二次創作小説(新・総合)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 逃走中 ~不思議の森と魔法Ⅱ~【完結】
- 日時: 2020/04/09 19:40
- 名前: ウィオ (ID: iuL7JTm0)
ウィオ版逃走中第24弾!
今回の逃走中の舞台は、第4回逃走中で行われた場所である「不思議の森」と「城下町」!
その森は広く、魔女や不思議な生き物が住んでいる。
そして城下町には個性的な住民たちが多く住んでおり、とても賑やかである。
第4回では悪さを働いていた王と大臣を、翠星石や樹状細胞が捕まえた。
そして優しき女性・沖田ミツバが女王となり、彼女は平和な国にしていくように努めていった。
しかし……。今回の逃走中で、不思議の森とその町に「ある恐怖」が訪れる。
果たして、逃げ切る者は現れるのか?
{逃走者紹介}
カンナ(男)(ファイアーエムブレムif){24}
レベッカ(ぷよぷよクエスト){3}
ミドリコ(ファイアーエムブレムif){8}
キヌ(ファイアーエムブレムif){6}
ジークベルト(ファイアーエムブレムif){5}
マルス(ファイアーエムブレム 紋章の謎){3}
翠星石(ローゼンメイデン){23}
金糸雀(ローゼンメイデン){8}
斉藤さん(ローゼンメイデン){4}
香風 智乃(ご注文はうさぎですか?){7}
青山 ブルーマウンテン(ご注文はうさぎですか?){3}
おばドル(ドラゴンクエスト5){12}
ドロン(ドラゴンクエスト5){13}
アプール(ドラゴンクエスト5){9}
ピエール(ドラゴンクエスト5){5}
ブリード(ドラゴンクエスト5){4}
南 ことり(ラブライブ){17}
氷川 日菜(Bang Dream){6}
金田 イチエン(超ガッコウ伝 ガット){18}
樹状細胞(はたらく細胞){6}
スラッシーソルジャー(FORTNITE){1}
天野 灯(となりの吸血鬼さん){9}
ソフィー・トワイライト(となりの吸血鬼さん){5}
ユウリ(ポケットモンスター ソード・シールド){1}
花岡 弥依(ゆうやみ特攻隊){10}
越島 カエデ(ゆうやみ特攻隊){10}
シェリー(グリムノーツ){10}
ナリジーニョ(Sitio Do Picapau Amarelo){4}
ボボボーボ・ボーボボ(ボボボーボ・ボーボボ){1}
首領パッチ(ボボボーボ・ボーボボ){1}
ところ天の助(ボボボーボ・ボーボボ){1}
さよりん(どうぶつの森 ホヒンダ村だより){1}
コタロウ(どうぶつの森 ホヒンダ村だより){1}
ルイコ(どうぶつの森 ホヒンダ村だより){1}
ちあき(どうぶつの森 ホヒンダ村だより){1}
シゲ(どうぶつの森 ホヒンダ村だより){1}
黒原 銀(尊き夢の世界){6}
高木 あきら(尊き夢の世界){4}
青山 天成(ハッピーバースデートゥーアイ){1}
ユーリ・コヴァーチ(ハッピーバースデートゥーアイ){1}
シャーリー・チック(名探偵ブラックと社畜助手ちゃん){5}
白銀 御行(かぐや様は告らせたい){2}
ペンギン(テイコウペンギン){2}
霜屋 涼(Re:kinder){1}
暁 沙耶香(Re:kinder){1}
西住 みほ(ガールズ&パンツァー){4}
冷泉 麻子(ガールズ&パンツァー){2}
ロキ(ラグにゃロク){3}
フェンリルたん(ラグにゃロク){3}
ハナ・N・フォンテーンスタンド(ハナヤマタ){1}
ドラニコフ(ドラえもん){1}
豊聡耳神子(東方project){1}
宮下愛(虹ヶ咲スクールアイドル同好会){1}
しろくま(すみっコぐらし){1}
黒江(マギアレコード魔法少女まどか☆マギカ外伝){1}
ウルティマ(転生したらスライムだった件){1}
ジャンヌ・ダルク(Fate/Apocrypha){1}
次元 大介(ルパン三世){1}
しずえ(どうぶつの森シリーズ){1}
クレア・ヒースロー(SDガンダム GGENERATIONシリーズ){1}
桐ヶ谷 和人 (ソード・アート・オンライン){1}
ジュプトル(ポケモン不思議のダンジョンシリーズ){1}
大空あかり(アイカツ!){1}
ランパ(伝説のスタフィー){1}
奥田 愛美(暗殺教室){1}
konakun.(作者組){19}
ゆうき(作者組){19}
武勝龍 景丸(作者組){8}
モンブラン博士(作者組){17}
桜木 霊歌(作者組){21}
クロノスエボル(作者組){4}
からあげ(作者組){2}
エイジア(作者組){7}
aren(作者組){6}
灯焔(作者組){1}
生ブスカジ(作者組){5}
新田(作者組){12}
洋輝(作者組){16}
ネクスタ(作者組){13}
Ga.c=evo.(作者組){3}
ヤード(作者組){9}
▽今回の舞台は、懐かしの不思議の森と城下町!
▽相変わらずヤンデレのレベッカ!
▽弥依隊長とカエさん、久々に参戦!
▽久々のすいあか!
▽さやかサンのぶっ飛んだ発言!
▽金糸雀、今度こそ自首できるのか?
▽日菜のサイコパスっぷり!
▽果たして、逃げ切る者は現れるのか?
- Re: 逃走中 ~不思議の森と魔法Ⅱ~ ( No.105 )
- 日時: 2020/03/14 12:14
- 名前: ウィオ (ID: iuL7JTm0)
>モンブラン博士さん
ペンギンを囮にしました。
アプールは自分を食べられることが嫌いなのですw
モンブラン博士さんはアプールを食べたいのですか。果たして、食べることができるのか?←
では!
- Re: 逃走中 ~不思議の森と魔法Ⅱ~ ( No.106 )
- 日時: 2020/03/14 12:15
- 名前: ウィオ (ID: iuL7JTm0)
「信仰心」
{残りゲーム時間 140:00}
(その頃、スラッシーソルジャーは――)
スラッシーソルジャー「We still have 140 minutes……?(訳:まだ140分もあるのか……?)」
(タイマーを見て、そんな感想を抱いていた)
スラッシーソルジャー「I hope this game will finish soon.(訳:早くこのゲーム終わってほしいなぁ……)」
(今回初参戦であるアメリカ出身の雪だるまの怪人、何処まで生存できるか――)
(その頃、不思議の森にて――)
イチエン「ああ……」
イチエン「折角逮捕されずにここまで生き延びてきたってのに、オレ今のところ何もしてねーよなぁ……」
(イチエン君がそう呟きながら森の中を歩いていた)
弥依「何もしてないってところは私も同じだよ、イチエン」
イチエン「弥依!」
弥依「第21回、22回、23回は出られず、第24回でやっと再登場できたと思ったら……」
弥依「ただ「ゴシックは魔法乙女やってただけの女」だ、今の私は。カエですら活躍してたのに、この弥依隊長様ときたら……」
イチエン「メインキャラの癖に扱いがぞんざいだなぁ……w」
弥依「毎回逮捕されてるテメーが口答えするんじゃないよ」
イチエン「とにかくどうするよ、弥依?」
弥依「決まってんだろ、次ミッションから絶対活躍する!」
イチエン「おう、いいんじゃね?」
弥依「てかさ」
弥依「あんたとまともに会話したの、初めてな気がするんだけど……」
イチエン「あ(;・∀・)」
(確かに、かなり新鮮な光景だ――)
(その頃、カンナ(男)と翠星石と灯は――)
灯「翠星石ちゃん❤ 翠星石ちゃん❤」スリスリ
翠星石「ぐうっ……;」
カンナ(男)(botみたいに「翠星石ちゃん」って繰り返しながらスリスリしてるよ……;)
(城下町を歩いていた――)
翠星石「早くハンター来てくれねえですか……。灯と別れられるチャンスが早く来てほしいです……;」
(その時――)
ハンター「!」タッ
カンナ(男)「げっ、ハンター来た!」
翠星石「よっしゃああ!! ありがとうですぅ、ハンター!」
灯「一緒に逃げよっ、翠星石ちゃん♪」
カンナ(男)「ダメだ灯、僕と一緒に逃げよう!」ガシッ ←灯の手を掴む
灯「あっ」
翠星石「カンナ!」
ハンター「……」タッタッタ
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
翠星石「うおおおおっ!! ですぅ」タッタッタ
カンナ(男)「でりゃあああっ!!」タッタッタ
灯「あ~~~れ~~~~」←カンナに引っ張られてる
(翠星石とカンナたちと別れ、逃げた――)
ハンター「……」タッタッタ
(ハンターの標的は――)
翠星石「ぐっ!!」タッタッタ
(翠星石――)
ハンター「……」タッタッタ
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
翠星石「ハンター! テメーはもう用済みですぅ!」タッタッタ
(翠星石は建物の曲がり角を利用しながら逃げ続ける――)
ハンター「?」キョロキョロ
(うまく、撒いたようだ――)
翠星石「ふー……。危なかったですぅ……;」
翠星石「……」
翠星石「カンナと灯、大丈夫でしょうか……。ま、灯はアグレッシブでカンナは主人公補正がかかってるし、大丈夫でしょうw」
翠星石「気分転換に森の空気でも吸ってきますか……」テクテク
(不思議の森へ戻ることに決めた、翠星石であった――)
(その頃、カンナ(男)と灯は――)
カンナ(男)「ぜえ、ぜえ……」
灯「ハンター、来てないよね……?」
(民家の裏に隠れていた)
カンナ(男)「うん、来てない……」
灯「そうなんだ……。翠星石ちゃん、無事でいるといいなぁ」
カンナ(男)「翠星石は超人だからハンターくらい簡単に撒くさ。そういうことより、愛しの翠星石ちゃんと離れちゃったねえ」
灯「カンナ君が無理やり私を引っ張ったんでしょ;」
灯「もう! また翠星石ちゃんを捜しに行かなきゃ!」
カンナ(男)「マジか?」
灯「勿論だよっ! あんな天使級の可愛さを持ってる翠星石ちゃんを野放しにできないよっ!」
カンナ(男)「野放しって;」
灯「というわけで、私はこれでっ!(*´▽`*)」シュバババ
(灯は愛しの翠星石を捜しに行った――)
カンナ(男)「翠星石……。ご無事を祈っております」
カンナ(男)(さて……いつまでもここに隠れてると、住民に不審者って思われそうだし、そろそろ動かなきゃ……)
カンナ(男)「」コソコソ
(カンナが民家の裏を出た瞬間――)
シェリー「おお、カンナ……」
カンナ(男)「シェリー!」
(シェリーが通りかかった)
シェリー「なあ、アプールを知らないか? さっきから電話してもチャットしても反応が無いんじゃが……」
カンナ(男)「え? そうなの?」
シェリー「ああ……見てくれ」
(シェリーはアプールに電話をかけた)
-------------------------------------------------------------------------------
(その頃、アプールは城下町にて――)
アプール「皆さーん! フロード教に入りたい人はいませんか?」
アプール「フロード教の神々を讃え、そして信じれば救われます! どうか、このブレスレットを手に取り、ぼくと一緒に信仰してくださりませんか?」
アプール「どうか、お願いします!」
(人が多いところで布教活動をしていた――)
ピリリリリ♪
アプール(シェリーから電話か……。鬱陶しいな)
コトッ バキッ!!
(アプールは携帯を地面に置き、なんと体重でその携帯を粉砕したのであった)
アプール(布教活動の邪魔をするな……!)
(どんどん信仰心が強まっていくアプール)
-----------------------------------------------------------------------------
(一方)
シェリー「ほら……連絡が来ない」
カンナ(男)「確かに、おかしいな……。アプールってチャットとかそういう類のものが好きじゃなかったっけ?」
シェリー「……」
(その時――)
青山「あっ、カンナさん! シェリーさん!」タッタッタ
(青山ブルーマウンテンがやってきた)
カンナ(男)「どしたの?」
青山「ついさっき、暇だったから西住さんに可愛い猫の写真送りつけたんだけど……。全然反応が無いんです。写真の他に、何度もチャットでメッセージ送ったのに……。既読すらついてないんです」
青山「何かあったのでしょうか……」
カンナ(男)「アプールだけじゃなく、みほまで……」
青山「アプールさんがどうかしましたか?」
シェリー「実はだな……」カクカクシカジカ
青山「そんな、アプールさんも反応してこないんですか?」
カンナ(男)「うん……」
シェリー「何があったんじゃろうな……。アプールとみほは……」
(その時――)
みほ「あ、カンナさん! シェリーさん、ブルーマウンテンさん!」タッタッタ
(西住みほがこちらに走ってきた)
カンナ(男)「みほ!」
青山「もう! 心配しましたよ……。猫の写真ぐらい見てくださいよ……」
みほ「猫の写真? いつ送り付けたんですか?」
青山「ついさっき……。ってか、通知の音くらい聴いたでしょう?」
みほ「ええ、聴きましたよ。ウザかったので携帯踏みつぶしました」
シェリー「なるほど、踏みつぶしたのか。それなら仕方ないな……って、え?!」
みほ「布教活動中に何度も鬱陶しい音を聴かされて集中できなかったんです。だから二度と邪魔できないように、踏みつぶしてやりました」
カンナ(男)「みほ、君は一体何を言って……」
みほ「あれ、知らないんですか? 私、今しがたフロード教の信徒になったんですよ」
カンナ(男)「えっ」
みほ「皆様も入りませんか?」ニコッ
(みほの笑顔が黒い。「入ればヤバイことになりそう」と察知したカンナは――)
カンナ(男)「シェリー! ブルーマウンテン! こっち!」タッ
シェリー「えっ!? おう!」タッ
青山「怖いですよ……西住さん!」タッ
(シェリーとブルーマウンテンを引き連れて、みほから離れて行った――)
みほ「あっ……」
みほ「……」
みほ「フロード教は神聖なる観念。それに入信しないとは……。なんと愚かな」
みほ「その愚か者たちには、罰を下さなければいけませんね……」
--------------------------------------------------------------------------------
(その頃、フロード教会にて――)
レナ「……」
(レナは神を模った像に祈りを捧げていた――)
レナ(ああ、神様……。どうかこれからも、私や信徒にご加護を下さい……)
(その時――)
エッツェル「レナ司教」
レナ「エッツェル司祭!」
エッツェル「そろそろフロード教の信者を呼ぶ時間です」
レナ「分かっています。フフ、尊き儀式のお時間が始まるとワクワクします」
レナ「信徒の皆様にはもっと、神々のご加護を付けてもらいませんとね……」
エッツェル「そうですね。信仰心はとっても大事ですからね。「信じる者は救われる」。それがフロード教の教えですからね」
エッツェル「レナ司教。これからも聖職者としての務めを果たしていきましょうか」
レナ「はい。素晴らしき神々の為に私たちは頑張らなければなりません」
レナ「信徒も毎日毎日その神々を信仰する頑張り屋ですから、その頑張りを無駄にしないために、私たちがフォローしなければなりません」
レナ「信仰する人だけでなく、他の人間を宗教勧誘するドロンさんやアプールさんたちの為にも……」クルッ
(何故かエッツェルに背を向けたレナ)
レナ「私たちは……もっと信仰者を増やして……」フフ
レナ「この町を……」フフ
(背を向けたまま、不気味な笑い声を出すレナ――)
エッツェル「……」
- Re: 逃走中 ~不思議の森と魔法Ⅱ~ ( No.107 )
- 日時: 2020/03/14 12:16
- 名前: ウィオ (ID: iuL7JTm0)
-----------------------------------------------------------------------------------------
(その頃、翠星石は――)
翠星石「いやー、やっぱり森の空気は美味しいですね~」テクテク
(不思議の森に戻っていた)
翠星石「あー、それにしても暇ですぅ。暇つぶしにアプールにリンゴを食ってる人間の画像を送りつけてやりましょうか……www]
(その時――)
イチエン「おっ、翠星石!」
翠星石「おおっ、犯罪者君ですかぁwww 今回の逃走中はよく会いますねえ」
イチエン「犯罪者って書いてイチエンって呼びやがった、コイツ……;」
弥依「おいクソ人形、私の存在忘れてんじゃねーぞ」
翠星石「あっ、お前もいたんですか。そりゃ第21回からずっと出てなかったら忘れるに決まってるですぅwww」
弥依「へっ、第2回からずっと出場できてる奴は、後から参戦した奴に尊大な態度をとれていいわねえ」
翠星石「うひょひょ、それが古参の特権というものですぅwww」
弥依「なんかムカつく……。殴るぞ、人形!」
翠星石「翠星石の二番煎じが、翠星石に勝てると思ってんのですかぁ?www」
弥依「テメエ……ッ!!;」
イチエン「お、オイオイお前ら、喧嘩は止めろよ!;」
弥依「……」
翠星石「この逃走中が終わったら、翠星石のパクりと戦ってやってもいいですぅwww」
弥依「おう覚悟しとけや」
(その時――)
カエ「あれ~、なんか向こうが騒がしいと思ったら……。いつものお二人さんですか」ヘラヘラ
(越島カエデが通りかかった)
カエ「まーた喧嘩してたんですか?」
弥依「だって~、コイツムカつくんだもん! そうだ、翠星石ムカつくからみんなで無視しないっ? うん、しよう?(*'ω'*)」
カエ「イジメはタブーですよ」
(虐めが人一倍嫌いなカエ――)
イチエン「小学生かよ、弥依……w」
翠星石「そうですぅ、イジメはいけませんよぉwww」
弥依「テメーが言うな!」
(その時――)
ケニー「おおっ!? こんなところに「標的」が4人もいんじゃねーかオイ!」
(ケニーが草むらをかき分けながら、カエたちの近くにやってきた――)
弥依「アンタ、第20回で会った……!」
カエ「私を射的の的にしてくれたおじさんですね……!」
翠星石「……」
イチエン「え? 誰、コイツ?;」←初対面
翠星石「何の用ですか、クソジジイ」
ケニー「クソジジイって酷えなぁ。俺はただお前たちに挨拶したいだけだ!」
バキュウウンッ!!
イチエン「ぐふっ!!」ドサッ
カエ「あぐっ!!」ドサッ
(ケニーの散弾銃が、イチエンとカエの肩に当たった――)
イチエン、カエ「ううっ……」ドクドク
(二人の肩から、血が出ている――)
ケニー「チッ、二人いたのに全員肩かよ……。射的のスキルが落ちちまってるようだな、俺――」
(その瞬間――)
翠星石「テメエっ!!」シュッ
(翠星石が飛び蹴りを放った――)
ケニー「おっと!」シュッ
翠星石「チッ!」
(しかしケニーに間一髪で回避されてしまった)
ケニー「ムカつく奴だ……。残りの奴も処分してやるよ!!」バンバンバンッ!!
(ケニーは散弾銃を連射した――)
翠星石、弥依「ぐっ!!」ビシビシッ
カエ、イチエン「うがあああっ!!」ドシッドシッ
(弾は木や弥依のほかにも、まだ倒れているままのカエとイチエンにも当たった――)
翠星石「イチエン……カエ……!」
ケニー「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるだ! 参ったか、オメーら!!」
弥依「……テメエ……」
(怒り心頭の超人二人(すいせいせき&やより)が――)
ケニー「!?」ビクッ
翠星石「イジメはいけないですよぉ~?」
弥依「全くもってその通り」
(一瞬でケニーの目の前に詰め寄っていた。そして――)
翠星石、弥依「」ドゴオオオンッ!!
ケニー「がふああああっ!!」ドサッ
(翠星石はケニーの顔面にパンチ、弥依はケニーの腹に膝蹴りを食らわした――)
ケニー「」
(気絶したケニー)
翠星石「手加減してやったレディ二人に感謝しやがれですぅ。お前はそこでしばらくお寝んねしてやがれですぅ」
弥依「翠星石!」
イチエン、カエ「うぐぐ……」ドクドク
翠星石「分かってるですぅ!」ガシッ
(翠星石はイチエンを担ぎ、弥依はカエを担いだ)
翠星石、弥依「……」タッタッタ
(二人はそのまま城下町へ目指すことに決めたのであった。城下町にならカエとイチエンの傷を回復できる薬屋があるかもしれない。それに期待する、二人なのであった――)
ケニー「……」
(倒れているケニーの近くに――)
キンブリー「おや……」
(宝玉をお探し中の、キンブリーがやってきた)
キンブリー「ケニーさん……。一体どうして、こんなことに?」
キンブリー「……」
キンブリー「どうやら、仕事を邪魔する奴が現れたようですね……。発見次第、すぐに処分してやりましょう……」
(頭の冴えているキンブリー――)
残り逃走者……【❤カンナ(男)&レベッカ❤】、ジークベルト、翠星石、青山、ドロン、おばドル、アプール、
ことり、イチエン、スラッシーソルジャー、樹状細胞、灯、弥依、カエ、さよりん、御行、あきら、天成、
シェリー、みほ、さやかサン、ロキ、フェンリルたん、黒江、ジャンヌ、愛美、konakun.、ゆうき、
モンブラン博士、霊歌、aren、クロノスエボル、新田、エイジア、灯焔、からあげ、Ga.c=evo、ヤードの39人。
-------------------------------------------------------------------------------
【勇者パーティー&ゲスト・トーク】
アプール「今回のコーナーはぼく・アプールと」
シェリー「ワシ、シェリー・ワルムがお送りするぞ」
アプール「今回来ていただいたゲストはこちら!」
ルールルー♪ ルルルルールルー♪
シェリー「本家のBGM……w」
~102人目 鉄 萌~
萌「鉄一族の長男・鉄萌だ、よろしく」
アプール「よろしく~! 君は確か漫画「ゆうやみ特攻隊」に登場するキャラだよね?」
萌「うん」
シェリー「目つきは悪いが、良識的な男性のお主。妹さんに毎夜寝室に忍び込まれてるんだって?」
萌「うん。彼女のブラコンっぷりには参ってるよ。ぶっちゃけ言うと、兄にそんな風な恋愛感情を抱けるのが理解できないよ」
アプール「家族同士で恋……。まさに、禁断の恋だねw」
シェリー「大変なんじゃのう、鉄 萌は」
萌「は?」
萌「僕の名前は「鉄 萌」なんですけど」
アプール、シェリー「えっ」
アプール「マジ? 知らなかった。ぼくずっと萌って読んでた」
シェリー「女みたいな名前だなと思ってたら……読みは男の子みたいだったんだな」
萌「……初見で萌って呼んでくれる奴に出会いたいよ」
アプール「いやムリムリムリ! 初見でそう読める人間とか存在しないから!w そんなDQNネームwww」
萌「」イラッ
萌「」ヒュッ
アプール「えっ?」プスッ
アプール「」ドサッ ←気絶
萌「失神(即効性)させる針を吹いた」
シェリー「お主は確か、ウィオ版逃走中に初登場したの第14回「逃走中 ~愛がなければ視えない~」じゃったよな?」
萌「その通り。因みに名前の読みをよく間違えられるってのはウィオ版だけの設定だ」
萌「……とか言ってたらまたムカついてきた……」
シェリー(やっぱ、相当名前の読みを間違えられてきたんだな……;)
シェリー「まあまあ、可愛い犬の写真でも見てリラックスするのじゃ」
萌「!?///」
萌「こ、このワンちゃん……。ビューティフルプリティー!!///」
シェリー「ビューティフルプリティー? お主、犬好きじゃったんじゃな……」
※「犬好き」は原作にもある設定です
アプール「いてて……」ムクリ
萌「あ、起き上がった」
アプール「さっきは名前を間違えてごめんね……。これから気を付けるよ」
萌「アプール……。なあに、分かればいいんだ」
アプール「さて、今回のコーナーはこれにて終了です!」
アプール「鉄 萌さん、どうもありがとうございました!」
萌「」ヒュッ
アプール「」プスッ ドサッ ←また針刺された
シェリー「哀れな;」
続く
- Re: 逃走中 ~不思議の森と魔法Ⅱ~ ( No.108 )
- 日時: 2020/03/19 18:27
- 名前: ウィオ (ID: iuL7JTm0)
「異端者」
翠星石「作者の奴、4日間も空けて何やってたんですか」
カンナ(男)「なんか「かぐや様は告らせたい」のアニメを見たり原作を読んだりしてたらしいよ。なんか最近ハマってるみたい」
カンナ(男)「あとpixivで二次創作漁るのにも忙しかったようで」
翠星石「四日間も更新してなかったのはそれが原因ですか……w」
カンナ(男)「兎に角読者の皆様、待たせて本当にすみませんでした」
茶番終了。本編再開します
↓
---------------------------------------------------------------------------------------
{残りゲーム時間 125:00}
(その頃、カンナとシェリーとブルーマウンテンは――)
カンナ(男)「ここまでくればもう大丈夫だろ……」ゼエゼエ
(不思議の森で息切れ中。あの後、みほから逃れるためにこの森へ逃げ込んだのであった――)
シェリー「みほの奴、一体どうしたというのだ……」
青山「布教活動の為に携帯踏み潰したとか、信徒になったとか……。なんか色々ヤバくないですか?」
カンナ(男)「みほったら、いつの間に宗教なんかにハマっちゃってたんだ……」
青山「どうしますか?」
シェリー「……」
カンナ(男)「とりあえず、みほに会いに行こう」
青山「えっ!?」
カンナ(男)「さっきは怖くてつい逃げちゃったけど……。あの優しいみほをあんな様にした宗教のことが気になるんだ」
カンナ(男)「だからみほに頼んで、その宗教のことを詳しく聴こう。もしかしたら何か大事な情報を掴めるかも……」
シェリー「……」
シェリー「それ、ワシも乗った。お前単独では危ないからな」
青山「私も行きます! 後輩として先輩を放っておけません!」
カンナ(男)「シェリー、ブルーマウンテン……! ありがとう、でも気を付けてね」
シェリー「ああ」
(その頃、高木あきらは不思議の森にいた――)
あきら「後2時間もあるのか……」
(タイマーを見ながらそう呟く彼――)
あきら「まあ、辛抱だな……」
(その時――)
さやかサン「あっ、あきらサン!」
(さやかサンが通りかかった――)
あきら「! 誰かと思えば小学生か……。今回の俺は子供に縁があるようだな」
さやかサン「何してたんですか?」
あきら「残りゲーム時間があとどれくらいなのか、タイマーを見てた――」
(その瞬間――)
ハンター「!」タッ
(黒い影が二人に近づいてきた――)
さやかサン「!? あきらサン、ハンター来てますよっ!」
あきら「!」
(二人は咄嗟に別れて逃げる――)
ハンター「……」タッタッタ
(ハンターの標的は――)
さやかサン「あわわ!」タッタッタ
(さやかサンだ――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さやかサン「止めて! 止めて!」タッタッタ
(木々を利用しながら、懸命に逃げ続ける彼女)
ハンター「?」キョロキョロ
(うまく、撒いたようだ――)
さやかサン「ハア、ハア……。逃げ切れて良かった。あきらサン、大丈夫かな……」
(その時――)
あきら「あれっ!? アンタさっき……」
(なんと合流したあきら――)
さやかサン「あきらサン! 無事でよかったです!」
あきら「そっちこそ……。というか、俺は子供に縁がありすぎるな」
さやかサン「全く、ハンターサンったらいきなりやってきて……。人が会話してるところを邪魔するとか正気の沙汰じゃないよ」
あきら「さ、沙耶香?」
(裏モード、発動)
あきら「何いきなり静かにキレて――ん?」
(その時、あきらは遠くにある「魔女の家」を発見した)
あきら「アレは一体なんだ?」テクテク
(あきらはさやかサンを置いて家に向かう――)
さやかサン「ちょっ! いたいけな子供を置いていかないでください!」タッ
(裏表のある子どものどこが「いたいけ」だというのか)
『魔女の家』
グツグツ
ウィッチ(フフフ……。そろそろ新しい薬が開発しますわ……)ニヤニヤ
(自分の身体と同じくらいのサイズの壺の中には、緑色のドロドロとした液体が大量に入っている。ウィッチはそれを木の棒でかき混ぜていた)
コンコンッ
ウィッチ「? なんですの、今いいところなのに……」ガチャッ
あきら「失礼します。貴方のところの煙突から漂ってくる、腐った牛乳みたいな臭いが気になって」
さやかサン「貴方は公害問題を起こす人間の一人ですか?」
ウィッチ「いきなり訪問してきてその態度は何ですの……;」
(数秒後、あきらたちはウィッチによって家をあがらせて貰った。そしてウィッチが出してくれたコーヒーを飲みながら、席に着いた)
あきら「なるほど、薬を開発してたんですか」
ウィッチ「今いいところだったのに、貴方たちが邪魔してきたせいで気分が萎えちゃいましたわ」
さやかサン「ご、ごめんなさい!」
ウィッチ「いやまぁ、別に謝らなくてもいいですわ。またかき混ぜていれば薬は完成し――」
ゴポッゴポッ!!
(突如、壺の中の液体が大きく泡立つ―)
さやかサン「な、なんか沸騰してるみたいですけど」
ウィッチ「もうじき画期的な薬がこの世に生まれてきますわ!」ワクワク
ゴポゴポ……。
(20秒後、液体は泡立たなくなった。そしてウィッチは空きビンで薬の中身をすくう――)
ウィッチ「私のグレイトなアイディアのお陰でこの世に出現できた、この画期的なお薬! 名付けて「ライフドリンク」ですわ!」
あきら「飲むとHPが回復しそうですね」
ウィッチ「いえいえ、全然そんなことありませんの。使い方ですがね……」
ウィッチ「頭の中に自分の知ってる人を思い浮かべながら、自分の血を薬に漬けるんです。因みに一滴だけでもいいです」
ウィッチ「そしたら薬の中身を地に垂らしてください。これも一滴だけで十分です。すると――」
ウィッチ「あら不思議! 自分の頭の中に浮かべた人間そのままそっくりな生き物が瞬く間に現実に現れるんですの!」
さやかサン「そ、それって……簡単に人間を作れちゃうってことですよね?」
あきら「クローンみたいなやつを作れるってことか……」
ウィッチ「そういうことですね。補足ですが、自分そっくりな生き物も作れますよ」
さやかサン「じゃあそれ、おばドルで試してみようか」
あきら「おばドル軍団、再来wwwww」
※第20回参照
ウィッチ「言っておきますが、人外は作れませんからね?」
さやかサン「そうですか」
あきら「しかしそんなヤバそうな薬を開発したなんて……。貴方は一体何者なんですか?」
ウィッチ「私は昔から不思議の森に住むただの魔女ですわ」
さやかサン「魔女! 魔女なんて空想だけの存在かと思ってたんだけど……。実在してたんですね」
あきら「悪の組織かなんかがその薬を見つけたら、悪用しまくりそうですね……」
ウィッチ「大丈夫ですわ。そうならない為に自分で保管しておきますから」
(ウィッチはポシェットの中にその薬を入れた)
ウィッチ「これで私が出かけている間に盗まれる、なんてことは無くなりましたわ」
さやかサン「そんなんより金庫かなんかに厳重保管しておいたほうが……。まあ大丈夫でしょ、そんな組織が現実にいるわけないし」
あきら「」コトッ
(あきらは空になったコーヒーカップを机に置いた)
あきら「ごちそうさまでした。美味しかったですよ、ありがとうございました」
(あきらは席を立ちあがり、家を出ようとした)
さやかサン「あっ、待ってくださいよ、あきらサン!」
あきら「さっきはいきなり訪問したりして申し訳ありませんでした。これからも薬の開発、頑張ってくださいね」
ガチャッ、バタン
(あきらとさやかサンは魔女の家を出た――)
ウィッチ「フフフ……。言われなくても、頑張りますわ!」
--------------------------------------------------------------------------------------
(その頃、翠星石と弥依は――)
翠星石「薬屋は……よし、ありました!」
(城下町にいた――)
(数秒後――)
翠星石「ほら、飲みやがれですぅ!」
(翠星石はイチエンに回復薬を、弥依はカエにそれを飲ませた――)
ゴクッゴクッ
イチエン「……!」
カエ「……」
(イチエンとカエの傷がみるみるうちに塞がっていく)
弥依「完治した……!」
翠星石「流石有能な女王様によって統治されてる町なだけあって、薬が高性能ですぅ」
イチエン「ありがとうな……」
カエ「助かりました~、ありがとうございます~♪」
カエ「しかしレディたちにいきなり銃弾をぶっ放すなんて、相変わらずイカれた人間です……」
イチエン「相変わらず? カエデ、さっきの奴を知ってるのか?」
カエ「はい、第20回で私を射的のマトにしてくれました。お陰様でしばらくの間消毒液臭い病室に籠るコースになりました。本当に感謝してますよ!」
翠星石「カエの皮肉炸裂」
弥依(アンタ自分から射的のマトになってウィラードの代わりに攻撃を受けたんでしょうが……)
弥依(まあ、ケニーがカエにああいうことをさせたんだから、ケニーに全く非が無いとは言い切れないけど……)
イチエン「そんなことがあったのか……。俺、うまく言えないけど……。お疲れ様だな;」
カエ「労いの言葉ありがとうございます」
翠星石「それにしても、お前たちはこれからどうするつもりですか?」
弥依「私はカエを連れてアンタらとしばらくおさらばするよ。これ以上お前と一緒にいると吐き気を催してくるわい」
翠星石「何ですって、このおカッパ頭!」
弥依「ほらカエ、行くわよ!」
カエ「あ~、はいはい~♪wwwww」ヘラヘラ
(弥依はカエを連れて、何処かへ行っちゃった)
イチエン「行っちゃったな」
翠星石「はっ、こっちは精々したですぅ!w」
イチエン「お前、弥依と一体どういう関係なんだよ;」
翠星石「ゴミ」
(その頃、ヤードと愛美は――)
ヤード「あっちに敵がいやがんな……」
愛美「本当ですね……」ドキドキ
ハンター「……」テクテク
(敵をやり過ごすために、不思議の森の大樹の裏に隠れていた――)
ハンター「……」テクテク
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(やり過ごせるか――)
ハンター「……」テクテク
(遠くへ行ってくれた。うまく、やり過ごせたようだ――)
ヤード「ふう……。愛美が無事で良かったぜ~!」
愛美「そちらこそ無事で良かったです」
ヤード「それにしても……今のところ誰も確保されてないよな」
愛美「確保されてないことはいいことではありませんか」
ヤード「それが逆に不安なんだよ、いや、誰かに捕まってほしいわけではねーけどさ……」
ヤード「急に誰も捕まらなくなって、平和になったよな。平和って嵐の前の静けさとも言うしさ」
ヤード「なんというか、その言葉でうまく表せないけどさ、とにかく嫌な予感がするんだよね……;」
愛美「?」
- Re: 逃走中 ~不思議の森と魔法Ⅱ~ ( No.109 )
- 日時: 2020/03/19 18:26
- 名前: ウィオ (ID: iuL7JTm0)
(その頃、カンナとシェリーとブルーマウンテンは――)
カンナ(男)「……」
(みほを捜し続けていたら、いつの間にか城下町に辿り着いていた――)
シェリー「城下町か……。まあでも、まだみほがここにいるかもしれないし、捜してみようか」
青山「そうですね」
カンナ(男)「じゃあ、手分けして捜そうか」
(捜索中――)
カンナ(男)(全然見つからない……)ゼエゼエ
(みほは見つからなかった)
カンナ(男)(もう城下町を離れちゃってるのかな?;)
(その時――)
シェリー「カンナ!」
(シェリーが通りかかった)
カンナ(男)「シェリー! みほは見つかった?」
シェリー「イイヤ……。そっちは?」
カンナ(男)「全然だよ……」
シェリー「そうか……って、ん!? おい、アレを見ろ!」
カンナ(男)「?」クルッ
信者1「」ペタペタ
信者2「」ペタペタ
(フロード教の信者二人が、カンナ(男)とシェリーの似顔絵を民家の壁に貼っていた――)
カンナ(男)「アレ、僕たちに似てない……?」
シェリー「ああ……。アイツら、一体どういうつもりで――」
女性A「あら、あの二人……。神を信じていない異端者だわ!」
女性B「本当だわ!」
(通りすがりの女性二人に姿を見られた、カンナとシェリー)
カンナ(男)「なっ……?」
(その時――)
アプール、ドロン「!!」
(町を散歩していたアプールとドロンが通りかかった)
アプール「異端者だ!! 住民の皆、とっ捕まえろ!!」
オオオオオッ!!
(アプールたちの近くを歩いていた住民たちが、カンナとシェリーに襲い掛かる――)
シェリー「!?」
カンナ(男)「う、うわあああっ!?」
-------------------------------------------------------------------------------
(その頃、白銀御行は――)
御行「この町ってやっぱ美味しいもんがいっぱいだな」モグモグ
(今しがた屋台で買ったホットドッグを呑気に食べながら、城下町を歩いていた)
御行「逃走中終わった後もまたここに来たいな――ん?」
ザワザワ
御行(なんか向こうが騒がしいな……一体何だ?)
(その時――)
袋「ムグムグッ!!」
信者二人「……」テクテク
(遠くの方で信者二人が一緒に、人が入った袋を運んでいた。その二人の周りには、多くの住民がいる――)
御行「な、何だ……?」タッ
ガヤガヤ
(その人だかりに近づいた御行――)
御行「あの袋……蠢いてやがる。もしかして人が入ってんのか!?」
(その時――)
アプール、ドロン「……」
(この光景を静観しているアプールとドロンを見つけた)
御行「オイ、アプール! ドロン! これは一体何なんだ!?」タッ
アプール「ああ、御行か。神を信じない異端者を教会に連行してるところだよ」
ドロン「教会の地下には拷問室がある。そこで罰を与えるんや。神を信じない罰や」
御行「か、神……? お前ら、一体何を言ってんだ? ていうか、あの袋の中に入ってる奴は誰なんだよ?」
アプール「カンナとシェリーだ」
御行「は!? 仲間じゃねーか! 仲間をあんな目に遭わせたのか?」
アプール「アハハハハ! 神を信じない奴に仲間もクソも無いよ!」
御行(なんだこいつら……ワケわかんねえ! とにかく、カンナとシェリーを助けなきゃ――)
御行「オイお前ら、退け!」グイグイ
(人垣の中を苦労しながら進んでいく御行――)
袋「ムグムグウッ!!」
(袋の中には――)
カンナ(男)「ウウウッ!!」モゴモゴ
シェリー「ウグウッ!!」モゴモゴ
(ガムテープで口を塞がれたカンナとシェリーが入っていた――)
御行「お前ら! カンナとシェリーを返しやがれ!」タッタッタ
カンナ(男)(! この声……御行!?)
御行「オラアッ!」ドンッ!
(御行はカンナとシェリーが入った袋を持っていた信者二人を突き飛ばした。そして御行はその袋の口を開ける――)
カンナ(男)、シェリー「ムグムグッ!!」
御行「オイ……!」
ベリベリ
(御行はガムテープをはがした)
カンナ(男)「ぷふっ! やっぱり御行だった……ありがとう!」
シェリー「助かったよ……」
御行「ああ、しかしこの状況は……」
信者1「あの金髪! 異端者の味方か!?」
信者2「アイツも拷問するぞ!!」
御行「!」
残り逃走者……【❤カンナ(男)&レベッカ❤】、ジークベルト、翠星石、青山、ドロン、おばドル、アプール、
ことり、イチエン、スラッシーソルジャー、樹状細胞、灯、弥依、カエ、さよりん、御行、あきら、天成、
シェリー、みほ、さやかサン、ロキ、フェンリルたん、黒江、ジャンヌ、愛美、konakun.、ゆうき、
モンブラン博士、霊歌、aren、クロノスエボル、新田、エイジア、灯焔、からあげ、Ga.c=evo、ヤードの39人。
-------------------------------------------------------------------------------
【勇者パーティー&ゲスト・トーク】
青山「今回のコーナーは私、青山ブルーマウンテンと――」
御行「しししし白銀みみみみみみ御行がおおおおおおくりイタシマス」
青山「相変わらず緊張してますね……; さて、今回来ていただいたゲストはこちらです!」
ルールルー♪ ルルルルールルー♪
御行(いつか訴えられるぞ)
~103人目・藤原 千花~
千花「どうも、大人気漫画・アニメ「かぐや様は告らせたい」に登場するキャラ・藤原千花ですっ!」
青山「藤原千花さんですね。彼女は私立秀知院学園というエリート学校に通う学生さんです」
御行「ふふふふふ藤原書記ききききか、まさかお前が来るとととは思わなかったたたたぞ」
千花「私の方こそ、コーナーで会長がそんなドモってるとは思ってなかったですよ……;」
青山「コーナーの時は緊張しちゃう人なので; さて、藤原さんは裏表のない人で明るくて優しい人です」
御行「いつつつもポワポワンとしてるるるぞぞぞ」
千花「ああ、それ周りによく言われます~」
青山「人気の出るタイプですね。そういえば藤原さんって謎解きとか恋バナとかか好きなんですよね?」
千花「はいっ! 恋愛って素敵じゃないですか。謎解きは謎を解いた時のカタルシスが気持ちよくて好きです!」
御行「ハハハハハハハハ、そそそそれはそそそうだな」
千花「会長、しっかりしてください;」
青山「藤原さんがウィオ版逃走中に初登場したのは第17回「逃走中 ~おいかりホエルオー~」ですね」
千花「はい! konakun.さんがリクエストしてくださったお陰で出られました。今でも感謝しています!」
千花「でも私、ウィオ版逃走中での戦績は悪いんですよね~。なんだか悲しいです……」
青山「そうですね。初登場の第17回では序盤で退場、2回目の登場である第20回逃走中でも序盤で退場しちゃってましたね」
御行「まままままあああ、これから活躍できるかもしれれれないから、落ち込むことととないいよよよ! うん!」
千花「ドモった声で励まされても……; 気持ちは嬉しいですけど;」
千花「そういえば冒頭でカンナさんたちが言及してましたけど、作者さんって最近「かぐや様は告らせたい」にハマってるそうですね?」
青山「そうです。高度な頭脳戦とコメディ部分が気に入ったみたいですよ」
御行(頭脳戦してるのは最初の方だけというツッコミはNGだな、うん)
千花「かぐや様で好きなキャラって誰なんでしょうか?」
青山「白銀さんと四宮かぐやさんと藤原千花さんと早坂愛さんです」
青山「特に白銀さんがお気に入りだそうで。原作とアニメ見る前も好きなようでしたが、原作とアニメを読んだら更に好きになって、推しになったみたいです」
千花「なるほど……。私のことも気に入ってくれて嬉しいです~♪」ポワワワワン
御行(俺が推しなのか……。何で俺なんだ?)
青山「さて、今回のコーナーはこれで終わります! ありがとうございました~」
青山「とは言いましたが……。今回、折角藤原さんに来ていただいたので、あの持ちネタをやっていただきましょうか!」
千花「? 持ちネタとは……ああっ、アレですね!」
御行「そそそそそそうだぞ藤原書記ききききき、アレを読者のみなさまままにお見せするるるののののだああ!(*^▽^*)」
千花「はいっ! では……」
千花「ドーンだYO!!(*〇▽〇*)」
青山「名言ありがとうございました! これにて今回のコーナーは終了です~」
千花「ありがとうございます~」
御行「ありががががががとととととうござざざいますすすす」
続く
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31