(それに、あんな凄いデュエリストとデュエルできんだから、文句はないだろ?)
(ま、あっちの人曰く、アテム様のデュエルはあの海馬瀬人としかやらないっていうから、心機一転する意味合いも込めて……ね)
そして、デュエルが始まる!
「行くぞ! 遊太君!」
「うん! 行きますよ!」
「ルールは古代エジプトスペシャルルール!」
「え?」
「禁止制限無制限のデュエルだ!」
「な、なるほど……!」
「「ライフポイントは8000! デュエル!」」
- Re: 遊戯王-番外ラジオ-(詰めデュエル募集中(´・ω・`)) ( No.273 )
- 日時: 2017/01/02 13:55
- 名前: ロード (ID: MMm5P7cR)
1・アテムのターン
「先攻は俺だ! 俺は手札から魔法カード『予想GUY』を発動! 自分フィールドにモンスターがいない時、デッキからレベル4以下の通常モンスターを特殊召喚できる! 俺は『クィーンズ・ナイト』を守備表示で特殊召喚!」(アテム手札5→4)(アテム墓地0→1)
麗しい女性の騎士が現れる。守備力は1600と、それ程でもないが……?
「更に俺は、手札から『キングス・ナイト』を召喚! 場に『クィーンズ・ナイト』がいる時、『キングス・ナイト』が召喚された時、デッキから『ジャックス・ナイト』を特殊召喚できる!」(アテム手札4→3)
アテムのフィールドに、キング、クィーン、ジャックの三人の騎士が現れる。そしてアテムは、手札から魔法を発動する。
「俺は手札から、魔法カード『融合』を発動! 場のキング、クィーン、ジャックの三人を融合し、融合モンスター『アルカナ ナイトジョーカー』を融合召喚!」(アテム手札3→2)(アテム墓地1→5)
三剣士が融合した姿は、凛々しい姿をした騎士。そして、その攻撃力は……。
「攻撃力、3800!?」
「フフフ、このモンスターを突破できるかな? 俺はターンエンド」
アテム
ライフポイント8000
手札枚数2枚
モンスター1体『アルカナ ナイトジョーカー』(攻撃表示)
魔法・罠ゾーンのカード枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数5枚
除外されているカード0枚
2・遊太のターン
「いきなり融合モンスターか……僕も融合モンスターでお出迎えしてあげなきゃ!」
「僕のターン、ドロー!」(遊太手札5→6)
「このモンスターは、相手フィールドにモンスターがいて、自分フィールドにモンスターがいない時、手札から特殊召喚できる! 『ロードナイト・パニッシュ』を守備表示で特殊召喚!」
突風を巻き上げ、『ロードナイト』の一人が現れる。そして、そのモンスターが突風を更に巻き上げると……?
「パニッシュは特殊召喚に成功した時、デッキから『ロードナイト』モンスターを1体手札に加えられる。僕は手札に『ロードナイト・スピーダー』を手札に加える!」
「『ロードナイト』……それが君のデッキか!」
「ええ、英雄騎士とでも言ってください。そして僕は、手札から速攻魔法『英雄騎士突撃』を発動! 手札から『ロードナイト』モンスターを1体特殊召喚する! 『ロードナイト・スピーダー』を特殊召喚!」(遊太手札6→4)(遊太墓地0→1)
「更に、特殊召喚されたスピーダーの効果で、手札から『ロードナイト』を特殊召喚出来る! 『ロードナイト・テラ』を守備表示で特殊召喚! そして、特殊召喚されたテラの効果で、デッキから『英雄騎士』と名の付いた魔法カードを手札に加えられる。僕は『英雄騎士への覚醒』を手札に加える」(遊太手札4→3→4)
「そして、手札から『英雄騎士への覚醒』を発動! フィールドの『ロードナイト』1体を墓地へ送って、同じ属性の『イクスロードナイト』を1体、エクストラデッキから同じ属性の『イクスロードナイト』を1体、特殊召喚できる!」
「それが、君の切り札と言う訳か!」
「ええ、僕はこのカードを主体に戦っているんです! 僕は、風属性のパニッシュを墓地へ送り、エクストラデッキから『イクスロードナイト・ローズ』を特殊召喚!」(遊太手札4→3)(遊太墓地1→3)
薔薇の花びらに包まれたパニッシュが、姿を変える。桃色の鎧に身を包んだ、右手に薔薇を、左手にフルーレを持った騎士が現れる! 攻撃力は2400と、上級にしては低いが……。
「ほう……これが……」
「更に僕は、手札を1枚捨てて、ローズの効果発動! 手札を2枚まで捨てることで、フィールドのカードを対象に発動。そのカードを手札に戻す!」(遊太手札3→2)(遊太墓地3→4)
「悪い手じゃないが……俺は君の先を行くぜ! 『アルカナ ナイトジョーカー』の効果発動! このモンスターを対象に取る、モンスター、魔法、罠カードの効果が発動した時、手札から発動したカードと同じ種類のカードを墓地へ送って、その発動を無効にする!」(アテム手札2→1)(アテム墓地5→6)
「くっ、効果が……僕は、カードを1枚伏せて、ターンエンド」(遊太手札2→1)
遊太
ライフポイント8000
手札枚数1枚
モンスター3体『ロードナイト・ローズ』(攻撃表示) 『ロードナイト・スピーダー』(攻撃表示) 『ロードナイト・テラ』(守備表示)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数3枚
除外されているカード0枚
3・アテムのターン
「俺のターン、ドロー! 俺は手札から、魔法カード『天使の施し』を発動! デッキから3枚引き、手札から2枚捨てる」(アテム手札1→2)(アテム墓地6→9)
(なるほど、これが古代エジプトスペシャルルールか……)
「更に俺は、手札から『磁石の戦士β』を召喚!」(アテム手札2→1)
磁石が戦士になったようなモンスターが現れる。攻撃力は1700と、そこそこだ。
「俺は、『アルカナ ナイトジョーカー』で『イクスロードナイト・ローズ』を攻撃!」
大剣によって切り刻まれるローズ。大ダメージと言うべきダメージが、遊太を襲う!
「くぅっ……!」(遊太ライフ8000→6400)(遊太墓地3→4)
「そして俺は、『磁石の戦士β』で、『ロードナイト・テラ』を攻撃!」
磁力の電撃攻撃が、テラを破壊する。しかし。
「『ロードナイト・テラ』の効果発動! このモンスターが戦闘で破壊された時、デッキからレベル4以下の『ロードナイト』を1体特殊召喚できる! 僕はデッキから、『ロードナイト・ルナ』を攻撃表示で特殊召喚! 更に、特殊召喚されたルナは、デッキから『英雄騎士』と名の付いた魔法・罠を手札に加えられる! 僕は、手札に『英雄騎士への覚醒』を手札に加える」(遊太墓地4→5)(遊太手札1→2)
「ほう、やるな……俺はカードを1枚伏せて、ターンエンド」(アテム手札1→0)
アテム
ライフポイント8000
手札枚数0枚
モンスター2体『アルカナ ナイトジョーカー』(攻撃表示) 『磁石の戦士β』(攻撃表示)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数9枚
除外されているカード0枚
(……アテムさん、なんか凄い。やることなすことにいちいち何か底知れない物を感じるというか……というより、あの人のデッキから感じる底知れない力……一体なんなんだ?)
(そうです。あのアテムという人物のデッキからは、恐ろしい何かを感じます……)
(マグナも、そう思うの?)
(ええ、何とも言えない重圧です……)
(だからと言って、ここで怖気づいている場合じゃない! 行くよ!)
- Re: 遊戯王-番外ラジオ-(詰めデュエル募集中(´・ω・`)) ( No.274 )
- 日時: 2017/01/02 15:54
- 名前: ロード (ID: MMm5P7cR)
4・遊太のターン
「僕のターン、ドロー!」(遊太手札2→3)
「僕は、手札から装備魔法『英雄騎士の応急処置』を発動! 800ライフを支払うことで、墓地から『ロードナイト』を1体攻撃表示で特殊召喚する! 僕が選ぶのは、『ロードナイト・テラ』! そして、テラの効果でデッキから『英雄騎士の連合軍』を手札に加える。そしてそのまま発動!」(遊太手札3→2)(遊太墓地5→4)
「『英雄騎士の連合軍』は発動している時、自分フィールドの『ロードナイト』はその数×500ポイント攻撃力が上がる! そして、手札から『英雄騎士への覚醒』を発動! フィールドの『ロードナイト・テラ』を墓地へ送り、エクストラデッキから光属性の『ロードナイト・ディアナ』を攻撃表示で特殊召喚!」(遊太手札2→1)(遊太墓地4→7)
月の装飾を施した白の鎧を身に着けた女騎士が現れる。その手には、三日月を模した鎌が握られている。攻撃力は2700。しかし、連合軍の効果で攻撃力は1500アップの4200となる。
「なるほどな、コンボ攻撃で攻撃力を上げてきたって訳か!」
「ええ、でもそれだけじゃありません。僕はディアナで、『アルカナ ナイトジョーカー』を攻撃! ディアナは戦闘でモンスターを破壊した時、その破壊したモンスターのレベル・ランク×400ポイントか、攻撃力分のライフを回復できる!」
「それでさっき失ったライフを取り戻そうっていうのか……だが、俺もやすやすとダメージを受ける訳にはいかない! 罠発動! 『聖なるバリア −ミラーフォース−』! 相手の攻撃宣言時、相手の攻撃表示モンスターを全て破壊する!」(アテム墓地9→10)
「な、何っ!? そんなカードが……!」
聖なるバリアによって、モンスターは全て破壊される。
「くぅっ……けれど、ディアナの効果発動! 破壊された時、ライフを1000回復する!」(遊太墓地7→11)(遊太ライフ6400→7400)
「更に、『英雄騎士の連合軍』の効果発動! 戦闘・効果で『ロードナイト』が破壊された時、1ターンに1度デッキからレベル4以下の『ロードナイト』を特殊召喚できる! 僕は『ロードナイト・クレス』を守備表示で特殊召喚して、効果発動! デッキから『ロードナイト』を1体手札に加える! 僕はこれで、ターンエンド!」(遊太手札1→2)
遊太
ライフポイント7400
手札枚数2枚
モンスター1体『ロードナイト・クレス』(守備表示)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード1枚『英雄騎士の連合軍』
墓地の枚数11枚
除外されているカード0枚
5・アテムのターン
「俺のターン、ドロー!」(アテム手札0→1)
「魔法カード『強欲な壺』を発動! デッキから2枚ドローする!」(アテム手札0→2)(アテム墓地10→11)
「更に俺は手札から魔法カード『黒魔術のヴェール』を発動! 1000ポイントライフを支払うことで、手札・墓地から闇属性魔法使い族モンスターを特殊召喚する!」(アテムライフ8000→7000)
(特殊召喚の魔法カード……手札からかな?)
「俺は墓地から、このモンスターを特殊召喚する! 出でよ! 『ブラック・マジシャン』!」
墓地から特殊召喚されたのは、なんと黒き衣に身を包んだ黒魔導師! 攻撃力は2500。 いきなりのことに、遊太は驚く。
「い、いつの間に! そんなカードを、いつのまに墓地に……」
「フン、いつの間にだと思う?」
「……あーっ! あの時の『天使の施し』で!」
「その通りだぜ!」
悔しがる様子を見せる遊太だが、目の前に現れた『ブラック・マジシャン』に、感嘆の意を覚える。
(……でも、なんかこのモンスター見れてラッキー……! こっちじゃ凄いレアカードなんだもんっ)
「更に俺は、『磁石の戦士β』を生贄に、このモンスターをアドバンス召喚する!」
(なんだ? 一体何を出すんだ?)
「最上級の黒魔導師には、優秀な弟子がいるものだぜ。俺は、『ブラック・マジシャン・ガール』をアドバンス召喚!」(アテム手札1→0)(アテム墓地11→12)
現れたのは、『ブラック・マジシャン』に似た衣装を身に着けた、魔法使いの女の子であった!
「まさか、そんなカードまで入れているなんて!」(可愛い子見れてラッキー!)
「フフン、師匠と弟子が揃ったこの状況、覆すことができるかな?」
「やってやる、やってみせますよ!」
「なら攻撃だ! 俺は『ブラック・マジシャン・ガール』で『ロードナイト・クレス』を攻撃! 黒・魔・導 爆・裂・破!」
「クレスは1度だけ、戦闘では破壊されない!」
「なら俺は、『ブラック・マジシャン』でクレスを再び攻撃する! 黒・魔・導」
流石に二度目の攻撃には耐えられないクレス。破壊されてしまうが、守備表示なのでダメージは受けなかった。(遊太墓地11→12)
「『英雄騎士の連合軍』の効果発動! 『ロードナイト』が戦闘・効果で破壊された時、1ターンに1度デッキからレベル4以下の『ロードナイト』を特殊召喚できる! 『ロードナイト・ボルカ』を守備表示で特殊召喚!」
マグマの中から、炎の『ロードナイト』が現れる。
「そして、ボルカの効果発動! 特殊召喚された時、相手モンスターを1体破壊し、1000ポイントダメージを与える! 『アルカナ ナイトジョーカー』を破壊する!」
アテムの手札にカードはない。よって、『アルカナ ナイトジョーカー』は破壊され、アテムは1000ダメージを受ける。
「ぐっ……やるな!」(アテムライフ7000→6000)(アテム墓地12→13)
「でも、僕は防戦一方ですよ……!」
「フン、守っているように見えて、隙あらば攻め込もうとしているのが見え見えだぜ」
「う、ばれてる……」
「俺はこれで、ターンエンド」
アテム
ライフポイント6000
手札枚数0枚
モンスター2体『ブラック・マジシャン』(攻撃表示) 『ブラック・マジシャン・ガール』(攻撃表示)
魔法・罠ゾーンのカード0枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数13枚
除外されているカード0枚
6・遊太のターン
「僕のターン、ドロー!」(遊太手札2→3)
(……! 手札に『英雄騎士への転生』が! 確かこれは、墓地の同じ属性のロードナイトを2体除外して、エクストラデッキから除外したモンスターの属性と同じモンスターを特殊召喚できる!)
「僕は、手札を1枚捨てて、『ロードナイト・ナイトメア』を守備表示で特殊召喚!」(遊太手札3→1)(遊太墓地12→13)
(また新たなモンスターが……だが、手札を捨ててまで特殊召喚したのは一体……?)
「……何か勘ぐっているようですが、僕はこれを狙っていたんですよ! 魔法カード『英雄騎士への転生』! このカードは、墓地の同じ属性の『ロードナイト』を2体除外することで、除外した2体と同じ属性の『イクスロードナイト』を特殊召喚する!」
「そうか! 先程墓地へ送ったのは、そのカードを発動させるため!」
「そう! 僕は地属性であるクレスとウェイカーを墓地へ送ることで、地属性の『イクスロードナイト』……『イクスロードナイト・アポロ』を特殊召喚する!」(遊太手札1→0)(遊太墓地12→11)(遊太除外0→2)
二つの魂が新たな『イクスロードナイト』へと変わってゆく。その姿は、獅子のような鎧を着た騎士! 攻撃力は2500と、『ブラック・マジシャン』と同じだが……?
「行きますよ! 僕はアポロでマジシャン・ガールを攻撃! マグヒート・ブレイジング! そして、アポロの効果発動! アポロは戦闘を行う時、自分フィールドのモンスター1体を選択して、そのモンスターの攻撃力を加えることができる! ボルカの攻撃力1700を、アポロに加える!よって攻撃力は、2500から4200にアップする!」
「何っ!? そんな効果が!?」
「行け! アポロ!」
激しい熱量を持った拳が、ブラマジガールを襲う!
「ぐっ……」(アテムライフ6000→3300)(アテム墓地13→14)
「僕はこれで、ターンエンド!」
遊太
ライフポイント7400
手札枚数0枚
モンスター3体『イクスロードナイト・アポロ』(攻撃表示) 『ロードナイト・ナイトメア』(守備表示) 『ロードナイト・ボルカ』
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード1枚『英雄騎士の連合軍』
墓地の枚数14枚
除外されているカード2枚
- Re: 遊戯王-番外ラジオ-(詰めデュエル募集中(´・ω・`)) ( No.275 )
- 日時: 2017/01/02 17:33
- 名前: ロード (ID: MMm5P7cR)
7・アテムのターン
「俺のターン、ドロー!」(アテム手札0→1)
「遊太君、俺はこの状況で、最高のカードを引いたぜ」
「な、なんのカードを!?」
「俺は魔法カード『天よりの宝札』を発動! 互いのプレイヤーは、手札が6枚になるようにドローする!」
「!? そんなカードが……」
「さあ、カードを引けよ」(アテム手札0→6)(アテム墓地14→15)
「あ、はい……」(遊太手札0→6)
お互いに6枚という大量ドローに、ただただ戸惑うことしかできない遊太。
が……。
(けれど、僕にも手札が揃った。アテムさんもこのターンで決められなきゃ、僕にキルされるってことがわかってる! どうやって決めようとするんだ……?)
「俺は手札から、魔法カード『死者蘇生』を発動! それにより、俺は墓地から『ブラック・マジシャン・ガール』を墓地から特殊召喚する!」(アテム手札6→5)
「更に俺は、手札から魔法カード『黒・魔・導 爆・裂・破』を発動!」(アテム手札5→4)(アテム墓地15→16)
「『ブラック・マジシャン・ガール』の必殺技と同じ名前のカード!?」
「このカードは、フィールドに『ブラック・マジシャン・ガール』が場にいる時のみ発動可能。相手の表側表示モンスターを全て破壊する!」
「何っ……なら、伏せカードオープン! 『魔宮の賄賂』! 相手の魔法・罠を無効にして、相手は1枚ドローする!」(遊太墓地14→15)
「なるほどな。それは防ぎに行くわけか。だが、俺はこれを読んでいた」(アテム手札4→5)
「えっ!?」
「俺は手札から装備魔法『早すぎた埋葬』を発動! 800ライフを支払い、墓地よりモンスターを攻撃表示で特殊召喚する! 俺は、『アルカナ ナイトジョーカー』を特殊召喚する!」(アテムライフ3300→2500)(アテム手札5→4)(アテム墓地16→17)
これに、遊太はアレ? と思う。普通だったら、『ブラック・マジシャン・ガール』を『早すぎた埋葬』で蘇生させ、強力な『アルカナ ナイトジョーカー』は『死者蘇生』で出すべきだと考えていた。
通常とは違うセオリーのやり方に、疑問を覚える。
「一体、アテムさんは何をしようとしているんだ?」
「これから君に、素晴らしい物を見せてあげようと思うからさ」
「えっ?」
「君とデュエルをしてみて、君にはデュエリストとしての大きな物を感じた。よってその大きなものに敬意を評し、最高のカードを君に見せようと思う!」
「そ、それは一体!?」
「今にわかるさ。俺は手札から『融合解除』を発動! 『アルカナ ナイトジョーカー』の融合を解除し、墓地から融合素材となったキング・クィーン・ジャックの3体を墓地から特殊召喚する!」(アテム手札4→3)(アテム墓地17→15)
「フィールドに、3体のモンスターが……?」
「そして俺は、この3体の生贄を天に捧げ、このモンスターを召喚する!」
「3体のリリースで召喚するモンスター!?」
「出でよ! 『オベリスクの巨神兵』!」(アテム手札3→2)(アテム墓地15→18)
3体のリリースで出でたモンスターは、なんと、見るも巨大なモンスター! しかし、それだけではない。そのモンスターから感じられる、圧倒的な力! 攻撃力も4000と、圧倒的だ。
「こ、これは……!」
(何という力だ! まさに、これは力の権化!)
(なんだ……このモンスターは……!)
余りの強大な力に、遊太のデッキに宿る『イクスロードナイト』達も恐れおののく。
「どうだ? 遊太君。神のカードの力は」
「神の、カード? 確かに、何か神々しい物を感じるけど……」
「なら行くぜ、俺は魔法カード『黒・爆・裂・破・魔・導』を発動! 自分フィールドに『ブラック・マジシャン』と『ブラック・マジシャン・ガール』の両方がいる時発動可能! 相手フィールドのカードを全て破壊する!」(アテム手札2→1)(アテム墓地18→19)
「な、なんだって!?」
黒魔導師の師匠と弟子による合体攻撃が、遊太のフィールドにクリーンヒット! 遊太のフィールドは、あっという間に焼け野原になる。
「これで、僕のフィールドは……!」(遊太墓地14→19)
「行くぜ! 俺は『ブラック・マジシャン』で、遊太君にダイレクトアタック! 黒・魔・導!」
「うわああっ!」(遊太ライフ7400→4900)
「続いて、『ブラック・マジシャン・ガール』でダイレクトアタック! 黒・魔・導 爆・裂・破!」
「あああっ!」(遊太ライフ4900→2900)
「そして、『オベリスクの巨神兵』のダイレクトアタック! ゴッドハンド・クラッシャー!」
「うぎゃあああああああ!」(遊太ライフ2900→0)
物の見事な三連コンボに、瞬く間に敗北してしまった遊太。
最後の一撃は体に来たものの、吹っ飛ばされた後の遊太はというと。
「あぁ〜っ! 負けた! くやしい!」
見事回復し、悔しがっていた。
「遊太君」
そして、倒れている所にアテムがやってくる。
「遊太君、素晴らしいデュエルだったぞ」
「うん。最後の最後で物凄いことされちゃったけど、良いデュエルが出来たと思ってるよ」
「俺もだ」
起き上がった遊太は、そのままアテムと握手をする。これに、観客たちは沸き上がり、大歓声を浴びせる。
そして、アテムが言う。
「さて、時間が来たみたいだ。君はもう帰らなくてはいけない」
「あ、そうなの? とはいっても……どうやって帰れば良いの?」
「心配ない。さあ、そろそろ目を覚まそうか」
「え?」
ドカーンッ!
「うわあああっ!?」
いきなり自分の後ろで爆発が起こったと思ったら、いつの間にか自分のベッドから転げ落ちていた遊太。
「あ、アレ……? 僕はさっきまでデュエルを……な、なーんだ、夢だったのかあ。夢の中でまでデュエルするなんて、ほ〜んと、デュエルが好きみたい」
時間を見てみると、朝の9時。すると、電話がかかって来たので電話に出る遊太。
「はい、もしもし?」
「遊太! 時間開いてるなら一緒に初詣行こうぜ〜!」
「あ、菊姫? わかった、朝ごはん食べたらすぐ行くね!」
遊太はそのまま一階へ降りて、朝ごはんを食べに行く。
一方、デッキに宿っている『イクスロードナイト』達はというと。
「なあアルファ。言わなくていいのか?」
「なぜだデュナス」
「一時的にだが、遊太の奴が心肺停止していたこと。そんで、死後の世界、冥界に行ってたこと」
「別に、ピンピンしているから問題ないさ。それに、あの時のことは夢だと思っているみたいだし、このままでいいだろう」
「あのな……一時的だが死んでたんだぞ? 言わなくて良いのかよ」
「全く無問題だ。遊太が幸せそうだからな」
「なら、そうしといてやるよ」
そして、遊太は友人達と一緒に神社に来た。
「実はね、僕凄いデュエリストと夢でデュエルしたんだよ」
「へぇ〜ソイツはすげえや」
「ま、初夢として良い夢だったよ」
「んじゃ、賽銭入れてお願い事するか」
遊太と友人たちは、一斉にお賽銭を入れて、願い事をする。遊太が願ったことはというと。
(今年も、凄いデュエリスト達とデュエルができますように!)
番外編。終わり。
新年一発目の小説がこれでしたが、皆さんが楽しんでいただければ幸いです。今年もよろしくお願いいたします。
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