二次創作小説(新・総合)
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- 逃走中 ~不思議の森と魔法Ⅱ~【完結】
- 日時: 2020/04/09 19:40
- 名前: ウィオ (ID: iuL7JTm0)
ウィオ版逃走中第24弾!
今回の逃走中の舞台は、第4回逃走中で行われた場所である「不思議の森」と「城下町」!
その森は広く、魔女や不思議な生き物が住んでいる。
そして城下町には個性的な住民たちが多く住んでおり、とても賑やかである。
第4回では悪さを働いていた王と大臣を、翠星石や樹状細胞が捕まえた。
そして優しき女性・沖田ミツバが女王となり、彼女は平和な国にしていくように努めていった。
しかし……。今回の逃走中で、不思議の森とその町に「ある恐怖」が訪れる。
果たして、逃げ切る者は現れるのか?
{逃走者紹介}
カンナ(男)(ファイアーエムブレムif){24}
レベッカ(ぷよぷよクエスト){3}
ミドリコ(ファイアーエムブレムif){8}
キヌ(ファイアーエムブレムif){6}
ジークベルト(ファイアーエムブレムif){5}
マルス(ファイアーエムブレム 紋章の謎){3}
翠星石(ローゼンメイデン){23}
金糸雀(ローゼンメイデン){8}
斉藤さん(ローゼンメイデン){4}
香風 智乃(ご注文はうさぎですか?){7}
青山 ブルーマウンテン(ご注文はうさぎですか?){3}
おばドル(ドラゴンクエスト5){12}
ドロン(ドラゴンクエスト5){13}
アプール(ドラゴンクエスト5){9}
ピエール(ドラゴンクエスト5){5}
ブリード(ドラゴンクエスト5){4}
南 ことり(ラブライブ){17}
氷川 日菜(Bang Dream){6}
金田 イチエン(超ガッコウ伝 ガット){18}
樹状細胞(はたらく細胞){6}
スラッシーソルジャー(FORTNITE){1}
天野 灯(となりの吸血鬼さん){9}
ソフィー・トワイライト(となりの吸血鬼さん){5}
ユウリ(ポケットモンスター ソード・シールド){1}
花岡 弥依(ゆうやみ特攻隊){10}
越島 カエデ(ゆうやみ特攻隊){10}
シェリー(グリムノーツ){10}
ナリジーニョ(Sitio Do Picapau Amarelo){4}
ボボボーボ・ボーボボ(ボボボーボ・ボーボボ){1}
首領パッチ(ボボボーボ・ボーボボ){1}
ところ天の助(ボボボーボ・ボーボボ){1}
さよりん(どうぶつの森 ホヒンダ村だより){1}
コタロウ(どうぶつの森 ホヒンダ村だより){1}
ルイコ(どうぶつの森 ホヒンダ村だより){1}
ちあき(どうぶつの森 ホヒンダ村だより){1}
シゲ(どうぶつの森 ホヒンダ村だより){1}
黒原 銀(尊き夢の世界){6}
高木 あきら(尊き夢の世界){4}
青山 天成(ハッピーバースデートゥーアイ){1}
ユーリ・コヴァーチ(ハッピーバースデートゥーアイ){1}
シャーリー・チック(名探偵ブラックと社畜助手ちゃん){5}
白銀 御行(かぐや様は告らせたい){2}
ペンギン(テイコウペンギン){2}
霜屋 涼(Re:kinder){1}
暁 沙耶香(Re:kinder){1}
西住 みほ(ガールズ&パンツァー){4}
冷泉 麻子(ガールズ&パンツァー){2}
ロキ(ラグにゃロク){3}
フェンリルたん(ラグにゃロク){3}
ハナ・N・フォンテーンスタンド(ハナヤマタ){1}
ドラニコフ(ドラえもん){1}
豊聡耳神子(東方project){1}
宮下愛(虹ヶ咲スクールアイドル同好会){1}
しろくま(すみっコぐらし){1}
黒江(マギアレコード魔法少女まどか☆マギカ外伝){1}
ウルティマ(転生したらスライムだった件){1}
ジャンヌ・ダルク(Fate/Apocrypha){1}
次元 大介(ルパン三世){1}
しずえ(どうぶつの森シリーズ){1}
クレア・ヒースロー(SDガンダム GGENERATIONシリーズ){1}
桐ヶ谷 和人 (ソード・アート・オンライン){1}
ジュプトル(ポケモン不思議のダンジョンシリーズ){1}
大空あかり(アイカツ!){1}
ランパ(伝説のスタフィー){1}
奥田 愛美(暗殺教室){1}
konakun.(作者組){19}
ゆうき(作者組){19}
武勝龍 景丸(作者組){8}
モンブラン博士(作者組){17}
桜木 霊歌(作者組){21}
クロノスエボル(作者組){4}
からあげ(作者組){2}
エイジア(作者組){7}
aren(作者組){6}
灯焔(作者組){1}
生ブスカジ(作者組){5}
新田(作者組){12}
洋輝(作者組){16}
ネクスタ(作者組){13}
Ga.c=evo.(作者組){3}
ヤード(作者組){9}
▽今回の舞台は、懐かしの不思議の森と城下町!
▽相変わらずヤンデレのレベッカ!
▽弥依隊長とカエさん、久々に参戦!
▽久々のすいあか!
▽さやかサンのぶっ飛んだ発言!
▽金糸雀、今度こそ自首できるのか?
▽日菜のサイコパスっぷり!
▽果たして、逃げ切る者は現れるのか?
- Re: 逃走中 ~不思議の森と魔法Ⅱ~ ( No.80 )
- 日時: 2020/03/06 18:17
- 名前: ウィオ (ID: iuL7JTm0)
「城下町」
-------------------------------------------------------------------------
(その頃、天界大法院にある指令室にて――)
ガートルード「なんとかミッション、普通にクリアしたみたいですね」
コーネリア「何処を見て「普通にクリア」にしたと言うんですか; ドラノールさん、翠星石さんを強制失格にしましょうよ;」
ドラノール「もう今更デス。コメ返しでも言われてイマシタガ、彼女はヒロインなのでヒロイン補正をかけなければイケマセン」
コーネリア「え? コメ返し? ヒロイン補正?」
ドラノール「気にしないでクダサイ」
ドラノール「それより……城下町に続く道を封鎖している壁。アレの解除をしましょう」ピッ
(ドラノールはモニターを弄り、その壁の削除をしようとした――)
---------------------------------------------------------------------------
{残りゲーム時間 213:00}
ピリリリリ♪
生ブスカジ「『通達②』」
ウルティマ「『城下町へ続く道を封鎖していた壁を削除した』」
ジャンヌ「『これで城下町へ行けるようになった』。封鎖してたんですね……」
さやかサン「ああ、あの壁が消えたのかぁ。これで向こう側へ行けるようになったんだね!」ニコッ
(その頃、ブラック企業の会社員・ペンギンは――)
ペンギン「城下町へ行けるようになったのか……。一体どんなところなんだろうか」
ペンギン「気になるから行ってみるか」
(と、彼が足を動かした瞬間――)
ハンター「……」テクテク
ペンギン「やばっ!」コソコソッ
(ハンターが近くにやってきた。それを見た彼は咄嗟に大樹の裏に隠れる――)
ハンター「……」テクテク
ペンギン「こんな時にハンターかよ……」ドキドキ
(やり過ごせるか――)
ハンター「……」テクテク
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ペンギン「……」ドキドキ
ハンター「!」タッ
(見つかった――)
ペンギン「なっ!!」タッ
(ペンギン、逃げ切れるか――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ハンター「……」タッタッタ
ペンギン「くそおっ! 前々回みたいに何もせず捕まるわけには!」タッタッタ
(彼は木々を利用しながら逃げ続ける――)
ハンター「?」キョロキョロ
(見失った――)
ペンギン「危なかった……。全く、油断できないなこのゲームは……」
(ハンターに捕まれば、賞金はゼロ――)
チノ「城下町ですか……」
チノ「そこ、いい思い出、無いんですよね……」
-------------------------------------------------------------------------------------
{第4回逃走中の時、チノはその城下町にて――}
ミニモン「……」テクテク
曜「……」テクテク
チノ「……」テクテク
(縛られたまま、処刑台のそばへと歩かされる)
処刑人「……」
(処刑執行人が、処刑台の前へと立ちスピーチする)
処刑人「えー、城を襲撃し、さらに王子を襲おうとしたこの罪人たちを処刑するときが来た!」
処刑人「あなた達! この罪人の首が取れるところを見届けよ!」
住民たち「オオオオオー!!」
住民A「王子に無礼な!!」
住民B「処刑しろー!!」
ミニモン「……終わった。俺っちら」
曜「……助けて」
チノ「……もう駄目です」
(三人は、処刑人によってギロチン台の穴に首を突っ込まされる)
ミニモン「……」
曜「……」
チノ「……」
-----------------------------------------------------------------------------
(現在)
チノ「ああ、思い出すだけでイヤな気持ちになりました……。まあ、ミッションクリアのためとはいえ、王子の部屋に無断で入った私が悪かったんですが……」
(曜やミニモンと一緒に処刑されそうになったことがあるチノ――)
チノ「でも、とにかく、城下町に行くのは止めましょうかね……」
(その頃、ウルティマは――)
ウルティマ「その城下町は、どんなところかな~」タッタッタ
(城下町を目指している最中であった~)
ウルティマ「おっと、慎重に行かないとっ!」コソコソ
(途中でハンターの存在を思い出し、ゆっくり行くことにした――)
ウルティマ「アレ、でもちょっと待って、ハンターって猫かぶり効くのかな?」
ウルティマ「今度ハンターに遭ったら試してみよう」フフフ
(見た目は可愛いが、腹黒な少女――)
ハンター「!」タッ
(そんな彼女の近くに、ハンター――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ウルティマ「ん! ハンター来た!」
ハンター「……」タッタッタ
ウルティマ「ねえねえハンターさん、ボクと一緒に夜のデートでもしましょうかみゃん❤」←上目遣い
ウルティマ「ねえねえ、おねg」ポンッ
《ウルティマ 確保 〔残りゲーム時間〕》
残り 53人 [211:50]
ウルティマ「ええいこのクソハンターが!! 潰すぞ!!(・`д・´)」
(本性を現した、彼女であった)
ピリリリリ♪
konakun.「『不思議の森にてウルティマ確保、残り53人』」
からあげ「ああ~、ウルティマ捕まっちゃったかぁ~……(´・ω・`)」
カンナ(男)「城下町、城下町――」タッタッタ
(その頃、彼は城下町へ急いでいた)
カンナ(男)「今の城下町がどんな感じになってるのか見てみたいんで」
『牢獄 DE トーク』
ピエール「どんどん確保されていってるな……」
ミドリコ「いつものことだよ」
銀「クソっ!」
ユーリ「どうしました?」
銀「僕が作ったワンクリック詐欺に引っ掛かってくれる奴が一人もいねえ!」
ユーリ「あのー、この牢獄から本物の牢獄(刑務所)に遷してあげましょうか?」
銀「何でだよ! 君は僕の助手であり、仲間だろ!? 仲間が上司にそんな仕打ちしようとするなんて……」
ユーリ「そんなん関係ありません」
銀「悪かったよ、詐欺は止めるよ」
銀「止めるわけねーけど」ボソッ
ユーリ「何か言いましたか?」
銀「あ、別に……(今度から人目のつかないところで詐欺るか)」
ランパ「反省してなさそう」
{残りゲーム時間 210:00}
シャーリー「! あっちに……」コソコソ
(その頃、シャーリー・チックは――)
ハンター「……」テクテク
(大樹の裏に隠れていた――)
シャーリー「ハンターが近くに……。頼むから近づかないで……;」ドキドキ
ハンター「……」テクテク
(やり過ごせるか――)
シャーリー「……」ドキドキ
ハンター「!」タッ
(見つかった――)
シャーリー「くぁwせdrftgyふじこlp」タッ
(妙な驚き声をあげながら逃げた彼女。果たして、振り切れるか――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シャーリー「わわわわわ! 来ないで~!(;´・ω・)」タッタッタ
ハンター「……」タッタッタ
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(懸命に逃げ続けるも、徐々に距離を詰められていく――)
シャーリー「(;゚Д゚)」ポンッ
《シャーリー・チック 確保 〔残りゲーム時間〕》
残り 52人 [210:25]
シャーリー「捕まっちったっす」
ピリリリリ♪
ペンギン「『不思議の森にてシャーリー・チック確保、残り52人』」
ちあき「あの金髪の子、確保されたのね……」←こいつも金髪
- Re: 逃走中 ~不思議の森と魔法Ⅱ~ ( No.81 )
- 日時: 2020/03/06 18:16
- 名前: ウィオ (ID: iuL7JTm0)
(その頃、カンナ(男)は――)
カンナ(男)「あれ……」
(城下町に辿り着いていた。町並み自体は第4回の頃と殆ど変わらず、賑やかであった――)
カンナ(男)「なんか全体的に綺麗になってる――」
(第4回の頃の建物は、全体的にくすんだ色合いをしていたのだが、現在では鮮やかな感じの色合いとなっている――)
カンナ(男)「なんだか第4回のころより、見栄えが良くなった気がする」
翠星石「気がするんじゃなくて本当にそうなんですよ」モグモグ
カンナ(男)「翠星石!」
(翠星石がアメリカンドッグを食いながら近づいてきた)
カンナ(男)「それどこで買ってきたの?」
翠星石「あそこの屋台で。結構美味いんですよ。良かったら食べるですか?」
カンナ(男)「そうだなぁ。食べよっかな」
翠星石「じゃあはい」←自分の食べかけ渡す
カンナ(男)「人が食ったものなんかいらんわ!; アプールにでも食わせとけ!」
翠星石「遠回しに人が食ったものを汚物扱いすんなですぅ!」
アプール「僕だって食いたくねえーよそんなもん!」ピョンピョン
翠星石「おっ、お前いつからいたですか」
アプール「さっきさ。城下町がどんな感じなのか気になってさ。初めて来たけど結構綺麗じゃん」
翠星石「初めてって、お前第4回にも出てたじゃねーですか」
アプール「あの時は城下町へ行こうとした時に確保されたんだよ;」
翠星石「なるほどですね!」←めんトリの真似
カンナ(男)「何処かで見たことあるよ、それ」
(その時――)
翠星石「……って、アレ」
カンナ(男)「どしたの?」
翠星石「あんなゴージャスな建物、前にもありましたか?」
アプール「?」
(カンナとアプールは後ろを振り向く。そこには、教会らしき建物があった――)
カンナ(男)「うわあっ、随分でかいなぁ。真っ白だ! 5階建てのビルくらいあるんじゃないかな?」
翠星石「こんな建物ありましたっけ?」
カンナ(男)「いや、無かったと思う。多分、第4回終了後に大工が建てたんでしょ」
アプール「ぼく城下町に初めて来たからわからん」
(その時――)
???「あら……」テクテク
カンナ(男)、翠星石、アプール「!」クルッ
(突如、聞き覚えのある声が。その声の持ち主は――)
翠星石「お、お前……!」
???→沖田ミツバ(出典:銀魂)「お久しぶりね、カンナさん、翠星石さん、アプールさん」
アプール「うおっ! お久しぶりです~!」ニコッ
カンナ(男)「第4回以来ですね……。ご無沙汰しております、カンナです」
翠星石「おいカンナ、お前目上の人間にそんな態度取れたんですね……w」
カンナ(男)「黙れw」
ミツバ「クスクス、あんまり気にしなくていいわよ。それより……本当に久しいわね」
翠星石「そうですねえ。女王様をやってる気分はどうですか?」
ミツバ「まあ……毎日人々のために働くのはしんどいけど、悪くは無いわ」
ミツバ「それはそうと、この町に何か用?」
翠星石「あー、屋台の飯食いに来ただけです」
カンナ(男)「僕は今の城下町がどんな感じになってるのか気になって……」
アプール「ぼくもカンナと同じです」
ミツバ「そうなの。まあ、見ての通り、町並みが前より綺麗になってるでしょ」
ミツバ「全部大工のお陰よ。凄いのよ、たった3日でこういう感じの町並みに変えちゃったのよ」
(第5回終了後、ミツバが「活気で綺麗な町にしたい」という理由で大工に工事を頼んで、このような町並みにしてもらったのである。――)
翠星石「大工って、チノたちが処刑されそうになった時に駆けつけてくれたおっさんですか?」
ミツバ「ええ。因みに変わったのは町並みだけじゃないわ」
(彼女の説明によると、他にも変わったところは処刑制度が廃止されたり、1週間に激辛せんべいが住民に支給されるようになったりなどである――)
カンナ(男)「すげえ……。そういえば、前よりもなんだか活気があるね」
翠星石「1週間に激辛せんべいって何の嫌がらせですか?」
ミツバ「後2年後くらいに町の皆で激辛の食べ物をたらふく食べるパーティーを開きたいので、皆さんに辛味に耐性をつけてもらおうかと思って」
翠星石「へーへー、女王様の権限を活かせるっていいですねw 住民の身体を壊す気ですか、コラ」
翠星石「そういえば女王様。随分ご派手な服装だことで」
ミツバ「ああ、これ?」
(今は第4回の時に着用していたくすんだ色の着物ではなく、女王様が着るような赤色のロングドレスを着用している――)
カンナ(男)「似合ってますよ」
ミツバ「あら、ありがとう」クスクス
アプール「しかしあの時と今で随分変わりましたね、ミツバ様」
ミツバ「そうね。変わったといえばあなた達もよ」
カンナ(男)、翠星石、アプール「?」
ミツバ「あなた達、前は晴れやかな顔をしてたのに……」
ミツバ「今は少し気品があって……なんだか大人っぽい顔つき。一体、何があったというの?」
カンナ(男)、翠星石、アプール「……!」
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そりゃそうさ。
僕は今まで様々な光景を見たり、体験したりした。
クラブ会場でお客さんの相手したり、
ドロンの兄弟の命が奪われるところを見たり、
水中でサメたちと一緒に大量の人間と相手したり、
プログラムの世界を冒険したり、
鍾乳洞の中を歩いたり、
都会で警察に追われたり、
メルヘンな世界へ行ったり、
炎上中の屋敷で異母きょうだいと相手したり、
自分の故郷を滅ぼされたり、
ドラノールの住む天界で戦争を繰り広げたり、
ゲーム大会に参加したり、
外国でヤバそうな男に捕まったり、
ホエルオーに食われたり、
病人を治そうと懸命になったり、
トラジディー島で衝撃の事実を知ったり、
ゲームマスターと戦ったり、
両親を失ったり、
寿司パーティーを堪能したり、
ミルドラースに誘拐されたり、
友達が命を断つところを見たり……。
翠星石やアプールだって同じだ。悲惨な光景を幾度も見たりしてきた。
そりゃ、面構えとかが変わって当然だろう……
------------------------------------------------------------------------------
カンナ(男)「……」
(ということを、カンナは考えていた)
ミツバ「カンナさん?」
カンナ(男)「あ、いえ、ふとプレステ5がいつ出るのかなーって気になって、それを考えてました」
ミツバ「……ああそう。まあ、言いたくないのならいいけど」
(嘘を見抜いていたミツバ――)
翠星石「それより、あんなゴージャスな建物、前にもありましたか?」←教会らしき建物を指差す
ミツバ「ああ、アレ? 大分前(第5回終了後)に一人の聖職者が来てね」
ミツバ「「この町に住みながら仕事をしたい」って大工に頼んで、教会を建ててもらったんです」
アプール「え、じゃあアレは教会なんだ……」
カンナ(男)「聖職者かぁ……」
翠星石「教会ですか。胡散臭い奴らがたくさんいそうですね。そんな奴らに宗教勧誘とかされない内に早く立ち去るですよっ」
翠星石「女王様、色々話が出来て楽しかったです。そんじゃ!」タッ
アプール「あっ、待って、翠星石~」ピョンピョン
カンナ(男)「二人とも、速いよ~。あ、女王様、それでは、失礼いたしました!」タッ
ミツバ「……」
(3人は遠くへ行ってしまった――)
ミツバ(クスクス、大人な顔つきになっても、元気なところは変わってないのね。なんだか安心したわ)
--------------------------------------------------------------------------------
(その頃、ルイコは――)
ルイコ「ハンター全然見かけないですね……。逆になんか不安になってきます」
(不思議の森を歩いていた)
ルイコ「嵐の前の静けさ、みたいな感じで……」
(そんな彼女の近くに――)
モンブラン博士「おや……君は確か、ルイコだったかな?」
ルイコ「あっ、はい。初めまして、ルイコです。貴方の名前は?」
モンブラン博士「私はモンブラン博士だ。覚えておいてくれ」
ルイコ「はい」ニコニコ
ルイコ「それで私に何かご用ですか?」
モンブラン博士「そうだな……。私に少し協力してもらいたいことがあるのだ」
ルイコ「何ですか?」
(その時――)
ハンター「!」タッ
(偶然近くを通りかかったハンターが、二人を発見した――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
モンブラン博士「私がハンターに来たら、囮になってほしい……」←黒い笑み
ルイコ「えっ!? 何を言って……」ゾクッ
ハンター「……」タッタッタ
モンブラン博士「ん、ハンター!」ドンッ
ルイコ「っ!」フラッ
(モンブラン博士はルイコをハンターのほうに向けて、軽く背中を押した――)
モンブラン博士「……」タッタッタ
(そして、彼――)
ルイコ「モ、モンブラン博士さん!;」
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ルイコ「あっ」ポンッ
《ルイコ 確保 〔残りゲーム時間〕》
残り 51人 [206:02]
ルイコ「酷いですよ、モンブラン博士さん……。囮にするなんて」
ピリリリリ♪
さよりん「『不思議の森にてルイコ確保、残り51人』。ルイコちゃん捕まったの?;」
モンブラン博士「ハハハ! 今回の私は昔の私だ!」
----------------------------------------------------------------------------------------
(その頃、指令室にて――)
ドラノール「そろそろ、二つ目のミッションを発動シマショウ」ピッ
(彼女はモニターを操作して、『ミッション②』を発動した――)
--------------------------------------------------------------------------------------
{残りゲーム時間 205:00}
ピリリリリ♪
愛美「『ミッション②』です!」
霊歌「『城下町にたった一つだけ存在する教会の裏に、賞金単価減額阻止装置が設置された』」
Ga.c=evo「『その装置にはビー玉サイズの投入口がついている』」
さよりん「『残り190分になると一秒200円から、一秒50円となる』何ぃいっ!」
konakun.「『阻止するには、不思議の森の何処かに落ちている3個の「赤き真珠」を』」
ジークベルト「『その装置の投入口に入れなければならない』」
≪MISSIONⅡ 賞金単価減額を阻止せよ≫
城下町にたった一つだけ存在する教会の裏に、賞金単価減額阻止装置が設置された。
その装置にはビー玉サイズの投入口がついている。
残り190分になると一秒200円から、一秒50円となる。
阻止するには、不思議の森の何処かに落ちている3個の「赤き真珠」を
その装置の投入口に入れなければならない。勿論、3個全て。
さよりん「減額って、賞金減るってこと!? これは行かないと!」
(失敗すれば、288万円の半分以下の賞金となってしまう――)
イチエン「よーし、今度こそミッションに貢献してみせるぜ!;」
シェリー「暇だし行っておこうかのぉ~」
(果たして、賞金減額を阻止できるか――)
残り逃走者……【❤カンナ(男)&レベッカ❤】、ジークベルト、マルス、翠星石、金糸雀、チノ、青山、
ドロン、おばドル、アプール、ことり、イチエン、スラッシーソルジャー、樹状細胞、灯、弥依、カエ、
さよりん、ちあき、御行、あきら、天成、シェリー、みほ、冷泉、ペンギン、りょうクン、さやかサン、
ロキ、フェンリルたん、黒江、ジャンヌ、あかり、愛美、konakun.、ゆうき、モンブラン博士、霊歌、aren、
景丸、クロノスエボル、新田、エイジア、生ブスカジ、灯焔、からあげ、Ga.c=evo、ネクスタ、洋輝、ヤードの51人。
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【とある勇者パーティーの雑談】
アプール「今回のコーナーはぼく・アプールと――」
シェリー「シェリーがお送りするぞ~」
アプール「それでは、今回紹介するのはこのかた!」
~96人目・フェンリルたん~
シェリー「彼女はフリーのRPGゲーム「ラグにゃロク」に登場する魔獣じゃ」
アプール「可愛いナリしておいてね。彼女はロキに召喚された魔獣で、ロキのことが好きだよ」
シェリー「そして彼女は氷魔法を得意とする魔物「魔氷狼」という種族じゃ。冷たい氷をガンガン飛ばしてくるぞ」
アプール「冷たいと言ったらロキ以外の人間に対する態度もだよね」
シェリー「ああ。彼女は主人のロキ以外には冷たい。仲間であるフレイヤにブスとか言うからな」
シェリー「後、フェンリルたんはロキに対してのみハイテンションだぞ」
アプール「性格悪いなぁ;」
シェリー「うん。まあ何だかんだで優しいところもあるが」
アプール「因みにフェンリル「たん」ってついてるけど、「フェンリルたん」が正式名称です」
シェリー「「たん」までも正式名称のキャラって非常に珍しいよな」
シェリー「どれくらい珍しいと言うと、レベル1でSkyrimの巨人を倒すプレイヤーが現れるくらい珍しい」
アプール「だからSkyrimに例えるな。つーかレベル1で巨人倒すプレイヤーとかいるの?;」
アプール「彼女がウィオ版逃走中に初登場したのは第18回「逃走中 ~思い出の電子レンジ~」だよ」
シェリー「特に設定は崩壊してないぞ(多分)」
シェリー「さて、今回のコーナーはこれで終わりじゃよ」
アプール「ありがとうございました~」
続く
- Re: 逃走中 ~不思議の森と魔法Ⅱ~ ( No.82 )
- 日時: 2020/03/06 19:38
- 名前: モンブラン博士 (ID: daUscfqD)
よし!まずはルイコを囮にできましたね。1人目です!この調子でバンバン参加者を囮にしますね。
カンナ達もいっぱい色々な経験をして学び、成長していますね。だからこそ……ヒールのやりがいがあります!
- Re: 逃走中 ~不思議の森と魔法Ⅱ~ ( No.83 )
- 日時: 2020/03/06 20:15
- 名前: からあげ (ID: 70vEHkeO)
毎回転スラメンバーがハンターへの勘違いで確保されてますね(笑)
ウルティマ…あほんだらが…猫かぶりは通用しないわ…
ポンポン
ん、だa…
ウルティマ「…」
………
←To Be Continued…
カンナくんも今までにたくさん経験してきているから成長してますね。
モンブラン博士さんのヒールが決まりましたね〜オソロシヤ(; ・`д・´)
- Re: 逃走中 ~不思議の森と魔法Ⅱ~ ( No.84 )
- 日時: 2020/03/07 16:02
- 名前: ウィオ (ID: iuL7JTm0)
>モンブラン博士さん
ルイコが囮にされちゃいました;
モンブラン博士さんはやっぱり今後もヒールで行くんですね。
本当に色々なものを体験して変わりました、カンナたちは。
>からあげさん
転スラ勢、大体情けない感じの捕まり方をしてます←
ハンターに猫かぶりは当然通用しませんでしたwww
カンナたちは昔と比べて強くなり、そして精神的にも強くなりました。
モンブラン博士さんはルイコを囮にしました! 恐ろしいです ←モンブラン博士さんすみません;
では!
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