二次創作小説(新・総合)
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- 逃走中 ~不思議の森と魔法Ⅱ~【完結】
- 日時: 2020/04/09 19:40
- 名前: ウィオ (ID: iuL7JTm0)
ウィオ版逃走中第24弾!
今回の逃走中の舞台は、第4回逃走中で行われた場所である「不思議の森」と「城下町」!
その森は広く、魔女や不思議な生き物が住んでいる。
そして城下町には個性的な住民たちが多く住んでおり、とても賑やかである。
第4回では悪さを働いていた王と大臣を、翠星石や樹状細胞が捕まえた。
そして優しき女性・沖田ミツバが女王となり、彼女は平和な国にしていくように努めていった。
しかし……。今回の逃走中で、不思議の森とその町に「ある恐怖」が訪れる。
果たして、逃げ切る者は現れるのか?
{逃走者紹介}
カンナ(男)(ファイアーエムブレムif){24}
レベッカ(ぷよぷよクエスト){3}
ミドリコ(ファイアーエムブレムif){8}
キヌ(ファイアーエムブレムif){6}
ジークベルト(ファイアーエムブレムif){5}
マルス(ファイアーエムブレム 紋章の謎){3}
翠星石(ローゼンメイデン){23}
金糸雀(ローゼンメイデン){8}
斉藤さん(ローゼンメイデン){4}
香風 智乃(ご注文はうさぎですか?){7}
青山 ブルーマウンテン(ご注文はうさぎですか?){3}
おばドル(ドラゴンクエスト5){12}
ドロン(ドラゴンクエスト5){13}
アプール(ドラゴンクエスト5){9}
ピエール(ドラゴンクエスト5){5}
ブリード(ドラゴンクエスト5){4}
南 ことり(ラブライブ){17}
氷川 日菜(Bang Dream){6}
金田 イチエン(超ガッコウ伝 ガット){18}
樹状細胞(はたらく細胞){6}
スラッシーソルジャー(FORTNITE){1}
天野 灯(となりの吸血鬼さん){9}
ソフィー・トワイライト(となりの吸血鬼さん){5}
ユウリ(ポケットモンスター ソード・シールド){1}
花岡 弥依(ゆうやみ特攻隊){10}
越島 カエデ(ゆうやみ特攻隊){10}
シェリー(グリムノーツ){10}
ナリジーニョ(Sitio Do Picapau Amarelo){4}
ボボボーボ・ボーボボ(ボボボーボ・ボーボボ){1}
首領パッチ(ボボボーボ・ボーボボ){1}
ところ天の助(ボボボーボ・ボーボボ){1}
さよりん(どうぶつの森 ホヒンダ村だより){1}
コタロウ(どうぶつの森 ホヒンダ村だより){1}
ルイコ(どうぶつの森 ホヒンダ村だより){1}
ちあき(どうぶつの森 ホヒンダ村だより){1}
シゲ(どうぶつの森 ホヒンダ村だより){1}
黒原 銀(尊き夢の世界){6}
高木 あきら(尊き夢の世界){4}
青山 天成(ハッピーバースデートゥーアイ){1}
ユーリ・コヴァーチ(ハッピーバースデートゥーアイ){1}
シャーリー・チック(名探偵ブラックと社畜助手ちゃん){5}
白銀 御行(かぐや様は告らせたい){2}
ペンギン(テイコウペンギン){2}
霜屋 涼(Re:kinder){1}
暁 沙耶香(Re:kinder){1}
西住 みほ(ガールズ&パンツァー){4}
冷泉 麻子(ガールズ&パンツァー){2}
ロキ(ラグにゃロク){3}
フェンリルたん(ラグにゃロク){3}
ハナ・N・フォンテーンスタンド(ハナヤマタ){1}
ドラニコフ(ドラえもん){1}
豊聡耳神子(東方project){1}
宮下愛(虹ヶ咲スクールアイドル同好会){1}
しろくま(すみっコぐらし){1}
黒江(マギアレコード魔法少女まどか☆マギカ外伝){1}
ウルティマ(転生したらスライムだった件){1}
ジャンヌ・ダルク(Fate/Apocrypha){1}
次元 大介(ルパン三世){1}
しずえ(どうぶつの森シリーズ){1}
クレア・ヒースロー(SDガンダム GGENERATIONシリーズ){1}
桐ヶ谷 和人 (ソード・アート・オンライン){1}
ジュプトル(ポケモン不思議のダンジョンシリーズ){1}
大空あかり(アイカツ!){1}
ランパ(伝説のスタフィー){1}
奥田 愛美(暗殺教室){1}
konakun.(作者組){19}
ゆうき(作者組){19}
武勝龍 景丸(作者組){8}
モンブラン博士(作者組){17}
桜木 霊歌(作者組){21}
クロノスエボル(作者組){4}
からあげ(作者組){2}
エイジア(作者組){7}
aren(作者組){6}
灯焔(作者組){1}
生ブスカジ(作者組){5}
新田(作者組){12}
洋輝(作者組){16}
ネクスタ(作者組){13}
Ga.c=evo.(作者組){3}
ヤード(作者組){9}
▽今回の舞台は、懐かしの不思議の森と城下町!
▽相変わらずヤンデレのレベッカ!
▽弥依隊長とカエさん、久々に参戦!
▽久々のすいあか!
▽さやかサンのぶっ飛んだ発言!
▽金糸雀、今度こそ自首できるのか?
▽日菜のサイコパスっぷり!
▽果たして、逃げ切る者は現れるのか?
- Re: 逃走中 ~不思議の森と魔法Ⅱ~ ( No.110 )
- 日時: 2020/03/23 22:02
- 名前: 洋輝 (ID: HOcby127)
お久しぶりです。
洋輝です。
なんだかんだ思えばギャグどころかヤバい展開になってしまいましたね・・・
ケニーといい、キンブリーといい、ニノといい、白レンは本当に残虐野郎共ですね本当に・・・
更新お待ちしてます!
今更ですが、Twitterを始めたんですね。
やるつもりはないって言ってたのに・・・
- Re: 逃走中 ~不思議の森と魔法Ⅱ~ ( No.111 )
- 日時: 2020/03/24 15:55
- 名前: ウィオ (ID: iuL7JTm0)
>洋輝さん
お久しぶりです。
みほ、ドロン、アプールなどが宗教にハマり、仲間であるカンナたちを酷い目に遭わせました;
キンブリー、ケニー、ニノ、白レンは仕事でやっているとはいえ、
確かに結構危険なことをしでかしまくってます;
Twitter始めました! やらない方針でしたが、気が変わりました。
更新、頑張ります!
では!
- Re: 逃走中 ~不思議の森と魔法Ⅱ~ ( No.112 )
- 日時: 2020/03/24 16:02
- 名前: ウィオ (ID: iuL7JTm0)
「捜索」
翠星石「ちょっと作者の奴、前回で「しばらく空けてごめん」とか言っておいて、またしばらく空けてるじゃねーですか!」
カンナ(男)「仕方ないでしょ、中々ストーリーが思いつかないんだよ!」
※(多分)不定期更新になると思います。ご了承ください;
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【前回、カンナ(男)とシェリーと御行は神を信じなかったせいで、城下町の住民とフロード教の信者に捕まえられた――】
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【フロード教会:清めの部屋】
カンナ(男)「……」
シェリー「……」
御行「……はっ!?」
(御行、目を覚ます)
御行「オイ、カンナ! シェリー! 起きろ!」
カンナ(男)「ん……?」パチッ
シェリー「?」パチッ
(カンナとシェリーは身体を揺らされ、目を覚ます。3人の身体はロープで大きな柱に縛り付けられている――)
カンナ(男)「こ、これは……!?」
シェリー「何でワシら、縛られて……」
(あの後、3人は信者たちに頭を殴られ、気絶させられたのであった)
ギイイイイイッ……バタンッ
(その時、古くなっているドアがぎこちない音を立てながら開かれる。誰かがドアを開けて入ってきたのだ――)
ドロン「……」
アプール「……」
(ドロンとアプールであった)
カンナ(男)「ドロン! アプール!」
アプール「柱に縛られてる気分はどうだい?」
シェリー「良くはないな……。それより、これは一体どういうつもりなのじゃ?」
ドロン「どういうつもりって、そりゃあ神を信じない異端者に罰を与えたまでや」
御行「……は?」
アプール「フロード教は素晴らしい宗教だよ。信じていれば人の心の傷が癒えたり、大切な者の命も救われたりもする」
アプール「神はそれらをしてくださるほど慈悲深い。それなのに、君たちは信じない……。なんと愚かな」
カンナ(男)「僕がそんな胡散臭い連中の言うことなんか信じるわけないでしょ……」
カンナ(男)「ドロンの兄弟が亡くなったときから、慈悲深いカミサマなんかいないって悟ったね」
ドロン「……」ギロッ
ドカッ!!
カンナ(男)「あぐっ!」
シェリー「カンナ!?」
(ドロンに殴られた、カンナ)
ドロン「ワシは……ヘルトス兄さんやメゴスト兄さんを生き返らせたいんや!」
ドロン「兄さんたちは「あの時」までワシとよく一緒に遊んでくれた……。一緒にご飯も食べてくれた」
ドロン「そんな思い出を無下にするわけにはいかないんや! それに、その二人の命を救えるチャンスなんや!」
ドロン「それなのに、カンナさんはワシの考えを否定するんか!?」
カンナ(男)「ド、ドロン……?」
シェリー「……」
(ドロンは自分の考えを否定されて怒り、カンナを殴ったのだ――)
ドロン「チッ、この思慮の浅いガキと話してたら胸糞悪くなってくるわ……。みほさん! もう近くにいるんやろ?!」
ギイイイイッ
(その時、また扉が開いた)
みほ「はい、準備が整いました」
(西住みほが、扉を開けてこの部屋に入ってきた)
カンナ(男)「みほ!」
シェリー「ここで会えたか……。何故みほは……いや、何故お前らはこんな宗教を信じている?」
シェリー「信仰するもしないのも、個人の自由だぞ……! お前らこそ、人の考えを否定しおって……」
御行「そうだぞ! たったそれだけで拷問するなんてどうかしてるぜ!」
みほ「」イラッ
ドカッ、ボコッ!!
シェリー、御行「うぐっ!!」
(みほはトンカチでシェリーと御行の頬を殴った)
みほ「フロード教は絶対です!! 信じない人間は異端者以外の何物でもありません!!」
御行、シェリー「……っ」ヒリヒリ
みほ「本当に虫唾の走る人間たちですね……。早くその悪しき心を「清め」なければ――」
(フロード教を信仰する人間は、神を信じない異端者の根性を叩きなおすために、「清め」という名の拷問をする。そうするように、司教に教えられる――)
みほ「さあ、これ(トンカチ)で悪しき心を浄化してあげます。貴方たちが神を信じるまで、叩き続けてあげます」
カンナ(男)「……」
カンナ(男)「みほさ……。仲間にこんなことするなんて……。凄い勢いで堕ちちゃったんだね」
みほ「はあ? もう私やアプールさんは貴方たちの仲間じゃないんですよ」
カンナ(男)「……っ!」
みほ「さて、始めましょうか」
-----------------------------------------------------------------------------------
{残りゲーム時間 110:00}
(その頃、翠星石は――)
翠星石「う~ん、ここのタコ焼きは美味しいですぅ~♪ ハムッ♪」モグモグ
(カンナたちがあんなことになってるとも知らずに、呑気に屋台で購入したたこ焼きを堪能していたのであった)
翠星石「勇者パーティーの奴らにも食わせてやりてーですね~」
(その時――)
イチエン「おっ、翠星石!」
翠星石「イチエン! また会ったですね」
イチエン「別にお前に会いたくて来たんじゃねーよ、小腹が空いたから来ただけだ」
翠星石「じゃあこれやるですぅ」←食べかけのやつ渡す
イチエン「そんなもん渡すな!;」
(そして)
弥依「あ……」テクテク
カエ「あっ、翠星石ちゃんにイチエン君! また会いましたね~♪」ヘラヘラ
(弥依隊長とカエが通りかかった)
翠星石「チッ!!」
イチエン「またお前らかw どしたの?」
弥依「腹減ってさ……」
翠星石「何ですか? 今「食事」がブームなんですか?」
イチエン「お前もそのブームに乗っかってるけどな」
翠星石「仕方ないですぅ、腹が減ったんですから!」
(その時――)
青山「はあ、はあ……」タッタッタ
(青山ブルーマウンテンが通りかかった)
翠星石「ブルーマウンテン? どうしたんですか、そんな焦って」
青山「あっ、皆さん……。あの、西住みほさんを見ませんでしたか?」
イチエン、カエ、弥依「?」
(全員「みほって誰?」という表情をした)
翠星石「あっ……そういえばお前らってみほと一度も会ったこと無いんですよね……;」
カエ「そして青山と初対面の私たち」
翠星石「……」
(翠星石、色々説明中~)
イチエン「青山ブルーマウンテンか……、よろしく」
弥依「そんで、その戦車道やってる西住みほって奴がどしたの?」
青山「実は……」
(ブルーマウンテン、説明中)
翠星石、イチエン、弥依、カエ「?」
イチエン「青山とカンナとシェリーを宗教に勧誘しようとした?」
青山「はい……。目がヤバかったです。入っていたら絶対ロクなことになりませんでした」
(実際その通りである)
青山「そして私は見たんです……! ドロンさんとアプールさんが、信者らしい人たちと一緒にカンナさんとシェリーさんを、教会へ連行していくとところを……!」
青山「助けたかったんですけど、非力な私ではどうしようもなくて……」
弥依「ドロンとアプールって、あのキモイ顔した奴らでしょ?」
カエ「童貞とメール中毒者にそんなことできる理由がないですよ……」
翠星石「嘘松」
青山「本当なんです! 見たんです!」
翠星石「お前一人だけが見た見たって主張しても全然信憑性が無えですぅ。「私は見た」っていう証言は、捜査では全く当てにならない言葉ですからね」
青山「そんな……」
(青山は信じてくれない翠星石たちを見て、ショックを受け、悲しい表情をする――)
翠星石「まあでも……。もし本当にアイツらに何かあったら困りますし、フロード教会に乗り込んでやろうじゃねーですか」
弥依「そうね」
カエ「隊長が行くなら私も行きま~すwwwww」ヘラヘラ
イチエン「折角警察に逮捕されずにここまで生き延びてきたんだ、何かしら活躍をしたいぜ! ということで行きます」
青山「! ありがとうございます!」
(翠星石達はカンナたちの元へ向かうことにしたのであった)
翠星石「とは言ったものの……。教会って何処でしたっけ」
イチエン「そうだ青山、連れて行ってくれよ!」
青山「す、すみません、あの時は混乱してて……。場所、覚えてないんです……」
弥依「そっか……」
翠星石「ならこうですね」
- Re: 逃走中 ~不思議の森と魔法Ⅱ~ ( No.113 )
- 日時: 2020/03/24 15:56
- 名前: ウィオ (ID: iuL7JTm0)
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(つーわけで教会の場所の情報収集開始)
弥依「どする?」
翠星石「とりあえずこの近くの家の人に尋ねてみましょうか」
『ズルッグをパートナーにしている少女の家』
キャル(出典:ポケモンシリーズ)「どしたの? 私のズルッグのパフォーマンスを見に来たの?」
翠星石「いや初対面なんですけど」
イチエン「それよりここら辺に教会って無いですか?」
ズルッグ(出典:ポケモンシリーズ)「ううん、ごめん、分からないなぁ。それより木の実ちょうだい、木の実」
弥依「ダメだこりゃ」
青山「別のところ行きましょう」
『闇魔導師の家』
カエ「あのー、失礼します。フロード教会の場所分かりますか?}
シェゾ・ウィグィィ(出典:ぷよぷよシリーズ)「アルル……お前が欲しいっ!」←鏡に向かってキメ台詞の練習してる
弥依「おいちょっと質問に答え――」
シェゾ「ああっ、また間違えた! お前の力が欲しいって言いたかったのに!」
イチエン「よし次行こう」
『音楽好きな少女の家』
冴月麟(出典:東方シリーズ)「どうしたのよ、あなた達」
イチエン「フロード教会の場所分かりませんか」
麟「分からないわねぇ。それより知ってる? 昨日屋台がなんか爆発したのよ」
弥依「マジかよシャミ子最低だな」
『おしゃれ好きな奴の家』
おしゃれコウベ(出典:ぷよぷよシリーズ)「素敵なアタシと素敵な城下町、移住のご希望はいつでも承っております。」
翠星石「だまれ。」
------------------------------------------------------------------------------------
(結果――)
翠星石「ロクに情報が集まりませんでしたね……;」
青山「あの人たち、なんで教会のある城下町に住んでるのに、教会の場所すら知らないんですか……」
イチエン「ていうか最後に至っては教会の話題すらしてなかったよな、お前ら」
カエ「とにかくどうしましょう――」
(その時――)
女性信者1「ねえねえ、フロード教会へお祈りに行きましょうよ」
女性信者2「そうね。やっぱりあなたは「素敵な子供が生まれてくるように」って祈るのかしら?」
女性信者1「ええ!」
(二人の信者がフロード教会へ向かっているところを、翠星石達が見かけた)
翠星石「あいつら……。もしかして教会へ向かってるのですか?」
イチエン「あの人たちにこっそりついていったら教会へ行けるんじゃないか?」
カエ「いいアイディアですね」
(つーわけで尾行開始)
翠星石、イチエン、カエ、弥依、青山「」コソコソ
女性信者1、2「」テクテク
イチエン「端から見たら俺たち不審者だよな?」コソコソ
弥依「安心しなさい、誰にも見られてないから不審者扱いされてないわよ」
イチエン「はあ;」
女性信者1、2「」テクテク
青山「順調ですね、私たち……」
翠星石「もしかしたらこのまま気づかれることなく教会へ行けるんじゃねーですか?w」コソコソ
(その時――)
エッツェル「お前たちは何をしているんだ?」
翠星石、イチエン、カエ、弥依、青山「!」ビクッ
(偶然通りかかったエッツェルに見つけられた)
翠星石「げっ!(見つかっちまったですぅ!)」
イチエン「あー、えーと、これは……そう、シロアリの気持ちになって歩いてたの!」
弥依「そうそう! 別に尾行なんかしてないから! 全然!」
カエ「隊長!」
弥依「あっ」
エッツェル「尾行……?」チラッ
(あの女性信者二人組を見て、弥依の言葉の意味を察したエッツェル)
エッツェル「もしかして教会へ行きたかったのか?」
弥依「げっ! いや、そんな……(;・∀・)」
青山(ちょっと、絶対面倒な事になっちゃいますよ……!;)
エッツェル「そうか、ならこちらへ来てくれないか?」
イチエン「え?」
エッツェル「教会じゃないさ。別のところ」
--------------------------------------------------------------------------------
(その頃、不思議の森にて――)
konakun.「ハンターおれへんよな? うん、おらへんな;」コソコソ
(konakun.は警戒しながら森の中を歩いていた)
konakun.「てかあとまだ2時間もあるんやな……」
(そんな彼の近くに)
灯「あっ、konakun君!」
(灯が通りかかった)
konakun.「灯! 翠星石とは一緒やないん?」
灯「今翠星石ちゃんを捜してるところだよ。さっき離れ離れになっちゃって……;」
konakun.「よし、じゃあ翠星石捜すの手伝ったるわ!w」
灯「え、私何も言ってないよ?」
konakun.「困ってる人がいたら助けるのが当然やで~(ホントはすいあかをまた見たい)(*´▽`*)」
灯「なるほど……。ありがとう、konakun君♪」ニコッ
konakun.(ああ~灯かわいい~)
(その時――)
ゆうき「あっ、konakunさんに灯!」
ことり、おばドル「!」
(ゆうきとことりとおばドルの3人組が通りかかった)
konakun.「ああっ、ゆうきさん!」
灯「ゆうき君、ことりちゃん、おばドル君。翠星石ちゃんを見なかった?」
ことり「ごめん、見てないな;」
ゆうき「何だ、翠星石捜してるのか? なら俺も捜してやるぜ!」
灯「ホント? ゆうき君もありがとう!」
ゆうき「も?」
konakun.「ワイも翠星石捜索に加担してます」
ゆうき「なるほど」
konakun.、ゆうき「……」
konakun.、ゆうき「(*´▽`*)」グッ ←親指立てる
おばドル「何してんだコイツら」
(その時――)
キンブリー「おや……。標的ですか」テクテク
(白いシルクハットと白コートを着用した錬金術師「ゾルフ・J・キンブリー」が通りかかった)
ことり「あ、あの人……!」
ゆうき「!? お前……前々回の逃走中で会った!」
おばドル「? 知ってんのか、リーダーにことりちゃん?」
ゆうき「ああ、アイツは爆発を扱う錬金術師だ! 手強いぞ!」
キンブリー「私のことを覚えていてくださってありがとうございます」
キンブリー「さて……早速ですが「標的撃破」の仕事もやりましょうか」
(キンブリーは不気味な笑みを浮かべたのであった――)
残り逃走者……【❤カンナ(男)&レベッカ❤】、ジークベルト、翠星石、青山、ドロン、おばドル、アプール、
ことり、イチエン、スラッシーソルジャー、樹状細胞、灯、弥依、カエ、さよりん、御行、あきら、天成、
シェリー、みほ、さやかサン、ロキ、フェンリルたん、黒江、ジャンヌ、愛美、konakun.、ゆうき、
モンブラン博士、霊歌、aren、クロノスエボル、新田、エイジア、灯焔、からあげ、Ga.c=evo、ヤードの39人。
----------------------------------------------------------------------------------------
【勇者パーティー&ゲスト・トーク】
アプール「今回のコーナーはぼくアプールと――」
翠星石「翠星石がお送りいたしますですぅw」
アプール「今回来ていただいたゲストはこちらだよ」
~104人目・鉄 月~
月「……」
アプール「君は確か漫画「ゆうやみ特攻隊」に登場するキャラだったね」
月「……」
アプール「アレ? 反応無し?」
月「……」
翠星石「何か言えですぅ。もしかしてお前は喋ることすらできないんですか?wwwww」
月「何で前々回のコーナーの時、私も呼ばれなかったのよ! 萌と一緒にいたかったのに!」
翠星石「あ、コイツ重度のブラコンでした」
アプール「落ち着いてよ! ゲストは一人だけしか来れないルールなんだよ;」
月「はあ? 私からすればクソみたいなルールだわ! 今すぐ変えなさい!」
翠星石「このコーナーですが、依頼は受け付けておりません、鉄 月さんwwwww」←わざと間違えてる
月「鉄月よ!; 間違えんな!」
翠星石「いやお前の名前を初見で正しく読むのは至難の業ですからwww」
月「ぐぬぬ!(;´・ω・)」
(数分後――)
アプール「やっと落ち着いてくれた……」
月「あー……。読者の皆さん、さっきは暴走しちゃってごめんなさい」
月「自己紹介に入るわ、私は鉄一族の一員である鉄 月。前々回で紹介された萌の姉よ」
翠星石「月は可愛い見た目をしてますが、かなりの性悪でよく人を煽ります」
アプール「ウィオ版逃走中だと全然性悪じゃないけどね。「大人しいけどブラコン」という設定になってるよ」
月「私がウィオ版に初登場したのは第14回「逃走中 ~愛がなければ視えない~」よ……ていうか」
アプール「何?」
月「前々回で萌の初登場は第14回って言ってたけど、本当の初登場は第12回だからね? 何間違えてくれてんのよ」
アプール「あ、ごめんなさい」
月「謝る必要は無しよ」
※鉄萌の初登場は第12回「逃走中 ~もう一つの現象~」でした。申し訳ございませんでした。
アプール「ああ、後ウィオ版の月には、「名前を間違えられることをかなり気にしてる」という設定があります」
翠星石「まあその漢字じゃ仕方ないですよね、月……あ、月」
月「(´・ω・`)」
翠星石「すいません、ワザとじゃないです;」
月「あっそ……。後、謝る必要は無し」
アプール「えー、ちょっと唐突ですがここで今回のコーナーを終了したいと思います;」
翠星石「ありがとうございました~」
月「しつこいようですけど、読者の皆様、私の名前は鉄 月で弟の名前は鉄 萌です。覚えてくださるようお願いいたします」
続く
- Re: 逃走中 ~不思議の森と魔法Ⅱ~ ( No.114 )
- 日時: 2020/03/26 19:49
- 名前: ウィオ (ID: iuL7JTm0)
「救出」
おばドル「標的撃破……? 何言ってんだ、お前」
キンブリー「フフフ、知らなくてもよいことです。手短に済ませたいので――」ニヤリ
(キンブリーは突然、手を合わせた。その手からまばゆい光が放たれた――)
おばドル、konakun.、ゆうき、ことり、灯「!!」
カッ ドゴオオオオオオオオンッ!!
(そしてゆうきたちの近くで爆発が発生した――)
ゆうき「あぐあああっ!!」
おばドル「グアアアアッ!!」ドサッ
(爆発を食らったゆうき、konakun.、おばドルは吹っ飛ばされ、倒れる――)
ことり「皆!」
おばドル「」ピクピク
(その爆発で、おばドルは気絶した――)
《おばドル 撃破 〔残りゲーム時間〕》
残り 38人 [100:58]
ゆうき「お、おばドル……!」
灯「いきなり攻撃してきた……」
キンブリー「残るは後4人……。今度こそ、まとめて倒してやりましょう」
konakun.「ええい、この野郎!」
(konakun.はフライパンを装備し、キンブリーに襲い掛かった)
パコオオンッ!!
キンブリー「うっ!」
(konakun.はフライパンでキンブリーを打ち上げた。そして――)
konakun.「そして……爆弾のコンボや!」ポイッ
ボコオオオオオンッ!!
キンブリー「がああっ!!」
(konakun.は吹っ飛ばされている最中のキンブリーに爆弾を投げつけて、コンボを組んだのであった)
ゆうき「格ゲーかよ;」
ドサッ
キンブリー「うぐっ……。中々ですね。ですが貴方が攻撃できるのはこれで最後です」パンッ
(キンブリーはまた錬金術を使い――)
ドゴオオオオン!!
konakun.「あぐあああっ!!」ドサッ
灯「konakun君!」
《konakun. 撃破 〔残りゲーム時間〕》
残り 37人 [100:05]
(konakun.を牢獄送りにしたのであった)
ことり「ああっ、konakun君まで……!」
ゆうき「許さねえ……!」ジャキンッ
(ゆうきは巨大な剣「鈍色の大剣」を装備する)
ゆうき「ことりちゃん、灯! 後ろに下がってて! コイツは俺が何とかする!」
キンブリー「フフフ、彼女を思いやりましたか。ですがその気持ち、いつまで続くやら」
(キンブリーは錬金術を使い――)
ボンボンボンボンボンッ!!
(ゆうきの周囲に爆発を発生させた――)
ゆうき、ことり、灯「うぐっ!!」ドサッ
(それを食らい、傷を負った3人)
キンブリー「ハハハハハハ!! いい音だァアアアアッ!!」
キンブリー(ゆうきさん、貴方はこんな目に遭ってでも、彼女さんを思いやれるのでしょうか。それとも、自己中心的な一面を見せ、自分だけ逃げるのか……。一体どちらでしょうね)
ことり「ううっ……」ボロボロ
灯「っ……」ボロボロ
ゆうき「……!!」
(ゆうきは傷を負っていることりと灯の姿を見て、更に怒る――)
ゆうき「キンブリー、テメエ……!! ことりちゃんたちをよくも!!」
ゆうき「ドリャアアアアッ!!」ダッ
(ゆうきは大剣を放り投げ、キンブリーに襲い掛かる)
キンブリー「!?」
ゆうき「終わりだ!!」
キンブリー(この人、一瞬で前に――!?)
ドゴオオオオンッ!!
キンブリー「ぐあああっ!!」
(本気を出したゆうきの掌底打ちを食らい、重傷を負って吹っ飛ばされたキンブリー。本気を出した時の彼は翠星石や弥依並のパワーである――)
キンブリー「ぐっ……」ズキズキ
ゆうき「またことりちゃんたちに手を出してみろ……。その時も容赦なくぶっ飛ばしてやるからな!」
キンブリー「……」
キンブリー「ククッ」
(不気味に笑ったキンブリー)
キンブリー「彼女さんのことを思いやる気持ちは変わってないみたいですね……愛を貫くその姿勢、立派です」
キンブリー「前にも言いましたが、私は意思を貫く人が好きです。……ですがこの傷で戦うのは厳しい」
キンブリー「私は逃げるとしましょう……」スッ
(キンブリーは左手を天に掲げる)
シュウウンッ!
(それはワープの合図だった。キンブリーはワープを使って逃げたのであった――)
ゆうき「逃げたか……」
ゆうき「おっとそれより! ことりちゃん、灯! 大丈夫か!?」
ことり「ん……平気だよ、ゆうき君」
灯「私も……」
(ことりと灯の身体をよく見ると、皮が1mm捲れているほどの傷が1つ二つしか無かった。あの時、奇跡的に重傷を負わずに済んだのだ)
ゆうき「あんまり怪我はないみたいだな……けど、心配だ……」
ことり「大丈夫だよ、こんなのツバつけてたら治るから……」
ゆうき「そ、そっか……;」
灯「それより、翠星石ちゃん! 翠星石ちゃんを捜さないと!」
ゆうき「お前は相変わらずだなー」
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(その頃、フロード教の地下にある清めの部屋にて――)
みほ「ほらっ!!」ドコッゴスッ
御行「うぐっ!!」
カンナ(男)、シェリー「……」
(みほは未だにトンカチで「清め」という名の拷問を行っていた)
みほ「貴方たちが神を信じれば、これを受ける必要はなくなるのですよ?」
みほ「神を信じれば、永遠の幸福が約束されます。貴方たちはずっと幸せになれるのですよ?」
みほ「さあ、どうですか? 信仰する気になりましたか?」
御行「ふざけんな……人に暴力を振るような宗教に誰が入るかよ!」
カンナ(男)、シェリー「……」
御行(カンナたちは気絶してしまっている……。俺が気張り続けて、暴力を振る気を失せさせるんだ!)
みほ「……チッ。まだ「清め」が必要なようですね」
(その時――)
ガチャッ
女性信者「みほ! もうじき神が言葉を授けて下さるぞ。祭壇に集まれ!」
みほ「! はい……」
御行「何だよ西住。空想の存在でしかない神様の言葉をご教授するというのか?」
みほ「邪魔しないでください異端者。大事なイベントなのです。この時間を逃せば、神の言葉を聴けません……!」
みほ「……貴方たちは大人しくしていなさい。このイベントが終わり次第、また清めてあげます――」
(みほはトンカチを置いた)
女性信者「新人よ。20分間しっかり、神のお言葉を聴くのだぞ」
みほ「勿論です!」
女性信者「ハハハ、気合入っているな。そういう奴は好きだ!」
ギイイイイッ バタンッ
御行「……」
(みほは、女性信者と一緒に清めの部屋を出て行ったのであった――)
御行「……」
御行「いてててて……大変な目に遭ってしまったな……」
御行「って、それはお前たちも同じか……。おい、さっきから項垂れてるけど大丈夫か?」
カンナ(男)「平気平気!」ニコッ
シェリー「Me too!」
御行「ビンビンしてるな!」
カンナ(男)「だって僕ら、みほに一発目食らってすぐに気絶したフリしたもん」
シェリー「みほの奴、まんまと騙されてたなwww カンナよ、「気絶したフリしろ」というのはナイスアイディアじゃったぞwww」
カンナ(男)「いやぁそんなぁwww」
御行「おい待て、何でそれを俺にも言わなかった! 俺単独で踏ん張ってたのがアホらしくなったじゃねーか!;」
シェリー、カンナ(男)「確かに」
御行「おいっ!;」
シェリー「だがお前が踏ん張ってくれたお陰で、有用な情報を得られた」
御行「?」
シェリー「みほの奴、「このイベントが終わり次第また清めにやってくる」とか言ってたよな」
シェリー「ということは、それまでは絶対にここへ戻ってこないということじゃ。あれだけ信仰しているみほが、イベントを放棄するなどあり得ないからな」
御行「つまり?」
シェリー「戻ってくる前にここから抜け出そう。アイツは1時間は戻ってこない」
御行「どうやってだよ、俺たちロープで縛られてんだぞ!」
カンナ(男)「そんなもん、僕が剣で切るよ! 幸い手まではガチガチに縛られてないから、ある程度自由は効く!」
御行「おお!」
(カンナは剣を鞘から抜こうとする。しかし――)
スカッ
カンナ(男)「アレ、剣が無い……」
シェリー、御行「」ガクッ
(連行されている途中で、武器や携帯は信者たちに没収されてしまったのであった――)
シェリー「それならワシの魔法でロープを切ってやる!」
(シェリーは魔法を唱えたが、何も起こらない)
シェリー「何故だ……!?」
(連行されている途中で、レナ司教が「能力封じの薬」をシェリーとカンナと御行に飲ませ、完全に無力化したのであった。勿論、そのことを3人は知らない――)
御行「オイオイ、どういうことだ……」
カンナ(男)「どうしよう……」
御行「……」チラッ
(御行は先程みほが置いていったトンカチを見て、何かを思いついた)
御行「うぐうっ! ぐぐぐ……」
(御行は足を一生懸命伸ばして、トンカチを自分たちの近くに蹴ろうとする――)
コンッ!
御行「よしっ!」
(御行はそのトンカチを手に取った。彼もカンナと同じく、ある程度手が自由である――)
シェリー「そんなものでどうするつもりなのじゃ?」
御行「これでロープを叩き続けるんだ。叩いている内にロープは脆くなって簡単に千切れるようになるはずだ!」
カンナ(男)「そうなの?」
御行「ああ、平たくなったロープなんか、ロープとして機能しないからな。とにかくやるぞ!」
シェリー「やるぞって、トンカチ1個しかないぞ」
御行「代わりばんこで叩くぞ」
カンナ(男)「そうしよう」
御行「」ゴンゴン
(御行はトンカチでロープを叩き続けている――)
シェリー「……」
シェリー「ワシら、大丈夫かなぁ」
カンナ(男)「何を言っているのさ。出来るよ! 今は信者たちがイベントに参加している時だ、みほが戻ってくるまでに逃げ出せば……」
シェリー「脱出した後だ。ここから抜け出したとしても、みほは絶対ここへ戻ってくる」
シェリー「この部屋がもぬけの殻になっているとこを見たみほは、絶対他の信者に報告してしまう……」
シェリー「そしたら、ワシらはそいつらに大捜索されてしまう……」
カンナ(男)「ならここに留まるの?」
シェリー「それは嫌じゃ! じゃが……ワシら、今能力を封じられてるんじゃぞ? そんな状態で見つかったらまたここへ連れていかれて、拷問されるかも……」
カンナ(男)「捕まる前に翠星石に助けを求めたら良いじゃん!」
シェリー「翠星石を見つけ出せたら、だけどな……」
(シェリーはずっと不安な顔をし続けている――)
カンナ(男)「……」
カンナ(男)「シェリー! 君は何をそんなに弱気になってるんだよ」
シェリー「!」
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