二次創作小説(新・総合)

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嫁でクロスカプ&クロスコンビSS集
日時: 2024/01/13 12:44
名前: 琴葉姫 ◆KXLt9XXgaQ (ID: MDsdSaXn)

お久しぶり?です。そうでない方は初めまして。琴葉姫(ことはひめ)です。
カキコの治安が今どうなってるかは分かりませんが(治安が悪いというよりは過疎ってる?)リハビリを兼ねてpixivで投稿が憚られるカキコで書いてたネタを不定期に更新したいと思います。
なお、前スレの最終更新までいなかった作品のキャラも登場します(カキコ活動停止中好きになった作品や扱っていた作品で嫁に加わったキャラが多々)。

・キャラ崩壊が多々ある。
・作者の独自設定&解釈が含まれる。
・以前のスレで登場できなかった新しい嫁があり得ない数で増えてる(!?)。
・別作品のキャラ同士の絡みがあるの前提です。というよりほぼカップリングです。
・荒らしや誹謗中傷、特定のキャラ叩きや「私の○○をこんな奴とカプ組ませるな」というコメントは申し訳ありませんがお控えください。

【目次】
「叶わぬ初恋(萩原朔太郎→立花響)」 >>3
「嫁達でコピペ集」 >>5-6
「だざ+榛でサン○ウィ○チ○ンネタパロ」 >>9
「嫁達でコピペ集2」 >>12-13
「夕凪の王子VS三日月提督と凶刃の審神者と刀剣男士と艦娘 前編」 >>14-17
「夕凪の王子VS三日月提督と凶刃の審神者と刀剣男士と艦娘 後編」 >>20-25
「特務司書組で某銀魂ラジオネタ」 >>28
「提督組でIPPONグランプリネタ」 >>32
「FGOマスター組でIPPONグランプリネタ Aブロック戦」>>36-37
「HAPPY LOVEな仲直り(ななアプと見せかけた普通(?)の防衛部話)」 >>45-49
「二月と鬱金花は結ばれる運命(恋クル)」 >>53-59
「FGOマスター組でIPPONグランプリネタ Bブロック戦」 >>63-64
「ウーちゃんのキャラクエ風SSwithハクロウ」 >>68-69
「99人の壁パロ 『アイマス』&『FGO』編」 >>72-73
「99人の壁パロ 桜木霊歌さんとのコラボ『はたらく細胞』編」 >>78-80
「裸の馬鹿いとしごにも愛を(裸族アンチアンチ(?)話)」 >>83
「女王は『鬼』に堕ちない(蜻蛉切(姫ギク)×シュウメイギク)」 >>87-90
「座談会組で腐女子・腐男子について」 >>93
「夢交界放送局・第一回」 >>94
「夢交界放送局・第二回」 >>98
「忘れずの唄 前編(桜さんとのコラボ)」 >>101-102
「忘れずの唄 中編(桜さんとのコラボ)」 >>106-108
「忘れずの唄 後編(桜さんとのコラボ)」 >>112-114
「初恋はいずれ両想いに 飯田天哉視点(飯田×紗代子)」 >>116
「初恋はいずれ両想いに 高山紗代子視点(飯田×紗代子) >>119
「作者・琴葉姫の自己紹介」 >>123
「不定期曜日のクロスタウン 【大阪府民、「Home is a coming now!」で永遠に泣ける説】を検証してみた」 >>129
「タイトルに偽りなきな『嫁でクロスカプ&クロスコンビSS集』」 >>132-133
「オタクが推しキャラで魔王を倒しに行く最強の勇者パーティーを妄想したら楽しすぎた件」 >>137
「『永眠病』なんてぶっ飛ばせ!霊夢とオリオンの約束(タイトル詐欺)(霊夢&アルカレ&チタンの弟達で妖怪退治withオリ霊)」 >>140-143
「仲直りの魔法(水心子正秀&源清麿&MEZZO"の小ネタSS)」 >>146
「『心の扉』を開けてやる(鬼龍×マツバボタンなキャラクエ風SSwith鬼龍紅郎)」 >>147 >>149
「月恋ス紅花(鬼龍×マツバボタンが主な話) 前編」>>154-155
「月恋ス紅花(鬼龍×マツバボタンが主な話) 中編」>>159-160 >>162
「想いを伝える言葉(イデア×エレシュキガルの馴れ初め文通話) 前編」>>165-166
「想いを伝える言葉(イデア×エレシュキガルの馴れ初め文通話) 中編」>>170-172
「想いを伝える言葉(イデア×エレシュキガルの馴れ初め文通話) 後編(終)」>>176-179
「レオナおじたんの食レポだけで野菜の名前を当てるクイズ」 >>183-184
「アザミのキャラクエ風SSwith守沢千秋」 >>187-188
「王子様な淑女と乙女な騎士の輝く世界(白瀬咲耶(シャニマス)×鳴上嵐(あんスタ)」 >>192
「小学一年生の課題図書でNRC生と英霊が読書感想文!どのくらいすごい?」 >>199
「夢交界初!ドキドキハラハラ!!料理対決!!! プロローグ」 >>202
「夢交界初!ドキドキハラハラ!!料理対決!!! 1~5」 >>207-209
「夢交界初!ドキドキハラハラ!!料理対決!!! 6~10」 >>220-222
「夢交界初!ドキドキハラハラ!!料理対決!!! 11~15」 >>229-231
「夢交界初!ドキドキハラハラ!!料理対決!!! 16~20」 >>237-239
「愉快な四人組(仮名)で鬼滅の刃クイズ」 >>252
「夢交界初!ドキドキハラハラ!!料理対決!!! 結果発表」 >>245-247
「テストネタin夢交界 前編」 >>255-256
「テストネタin夢交界 後編」 >>262
「最推し文豪四人で『察しろ!三森すずこクイズ』!」 >>267
「おかしなお届け屋さん~南カカ編~」 >>271
「続・愉快な四人組(仮名)で『Wowに関する知識No.1決定戦、Wow王』」 >>274
「クロスカプでジュンブラネタ」 >>278
「全く違う私と俺!?(並行世界の夢交界の琴葉姫とアーサー(ヘタリア)がやってくる話)」 >>282
審神者ともだちであることとは(新ジャンル加入&太一君が審神者になる話)」 >>288-291
「新ジャンルが加入するぞ!パーティーだ!!!」 >>296-299
「ドキドキハラハラ料理対決Part2!!! プロローグ」 >>303

・タグ(主な作品だけ)
ヘタリア 黒子のバスケ テニスの王子様 キングダムハーツ カードファイト!!ヴァンガード 艦これ 刀剣乱舞 戦姫絶唱シンフォギア おそ松さん 魔法少女リリカルなのは SHOW BY ROCK!!シリーズ ツキウタ。 あんさんぶるスターズ!! アイドリッシュセブン 美男高校地球防衛部シリーズ フラワーナイトガール 夢王国と眠れる100人の王子様 文豪ストレイドッグス 文豪とアルケミスト Fate/Grand Order ラヴヘブン アズールレーン 東方project 獄都事変 アイドルマスターsideM アイドルマスターミリオンライブ!シアターデイズ アイドルマスターシンデレラガールズ アイドルマスターシャイニーカラーズ ヒプノシスマイク 転生したらスライムだった件 フードファンタジー キュイディメ 千銃士 ドールズフロントライン 僕のヒーローアカデミア ツイステッドワンダーランド 魔法使いの約束 東京ミュウミュウオーレ! ガチャを回して仲間を増やす最強の美少女軍団を作り上げろ 夢職人と忘れじの黒い妖精 ブルーアーカイブ
・サブタグ
クロスオーバー クロスカプ クロスコンビ キャラ崩壊注意 独自設定 独自解釈 ご都合主義

Re: 嫁でクロスカプ&クロスコンビSS集 ( No.21 )
日時: 2018/10/27 22:27
名前: 琴葉姫 ◆KXLt9XXgaQ (ID: Lss05VCW)

三日月「あの…ここって…」

三日月達はマールーシャの回廊(本来ならば回廊に一般人が入ると闇に飲まれてしまうが、刀剣男士と艦娘には心配無用なようだ)で夕凪の国、レベルタに来ていた。
すると、先程から三日月はせわしなく辺りをキョロキョロと見まわしていた。
その様子を見かねたマールーシャが、バツが悪そうに告げた。

マールーシャ「…ああ、王子の方のレイヴンが王子を務めている国だ」

その言葉に、三日月は目を見開く。
三日月だけではない、刀剣男士達も、艦娘達もだ。
唯一ゼクシオンだけは、目を細めて怪訝そうな表情をしている。

加州「はぁ!?じゃああいつが犯人ってわけ!?」

燭台切「待って清光君、それは早計だよ」

マールーシャ「…彼が首謀者なのかはまだわからん」

だが、とマールーシャが付け加え説明する。

マールーシャ「どうやらレベルタの大臣が、政府の高官を務めているという情報が担当との捜査でわかった。恐らく、裏で手を引いているのはその大臣だろう」

望月「でもなんでみかを狙ってるの?政府側の人間なのに?」

マールーシャ「…それは分からん。これから本人達に聞きに行くんだからな」

宗近「…どのみち、本人に聞いた方が早いだろうなぁ」

三日月「………」

その話を聞いた三日月は神妙な面持ちで俯いた。
しかし

三日月「…レイヴンさんとはあまり話したことはありませんが、あの人があんなことをするとは思えません」

マールーシャ「…まぁ、作者が嫁にするような奴がこんなことをするとは思えないというのは私も同感だ。作者にかかれば、すぐバレてただでは済まないだろう。それは彼もわかっているはずだ」

三日月「……………」

三日月は思い出していた。
初めて"彼"と会った時、"彼"は自分を見てとても驚いて、何かを言っていたような気がする。
それと何か関係しているのかもしれないが、今更このことを言っても周りを困惑させるだけだろう。
そんなことより、乱を取り戻してレイヴンに話を聞かなければ。
三日月は先導するマールーシャ達について行った───。
*****************************************************************
厚「でっけー…」

薬研「まぁ、王城だしな」

一行はレベルタの王城にやって来た。
大所帯なため、裏口で和泉守と堀川と落ち合う予定だとマールーシャは説明するが…

マールーシャ「和泉守と堀川がいないな…」

マールーシャが二振りを探して辺りを見回していると…

今剣「きっともうなかにはいってるんですよ!ぼくたちも───」

秋田「あ、今剣君!勝手に…!」

今剣が待ちきれないと扉を開けようとするのを、秋田藤四郎が制止しようとする。


「全く、ギャナーク様も人使いが荒いんだ」

今剣が扉を開ける前に、向こう側から扉が開かれた。

「か、ら…!?」

彼らの目の前には、あの時U-511を人質に取り乱を連れて行った男達がこちらを驚いた表情で見ていた…!

今剣「あっ…」

秋田「あ、あの時の…!」

「お、お前達は…!」

マールーシャ達がすぐさま気づいて今剣と秋田に駆け寄───



「隙だらけだぜ!」

「隙だらけだよ!」



ゴッ!!!

「「ぐあっ!?」」

今剣&秋田「!?」

先程自分達が探していた和泉守と堀川が、素早く男達の顔面を殴った。
男達は気を失いその場に倒れる。すぐさまマールーシャが二振りに駆け寄った。

マールーシャ「和泉守!堀川!すまない」

和泉守「それはいいんだけどよ。なんで三日月だけじゃなくて他の奴らもいるんだよ!」

憤る和泉守。堀川も何か言いたげだが…

マールーシャ「…すまない。だが…みんな、乱を助けたいそうだ」

そう言われ、三日月達の表情を見る。
不安そうな表情の者もいれば、真剣な表情の者、所謂"殺る気満々"な者、それぞれだが…全員に「乱を助けたい」という決意があるというのは十分窺えた。

和泉守「…はぁ、ったくしゃあねえ奴らだ」

堀川「…だね」

和泉守は大きいため息をつき、堀川はそんな和泉守の表情を伺いつつ「仕方ない」といった笑みを浮かべた。

「お、おい!お前達どうした!?誰にやられた!?」

奥の方から声が聞こえる。気付かれたか、と一瞬にして表情を変え、三日月達に大声で告げる。

和泉守「しゃあねえな!行くぞテメーら!!!」

その声を合図に、マールーシャ、ゼクシオン、刀剣男士、艦娘たちは城に突入した。

感想まだ

Re: 嫁でクロスカプ&クロスコンビSS集 ( No.22 )
日時: 2018/10/27 22:28
名前: 琴葉姫 ◆KXLt9XXgaQ (ID: Lss05VCW)

<<侵入者発見!侵入者発見!う、裏口付近より侵入してきた模様───!>>

王城内にけたたましいアナウンスが流れる。
制御室の監視カメラの映像に、侵入してきたマールーシャ達が映し出される。

「な、なんだこいつら…!?」

兵士達のリーダーである男は映像に映るマールーシャ達を見て驚愕していたが、一人の兵士が

「リーダー!こいつらは刀剣男士です!政府のリストに載っています!」

と一冊の本をめくり流し見しながらリーダーの男に知らせた。
それを聞いたリーダーの男は刀剣男士同様映像に映る三日月の姿を捉え声をあげた。

「っ!!そうだ、そうか!あいつが"三日月"だ!」

はじかれるようにマイクで王城内の兵士達に伝達する。

「捕らえろ!狙いは三日月だけだ!」

ウオオオオ…!と雄たけびに近い声をあげ、兵士達は三日月達の元へ向かう。



マールーシャ「くっ、集まって来たな!」

和泉守「チッ!おらよッ!!」

加州「おらおらおらー!」



ひゅっ! ガッ!

「ぐあっ!?」

「いだぁっ!?」

前から来る兵士達は打刀の投石で払いのけ…



蛍丸「ここは通行止めでーす!」

石切丸「この罰当たり共がっ!」

「うわあっ!?あぶねえ!!」

「あんなのに当たったら確実にお陀仏だぞ…!」

後ろから来る敵は大太刀の蛍丸と石切丸が近づかせない。
そうでなくても練度の高い刀剣男士が多い彼らにとって、多少の多勢は特に苦ではないのだ。
しかし、それが通用するのも然程長くは続かなかった…

「防火シャッターを閉めろ!あいつらを閉じ込めるんだ!」

リーダー格の男がそう指示する。
そして数秒もかかることもなく、三日月達が進んでいる途中で横の扉が閉められた。

足柄「あ、あの扉閉まったわよ!?」

マールーシャ「まずい…!皆スピードを上げろ!絶対に置いて行かれるな!」

厚「ど、どういうことだよ!?」

突然の扉の閉鎖とマールーシャの声に厚が焦った声をあげる。
その意味はすぐ分かった。

蛍丸「やばっ!後ろの扉も閉まっちゃった!」

厚「!?」

ゼクシオン「僕らを閉じ込めようという魂胆ですか…!」

先程と同じように、元来た扉も閉められる…!
一行は兵士達が向かってくる階段へ足を進める…!

マールーシャ「くっ!前から敵が!行き先が全部潰されている!」

ゼクシオン「短刀と脇差と打刀は道を切り開きなさい!それ以外は後ろを!」

ゼクシオンが刀剣男士に指示を出す。
後ろの方で、最後尾の宗近と三日月、那珂とU-511が必死に走っている。

三日月「那珂さんユーさん!早く!」

那珂「はぁっ…!てい、とく…!」

U-511「も…だめ…」

宗近「掴まれ!」

宗近は三日月の手を引いてる手とは別の手を二人に差し出す。
あと少しで繋げる…!




「大人しくしろ!」

「こいつ!」

那珂「は、離して!」

U-511「きゃあああっ!」

宗近「!那珂!ユー!」

二人が兵士に捕まってしまった…!
しかも扉は閉まりかけており、このままでは…

三日月「那珂さん!!!ユーさん!!!」

宗近「ッ、待て、みか!」

三日月が宗近の手を放し那珂とU-511に駆け寄る。
宗近の手が再び三日月を捉えようとするが、宙を舞ってしまった。

宗近「みか、戻れ!みか!!!」

宗近と、近くにいた刀剣男士達が三日月に駆け寄る。
しかし、すでに扉が閉まりかける寸前…

三日月「やめてください!二人を離して!はな───」

三日月が二人に手を伸ばした、次の瞬間───






ビシュッ

「うわっ!?」

「ぎゃあっ!?」




三日月「…へ?」

何かが兵士達の目に飛び込んできたのが三日月には一瞬見えた。
その次の瞬間

ザシュッ!ザシュザシュザシュザシュッ!
扉に一直線の切れ目が出来、それが何回も連なる。
何度も切れ目を入れられた扉は不定形な形で豆腐のように崩れ落ちた。
その奥には、困惑している那珂とU-511、目を抑え「目がぁぁぁぁ!目がぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」と悶える兵士二人の姿があった。

マールーシャ「…は?」

先程の現象にマールーシャは情けない声を発した。
マールーシャだけでない。ゼクシオンも、刀剣男士も、艦娘も、兵士達も、唖然とし固まっていた。
そこに、ここにいなかった4つの声が聞こえた。

「おや、シークワーサー目つぶしって本当に効くんですね?」

「むう、エノテラ、扉斬っただけじゃ満足できません。もっと殴り合いたいです」

「全く、無謀過ぎる。わらわ達が兵士共を止めていなかったらどうなっていたか」

「まぁまぁ、御小言は後で…大丈夫ですか?」

その声の主を見て、更にマールーシャ達が固まる。
しかし、すぐさま声の主たちに駆け寄り、声を張り上げた。

マールーシャ「なっ、なんでお前達がここにいるんだ!幸月、昼咲、秋菊、美旗!」

「別に審神者名で呼ばなくても大丈夫ですよ。ここ外ですし」

マールーシャ「重要なのはそこじゃないだろう!」

現れた4人は、なんとマールーシャとゼクシオン同様審神者を務めている審神者名「幸月あきつ」こと和倉七緒、審神者名「昼咲ひるさき」ことエノテラ、審神者名「秋菊しゅうぎく」ことシュウメイギク、そして審神者名「美旗みはた」ことジャンヌ・ダルクだった───!
余談だが、マールーシャとゼクシオンにも審神者名が存在し、マールーシャは「丸谷まるや」、ゼクシオンは「影井かげい」という名前を持っている。
それはさておき、マールーシャが何故ここに4人がいるのか問いただそうとしたが…

ゼクシオン「貴方達話は後です!先へ進みますよ!」

ゼクシオンの言葉に一行は上に進むことを続行。エノテラ達4人も兵士達の露払いに加勢する。

シュウメイギク「ふむ、この階段の上にひときわ広い部屋があるようぞ」

三日月「もしかして乱さんはそこに…!」

シュウメイギクがタブレットを操作し、一行に知らせる。
三日月はそこに乱がいるかも知れないと階段を上る足を速めた。

「いたぞ!」

しかし、更に正面から兵士達が有象無象のように行く手を阻む。

マールーシャ「くっ…!宗近!みかを連れて先に!」

宗近「主!」

三日月「マールーシャさん!」

三日月に近寄らせまいと、マールーシャや刀剣男士が兵士達を足止めする。

ジャンヌ「行ってください!私達が援護します!」

後から加勢に来た4人も三日月と宗近を援護するように兵士達を相手していた。

宗近「くっ、みか!」

三日月「はっはい!」

宗近は三日月の腕を引き階段を駆け上がった。
すると豪奢な飾りつけの大きな扉が見える。
勢いのまま、扉を乱雑に開くと───



リィンゴォォン…
鐘の鳴る音が響いた。
眩い光に一瞬だけ目を閉じ、ゆるゆると瞼を開くと…





レイヴン「オフィーリア…!」

三日月「………え…?」

教会のような内装の部屋で白いタキシードを身に纏う、レイヴンが立っていた…!

Re: 嫁でクロスカプ&クロスコンビSS集 ( No.23 )
日時: 2018/10/27 22:30
名前: 琴葉姫 ◆KXLt9XXgaQ (ID: Lss05VCW)

三日月「な、なん、で…」

なんで、レイヴンさんが…!

頭が真っ白になっている三日月は、レイヴンを見て固まっている。
しかし、レイヴンはそんな三日月のことなど気にも留めていないようで、三日月に歩み寄る。

レイヴン「本当に…本当なのかい?」

三日月「え?」

レイヴン「本当に、君が…」

三日月「え?レイヴンさん…?何のこと…」

レイヴン「だから」

レイヴンの手が、三日月の頬に添えられる───

レイヴン「貴方が、君が、オフィーリアだというのは…」


バチンッ

宗近がレイヴンの手を三日月の頬から跳ね除け三日月を自身の腕の中へと抱き寄せる。
レイヴンを睨みつける三日月の瞳は、轟々たる恨みに似た感情を孕んでレイヴンに突き刺さる。
更に…

和泉守「やっぱりテメェが黒幕か!よくも今まで俺達を…!」

堀川「落ち着きなよ兼さん!」

和泉守「けどよ国広…!」

厚「なぁ!乱は!?乱はどこなんだ!?教えてくれ!」

レイヴン「え?え?え?」

怒涛に詰め寄って来る彼らに、レイヴンは先程の表情と一変し目を丸くしていた。
そこへ───

「全く騒がしい」

コツコツ、と、靴の音が部屋に響く。

「ブラック審神者達は本当に愚者しかいないな」

マールーシャ「…は?」

ゼクシオン「何言ってるんですかこいつ」

エノテラ「えっ、ブラック審神者ってエノテラ達も入ってます?」

ジャンヌ「………」

現れたのは、ギャナークだった。大勢の兵士を引き連れ何故かマールーシャ達を「ブラック審神者」と称した彼に審神者組は飽きれた目線を向ける。
しかしそんなことはどうでもいいといった顔で兵士達に命令をし…

ギャナーク「お前達、こいつらをすぐに追い出し───」

レイヴン「待ってください!」

…何故か、レイヴンがそれを阻んだ。
目を見開きギャナークに問いかける。

レイヴン「貴方は彼らも彼女のことを知っていてそれを貴方に教えたと仰っていましたが…ち、違うのですか?」

ギャナーク「…?」

レイヴンの言葉にギャナークは怪訝そうな表情を見せたが、すぐさま厭らしい笑みを張り付けた。

ギャナーク「何を仰るのです。彼女こそ貴方の婚約者である"オフィーリア"様に他ならないのですから」

ギャナークの言葉に、黙っていた刀剣男士が騒ぎ始める。

加州「はあっ!?何馬鹿なこと言ってるの!?三日月は三日月だし!てかオフィーリアって誰!」

ギャナーク「レイヴン様、あのような者達の言葉に耳を傾けてはなりません。奴らは卑しく人非人なブラック審神者とブラック男士なのですから」

ゼクシオン「…本当に何言ってるんですかこいつ?」

七緒「さぁ…?」

シュウメイギク「…奴の言い分は確かに癪だが、それは後回しにせよ。今はやるべきことがあろう」

ギャナークの言葉に引き気味に呆れながらも自分達のやるべきことを改めて確認する一行。

三日月「…レイヴンさん」

宗近「みか…!?」

三日月がレイヴンに歩み寄る。宗近は目を見開き三日月を止めようとするが、マールーシャが制止する。

宗近「主…!」

マールーシャ「みかを信じろ」

宗近「…」

マールーシャの言葉に、宗近はぐっと拳を握り締め三日月を心配そうに見つめる。

レイヴン「お、ふぃー、リア…?」

三日月「いいえ、私は、オフィーリアさんではありません」

三日月の言葉に、目を見開いて大粒の涙を流し始めた。

レイヴン「う、うそ、だ…だって、こんなにそっくりなのに…」

三日月「…レイヴンさんにとってはそうなのかもしれません。でも、違います」



三日月「私は、三日月宗近艦隊第一旗艦、睦月型駆逐艦十番艦の三日月です!それ以外ではありません!」



レイヴン「っ…!」

三日月の言葉により、溢れ出て止まらない涙を隠すように顔を手で覆った。
そんな彼に、三日月はあやすような優しい声色で語り掛ける。

三日月「…私は、レイヴンさんとオフィーリアさんの間に何が起こったかはわかりません。でも…レイヴンさんは、本当はこんなことをする人じゃないと思っています。だから…」

「何故こんなことをしたんですか?」と、問いかけるつもりだった───



ギャナーク「黙れ貴様ぁぁぁぁぁッ!!」

ギャナークが気迫迫る表情で叫んだ。
三日月やレイヴン、審神者や刀剣男士や艦娘達も驚いてギャナークの方も向いた。
醜く顔を歪め彼は部下の兵士に差し出された杖のようなものを手にし叫ぶ。

ギャナーク「全く役立たずな!やはり徐々に慣らしていくなどというまどろっこしい方法ではなく最初からこうすればよかったのだ!!!」

顔を歪めたまま笑みを浮かべるギャナークはとても醜く、その場にいる全員の背筋がゾッと凍るような感覚を覚える。
そしてギャナークは杖のようなものを天に翳した───



が、特に何もおかしなことは起きなかった。

ギャナーク「…は?」

それに異変を感じたのかギャナークは再び杖を天に突き上げたり、振ってみたりするが、何も変わらない…



「それもう使えないよ」

扉の方から、女性の声が聞こえた。
バッと一同がそちらの方を向くと───!

マールーシャ「は!?作者!?と、担当殿!?」

レイヴン「ち、父上に母上!?」

秋田「えっ、レイヴンさんのお父上とお母上、ということは…」

薬研「この国を統べる王と妃、っつーことだな」

加州「そ、そんな人達となんで作者が…!?」

七緒「あ、やっと来ましたね」

ゼクシオン「…は?どういうことですか」

ジャンヌ「私達を連れてきたのは創造主殿なのです」

シュウメイギク「強引に、な」

マールーシャ「は!?」

創造主の琴葉姫と、マールーシャとゼクシオンの担当、更にはレベルタの国王と王妃が同時に登場し困惑する一同。更にエノテラ達を連れてきたのが琴葉姫だと聞き余計に頭が困惑している。
そして、そんな琴葉姫の一方城には…

三日月「乱さんッ!」

厚「乱!!!」

捕らえられていた乱藤四郎がいた。乱の姿を見るなり、三日月達が駆け寄る。

三日月「乱さんっ…!大丈夫でしたか!?」

乱「うん!ボクは大丈夫だよ!本体もなんとか返してもらったし!」

三日月「…っ、乱さん、ほっぺ…」

乱「え?あ、ああ、これ?」

乱の頬に、ギャナークにはたかれた跡があり、少し赤くなっていた。
それを見つけたマールーシャと一期一振は…

マールーシャ「…ほおう…?」

一期一振「…お覚悟、ですな…」

エノテラ「粟田口セコムは安定ですね」

七緒「実家のような安心感ですね」

和泉守「言ってる場合か!」

琴葉姫「悪いけど漫才は後でやって欲しい」

琴葉姫の言葉に、和泉守は「漫才じゃねーよ!」と返そうとしたが、琴葉姫があまりにも真剣な表情をしていたから言葉を飲み込んだ。
あの馬鹿で能天気で変人と名高い(?)琴葉姫がこんな表情をしている理由を察し、みんなあまり言及しなかった。
レベルタ国王と王妃と共に、ギャナークに歩み寄る。
ギャナークは先程の様子から一変し、脂汗を舁いて手揉みをし始めた。

ギャナーク「へ、陛下…な、何かございましたか?」

国王「とぼけるなギャナーク。お前の所業は全て知っているのだ」

ギャナーク「何のことでございましょう?」

あくまでしらを切っているようであるギャナークだが、琴葉姫の言葉で様子が一変した。

琴葉姫「その杖みたいなの、"生物を洗脳・掌握することの出来る術のスイッチ"なんだよな?」

「「「ッ…!?」」」

その言葉に目線は一気に琴葉姫に移り、その次にギャナークを見た。正確には、ギャナークの持っている杖のようなものを、だ。

琴葉姫「時の政府に依頼されてお前のこと調べたよ。お前はレベルタの大臣であると同時に、時の政府で高官を務めている。けど、その裏で"歴史修正主義者と繋がっていることが分かった"」

マールーシャ「はぁ!?!?!?」

担当「上司や創造主殿との共同捜査でわかりました!貴方は歴史修正主義者と繋がり、自分の手にかかっている者の何人かを審神者に任命した。その審神者達が呼び出した刀剣男士を実験台にし人間は勿論付喪神や人ならざる者…"生あるもの"なら大抵は洗脳できる術を創り出した…貴方の息がかかった審神者の本丸に行きましたよ…瘴気が本丸全体に行き渡って、折れた刀がたくさん散漫していまいした…あ、もちろんその審神者達全員捕縛してるので。今は部下が色々訊きだしてると思います」

ギャナーク「ぐぅッ…!?」

琴葉姫「それで、お前はその術が完成に近づいた時期にレイヴンさんを洗脳の術にかけた。一気に自分の傀儡にしなかったのは、まだ完全に完成したわけじゃないからじわじわと毒を回らせて慣らすためだ」

三日月「えっ…!?」

レイヴン「…!?」

琴葉姫「あ、術を完全に消すためにレイヴンさんあとで私達と一緒に来てネ」

心配そうな表情の三日月とレイヴンに琴葉姫はウインクしながらそう言った。
しかしすぐにギャナークの方に向き直り

琴葉姫「レイヴンさんを自分の傀儡にして、レベルタ国王と王妃、更には王位継承者のクロ―ディア君を暗殺し、レイヴンさんに王位を継がせて自分の思う通りに動く駒にしたかったんだろ?で、三日月とレイヴンさんを結婚させて三日月も洗脳し、そこからマルさんやマルさんの刀剣男士にも信用を得て利用しようとした。あ、言い逃れしてもダメだよ。お前の部下達ペラペラ喋っちゃったから。その言葉が偽りないのかはうちの人の心を読むエキスパートで確認済だからな」

ギャナーク「ぐ、ぐうぅぅぅっ…!」

国王「ギャナーク!見苦しい言い訳はやめ投降せよ!」

国王の言葉にギャナークは膝をつき、崩れ落ちた。

ギャナーク「何故だ…!何故だ何故だ何故だ何故だぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!この私が!この私が自らレベルタを支配すればトロイメアにも劣らない素晴らしい国を築き上げれるのに!!!何故、何故誰も私を認めないのだぁぁぁぁぁッッッ!?!?!?」

喚くギャナークだったが、国王が兵士達に指示を出し、ギャナークは連行された───。

Re: 嫁でクロスカプ&クロスコンビSS集 ( No.24 )
日時: 2018/10/27 22:31
名前: 琴葉姫 ◆KXLt9XXgaQ (ID: Lss05VCW)

ギャナークが連行された後、レイヴンの術を完全に解くため時の政府へ連れられた。
準備を待ち椅子に座り込むレイヴンに、三日月と宗近、マールーシャが近づいてきた。

三日月「レイヴンさん、大丈夫ですか?」

レイヴン「…ええ」

俯いたままこちらを見ないレイヴン。
すると三日月が、宗近とマールーシャに「頼み事」をする。

三日月「あ、あの、司令官、マールーシャさん」

宗近「どうした?」

三日月「…私、レイヴンさんと二人っきりでお話がしたいんです。…だから…」

三日月の言葉に、レイヴンはばっと三日月を見た。
宗近は「しかし…」と渋ってレイヴンと三日月を交互に見ていたが…

マールーシャ「…わかった。宗近、行くぞ」

宗近「し、しかし主…」

マールーシャ「みか、何かあったら大声を出すんだ。お前も、みかと話すだけだ。いいな?」

レイヴン「…わかっています」

マールーシャ「…よし、行くぞ」

宗近「………ああ」

心配そうに三日月を見つめていた宗近だが、二人が見えなくなると三日月はレイヴンの隣に座った。

三日月「レイヴンさん、大変でしたね。あんな人に洗脳…?されたりして」

レイヴン「………」

三日月「でも、もう大丈夫ですよ!悪い人はいなくなりましたから!」

レイヴン「………」

三日月「れ、レイヴンさん…?やっぱりどこか具合悪いですか…?」

レイヴン「…貴方は」

三日月「はい?」

やっと出たレイヴンの声は、短い言葉でも誰でもわかるくらい震えていた。
更に絞り出すように、声を連ねる。

レイヴン「どうして、私を責めないのですか…?」

三日月「責める…?」

レイヴン「だってそうでしょう。貴方は私のせいで狙われた。貴方だけじゃない。貴方の友人も怖い目に遭わせ、それだけでなく怪我までさせた。ギャナークが全部悪いとも言い切れない。私にも落ち度がある。なのに…何故貴方は、彼らは私を責めない!?」

…レイヴンも、わかっていた。三日月がオフィーリアとは全く関係ない赤の他人だということは。
だが、洗脳されていたとはいえ自分にも弱さがあった。
オフィーリアが三日月に生まれ変わって、自分を許しに来たのだと。
そんな絵空事があり得るわけがないと、頭の隅ではわかっていた。けど、弱い自分がそれを認めなかった。認められなかった。
それほどまでに、オフィーリアという人物は自分の中で忘れられない存在だったから。
しかし、そんな自分の弱さのせいで三日月に迷惑をかけた。彼女の大切な人や友人を傷つけてしまった。
言い訳なんてしようとは思わない。だって自分は、それほどのことをしたのだから。
だが…三日月は自分を軽蔑しなかった。罵らなかった。それどころか、こちらの心配をしてくれた。
三日月だけじゃない。審神者達も、刀剣男士達も、彼女の仲間の艦娘達も。
全員何か言いたげな表情を向けつつ、自分に何も言わなかった。
いっそのこと冷めた目で文句の一つでも言われれば、こんな気持ちにはならなかったのか…。

そんなレイヴンの心のうちに気付いたのか。三日月は優しく問いかけた。

三日月「…レイヴンさん、教えてくれませんか?その、オフィーリアさんのこと…レイヴンさんがどうしてそんなに私に執着したのかを」

レイヴン「…情けなすぎる上に全く楽しくない話ですが、構いませんか?」

三日月「はい」

三日月の真剣な目を見て、レイヴンはぽつぽつと話し始めた。
自分にはオフィーリアと言う名の婚約者がいたこと。
そのオフィーリアは三日月に瓜二つなこと。
オフィーリアは自分のせいで亡くなってしまったこと。
それにより食事も睡眠もとらず罪を償っていること。
三日月がオフィーリアの生まれ変わりではないのかと思ったこと。
レイヴンの話に、三日月は真剣に耳を傾けていた。
そして話が終わると同時に、顔を俯かせレイヴンに語り掛ける。

三日月「…私は、オフィーリアさんの生まれ変わりではありません。私は刀剣男士さん達と同じで、建造やドロップで私と同じ名前、容姿、性格の艦娘がたくさん出てきます」

レイヴン「…そうですか」

三日月「それに、艦娘は生まれ変わりなどはありません」

レイヴン「…そう、ですよね…」

三日月「それと」



三日月「レイヴンさんは、もう許されてもいいと思います」



レイヴン「…え…?」

三日月「だって、オフィーリアさんはレイヴンさんのことが好きだから、雨の中遊んだんだと思います。そんなにレイヴンさんのことが好きなら、食事も睡眠も取らないで機械的に生きているレイヴンさんを見て、きっと悲しんでると思います。自分のせいでレイヴンさんは壊れてしまう、と…」

レイヴン「そ、そんなこと…!」

三日月「す、すみません…子供の変な戯言なので聞き流してくださっても構いません。でも…」

私は、レイヴンさんともっとお話したり遊んだりしたいです。

レイヴン「………」

三日月「すみません。一方的にこんなことを言ってしまって…そろそろ行きますね」

三日月が椅子から降り、宗近の元へ戻ろうとすると…

レイヴン「あ、あの、三日月さん!」

三日月「…?」

三日月がレイヴンの方に振り替える。

レイヴン「…私は、今後貴方の友人であることに恥じることのない振る舞いを約束します。ですから…」



レイヴン「また、私と関わってくださいますか…?」

儚い表情で三日月に、縋るように問いかける。
しかし、三日月は笑顔で───

三日月「はい!こちらこそ!」

と返し、今度こそ宗近達の元へと戻って行った。

レイヴン「…(そうだ。彼女に恥じない友人であるためにも、まずは…)」

政府の術者「レイヴンさん、準備が出来ました。こちらへ」

レイヴン「わかりました」




レイヴンの洗脳術による穢れは、無事全て洗い流された。
そして、三日月とレイヴンは改めて友人になれたのか…それは誰もが察していることだろう───。



琴葉姫「一気に投稿すると「感想OK」忘れるね()」

アーサー「途中でコメントする人はいないだろ。多分(適当)」

Re: 嫁でクロスカプ&クロスコンビSS集 ( No.25 )
日時: 2018/10/27 23:23
名前: 琴葉姫 ◆KXLt9XXgaQ (ID: Lss05VCW)

 ☆おまけ☆

望月「そういや、なんであいつら乱とみかを間違えたの?」

琴葉姫「あー、それなんだけどな。ギャナークが用意した写真のせいなんだ」

ゼクシオン「写真?そういえば、奴の手下がうちの本丸を襲撃して来た時写真見てたような…?」

琴葉姫「流石ゼッさん。よく覚えてるな。その写真がコレな」

琴葉姫が見せたもの:手前に乱、奥に小さく三日月と望月、五虎退が写っている写真

望月「あー…()そういう…」

ゼクシオン「こんなの誰が見たって乱藤四郎が"三日月"だと勘違いするじゃないですか…しかも手前にいるのが乱藤四郎なのが間が悪いというかなんというか…」

琴葉姫「説明も"黒服"だからな…せめて髪の色とかだったらややこしくなかったんだけど…」

望月「まぁ乱はそこら辺の女の子よりずっと女の子らしいからねぇ…」

琴葉姫「乱ちゃんは可愛いからね。仕方ないね♂」

ゼクシオン「ちょっと。…まぁ、勘違いしてくれたのはある意味幸いでしたけど」

琴葉姫「ホントそれ。乱ちゃんはこう言う時動かしやすい」

ゼクシオン&望月「は???????????(威圧)」

琴葉姫「すみません今の発言忘れてください!!!(土下座)」


 ~あとがき~

…はいズイ₍₍(ง˘ω˘)ว⁾⁾ズイ←
約8ヵ月かけて完成したのがこれかよォォォォォォォオォ!!!!!!(絶望)てか新審神者の4人全然活躍してないじゃん!!!!!!!!!!!!!!!!死ぬ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いやほんと重要なところはぶきすぎだろ…私には技術がないからこれが精一杯でした許してくださいorz(クズ)
本当はギャナークが乱心して発砲するもジャンヌが宝具で皆を守ったり、最後にお爺ちゃん(宗近)が三日月のことばっかりで他の艦娘のことを守れなかったことを三日月ちゃんに懺悔するシーンとか書きたかったけど色々と無理でしたすみません(白目)
何か本当に尻切れ蜻蛉ですが私のクオリティは常にこんなんです(開き直るな)
今後三日月ちゃんと夢100レイヴンさんは普通に仲良くなってると思います。だって私の嫁はみんな優しいから…(氏ね)
次の投稿はいつで、どんなものになるかはわかりませんがその時は「また変なの書いてんな」くらいの気持ちで見てくだされば幸いです。
感想OKです。 では、失礼します。


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